この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

決を採るほどのことでもないと思ったけれど。

2016-09-10 23:50:53 | 戯言
 これまで毎週日曜日と祝日に開館していた不思議博物館本館が来年から祝日のみの開館になるそうです。
 開館日が減るのは残念ですが、館長の本職は造形作家なのですから、本職が忙しければ、副業の時間を削るのは当然ですよね。

 と思っていたのですが、祝日のみの開館というのはわかりにくいという意見が出たようで、祝日のみの開館にするか、毎月最終日曜日を開館するか、ツイッターで二者択一のアンケート(多数決)を採ることになりました。
 決を採るほどのことでもないと自分は思いました。
 だって、毎月最終日曜日を開館日にすると開館日は一年に12日になります。一方祝日を開館日にすると開館日は17日。5日間もの差があるのです。
 開館日が減るのはやむを得ないとしても、それでも一日でも多い方がいいに決まっています。
 最終日曜日の方に投票する人なんていないんじゃないの?そう高を括っていました。

 が、結果は最終日曜日派の圧勝。これにはかなり驚きました。日曜日の方に投票する人なんていないって決めつけてましたからね。
 途中経過の時点で、そのアンケートのツイートに意外に思う旨返信しました。
 そしたら同じ常連さんが最終日曜日を開館日とすることのメリットを教えてくれました(その常連さんは祝日派です)。
 曰く、祝日休みじゃない人もいる、祝日は連休に重なる事が多いので行けない、最終日曜日は給料日後、祝日が無い月がある、だそうです。
 なるほど、と一瞬納得しかけましたが、やっぱり腑に落ちませんでした。
 例えば、給料日前の週末は飲みに行かない、というのであればわかります。給料日前はどうしてもお金がないでしょうからね。
 でも不思義博物館って別にお金をじゃんじゃん使うところではないんです。どちらかというとお金がないときに行くところというか。
 なので給料日後だから開館日は最終日曜日がいい、というのはよくわかりません。
 また、祝日がない月があるからというのも、よくわからないですね。
 だって現在祝日のない月って6月しかないのですから。その一月のために5日間の開館日の多さを放棄するというのは自分にはよくわからない感覚です。
 わからないといえば、そもそも祝日のみの開館がわかりにくいという意見自体よくわからないです。
 今日が祝日なのかどうかをチェックするのって別段難しいことでも何でもないですから。何ならカレンダーに○をつけておけばいいだけのことです。

 今自分は不思議博物館の開館日が祝日のみである場合のメリットを解き、アンケートで最終日曜日派が勝利したことに驚いた、というようなことを書きました。
 でも不快に思ったわけではありません。
 おそらく、最終日曜日の方に投票した人は、自分には思いつかぬけれど、そうするだけの理由があったのでしょう。
 出来ればその理由を知りたいとは思います。

 上に述べたことは出来るだけ客観的に意見を述べたつもりです(客観の元が主観だったとしても)。
 この先、個人的な事情を述べます。
 実は上に述べたこと以外に、自分には祝日のみ開館である方が都合のいい理由があるのです。
 それは何かというと毎月最終日曜日は折紙探偵団の佐賀での例会が開催されるんですよね。だから行けないのです。
 もちろん折紙探偵団の例会を見限って不思議博物館に足を運ぶ、という選択も考えはしました。
 けれど、不思議博物館の開館日が最終日曜日になったから、折紙探偵団を見限る、というのは自分のやり方じゃない、と思うのです。
 なので、来年2017年は、自分が不思議博物館本館に行くのは年に1回か、2回ぐらいになるでしょうね。
 寂しいなぁと思いつつも、仕方がないな、とも思います。
 人生、そういう決断をしなくちゃいけないときがあるものです。
 館長が本館の開館日を減らすことにしたのも苦渋の決断だったはずですから。
 そうでしょ、館長?笑。 
コメント (2)
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