この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

《さいふる》に行ってきました。

2017-11-20 21:57:49 | ゲーム
 土曜日は映画を二本立て続けに観て、正直ヘロヘロな状態でした。
 やっぱり映画を観るのってかなり体力を使うんですよね。
 予約していたお寿司屋さん(No!回転寿司)で無理してランチを食べたら気分も悪くなって久留米シティプラザのトイレで30分間ぐらい籠ってました。

 よっぽどそのまま帰ろうかと思ったのですが、残った体力を振り絞って《さいふる》に行ってきました。
 《さいふる》というのは久留米のアーケード街に今月の10日に出来たばかりのプレイスペースを併設したボードゲーム専門店です。
 ボードゲームの専門店だから、サイコロを振る、さいふる、ってわけですね。店名がシャレてるって思います。

 それにしても本当にボードゲームは流行っているなぁ。
 天神には何軒かあるけど、常設のボードゲームのプレイスペースって初めてではないだろうか、、、違ったっけ?

 あんまりお客さんが多いと嫌だなぁと思いながら(シャイなので)、お店のドアを開けると、店長のゴンさんとバイトのSくんが出迎えてくれました。
 あれ、お客さんが誰もいない、、、そっか、2階のプレイスペースにいるのかな?と思ったのですが、ゴンさん曰く、「先ほどお客さんが帰られたばかりで…」とのこと。貸切でした。
 オープンして2週間目の週末でこの客の入りって、大丈夫なんでしょうか、《さいふる》(たまたまだったみたいです)。

 他にお客さんがいなかったので、ゴンさんとSくんと自分の3人でゲームをすることになり、人でしたいゲームもなかったので(というか知らなかったので)プレイするゲームをお任せすることにしたのですが、ゴンさん、なかなか決めきれず…。
 う~~~む、こっちは1時間500円のプレイ料金を払っているのだから、そこはさっさと決めてもらわないと!

 結局最初にやったのが【赤ずきんは眠らない】というカードゲーム。
 カイジに出てきても違和感がなさそうな、恐ろしくシンプルなカードゲームなのですが、高度な駆け引きと読み合いが必要で面白かったです。ゴンさんが勝ちました。
 この手の心理ゲームで勝てたことないなぁ…。

 ゴンさんが抜けて、Sくんと二人でプレイすることになりました。ゲームはSくんお薦めの【ツイクスト】


   

 盤面の端から端まで橋を繋げるゲームです。
 面白いかどうか以前にルールすらさっぱり理解出来ないゲームもある中、この【ツイクスト】はいたって簡単なルールで自分向きのゲームだと思いました。

 ただ気になったのは、このゲーム、先手が圧倒的に有利なんじゃないかってことです。
 ゲームがよほど長引くのであればともかく、通常のプレイであれば先手が必勝のような気がする…。

 先手必勝かどうかは検討の余地があると思いますが、ミスをしたらまず勝てない、挽回が非常に難しいゲームというのはたぶん間違ってないと思います。
 なので、自分向きのゲームだとは思うし、実際プレイして面白かったけれど、最高のゲーム!だと称賛する気にはなれないかな。

 ちなみに戦績はというと、自分の2勝1敗でした。初めてプレイしたゲームで勝ち越すとは自分には【ツイクスト】の才能があるのかもしれません(←ただの勘違い)。

 そこで体力の限界が来たので、引き上げることにしました。

 《さいふる》、料金もリーズナブルで、居心地もよく、気に入ったのですが、一つ「にゃに~」と思ったのがオープニングキャンペーンの「サイコロ詰め放題プレゼント」をしてもらえなかったこと!!
 いや、いるんだよ、自分もサイコロが。
 次に行ったとき2回分プレゼントしてもらえるかどうか聞いてみることにします(←せこいよ!)。
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SFとしてはアリだと思った『GODZILLA 怪獣惑星』。

2017-11-19 23:20:20 | 新作映画
 静野孔文、瀬下寛之監督、虚淵玄 脚本、『GODZILLA 怪獣惑星』、11/18、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年49本目。


 言うまでもないことですが、ゴジラは空想の産物です。
 空想の産物であるがゆえに、これまでのゴジラ映画では様々なやり方でそのリアリティを表現しました。
 昨年公開された『シン・ゴジラ』では、ゴジラが首都圏に出現したら、という仮定の元、徹底的にリアルな政治的シミュレーションが為され、好評を博しました。

 本作では本当にゴジラが存在し、人類の脅威でありえたら?という仮定の元に作品が作られています。

 もしゴジラが実際に存在したとしても、それが核兵器によって排除可能だったとしたらどうでしょう?
 核兵器の投入というのは忌むべき状況ではありますが、それでも排除可能であるならば、ゴジラは人類の脅威ではないということになります。

 しかしながら本作のゴジラは核兵器にも耐えることが出来るという存在として描かれています。
 これはまさに最強、最凶、最恐の存在と言っていいですよね。

 そのゴジラに対抗するためには当然人類にも相応の武器は必要であり、本作では「イクシフ」という名の異星人が人類に対してテクノロジーを提供していて、人類は恒星間航行も可能であるという設定です。
 まぁ当然それだけのテクノロジーをもってしてもゴジラは倒せないわけですが、空間転移が可能であるならそれを武器に応用すれば如何にゴジラでも倒せそうな気はしますけどね。笑。

 ともかく、核兵器でも倒すことのできない、それどころか恒星間航行が可能な異星人のテクノロジーをもってしても倒すことのできない、まさに歴代ゴジラ映画の中で最強のゴジラをどう倒すのか、というのが本作のあらすじなので、本作はやたらスケールのデカいお話になっています。
 何しろ主人公が恒星間を彷徨っていた間に地球では2万年(!)の時間が経っているのですからね。いやはやスケールのデカさと言ったらありません。笑。

 そして本作はその2万年の時を経てゴジラが復活したところで幕を閉じるのです。
 本作のゴジラは最強であるだけでなく、最長寿命でもあるのですね。

 というわけで本作は三部作の序章に当たるので、今の段階では正当な評価を下すことは出来ません。
 とはいえ、続編を観に行ってもいいかな、と思えるぐらいには楽しめたことを最後に記しておきます。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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アメリカ発日本絵巻、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』。

2017-11-18 22:43:12 | 新作映画
 トラヴィス・ナイト監督、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』、11/18、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年48本目。


 この日はムビチケを購入していた『GODZILLA 怪獣惑星』だけ観るつもりでした。映画のハシゴをするつもりも、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』を観るつもりも、まったくありませんでした。
 にもかかわらず、なぜ『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』も観ることにしたかというと、テレビブロスで本作では折り紙が重要なアイテムであることが紹介されていたからです。
 折り紙好きとしては見逃せないでしょ!笑。

 まず断っておきたいのは、本作を製作したのはアメリカのアニメ制作会社であるスタジオライカであること。
 監督はもちろん、脚本を書いたのもアメリカ人です。

 これまでにもアメリカ発の、日本を舞台にした映画は数多くあります。
 しかしそれらの多くは、日本人の目から見たら何かヘンな日本だったり、もしくは外国人の目から見た、日本人の知らない日本でした。

 その点、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は、もし何の予備知識もなく見たら、間違いなく日本人が作ったものと思うでしょう。
 本作に出てくる日本の風習や文化などを挙げていくと、折り紙、三味線、灯籠流し、着物、弓etc、よく日本を研究し、リスペクトしているなぁと感心しました。

 感心するのはやはり何といってもそのストップモーション(人形によるコマ撮り撮影)による映像表現です。
 CGによって何もかもが表現できる現代において、あえてストップモーションをやる意味があるのか?という疑問は当然起こるわけですが、この映画を観る限りは「ある!」と言わざるを得ないですよね。
 まぁ逆に言えば、気が遠くなるような月日と、途方もない労力と、比類のない才能が結集して、初めてストップモーションアニメは存在する価値があるのだともいえると思いますが。

 ストーリーは奇をてらわない、王道の敵討ちものだと思いました。
 なので特に文句はないのですが、一つだけ難を言わせてもらえれば、主人公クボの母親と父親が、転生後の姿が転生前のものとあまりに違い過ぎる、ということでしょうか。とても同一人物とは思えない…。 
 まぁそれぐらいかな。

 時代劇や日本の伝統芸能やお伽噺が好きだという人はまず観て損はない一作だと思います。
 ただ残念ながら上映館が少ないんですよねぇ。
 福岡でもわずかに三館!
 主にTジョイ系列で上映しているようです。
 お近くにシネコンのTジョイがあるという方は一度チェックしてみてください。


 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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さよなら、ペリーヌ。

2017-11-17 22:13:35 | 漫画・アニメ
 声優の鶴ひろみさんが昨日運転中の大動脈解離(剥離?)のため亡くなられたそうです。

 数多くのキャラクターを演じてきた彼女ですが、自分にとって特別な役は一つしかありません。
 世界名作劇場の『ペリーヌ物語』の主人公、ペリーヌ・パンダボワヌです。

 『ペリーヌ物語』を見たのは夕方の再放送でしたが、とにかくハマりました。
 作画レベル自体は決して高いとは言えず、ペリーヌもお世辞にも美少女とは言い難いのですが(某漫画家曰く「ヒラメ顔」。言い得て妙。)、ストーリーが抜群に面白く、何よりあの奇跡の49話は鳥肌ものです。今でも繰り返しDVDを見ています。

 『ドラゴンボール』のブルマや『GS美神』の美神令子などの役柄から、鶴ひろみのことを気の強い女性ばかり演じている印象を持っている人も多いかと思いますが、自分にはいつまでも彼女はペリーヌ・パンダボワヌの、可憐で清楚な女の子の持ち主ですね。

 ありがとう、そしてさよなら、ペリーヌ。
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車を買い替えることにしました。

2017-11-16 23:27:53 | 日常
 車を買い替えることにしました。

 と言って毎年正月休みにカーショップ巡りをして、福袋をもらいまくっているのですが、今度こそ本当。

 と言っても買い買えるのはもうちょっと先、今乗っているフィットの車検が切れる来年の3月の予定なんですけどね。

 今乗っているフィットはすごく気に入っていて、このまま生涯10万キロ、20万キロまで乗り続けようと思ったのですが、去年の梅雨の時期、トランクルームが水漏れする事案が発生して、水漏れする車なんて乗ってられん!買い換えよう!と思ったのですが、水漏れする原因が、自分が事故ったせいかもしれない、という話を聞いて(水漏れと事故の因果関係ははっきりしない)、その時は買い換えは止めにしました。

 しかし現実的にいつまでも水漏れする車には乗ってられないわけで、切りがいいところで来年の車検切れに合わせて車を買い換えることにした次第です。

 購入候補の車は次の3車種。

 ①ホンダのフィット
 何だかんだ言ってホンダのフィットは気に入ってはいます。
 もし今乗っているものとまったく同じタイプのフィットが新車であったらそれに乗り換えることでしょう(もちろん水漏れしないという条件付きで)。
 ただ、現行のフィットって、何度もモデルチェンジ、マイナーチェンジを繰り返してきて、自分が乗っているものと比べて、様々な箇所が改良され、内装やインテリアなどが変更されています。
 燃費が向上したり、エンジン性能が良くなること自体はもちろん歓迎なのですが、内装は個人的に今乗っているものがベストなんですよね。

 具体的にはドリンクホルダーがアホみたいにある車って好きじゃないんですよね。
 特にサイドポケットにはドリンクではなく雑誌や地図が収納出来るようにしてほしい…。

 細かいところですが、長く乗る(つもりの)車なので細部にもこだわりたいのです。

 価格.comでのユーザー満足度は4.07。

 ②スズキのスイフト
 ネットではいい評判しか耳にしないスズキのスイフト。おまけに2018年のカー・オブ・ザ・イヤーまで受賞していて、当然候補の1台です。もうこれでいいのでは、と思ったりもするのですが…。

 価格.comでのユーザー満足度は4.23。

 ③スズキのイグニス
 スズキからはもう1車種、イグニスも候補に入れておきたいです。
 スズキのカーショップに行ったとき、これだ!と思いましたよ。個性的なデザインとあまり人が乗ってなさそうなところが気に入りました。
 しかしスイフトと違い、イグニスはあまりいい評判は聞かないんですよねぇ。う~~ん、どうしたものか。

 価格.comでのユーザー満足度は3.98。

 今のところスズキのスイフトが一歩リードしているって感じかな。
 でもスイフトを購入する場合、どこのスズキのカーショップで購入するか決めなくちゃいけないんだよね。それも面倒といえば面倒(それぐらい面倒臭がらずにやれ!)。

 まぁまだ時間があるのでもうちょっと考えたいと思っています。
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青春ホラーの傑作!『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』

2017-11-15 21:47:56 | 新作映画
 アンディ・ムスキエティ監督、ジェイデン・リーバハ―主演、『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』、11/11、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2017年47本目。


 ホラー映画が好きです。
 ホラー映画が好きといっても、怖ければよい、残虐であればよいと思っているわけではありません。
 はっきり言って不死身の殺人鬼が出てきて人を殺しまくる“だけ”のホラー映画なんて退屈で見る気がしません。
 大切なのは恐怖や残虐さよりもむしろプラスアルファの方だと思っています。
 このプラスアルファは映画によって違いますが、例えば極限状況での笑いだったり、感動だったり、意外な結末だったり、もしくは脚本の緻密さだったり、とにかくホラー映画でしか表現出来ない、けれど恐怖ではない何か、それが自分にとっては重要なのです。

 そしてこの『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』のプラスアルファは何かというとノスタルジィ、そして青春特有の甘酸っぱさなのです。

 もうね、本当に甘酸っぱいんですよ。
 崖の上から誰が一番最初に川に飛び込むか、決め切らずにもじもじしている少年たちの後ろから、「何してるの、さっさと飛び込まなきゃ!」と言って自ら下着姿になって一番に飛び込む少女、、くぅ、甘酸っぱいったらありゃしないよ!
 とにかく、自分もこんな青春時代を過ごしたかった!と思うようなシーンが目白押し!こりぁもうたまらん!!

 もちろんホラー映画ですから、恐怖の部分にも手抜きはありません。
 この映画を観た後でマクドナルドに行って、フツーにハンバーガーを食べられる人って相当肝が据わっていると思うなぁ。
 なぜかというと本作に出てくるモンスター“イット”がドナルドに似てるんですよね。
 あれ、マクドナルドからクレームとかつかなかったのかな…。

 本作はスティーブン・キングの手による長大な原作の前半を映画化したものだそうです。
 後半は主人公たちが大人になってからのお話だそうですが、、、どうなんですかねぇ?
 本作も主人公が子供たちだったからこそ面白かったわけで、仮にストーリーはまったく同じでも登場人物の年齢がプラス10歳だったら、ここまで面白くはなかったはず、、、まぁ続編が公開されても観に行くとは思いますけどね。
 続編のプラスアルファは何か、今からちょっと楽しみです。
 中年の哀愁とかだったらちょっとヤだな。。。


 
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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新作ではありません。。。

2017-11-14 23:19:02 | 折り紙・ペーパークラフト
 最近は折り紙の新作を折ることもなくなったのですが、以前作った作品をドーム型の容器に入れたら、あつらえたようにピッタリでした。


   

 もらった人が喜んでくれたらいいのだけれど…。 
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何だか単なる必殺仕事人みたいになってた『ジグソウ:ソウ・レガシー』。

2017-11-13 21:05:39 | 新作映画
 マイケル・スピエリッグ&ピーター・スピエリッグ監督、マット・パスモア主演、『ジグソウ:ソウ・レガシー』、11/11、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2017年46本目。


 自慢になるのかならないのかよくわかりませんが、旧『SAW』シリーズ7作はすべて劇場で観ています。
 2作目以降はシネコンで公開されていますが、シリーズ第1作が公開されたときは本当に上映館も少なくて、福岡では単館ロードショーでしたよ。

 第1作は確かに衝撃でした。
 第1作だけで終わっていれば、『SAW』は伝説的なカルト作品になっていたことでしょう。
 
 しかし残念ながらソウはならなかったんですよね。
 2作目以降は事件の舞台裏ではこんなことがあったんですよ~という種明かしとジグソウの跡目争いが延々と延々と延々と実に第7作まで続いて、正直、5作目か、6作目あたりのころは、もうつきあいきれんわ!と思うこともあったのですが、毎年律儀にハロウィンシーズンになると公開されたので、毒食わば皿まで!と思いながらいそいそと劇場まで足を運んでいました。

 シリーズが完結した時は、残念に思う気持ちとともにホッとする気持ちもありました。
 シリーズ第1作以外はだいたい何かしら謎が残る終わり方だったので観終わるとモヤモヤしたんですよね。ちなみに観終わってモヤモヤしたのはシリーズ第7作も例外ではありません。すべての謎が明かされたような、ソウでないような終わり方だったので…。

 新作が作られる、と聞いたときももういいわ!と正直思いました。これ以上モヤモヤにつき合わされたくなかったのです。

 それが一転、公開が楽しみになったのはメガホンを取るのがスピリエッグ兄弟だと知ったからです。
 自分はスピリエッグ兄弟の『プリディスティネーション』が大・大・大好きなんですよね。
 彼らなら『SAW』という手垢のついたシリーズ作品も見事に再生させるのではないか、ソウ期待しました。

 で、実際観ての感想ですが、、、う~~~ん、『SAW』ってこういう作品だったっけ?って感じですね。
 シリーズのアイコンであるジグソウがユニークなのは、殺人鬼でありながら決して私怨(だけ)では動かないところにあります。
 罪を犯した者であっても、ゲームをクリアすればその罪を許す、そういったある種の寛容さがありました。

 しかし本作のジグソウの後継者は純粋に私怨だけで動いているように思えました。しかも、罪を告白するという条件を満たしたにもかかわらず、相手を許さないんですよ。何だかなぁと思いました。

 作品自体はコンパクトにまとまっていて、なおかつドンデン返しもそれなりに上手く決まっています。
 ただ、これが『SAW』シリーズの新作なんですよ~と言われると何だか納得出来ないものがあるのです。
 今回もモヤモヤが残りました。笑。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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土曜日の出来事。

2017-11-12 21:37:29 | 日常
 土曜日はまず午前中に《折り紙建築士養成講座in九州》に参加してきました。
 二回目ということで参加者は少しは減っているかと思いきやそんなこともなく、今回も20名近くいたと思います。
 これもひとえに講師である有座さんの人徳によるものなのでしょう。笑。

 テーマは「住宅を作ろう」で、自分が作った講習作品がこれ。


   

 参加者の平均よりはちょっと上、ぐらいの作品でしょうか。
 
 しかし中には(今さら講習を受ける必要があるのか?と思えるような)セミプロの方もいて、その方の作品がこれ。


   

 レ、レベルが違いすぎる…。
 同じ45分で作った作品とは思えない。。。
 自分が一ヶ月の猶予をもらったとしても作れないだろうなぁ。

 講習終了後、藤崎商店街にある【ビオワルン】というシャレた欧風レストランで有座さんたちとランチを頂きました。


   

 白いボウルに入ったのが、アボカド(No!アボガド)と何とか肉の味噌丼で、見てもらったらわかるようにほとんどサラダと称していい料理なのですが、それとは別にまたガッツリとサラダがあって、これまで食べたランチの中で一番ヘルシーなランチでした。笑。

 食後天神に、というかキャナルに移動、『ジグソウ:ソウ・レガシー』を鑑賞。レビューは後日。

 映画鑑賞後、六本松にある【福岡市科学館】に移動。
 ここで土日に渡って《つくると!4》というイベントが開催されていたのです。
 《つくると!》とは「さまざまな分野の人が、日頃のものづくりを発表し、 交流するものづくり博覧祭」のことで、第一回目は自分も参加しました。
 当然自分は「折り紙」で参加させてもらったのですが、悲しいぐらい反応が悪く、ワークショップに至っては参加者ゼロ!!
 なので二回目もお誘いはあったのですが、丁重にお断りさせてもらいました。
 あのイベントももう四回目になるのか…。

 この日《つくると!》に行くことにしたのは、有座さんが夕方からワークショップをすると聞いたからです。
 それにしても有座さんは、午前中に講習をして、午後からは別のイベントでワークショップをするなんて、バイタリティがあるなぁ…。
 ちなみに自分は映画を観てから行ったので、ワークショップそのものには参加せず、その片づけだけお手伝いしました。

 《つくると!》自体はちょろっと見回っただけなのですが、これ!という出展ブースはなかったです。
 まぁ自分の趣味が偏っているから、というのもありますが…。

 そうそう、《つくると!》では一つだけ不思議なことがあったのでした。
 《つくると!》に参加した翌日、とあるローカルアイドルさんからツイッターでフォローされたんですよね。
 アイドルなんて興味ないのに、どうして自分を?と思って、その人のツイートを見たら、《つくると!》に出展者として参加したことが書いてありました。
 そっか、自分も《つくると!》に行ったから、その縁でフォローしてくれたんだな、そう思おうとしたのですが、よくよく考えるとそれも変なんです。
 だって、自分がその人のブースを覗いたときは本人はいなかったし、「せぷ」という名前を名乗ったわけでもないですしね。
 ただの偶然か、それとも会場で見かけて一目惚れされたのか、ちょっと不思議です(後者はない!)。

 《つくると!》終了後、もう一度天神に戻り、夕食で焼き肉を食べ、それから再びキャナルで映画を観て(!)家に帰りました。
 本当に映画漬けの一ヶ月だなぁ。

 以上です。
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自殺は本当にいけないことなのか?

2017-11-11 20:35:31 | 戯言
 神奈川県の座間市の事件などに思うところがあって、この記事を書きます。
 あくまで自分はこう思う、というだけであって、他者に強要するものではありません。

 突然ですが、自殺っていけないことなんですかね?
 この問いに対して多くの人は、中には憤りさえ交えてこう答えるでしょう、いけないに決まっていると。
 ではもう一つ教えてください。
 自殺をしてはいけないというのであれば、それはなぜですか?
 この問いにスムーズに答えられる人はきっと少ないはずです。
 いけないからいけないに決まっているのだ、と答える人もいるかもしれませんが、その答えはただの思考の停止であって答えになっていません。
 そう答える人はおそらく自殺について真剣に考えたことがないのだと思います。

 自分は現在自殺をしたいとは思っていません。
 理由は単純に、生きている間思うままにならなかったのであれば、それは死んだ後も同じだろう、そう考えるからです。
 この考えを他者に強要するつもりはありません。

 自殺者の、そして自殺希望者の多くは、生まれ変わったらもっとマシな人生を送りたい、、、というような台詞を口にします(というように見受けられます)。
 彼らは生まれ変わり、来世、転生、そういったものを信じているのです。
 彼らに自殺を思いとどまらせようというのであれば、まず、彼らの考えを否定した上で、生きていくように説得しなければいけません。
 それが何より至難の業だと思います。
 人が生まれ変わることなどないのだ、ということは誰にも証明出来ないからです。

 先ほどの問い、なぜ自殺をしてはいけないか?に対して、こう答える人もいるでしょうね。
 残された人はきっと悲しむ、だから自殺してはいけないのだと。
 自分はこの答えを心の底から嫌悪しますね。その答えは間違っています。

 なぜなら、悲しむ人がいるから自殺してはいけないというのは、悲しむ人がいない人はさっさと死んでも構わないというのと同意だからです。
 もし本当に自殺をしてはならないのであれば、悲しむ人がいようがいまいが自殺はしてはならないはずだし、人の命が本当に尊いのであれば、やはり悲しむ人がいようがいまいが尊いはずです。

 結局のところ、自ら死を選ぼうという人に対してかける言葉などないのだと思います。
 生きてさえいればきっといいことがある、残された人のことを考えなさい、残された人はきっと悲しむ、、、それらの言葉は言葉だけであれば、あまりに薄っぺらく、そして無責任です。

 私たちに出来ることがあるのだとしたら、それは何より行動だと思います。
 この世界が生きるに値する世界であると、自殺希望者がそう思えるための行動です。
 具体的には、
 裏切らない、
 自己保身のための嘘をつかない、
 他者を思いやる、譲り合う、気遣うetc
 というような道徳的にごくごく当たり前の行動です。
 そういった行動を取れる人が増えれば、自ずと自殺をしようとする人は減る、自分はそう考えます。
 迂遠ではあるけれど、それが一番確実な方法なのではないでしょうか。
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