この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

《決定!21世紀怖い映画BEST20!!》についての簡単な解説など。

2016-09-27 23:03:00 | 映画秘宝
 今日は超久しぶりに映画秘宝の特集記事をネタに記事を書いてみたいと思います。
 その特集記事とは《決定!21世紀怖い映画BEST20!!》。

 BEST20に選出された22本のホラー映画のうち実に14本、BEST10に限っていえば8本の作品を見ていました。我ながらよく見てるなぁ、ホラー映画。笑。

 さて、22本もホラー映画があれば、そのうちの何本かは「(ホラー映画に耐性のない人は)絶対に見てはいけません!」と言いたくなるような作品もあるわけですが、1位の『ミスト』はホラー映画初心者の方にもお薦め出来る一本です(若干ショッキングなシーンもあったりしますが)。
 この『ミスト』は原作がホラー小説の帝王であるスティーブン・キングで、監督がフランク・ダラボンのコンビなのですが、二人は『ショーシャンクの空に』という映画でも手を組んでいます。
 『ミスト』が純然たるホラー映画であるのに対し、『ショーシャンクの空に』は感動系のヒューマンストーリーなのですが、この2作、実はテーマが同じなんですよね。
 それは「決して希望を失ってはいけない」ということです。
 なので『ミスト』を見る際は出来たら続けて『ショーシャンクの空に』も(順番は逆でも構いません)見てください。
 そしたら作品をより深く理解できるのではないでしょうか。

 BEST10のうちあと薦められるのは、2位の『死霊館』ぐらいかな。
 『“死霊”館』という、如何にもホラー映画っぽいタイトル(邦題)ですが、描かれているのは家族愛についてです。
 そんな馬鹿な、と思われる方も多いかもしれませんが、ホラー映画と愛とは相性がいいのです。だって愛する者を失うこと、失うかもしれないこと以上の恐怖ってこの世に存在しないですからね。そこら辺が『死霊館』、そしてその続編である『死霊館 エンフィールド事件』ではよく描かれていると思います。
 この2作以外は、ホラー初心者には薦められないですね。笑。

 BEST20まで広げると、『エスター』、『ヴィジット』、『永遠の子どもたち』あたりもお薦め出来るかな。
 特に『エスター』は、孤児を受け入れた一家を襲う恐怖を描いた作品なのですが、自分は見ていて切なくなります。
 まぁ『エスター』を見て切なくなるのは自分ぐらいのものかもしれませんが、ともかく、優れたホラー映画というものは、ただ単に怖いというだけでなく、プラスアルファで、悲しかったり、笑えたり、感動したりするものなんですよ。どちらかというと自分はプラスアルファの部分を求めているぐらいで…。
 というのが持論なのですが、自分が言っても説得力はないですかね?

 秋の夜長にホラー映画を見てみるのは如何でしょうか。
 怖くて眠れなくなっても責任は持てませんが。笑。

 
 
 

 
コメント
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