先日、6ミリの折り鶴を折ったことがあります、と述べたところ、どうやって折ったのかが気になる、と言われたので、今日は1センチ角の紙で折る折り鶴の折り方をレクチャーしたいと思います。
あ、レクチャーは1センチ角の紙で折る折り鶴の折り方についてだけど、画像の紙はそこまで小さくないので…。そんな小さな紙を使ってたらろくに見えないからね。
まず、1センチ角の紙で折り鶴を折るための大前提、それは極薄の紙を手に入れる、ってことですね。
1センチ角の紙の折り鶴は、市販の和紙や折り紙で折れるものじゃないです。
もちろん俺は市販の折り紙で1センチ角の折り鶴を折れるぜ!という剛の者も中にはいるでしょう。でもそういう人であってもより薄い紙の方がより小さく折れるという事実に変わりはありません。
具体的にいうとパラフィン紙になるのかな?詳しいことは紙問屋さんあたりに尋ねられるといいでしょう。
さて、薄い紙を手に入れたらどうするか?
当然1センチ角に自分“で”切らなければなりません。これがまた難しいのです。
だって、0.5ミリずれたら、もうその紙は使い物にならないと言っていいですからね。
1センチで0.5ミリのズレということは15センチで換算すると7.5ミリということになります。15センチ大の紙で7.5ミリもずれていたら、その紙で綺麗に折り鶴を折ることはまず出来ないですよね。
では具体的にどうやって1センチ角に切るか。
自分は90度の角を見つけ、半分に折り、その角をその折り線に合わせて切り取っています。
上の画を見てもらうとわかると思うのですが、自分が1センチ角の紙を切り取る場合は必ず対角線の2本の折り線がつきます。
先日の記事のコメント欄で、1センチ角の紙の対角線は折り線が1本です、というようなことを書きましたが、あれは間違い!
通常の折り紙だと確かにそうなのですが、自分で紙を切り出す場合は対角線は2本つきます。
通常の折り鶴と同じようにここまで折ります。
続いて同じように折り進めていく、、、のではなく、一旦開いて、角ごとに辺を対角線に合わせて折ります。
ここまで折れたら、折り目をよりはっきりとつけたいのです。
通常の折り鶴であれば、指先や爪の先で折り目を強くつければよいのですが、1センチ角の紙でそれはしたくありません。なぜかというと指先の脂がついてしまうからです。
このとき自分はある道具を用います。
極小の折り鶴を折ると、「(ピンセットか何か)道具を使うのですか?」と聞かれることがあるのですが、一般的な道具は使いません。使うのは指先のみ、です。
ただし、折り目をはっきりつけるために辞書(または厚い本)を使います。辞書の半分ぐらいのページのところに挟んで、押し花の要領で折り目をはっきりとつけるのです。
このとき何ページに挟んでいたか、メモしとかないと作りかけの折り鶴が行方不明になっちゃいます。笑。
折り目がしっかりついたら、あとは普通に折っていくだけですね。
折り鶴の完成です。
ありゃ、違うものが出来てしまいましたね。。。
あ、レクチャーは1センチ角の紙で折る折り鶴の折り方についてだけど、画像の紙はそこまで小さくないので…。そんな小さな紙を使ってたらろくに見えないからね。
まず、1センチ角の紙で折り鶴を折るための大前提、それは極薄の紙を手に入れる、ってことですね。
1センチ角の紙の折り鶴は、市販の和紙や折り紙で折れるものじゃないです。
もちろん俺は市販の折り紙で1センチ角の折り鶴を折れるぜ!という剛の者も中にはいるでしょう。でもそういう人であってもより薄い紙の方がより小さく折れるという事実に変わりはありません。
具体的にいうとパラフィン紙になるのかな?詳しいことは紙問屋さんあたりに尋ねられるといいでしょう。
さて、薄い紙を手に入れたらどうするか?
当然1センチ角に自分“で”切らなければなりません。これがまた難しいのです。
だって、0.5ミリずれたら、もうその紙は使い物にならないと言っていいですからね。
1センチで0.5ミリのズレということは15センチで換算すると7.5ミリということになります。15センチ大の紙で7.5ミリもずれていたら、その紙で綺麗に折り鶴を折ることはまず出来ないですよね。
では具体的にどうやって1センチ角に切るか。
自分は90度の角を見つけ、半分に折り、その角をその折り線に合わせて切り取っています。
上の画を見てもらうとわかると思うのですが、自分が1センチ角の紙を切り取る場合は必ず対角線の2本の折り線がつきます。
先日の記事のコメント欄で、1センチ角の紙の対角線は折り線が1本です、というようなことを書きましたが、あれは間違い!
通常の折り紙だと確かにそうなのですが、自分で紙を切り出す場合は対角線は2本つきます。
通常の折り鶴と同じようにここまで折ります。
続いて同じように折り進めていく、、、のではなく、一旦開いて、角ごとに辺を対角線に合わせて折ります。
ここまで折れたら、折り目をよりはっきりとつけたいのです。
通常の折り鶴であれば、指先や爪の先で折り目を強くつければよいのですが、1センチ角の紙でそれはしたくありません。なぜかというと指先の脂がついてしまうからです。
このとき自分はある道具を用います。
極小の折り鶴を折ると、「(ピンセットか何か)道具を使うのですか?」と聞かれることがあるのですが、一般的な道具は使いません。使うのは指先のみ、です。
ただし、折り目をはっきりつけるために辞書(または厚い本)を使います。辞書の半分ぐらいのページのところに挟んで、押し花の要領で折り目をはっきりとつけるのです。
このとき何ページに挟んでいたか、メモしとかないと作りかけの折り鶴が行方不明になっちゃいます。笑。
折り目がしっかりついたら、あとは普通に折っていくだけですね。
折り鶴の完成です。
ありゃ、違うものが出来てしまいましたね。。。
このブログはリクエストには出来るだけ応じる、というスタンスなので。
あくまで自分はこうしています、というだけですけどね。
>そう、正確なサイズに切り出すのがまず難しいです。
はい、難しいです。
記事で紹介したやり方でも一発で決まるかというと必ずしもそういうわけではないですが…。
>そして、指先の油がつかないように、辞書にはさんでクセづけ、とかなり繊細な作業が求められるのですね。
薄い紙だと脂がつきやすいんですよ。
なので紙によってはここまで気にする必要はないかもしれませんが、折る際に細心の注意が必要だということは間違っていないと思います。
そう、正確なサイズに切り出すのがまず難しいです。
大きめの紙でもなかなかぴったり正方形に切り出すのって難しいのに、1㎝なんて。。
でもせぷさんのこの方法なら正確に切り出せそうです!
そして、指先の油がつかないように、辞書にはさんでクセづけ、とかなり繊細な作業が求められるのですね。
一時間かかるのも納得です。