この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

折紙探偵団九州友の会9月の例会に行ってきました。

2016-09-25 21:31:41 | 折り紙・ペーパークラフト
 今日は折紙探偵団九州友の会9月の例会に行ってきました。
 今日の例会には何と!山口真先生がいらっしゃってましたよ~。ふっふっふ、羨ましいでしょ、kamikeyさん?え?それほどでもない?そんな~、羨ましがってくださいよ~(羨ましがらせない!)。
 まぁ山口先生は講習会の講師ではなかったんですけどね。
 今度佐賀大学美術館で学生たちの折り紙作品の展示会があるそうで、その用件で来ているみたい、、、山口先生、別に九州の人間ってわけではないのに偉いなぁ。

 さて、今回の講習会で習った作品がこれ。


   

 《アフリカのお面》だそうです。
 正直、お面はあまりそそられるモチーフではないかな…。

 今日はこのお面以外にもいくつか作品を習ったんですけれど、そのうちの一つのユニット作品を習っているうちに、あれ、これってコースターになるんじゃない?と思って作ったのがこれ。


   

 表。


   

 裏。といっても表裏がある作品ではないけどね。

 講習中に別の作品を作るのはあまり褒められたことではないのだけれど、思いついたときに作らないとアイディアってすぐ消えちゃうからね。
 講師の方からは(逆に)「さすがですね」と褒められたんだけど、他の人から、「これと似た作品を布施先生が作ってらっしゃいますよね」と言われました…。
 うにゅぅ、またかぁ。
 布施先生というのは布施知子先生のことで、今、折り紙の世界でもっとも著名な折り紙作家を5人挙げよ、と言われたら、確実に5人の中に入る人です。
 自分が考えた作品を既に他の人が考えていたことを悲しむべきなのか、それとも著名な折り紙作家が考えたものと同じものを考えついた自分の才能を喜ぶべきなのか、複雑な気持ちです。

 その布施先生ですが、先日テレビのバラエティ番組に出演されてましたよね。その番組は、さまざまな日本の文化や伝統を敬愛する(でも日本に来たことのない)外国の方を日本に招待するとい内容で、個人的には組木細工を独学で習得したアメリカ人の人に日本に来て欲しかったのだれど、あれだな、きっと寄木細工を教えてもいいという職人さんが見つからなかったんだな、代わりに南米のグアテマラの折り紙好きの数学の先生が招待されてました。
 そしてそのグアテマラの先生が会いたがっていたというのが他ならぬ布施知子先生で、布施先生は番組の中で、「自分の作品が進化したのは正方形や長方形の紙で折ることを止めたから」というような主旨の発言をされてました。
 つまり、折り紙というものはどんな形の紙から折っても自由ということですね。
 そうなのか、と思いましたよ。
 そして、こうも思いました。
 自分はこれからも出来るだけ正方形の紙で折り続けようと。
 どんな形の紙で折っても良いということは、あえて正方形の紙で折っても良いということですからね。
 別に布施先生の言葉に逆らうというわけでなく、自然な気持ちでそう思いました。
 と言いつつ、6角形の紙で作品を折ることも多いのですが!(おぃ)

 今日の例会で久しぶりに川村先生とお会いして、思い切って講習会の講師を引き受けてもいいですよと伝えたのですが、年内はどうもその機会がないようです。
 今の時点では講師をやってもいいという気持ちはあるけど、来年までそのモチベーションが持続できるかどうかはわかんないよぅ…。
 何事もそういうものですね。

 そんな感じの9月の例会でした。
コメント (2)
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