この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

歯医者で泣いた日。

2016-09-08 21:56:32 | 日常
 歯医者で泣きました。

 事の起こりは8月末、もう夏も終わりだなと思ってコンビニでアイスを買ったことでした。
 その時買ったのが井村屋のあずきバー。一説によるとダイヤモンド並みの硬度を持つと言われるあのアイスですよ(正確にはアイスではなく、氷菓になるのかな)。
 我ながらアホなことをしたと思うのですが、カチンカチンのあずきバーを思いっきり前歯で齧っちゃったんですよね。
 そしたら治療していた前歯が根元から折れました。恐るべし、あずきバー。
 折れたことは折れたんですけど、そのままスポッと元に戻ったので、よっぽどそのまま気にせずにいようかと思ったのですが、さすがに前歯なので歯医者に行くことにしました。
 
 一般的に歯医者は定期的に通った方がいいと言われますが、そうは言ってもそこは歯医者ですから、やっぱり出来るだけ行きたくはないものです。
 自分がN歯科に行くのは実に2年半ぶりでした。

 2年半ぶりにN歯科に行って嬉しかったことがあって、それは何かというと、N歯科の歯科衛生士のおねーさんが相変わらず美人揃いだったこと、、、ではなくて(いや、それもあるけど!)、2年半前自分が贈った折り紙作品がまだ待合室に飾られていたことです。
 いや~、さすがに捨てられているだろうと思っていたからこれは嬉しかったですね。またいろいろ持って行こうっと♪

 さて、このN歯科ですが、昔ながらのキュイーン、ガガガ、ギリギリギリ、、、みたいな歯医者さんです。
 擬音を目にしただけで痛そうですが、どちらかというとそういう歯医者さんの方が信用が置けると思ってます。
 よく、まったく痛くない歯医者というのも耳にしますが、あれって要は少しでも痛くなりそうなときは即効で麻酔を打っているだけなので、逆に信用が置けないと思うのです。
 実際、2年半前、歯の被せものが取れたとき、最初別の歯医者に行ったんですよね。そしたらそこで、入れ歯にするか、インプラントにするかの選択を迫られました。そのインプラントというのが35万円ですよ!被せものが取れただけなのに35万円って!!頭が真っ白になりました。
 でもそこでN歯科に行ったら入れ歯にもインプラントにもすることなく、きっちりと治療してもらえました。総額で¥18500ほどかかりましたけど、まぁそれも許容範囲です。
 ともかく言いたいのは、N歯科は信用は出来るが、決して痛くない歯医者ではないということです。

 先日も歯の型取りをするのに、よくわからないんですが、針のような尖ったもので歯茎をチクチク刺されましたからね。
 一回だけなら大したことはないんです。本当にチクッとするだけで。
 でもそれがいつ終わるともなく延々と続くんですよ。まぁ実際は5分か10分ぐらいだったとは思いますが、あとどれぐらいチクチクされるのかがわからなければ、こちらとしてもどう心構えをすればいいのかがわからないですよね。
 いかん、もう涙が出そうだ、と思った頃、ようやく先生が「はい、終わりです」と言いました。
 よし、泣かずに済んだ!と心の中でガッツポーズをしましたよ。
 それからその日の治療代を払い、帰ろうとした自分に歯科衛生士のおねーさんが後ろからこう声を掛けました。
「次回の治療代、¥6000ほどかかるそうです…」
 その一言に堪えていた涙がこぼれました(主に心の中で)。
 まぁ前回も¥18500かかっているから、それぐらいは想定内ではあるんだけど、、、でもやっぱり痛い!
 そんなわけでN歯科の玄関で泣いてしまいました。泣いたというか涙が一粒こぼれただけですが、まぁ同じですね。
 男にも泣きたいときがある、そんな夜でした。
コメント (4)
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