まずは一枚折りの立体の星シリーズ、スピカ、ヴェガ、アンタレス、カペラに続く新作『シリウス』をご覧ください(スピカ以下こちら)。
星!といえば「五芒星」を思い浮かべる人が多いようなので、五芒星で折ってみました(五芒星=牛蒡が取れる星じゃないよ)。
それにしても、折り紙で一枚折りの立体の星を折ったのは自分が初めて(のはず)なのに反響の少なさといったら林の如くですよ。林くん、どーしてくれるんだ!!(林くんに当たるなよ)
まぁ愚痴はそれぐらいにして。
シリウスがなぜこんなにきっちり五角形になっているかというと理由は簡単、正五角形の紙で折っているからです。
「折り紙は正方形の紙で折ってこそ折り紙!」と普段から言ってる割には正六角形や正五角形で作品を折ることも多い自分です。ふっ、矛盾してるぜ。
さて、正五角形の紙で折ったというからには当然正五角形の紙を作図したわけです。
最初は律儀に分度器を使って作図したのですが、、、うわ、めんどくせぇ。こんなめんどくさいこと、よーやってられんわ!と思って、分度器を使わず正五角形を作図する方法はないか考えました。
しばらく考えてから試しにやってみたのが以前正六角形を作図するために考えた「ナプキン折り」の応用。まぁそれなりの正五角形が出来ました。
次に他の人はどうやって正五角形を作図しているんだろうと思って検索して、主に二種類のやり方を見つけました。
一つは十字の点をつけてそれを目印にするやり方(こちら)。
もう一つは最初に富士山の形に折るやり方(こちら)。
この三つのやり方で折った正五角形がこちらになります。
左からナプキン折り式、十字点式、富士山式です。
さて、今後正五角形を作図するのにどのやり方を採用するかというと、ナプキン折り式は勘に頼らなければならないので不採用、残るは十字点式か、富士山式になるわけですが、、、どちらかというと富士山式かな。こちらの方が若干折り易いように思います。
ちなみに十字点式にしろ、富士山式にしろ、どちらも正確には正五角形の作図の仕方ではなく、限りなく正五角形に近似した図形の作図の仕方というのが正しいと思われます。
というのも実は以前にも一度このブログで正五角形についての記事を書いたことかあって(この記事を書いている最中に思い出しました)、そのときにarigoziraさんが折り紙で簡単に正五角形を作図するやり方は実は完全な正五角形ではないということを計算で証明してくれましたからね(こちら)。
まぁarigoziraさんも言っていますが、実際折り紙で正五角形の紙を元にした作品を折る場合、近似図形で構わないんですけどね。
理論的に完全な正五角形を作図するやり方があったとしても、だいたい技術な問題でズレてきますから。笑。
折り紙は正確に折っているようで実際のところはそんなものなのです。
星!といえば「五芒星」を思い浮かべる人が多いようなので、五芒星で折ってみました(五芒星=牛蒡が取れる星じゃないよ)。
それにしても、折り紙で一枚折りの立体の星を折ったのは自分が初めて(のはず)なのに反響の少なさといったら林の如くですよ。林くん、どーしてくれるんだ!!(林くんに当たるなよ)
まぁ愚痴はそれぐらいにして。
シリウスがなぜこんなにきっちり五角形になっているかというと理由は簡単、正五角形の紙で折っているからです。
「折り紙は正方形の紙で折ってこそ折り紙!」と普段から言ってる割には正六角形や正五角形で作品を折ることも多い自分です。ふっ、矛盾してるぜ。
さて、正五角形の紙で折ったというからには当然正五角形の紙を作図したわけです。
最初は律儀に分度器を使って作図したのですが、、、うわ、めんどくせぇ。こんなめんどくさいこと、よーやってられんわ!と思って、分度器を使わず正五角形を作図する方法はないか考えました。
しばらく考えてから試しにやってみたのが以前正六角形を作図するために考えた「ナプキン折り」の応用。まぁそれなりの正五角形が出来ました。
次に他の人はどうやって正五角形を作図しているんだろうと思って検索して、主に二種類のやり方を見つけました。
一つは十字の点をつけてそれを目印にするやり方(こちら)。
もう一つは最初に富士山の形に折るやり方(こちら)。
この三つのやり方で折った正五角形がこちらになります。
左からナプキン折り式、十字点式、富士山式です。
さて、今後正五角形を作図するのにどのやり方を採用するかというと、ナプキン折り式は勘に頼らなければならないので不採用、残るは十字点式か、富士山式になるわけですが、、、どちらかというと富士山式かな。こちらの方が若干折り易いように思います。
ちなみに十字点式にしろ、富士山式にしろ、どちらも正確には正五角形の作図の仕方ではなく、限りなく正五角形に近似した図形の作図の仕方というのが正しいと思われます。
というのも実は以前にも一度このブログで正五角形についての記事を書いたことかあって(この記事を書いている最中に思い出しました)、そのときにarigoziraさんが折り紙で簡単に正五角形を作図するやり方は実は完全な正五角形ではないということを計算で証明してくれましたからね(こちら)。
まぁarigoziraさんも言っていますが、実際折り紙で正五角形の紙を元にした作品を折る場合、近似図形で構わないんですけどね。
理論的に完全な正五角形を作図するやり方があったとしても、だいたい技術な問題でズレてきますから。笑。
折り紙は正確に折っているようで実際のところはそんなものなのです。
前川淳さんは展開図から作品を創ると書いていましたから、私は堂々と前川作品を作図して折れ筋を入れ、「悪魔」や「龍」を折ります。じゃなきゃ折り紙素人の私が☆5個作品を折れる訳がない。折り紙テセレーションも作図しないとズレまくって大変。折りだけでピッタリつくる達人を尊敬します。
前者だとすれば『悪魔』の折れ筋を描き込むのって相当大変なような気がします。
後者だとすると、いいですね、そういったソフトが是非欲しいなぁ。
以前70センチ角の紙に連鶴の図面を手書きで書いていたのですが、どうしてもズレまくってしまって「誰か自分の代わりに描いて!」と思ったものです。
しかしさすがにそこまで便利なソフトはない、、、ですよね?
自分が主に創作するのは15センチの紙で折れるシンプルな作品ばかりなので、図面の必要性は感じません。
本当だったら技術向上のために難しい作品にも挑戦しなくっちゃいけないんでしょうけれど…。
折り紙の線って、点と点を結ぶ、等分割、90度の1/4、1/3、反転、複写、位ですから、使い方を覚えるのは簡単です。
川崎敏和先生のクリスタルローズ・ブライダルローズなんかは、図面出力しないと折る気がしません。
写真で記録すれば良いのでしょうが、折り図が自分で描けると本が出せますよ。
そりゃそうですよね。折り紙に一々手書きで折り線なんて描き込めないですからね。
あと一つだけ質問です。
上のコメントでも書きましたが、70センチ角の紙に連鶴の図面を描く際に、「誰かが描いてくれれば!」と思いました。
arigoziraさんの使われているソフト(というかプリンター)はそんな大きな紙にも印刷可能なんでしょうか?
何となくプリンターってB4サイズぐらいの紙しか印刷できないようなイメージがあるのですが…。
A2以上プリントの時は、キンコーズに持って行きます。
プリンターを買うよりもキンコーズに頼る方が安くつきます。
700㎜は、A0対応になりますから、キンコーズですね。
見慣れているからか、この形が一番「星」らしく感じちゃいますね。
全天一の輝きをもつシリウス。その名にぴったりの作品だと思います(^^)
>arigoziraさん
なるほど、最終的にはキンコーズを頼ればいいのですね。納得しました。
JWWCADソフト、ダウンロードだけはしておきます。
このソフトを活かせる大作をいつ作れるかまではわからないのですが…。
>蒼史さん
>全天一の輝きをもつシリウス。その名にぴったりの作品だと思います(^^)
はい、自分でもシリウスという名前はピッタリだと思います。
残るはアルタイルとポラリスですね。
いい加減ネタ切れっぽいのでこの二つは思いつかないかもしれませんが、まぁ気長にお待ちください。