この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

【天空の石橋 無明橋ツアー】に参加してきました。その2。

2020-10-11 23:17:45 | 旅行
 お腹を満たした後は湯布院のお土産屋が立ち並ぶ、通称「湯の坪街道」に行きました。
 正直、あまりここには行く気はしなかったんですよ。
 何年か前に行ったのですが、あまりいい印象がなかったのです。
 数年ぶりの再訪問でしたが、その印象が大きく変わることはありませんでした。
 ソフトクリームやコロッケを売っているお店があったり、猫カフェやフクロウと触れ合えるお店があったり、千円均一のお店があったりするのですが、こういうお店って湯布院にしかないわけではないですよね。
 こんなお店に寄るために三時間かけて湯布院に行くぐらいなら、一時間かけて福岡の天神に行って、デパ地下巡りでもしていた方がマシなんじゃないでしょうか。
 人も多いし、車も駐車場に停めにくいし、湯布院の湯の坪街道は好んで行きたいところではなかったですね。
 
 そんなに文句を言うようなところに何で行ったんだよ、と思われる方もいるかもしれませんが、一つだけ目的があったからです。
 それは金鱗湖の外れにある公衆浴場である【下ん湯】です。
 人気の観光地にある混浴がどんなものなのか、興味があったんですよね。
 実際に入って思ったのは、下ん湯は混浴ですが、下ん湯に入る女性はまずいない、ということです。
 若い女性と一緒に入浴した青年たちのことが一時期話題になりましたが、たぶんそれって撮影か何かじゃないのかなぁ?
 とにかく下ん湯に女性が気軽に入れる雰囲気はありません。
 でも混浴かどうかを抜きにして、下ん湯はいい温泉でしたよ。
 自分が気に入ったのは浴場と脱衣場が一緒になっていることですね。
 下ん湯は入り口から入って右と左の壁に脱衣のための棚が設置してあるのです。
 旅行先で公衆浴場に入ることはよくあるのですが、多くの公衆浴場には鍵のかかるロッカーなどなく、湯船に浸かっていても着替えや荷物が気になってゆっくり出来ない、ということがよくあります。
 脱衣場と浴場が一緒になっている下ん湯ではそういったことを気にする必要はないですからね。
 とはいえ、下ん湯にも盗難注意の注意書きはあって、この下ん湯でどうやって盗みを働くのだろう?とは思いました。
 思うに下ん湯って湯布院が今のように観光地化されるずっと前からあって、その頃は農作業を終えたじっちゃんとばっちゃんが汗を流すためにあったんじゃないかなぁ(想像です)。
 なので、現実には女性が入ることはなくても、下ん湯にはいつまでも混浴であって欲しいです。
 下ん湯で汗を流してから、ソフトクリームを食べ、それから駐車場に戻ってこの日の宿である【湯布院カントリーロードユースホステル】へと車を走らせました。

                                                続く。
コメント
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