この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

地上15メートルの高さからの眺めよりも怖いもの。

2017-11-04 21:47:25 | 日常
 三連休初日は予告通り《フォレストアドベンチャー・糸島》に行ってきました、一人で。

 一人で行ったのですが、一人で行きたかったわけではないのです。
 一応思いつく限り片っ端から知り合いに「三連休、糸島のフォレストアドベンチャーというところに行ってみませんか?」と声をかけてはみました。
 が、ことごとく断られました。涙。
 「三連休、暇だー!」とツイッターでつぶいている人にも声をかけたのですが、その人にも「風邪を引いていて…」とやっぱり断られました。
 風邪を引いている人が「三連休、暇だー!」とかつぶやくもんかいな???
 どんだけ自分は嫌われてるんだろうって思いましたよ、とほほ。

 それでもめげずに一人で出かけるところが自分のいいところですよ。
 雨にもめげず風にもめげず冬の寒さにもめげずリアルでの嫌われっぷりにもめげず懐具合のさびしさにもめげずそんなものに私はなりたい、わけではない!断じて!!泣かない!!!

 そんなわけで3日は家を一人で8時ぐらいに出ました。まぁ2時間ぐらいで着くかな、と思っていたのですが、ちょっと寄り道をしていたら着いたのは10時半ぐらいでした。
 お客さん、多っ!!カーナビでろくに道も示されない山の中を来たというのに、第一駐車場がすでに満車になるぐらいの混雑ぶりでした。
 結局11時の回でコースに出たんですけど、コースに出る前の講習で、インストラクターの方が「人数の少ないところから出発したいと思います。一人で来られた方?」と言われたので前回に引き続き、今回もまた一番手を務めることになりました。一番手はつらいよ。

 まぁともかくフォレストアドベンチャーも2回目ですよ。ぶっちゃけ15メートルぐらいの高さなら平気になっちゃいましたね。ふふん♪


   

 などと余裕の発言をしちゃってますが、あくまで高さに慣れただけで、体力そのものがアップしたわけではないので、途中へたり込むことも何度かありました。
 縄梯子ってなんであんなに登りにくいんだ…。

 人数が少ない順の出発だったので、二番手と三番手はどちらもカップルでした。
 カップルで参加するのが悪いとは思わないし、ひがんだりはしてないのですが、地上15メートルの高さで「あーん、揺らしちゃヤダ~♪」とか何とか言っていちゃつくのを見ていると、二人とも仲良く樹の上から蹴り落とそうかと思いました(めっちゃひがんでるやん)。

 あとやっぱり人が多くて、アトラクションごとに結構待たされましたねぇ(プラットフォームに乗っていいのは三人まで、といった決まりがあるので)。
 それと今回コースの途中で気絶する人が出て、それに係りの人が対応する間も待ちました。結局その人が意識を取り戻したので事なきを得たのですが、気絶したままだだったらどうやって回収したんだろう…。

 すべてのアトラクションを終えたのは2時過ぎでした。お腹も相当空きました。

 《フォレストアドベンチャー・糸島》、決して悪くはなかったです。
 ただ、フォレストアドベンチャーも新しく出来るたびに少しずつ進化していくのでしょう、《フォレストアドベンチャー・糸島》より《フォレストアドベンチャー・美里》の方がアトラクションはより洗練され、より工夫されているように思えました。
 それにダム湖越えのジップスリングもあるし、人もそれほど多くないので、時間があるのなら、自分は《フォレストアドベンチャー・美里》の方を薦めます。

 3時すぎ、白糸の滝そばの休憩所で遅めのお昼を食べて、映画を観るために天神へと向かいました。
 といってもこの時点で当初の予定より2時間から3時間ぐらい遅れていたので、観ようと思っていた映画は観れなかったんですけどね。

 ところで、天神に向かう最中、自分は思いがけぬ恐怖を味わうことになりました。
 カーナビの指示に従って天神に向かっていたのですが、うっかり一つの交差点を曲がり損ねたんですよね。
 そういったこと自体はよくあるので、気にせず、今度こそカーナビの指示通りに角を曲がりました。
 すると住宅街に入り込んだのです。
 別に一方通行ではないのですが、どんどん道幅は狭くなっていき、かなり高いところに来てしまいました。
 そしてカーナビがある三差路で左に曲がるように指示したのですが、自分はその指示に従えませんでした。
 なぜかというとすっごい急勾配の下り坂を行くように指示されたのです。
 本当に言葉で説明出来ないぐらいの急勾配なんです。ほとんど坂というより崖。
 15メートルの高さに慣れた自分がその下り坂を降りることはビビって出来ませんでした。
 結局カーナビの指示に逆らって、右に曲がってどうにか住宅街を抜けることに成功しました。

 家に帰ってからネットで調べたら、あの坂は結構有名な坂だったみたいです(こちら)。25度って!!
 本当に心底恐ろしかったのですが、あの坂道が普段は生活道路として使われ、地元の人が車で行き来しているのだとしたら、自分も一度チャレンジしてみたいものです。

 福岡市中央区桜坂の急坂、下った(上った)事があるという方はいますか?
コメント
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