この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

2024年夏ドラマ・アニメ総括。

2024-09-13 21:54:08 | テレビ
 2024年夏のドラマとアニメのほとんどが最終回を迎えたのではないでしょうか。
 まぁ自分が見たのはドラマは『新宿野戦病院』『クラスメイトの女子、全員好きでした』の二本、アニメは『小市民シリーズ』の一本だけなんですけどね。
 うちのお袋なんてすごいですよ。
 さすがにアニメは見ていませんが、ドラマは『光る君へ』、『しょせん他人事ですから』、『マウンテンドクター』、『西園寺さんは家事をしない』、『科捜研の女』、『青島くんはいじわる』など、「一体何本見てるんだ」と聞きたくなるぐらいに見てますからね(もちろん朝ドラの『虎に翼』ももちろん見ている)。
 ちなみにお袋的にお薦めなのは意外や意外、『しょせん他人事ですから』だそうです。
 へぇ、『しょせん他人事ですから』は全然ノーマークだったなぁ…。

 さて、自分が見たドラマのレビューですが、『新宿野戦病院』はまったく面白くなかった、ということはなかったです。
 ただ、宮藤官九郎脚本のドラマに、まったく面白くなかった、ということはない、程度のものを求めているわけではないので、やっぱりいろいろと物足りなかったですね。
 特に最終回、ヨウコが無免許いであることをリークしたのが舞で、その理由がヨウコがチヤホヤされていたので嫉妬したから、というのは「ない」と思いました。
 いや、誰かがリークしなくちゃいけないというのはわかるけど、それが舞で、理由が嫉妬というのは納得出来なかったかなぁ。
 もうちょっとどうにかならなかったのかって思いますね。

 『新宿野戦病院』の方は正直満足出来なかったのですが、『クラスメイトの女子、全員好きでした』の方は大・大・大満足でした。
 周りで見たという人はいないし、視聴率もそれほど良いという話は聞かないけれど、この10年間に見たドラマの中でベスト5に入る面白さでしたよ。
 最終回で主人公のスネオが盗作した小説の真の作家が判明するのですが、自分はあり得ないことではあるのだけれど、スネオ自身が書いて、それを忘れている、というようなオチじゃないかと思っていました。
 そういうオチでない限り、スネオが今後作家を続けて行くことが出来ないからです。
 しかし、もちろんそんなあり得ないオチではなく、なるほど、と納得出来るオチでした。
 Huluで無料配信されているようなので、契約されている方はご覧になってみてください。

 「小市民シリーズ」はミステリーを主題とするアニメとしてはかなりクォリティは高かったと思います(まぁ原作を書いたのが直木賞作家である米澤穂信だから当然といえば当然)。
 実写を取り入れた作画のレベルもかなり高く、制作スタジオがラパントラックという聞いたことがないアニメスタジオでしたが、今後要注目かもしれません。
 ただ、、、個人的に『小市民シリーズ』って好きじゃないんですよ。
 見た人にはわかってもらえると思うのですが、主役の二人が感情移入出来るようなキャラクターではないからです。
 いや、このミステリーを成立させるためには、このキャラクターじゃないといけないというのはわかりますよ。
 でも好きじゃないのです。
 といいつつ、来年4月に始まる第二部も見ますけどね。笑。

 さて、秋ドラマとアニメ、何を見ようかな?
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