タイカ・ワイティティ監督、クリス・ヘムズワース主演、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、11/4、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2017年45本目。
三連休、怒涛の映画鑑賞も残すところあと一本、『マイティ・ソー バトルロイヤル』だけになりました。
といっても翌週には『ジグソウ:ソウ・レガシー』の公開が控えていて、さらに現在公開中の作品では『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』や『ノクターナル・アニマルズ』など、観たい映画が目白押しなんですけどね。
とても全部は観れそうにないなぁ…。
さて、『マイティ・ソー バトルロイヤル』なのですが、元の原題は『マイティ・ソー ラグナロク』と言います。
日本の配給会社のお偉いさんが、「“ラグナロク”という言葉は日本人に耳慣れないし、簡単な“バトルロイヤル”にしちゃおうか」というノリで変更しちゃったわけですね(たぶん)。
まぁ洋画の邦題が原題と異なることはよくあることなのですが、本作においては“バトルロイヤル”というのは内容に即していません。
だって、バトルロイヤルというのは「複数の人数が戦い最後まで残った一名を勝者とする試合形式」のことで、本作でそういう試合形式のバトルシーンはないですから。
内容に即していない邦題をつけるなんて本当にバカだなぁと思いつつも、本作に限っていえばそれも正解だったかも?なんて思ったりします。
なぜかというと本作は中盤で主役のソー、そしてその弟ロキともども、シリーズ前作、前々作のイメージをかなぐり捨てて身体を張ったギャグを繰り広げるおバカな筋肉コメディになっているからです(笑えるかどうかは別にして)。
そして終盤はそれまでのお笑い路線から一気に手に汗握るバトルへと転調するのです。上手いなぁと感心しました。
絶対的な実力差のある敵をソーがどう倒すか、その方法もきちんと伏線を張っていて、それもなるほどなと思いましたよ。
唯一難を言えば、主役であるはずのソーがイマイチ強さを発揮するシーンがないってことでしょうか。
冒頭での火炎魔人との戦いこそ勝利するものの、その後はアズガルドではヘラに負け、格闘技場ではハルクに勝てず、最終決戦でもヘラを直接倒したわけではないですからね。
まぁとはいっても別段ソーに対して特別な思い入れがあるわけでもないので、それも構わないのですが。笑。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
三連休、怒涛の映画鑑賞も残すところあと一本、『マイティ・ソー バトルロイヤル』だけになりました。
といっても翌週には『ジグソウ:ソウ・レガシー』の公開が控えていて、さらに現在公開中の作品では『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』や『ノクターナル・アニマルズ』など、観たい映画が目白押しなんですけどね。
とても全部は観れそうにないなぁ…。
さて、『マイティ・ソー バトルロイヤル』なのですが、元の原題は『マイティ・ソー ラグナロク』と言います。
日本の配給会社のお偉いさんが、「“ラグナロク”という言葉は日本人に耳慣れないし、簡単な“バトルロイヤル”にしちゃおうか」というノリで変更しちゃったわけですね(たぶん)。
まぁ洋画の邦題が原題と異なることはよくあることなのですが、本作においては“バトルロイヤル”というのは内容に即していません。
だって、バトルロイヤルというのは「複数の人数が戦い最後まで残った一名を勝者とする試合形式」のことで、本作でそういう試合形式のバトルシーンはないですから。
内容に即していない邦題をつけるなんて本当にバカだなぁと思いつつも、本作に限っていえばそれも正解だったかも?なんて思ったりします。
なぜかというと本作は中盤で主役のソー、そしてその弟ロキともども、シリーズ前作、前々作のイメージをかなぐり捨てて身体を張ったギャグを繰り広げるおバカな筋肉コメディになっているからです(笑えるかどうかは別にして)。
そして終盤はそれまでのお笑い路線から一気に手に汗握るバトルへと転調するのです。上手いなぁと感心しました。
絶対的な実力差のある敵をソーがどう倒すか、その方法もきちんと伏線を張っていて、それもなるほどなと思いましたよ。
唯一難を言えば、主役であるはずのソーがイマイチ強さを発揮するシーンがないってことでしょうか。
冒頭での火炎魔人との戦いこそ勝利するものの、その後はアズガルドではヘラに負け、格闘技場ではハルクに勝てず、最終決戦でもヘラを直接倒したわけではないですからね。
まぁとはいっても別段ソーに対して特別な思い入れがあるわけでもないので、それも構わないのですが。笑。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。