この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

正直、脚本は褒められないと思う『アトミック・ブロンド』。

2017-11-08 21:48:43 | 新作映画
 デヴィッド・リーチ監督、シャーリーズ・セロン主演、『アトミック・ブロンド』、11/4、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2017年44本目。


 前日は2本映画を観た上に午前様だったにもかかわらず、4日はたまたま早起きが出来たので、我ながらアホだなぁと思いながらもまたまた映画を観てきました。2本も。う~~ん、本当にアホだね。

 1本目はシャーリーズ・セロン主演のスパイアクション『アトミック・ブロンド』。
 まぁ確かにアクションはスゴいんです。終盤の7分間の長回しのアクションシーンなんてどうやって撮影してるかわからないぐらいでしたしね。

 ただ、前日観た『女神の見えざる手』の脚本が素晴らしかったこともあって、正直、脚本は褒められないかな。
 本来アクション映画であれば、ストーリーはごくシンプルなものでよいはずなのに、本作はひねってひねってひねりまくってわかりづらいものになっています。
 ラストで意外な真相が明かされますが、正直、だから何?レベルでした。
 シャーリーズ・セロン扮するロレーンのドヤ顔で物語は幕を閉じるのですが、いやいや、たまたますべてが上手くいっただけやん!と突っ込まずにはいられませんでした。
 
 ロレーンとの濡れ場があるフランスの女スパイデルフィーヌがなぜ殺されなければならなかったのか、その理由もよくわかりませんでしたし、同僚であるパーシヴァルの立ち位置もやっぱりわかりませんでした。
 もっと真剣に観ていれば理解出来たのかなぁ?

 まぁでも前述の通りアクションはスゴいので、それを目的に観に行く人は充分楽しめるかと思います。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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