クリストファー・ザラ監督、エウヘニオ・デルベス主演、『型破りな教室』、1/11、イオンシネマ大野城にて鑑賞(無料クーポンにて鑑賞料金0円)。2025年3本目。
1月11日は朝一で市のリサイクルセンターに剪定ゴミを持ち込み、それから《あさくら道の駅開運スタンプラリー》のスタンプスポットを巡り、夕方からはイオンシネマ大野城で映画『型破りな教室』を観ました。
イオンシネマ大野城は自分にとって微妙な立ち位置のシネコンです。
なぜかというと、最寄りのイオンシネマはイオンシネマ筑紫野なんですよ。
なので特に理由がない限り、イオンシネマ筑紫野で観れる映画はイオンシネマ筑紫野で観るようにしています。
イオンシネマ大野城はイオンシネマ筑紫野の次に家から近いイオンシネマではあるのですが、イオンシネマ福岡に比べるとスクリーン数が劣るので観に行くことは少ないです。
ただ時々、こんな映画を上映してくれるんだ?ということがあって、去年でいえば『バーン・クルア 凶愛の家』を上映してくれたイオンシネマはここだけでしたしね。
『バーン・クルア』、去年観たホラー映画の中では一番良かったですよ。
今年も年始からイオンシネマ筑紫野やイオンシネマ福岡では上映されない『型破りな教室』を上映してくれます。
イオンシネマ大野城にはこれからも知名度は低くても良質な娯楽作を上映していってほしいものです。
さて、『型破りな教室』ですが、この作品は犯罪と暴力と貧困が支配するメキシコの地方都市に赴任したとある教師が既成概念に捉われないやり方で子どもたちを導いていくというお話です。
言うまでもなく、「教育」って難しいですよね。
指導要領に従って教えればそれで済むってわけでもないですから。
結局一番大切なのは、そして難しいのは、子どもたちに知識を詰め込むことではなく、学習意欲を持たせることだと思います。
なぜ私たちは学ばなければならないのか?
今でもなぜ数学を学ばなければならないか、ネット上で議論になることがあります。
虚数なんて実生活で役に立つことはないですからね。
でもその答えの一つが、この『型破りな教室』であり、先日までNHKで放映されていた『宙渡る教室』ではないでしょうか。
すごく良い作品でお薦めなのですが、少し気になるところもありました。
終盤、ギャングになることを憧れていたニコを襲った悲劇ですが、ニコ以外の倒れていた男たちはニコに殺されたってこと?
ろくに銃を扱ったことがなかったニコにそんなことが出来るとは思えないのだけれど…。
それと哲学者になることを夢見たルぺの母親がいつ出産したのかもわからなかった…。
そんなタイミング、ありましたっけ?
というような些末なことが気にはなりましたが、年間ベスト5に確実にランキングするであろう良い作品でした。
上映してくれたイオンシネマ大野城には感謝したいです。
皆さんも近くのシネコンで上映されていたら是非観に行って下さい。
お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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