この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

NHKは侮れないと思った『スローな武士にしてくれ~京都 撮影所ラプソディー~』。

2020-03-27 22:38:37 | テレビ
 知り合いにNHKの受信料を払いたくないという人がいます。
 気持ちはわからないでもないですね。
 普段NHKを見ることがないのに家にテレビがあるからという理由で受信料を請求されるのは理不尽と言えば理不尽ですよね(普段からNHKはよく見るけれど受信料は払いたくないという人は北朝鮮にでも行って海賊放送で見てください)。
 自分は受信料を払いたくないと思ったことは一度もありません。
 理由は単純にNHKをよく見ているからです。
 日曜日の将棋は毎週欠かさず見ていますし、ドラマやバラエティも何だかんだ言ってちょくちょく見ています。
 
 しかしそういったことを抜きにしてもNHKは必要だ、そう思っています。
 やっぱりスポンサーに忖度しない放送局が一国に一局ぐらいはないと何かの時に困るんじゃないかなぁ、、、その「何かの時」が具体的には説明出来ないですけれど。笑。

 そんなわけで今日は普段NHKを見ない人にNHKを見て欲しいと思って、NHKの良さをアピールしたいと思います。
 まずNHK初心者に見て欲しいのはバラエティですね。
 NHKのバラエティって攻めているものが多いのです。
 例えば『チコちゃんに叱られる!』や『ねほりんぱほりん』など、民放ではまずオンエアされることがないだろうな、という番組が多い。
 それに先日まで放映されていた『映像研には手を出すな!』を始めとして、NHKのアニメにはハズレが少ないです。
 それにドラマ。
 NHKのドラマといえば朝ドラや大河ドラマを思い浮かべる人が多いと思いますが、それ以外にも良質の作品が多いんですよ。
 昨年放送されていた『これは経費では落ちません!』もよかったですし、最近これは非常によいと思ったのが『スローな武士にしてくれ』です。
 このドラマ、たぶん劇場で映画として観ても充分満足したと思いますね。
 切られ役専門の大部屋俳優がある日NHKのパイロットフィルムの主役に抜擢されたことから起こるドタバタコメディなのですが、本当にNHKにしか作れない、NHKらしい上質なエンターティメントでした。
 こういったドラマを放送してくれるなら多少の受信料は高くない、そう思えますね。
 NHKのことだからたぶんそのうち再放送するんじゃないかと思います。
 そのときは必ず見てください。
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