この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『邪悪なるもの』

2025-02-02 11:58:40 | 新作映画
 デミアン・ルグナ監督、エセキエル・ロドリゲス主演、『邪悪なるもの』、2/1、Tジョイ博多にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円)。2025年6本目。

 ブログを運営されている方に伺いたいのですが、ブログの記事の更新頻度はどれぐらいでしょうか?
 自分は一日に一回の頻度で記事を更新しています。
 去年はアクシデントがあって8月に三日ほど休止しましたが、それを除いてはもう10年ぐらいは毎日更新しているんじゃないかな。
 ただ、自分が毎日ブログの記事を更新しているからといって、ブログは毎日記事を更新すべきだ、と考えているわけではありません。
 自分が毎日記事を更新しているのは、単純に言えば「暇」だからです(毎日記事を更新している人は全員暇だと言っているわけではないです)。
 もし自分が結婚していて、家族サービスをしなければいけなかったとしたら、とても毎日はブログの記事の更新は出来ないでしょう。
 ブログの記事の更新はそれぞれのペースでするべきだと考えています。

 一年に一回しか記事が更新されない映画ブログがあるんですよ(こちら)。
 一年に一回しか記事が更新されないといっても、更新は一年に一回だけですと宣言しているわけではなく、去年と一昨日の更新が一回だけだった、というだけなんですけどね。
 その映画ブログで2023年に紹介され、絶賛されていたのが『邪悪なるもの』なんです。
 一年に一回しか更新されない映画ブログで絶賛されていたら、そりゃ観てみようという気になりませんか?
 誰でもそういう気になるかどうかはわかりませんが、自分は観てみようという気になりました。

 悪魔憑きとそれに翻弄される人々を描いた作品で、教会が機能しなくなった世界が舞台になっています。
 教会が機能しなくなった割には警察や小学校は存在してたりします。
 教会と警察、どちらかが先に機能しなくなるとしたら、それは警察だと思うんだけどなぁ。
 といった具合に所々で「うん?」と疑問に思うところはありましたが、すげぇ怖い映画でした。
 この感覚は初めて『呪怨』のビデオ版を見た時のそれに似ているかなぁ。
 わけがわからないのになぜだか無性に怖い、そんな感覚。
 例えば、母親がトラックに轢き殺されたというのに、そのそばで幼い少女が楽し気に踊っているんですよ。
 そのシーンは観ていてゾワッとしました。
 とにかく人が残酷に殺されればそれでいいと考える凡百なホラー映画監督には出来ない演出だと思いました。
 デミアン・ルグナ監督は前作の『テリファイド』も無性に怖くて、似たタイトルの『テリファー』よりもゾクゾクしたので、今後が楽しみなホラー映画監督ですね。

 お気に入り度★★★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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