この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

めちゃくちゃ面白かったけど、一つだけ言いたいことがある『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』。

2025-02-03 21:53:53 | 新作映画
 ソイ・チェン監督、ルイス・クー主演、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』、2/1、Tジョイ博多にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円)。2025年7本目。

 この日は13時過ぎの快速に乗って博多駅へと向かいました。
 博多駅に着いたのは13時半ぐらいだったかな、それから映画が始まる17時まで博多阪急や博多マルイ、ヨドバシカメラなど、ひたすら博多駅周辺をうろついて回りました。
 14過ぎ、博多阪急へ続く通路でTジョイ博多のチケット販売機を発見♪
 ちょうどいいと思ってこの日観る映画のチケットを買うことにしました。
 一本目の『邪悪なるもの』のチケットを買う時は特に何もなかったのですが、二本目の『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』のチケットを買おうとして一瞬目が点になりました。
 『トワイライト・ウォリアーズ』の上映開始時刻はだいたい19時で、まだ5時間ぐらいはあったのですが、すでに残りの座席が3、4席しかなかったのです。
 危なかった!
 いつもと同じように上映開始30分前に買おうとしていたら、席がなかったかもしれません。
 実際『トワイライト・ウォリアーズ』の劇場は満席でした。
 満席の劇場で映画を観るのって、今は無き中洲大洋劇場で『ミッドサマー』を観て以来ですね。
 これほどまでに観客が多いのはこの日が映画サービスデーだからというだけの理由ではないでしょう。
 よほど口コミの評判がよかったのか、それとも強力なインフルエンサーが激推ししていたのか。

 それほどまでに観客が多かった『トワイライト・ウォリアーズ』ですが、いやぁ、めっちゃ面白かったですよ。
 観るかどうか、ちょっとだけ迷ったのですが、観て大正解でした。
 1980年代の香港、九龍城砦を舞台にした大活劇です。
 映画comのレビューで誰かが言っていたんですけど、まさに少年ジャンプ的な王道ストーリーでした。
 自らの居場所を求めるワケありの主人公、その主人公と最初は敵対し、後に強いきずなで結ばれる仲間たち、主人公を導く師匠となるシブいオヤジ、強大な敵との戦いでは一度はズタボロになる主人公たち、それでも立ち上がり、最後の決戦に臨む…。
 ね、まさに少年ジャンプでしょ?

 もう本当に言うことがない、近くの映画館で上映していたら絶対に観に行くべし、、、と言いたいところなのですが、一つだけ言いたいことがあって。
 最後の敵というのが気功使いなんですよ。
 見た目はただのチンピラなのですが、恐ろしく強い奴で、そいつが「硬化!」と叫ぶと、刀で斬りつけても刀が折れ、ハンマーで頭を殴りつけてもハンマーが砕け、どんな攻撃も通じないんです。
 気功使いというより、ほとんど超能力者で、作品の世界観にそぐわないというか、、、まぁそれでも最終的に主人公たちは倒しちゃうんですけどね。笑。
 でもやっぱり出来ればもうちょっとリアリティのある敵でいて欲しかったです。
 高望みし過ぎなのかもしれませんが。

 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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