この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

持っているカードはツタヤのカードだけ。

2020-07-11 22:52:38 | 戯言
 持っているカードがツタヤのカードだけ、というのはさすがに嘘です。
 もちろんポンタカードも持ってますよ(そんだけかい)。

 先日の記事を読んでもらったらわかると思いますが、自分はクレジットカードの類いを持っていません。
 なぜ持っていないのか、、、理由はいくつかありますが、一番はクレジットカードを持つ必要性が感じられないから、ですかねぇ。

 クレジットカードを持っていることのメリットはいくつもあるということは知っていますよ。
 例えば現代ではクレジットカードを持っていることが前提のサービスがいろいろありますよね。
 例えばETCカードもそうだし、アマゾンプライムやネットフレックスなど動画配信サービスもそうですよね(ETCカードはクレジットカードを所有していなくても登録は出来ますが、その手続きはひどく煩雑だと聞きます)。

 自分もいつかクレジットカードを所有することがあれば、ETCカードを申し込むつもりではあるし、動画配信サービスも契約するつもりではあります。
 でもETCカードや動画配信サービスのためにクレジットカードを作るつもりは毛頭ありません。
 結局のところETCカードや動画配信サービスにそこまでの魅力を感じないんですよね。
 高速道路なんて半年に一回利用するかどうかだし、地上波放送のドラマやバラエティを見るだけで結構一杯一杯ですしね。

 ちょうど良いタイミングでいうわけではないのですが、賢いクレカ活用術の特集を読みました。
 その記事を読んで思ったのは、何かしらハマっているものがあって、日本各地に遠征する必要がある人は、旅行に特化したクレジットカードを持っていた方がよいのだな、ということでした。
 しかし振り返ってみるに、自分にはそんなふうにハマっているものはありません。
 パフュームが福岡に来ればコンサートに行きますが、大阪や東京で行われるパフュームのコンサートに遠征しよう、という気にはさらさらなれません。
 結局その記事を読んでもクレジットカードを持つ必要性は全く感じられませんでした。

 クレジットカードはいいですよ、ネット通販での支払いも楽ですからね、という人もいるでしょう。
 しかし自分はそこが一番怖かったりもします。
 要は自分が信用出来ないんですよね。
 クレジットカードを持たず、支払いが面倒な今はその面倒臭さがブレーキとなってネット通販にハマらずにいられるけれど、クレジットカードを持った暁にはネット通販でバンバンいらないも物をバカ買いしてしまうのではないか?
 もちろんそれは全くの杞憂で、クレジットカードを所有しても今と全く変わらぬライフスタイルで、ただクレジットカードによる恩恵を受けるだけだった、という可能性もあります。
 しかしバカ買いをするかどうか検証するためにクレジットカードを持つ、というのも馬鹿々々しい話です。

 とはいえ、絶対にクレジットカードは持たない!と心に固く決めているわけではないので、いつかクレジットカードを持つ日が来るかもしれません。
 願わくばクレジットカードを持つことになる理由が楽しいことであればいいな、そう思います。
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プレゼント・フォー・・・。

2020-07-10 22:12:47 | 日常
 いよいよ明日に迫ってきましたね!
 と唐突に言われても「何が?」としか思われないかもしれませんが、勘の良い方ならおわかりでしょう、そう、自分の誕生日です(いや、わかんないだろ)。
 誕生日といっても、もうとっくの昔にいくつになったかは言えない年になってしまいましたけどね(いくつになったか言えない年っていくつだよ)。

 しばらく前まではこちらから言わなくても誕生日を祝ってくれる知り合いがいたのですが、その人とも連絡が取れなくなって久しいです。びのぷれぜんとょ
 元気にしていればいいのだけれど。

 今は自分からこうしてブログで告知しても祝ってくれる人がいるかどうか。
 いなくても仕方ないです。
 寂しくはあるが誰を恨むでもないですね。

 誰に祝われなくてもせめて自分では祝ってもらいたいので、毎年自分で自分に誕生日のプレゼントを贈っているのですが、これが案外難しいのです。
 自分で言うのもなんですが、自分って物欲が乏しいんですよね。
 何か欲しいものがあったかなぁ…。

 話はちょっと横道にズレますが、二ヶ月ほど前、『ミディアン/死者の棲む街<最終盤>』のBlu-rayを購入したけれど、内容が微妙だったので、売るつもりだ、というようなことを書きました(こちら)。
 結局ブックオフに売っちゃったんですが、いくらで売れたかというと5000円でした。
 8000円で購入したものの売価が5000円というと3000円の損ということになりますが、自分はもっと買い叩かれるかと思っていたので5000円で売れたのは御の字でしたね。
 これならまた未見の作品のDVDやBlu-rayを購入してもいいかなぁと思っているところです。

 で、『ミディアン』の他に見てみたいと思っているのが『キラークラウン』か『ZOMBIO/死霊のしたたり』なので、そのどちらかのBlu-rayを購入してもいいかなぁ。

 あとは渡辺美里か薬師丸ひろ子のベスト盤のCDも欲しいかな。

 記事を書いてる途中で気づいたのが『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』がBlu-rayが発売されているのでした。
 それは買わなくっちゃなぁ。

 今挙げたアイテムは誕生日じゃなくてもフツーに働いている社会人であればフツーに買えるものばかりであることはここだけの秘密です。笑。
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高速道路は誰のもの? 

2020-07-09 21:43:52 | 戯言
 高速道路の「ETC専用化」が国で検討されているそうです(こちら)。
 正直ふざけんなよ、って思いますね。

 なぜ国が高速道路の「ETC専用化」を検討しているかというと、新型コロナウイルスに対応する取り組みのひとつなのだそうです。
 何でも高速道路の料金所や休憩施設では、これまでにスタッフ合わせて11人が新型コロナウイルスに感染したのだとか。
 これもよくわからないですね。
 休憩施設はともかく、料金所って利用者が料金をスタッフに渡すだけですよね。
 何でそれでスタッフがコロナに感染するんでしょうか。
 料金を手渡す際、ぺちゃくちゃ世間話でもしたんですかね?
 どういうオペレーションをしていて感染したのか、きちんと説明出来るんでしょうか。
 たぶん出来ないでしょう。

 なぜ国が高速道路の「ETC専用化」を進めようとしているのか、理由は明白です。
 ETCの管理運営団体が国交省役人の天下り先になっているから、です。
 はっきりいってそれ以外の理由はありません。
 高速道路の「ETC専用化」を進めようとしていた矢先、たまたま新型コロナウイルスが流行したので、それにかこつけて取り組みの一つだ、などと詭弁を弄したのでしょう。
 そのやり口が気に入らない。
 
 高速道路の利便性を否定するつもりはないですし、ETCについてもそれは同様ですが、現在のようにETCを利用するためにはクレジットカードの所有が前提となっている状況において強引に高速道路の「ETC専用化」を進めるのはあまりに性急で阿漕すぎます。
 気軽にコンビニでETCカードを購入出来る、そんな時代が来ない限り、高速道路の「ETC専用化」はするべきではないと思います。
 誰も彼もがクレジットカードを所有しているというわけではなく、また高速道路はクレジットカード所有者専用の道路ではないのですから。

 というような熱弁をふるっても、じゃクレジットカードを作ればいいんじゃないの?とクレジットカードを所有している方からは冷めた口調で言われそうですが…。
 いや、まぁその通りなんですけどね。。。
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人は果たしてワンデーフリーパスポートで何本の映画を観ることが出来るのか?

2020-07-08 20:24:42 | 新作映画
 昨日の記事の続き(のようなもの)です。

 昨日はイオンシネマの新サービス、ワンデーフリーパスポートのことについて書きました。
 ワンデーフリーパスポート、一日2500円で映画が観放題なのですが、実際何本観ることが可能なのか、イオンシネマ筑紫野の7/10のスケジュールで調べてみました。

 まず一本目は『ドクター・ドリトル』の吹き替え版(9:15~11:10)。
 トイレ休憩後に二本目の『アンチグラビティ』(11:30~13:35)。
 軽めのランチを取り三本目は『風の谷のナウシカ』(13:55~16:05)。
 体力的にきつくなってきたところへ四本目はヘビィな『ランボー ラスト・ブラッド』(16:30~18:25)。
 ラス前の五本目は『ソニック・ザ・ムービー』(18:45~20:35)。
 そして大トリは『私がモテてどうすんだ』(21:00~22:50)。
 おぉ、六本も観れるんですね。
 イオンシネマはあまり遅くまで上映しているイメージがないので、せいぜい五本が限度だろうと思ってましたよ。

 それに『ドクター・ドリトル』、『アンチグラビティ』、『風の谷のナウシカ』、『ランボー ラスト・ブラッド』、『ソニック・ザ・ムービー』、『私がモテてどうすんだ』と、およそ一本を除いて(どれとは言わないけど)ラインナップも悪くないんじゃないでしょうか。
 自分は過去に一日五本劇場で映画を観たことがありますが(それも複数回)、六本観たことは一度もないので、『アンチグラビティ』と『ランボー ラスト・ブラッド』が未見であったならば、この12時間以上にも及ぶ無謀なウルトラ映画マラソンにチャレンジしてもよかったかもしれません。
 
 ちなみに7/10が公開日である『透明人間』を観ようと思ったら、この一日六本のスケジュールは組めません。
 偶然なのか否か。

 さてタイトルの「人は果たしてワンデーフリーパスポートで何本の映画を観ることが出来るのか?」ですが、正解は六本!!
 ではありません。
 正解は七本です。
 え?どゆこと?『私がモテてどうすんだ』の後に何か上映されるの?と思われるかもしれませんが、いえ、7/10のイオンシネマ筑紫野は21:00の回の『私がモテてどうすんだ』が最終上映作品です。
 じゃあやっぱり六本が正解なのでは?
 いえいえ正解は七本なのです。

 どういうことなのかというと、ワンデーフリーパスで映画を鑑賞すると、映画を観た数だけイオンシネマのポイントサービスであるワタシアターのポイントがたまるのです(単位は「ミタ」)。
 六本観ると六ミタたまるので、その六ミタを使うと後日もう一本映画が観れるというわけです。
 なので当日の六本と後日の一本を合わせて七本が正解。

 まぁワタシアターに入会しているのが条件ですが、ワンデーフリーパスを使って一日映画を観まくろうなんて言うツワモノはだいたいワタシアターにも入会しているでしょうからね。
 絶対ってわけではないですけど。笑。

 自分も7/18にワンデーフリーパスを使って映画を観まくろうと思っているところです。 
 唐津旅行が五日後に控えているので無茶はしないつもりですが、さてさて何本観れるかな?
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夢のようなパスポート。

2020-07-07 23:08:34 | 雑事
 このたびイオンシネマから夢のようなパスポートが発売されました。
 そのパスポートとは「ワンデーフリーパスポート」です!
 このパスポートを購入すると何と!購入当日は映画観放題&ドリンク飲み放題なのですよ。
 とはいえ、いくら映画観放題といってもパスポート代が5000円もしたら話にならないわけですが、これがたったの2500円!!
 通常の映画鑑賞料金が1900円なので驚異的に安いと言ってよいと思います。

 ワタシアターという新ポイントサービスを導入して以来、いろいろ攻めてるなぁと思っていたイオンシネマですが、ここに来て究極のサービスを始めましたね。
 シネコンの映画観放題サービスって自分が知る限りイオンシネマが初めてではないでしょうか?

 これはいい、と思いましたよ。
 こんな夢のようなサービスを利用しない手はない、とも思いました。
 が、実際利用するのはなかなか難しいものがあります。

 映画観放題といっても別段選択肢が無限にあるわけじゃないですから上映中の作品の中から観たい作品を二本(以上)選ばなければいけません。
 自粛明けでリバイバル上映ばかりのこの時期、観たい作品を二本選ぶのは結構難しい…。

 とはいえ絶好の機会はあったんですよ。
 先週の土曜日、『アンチグラビティ』と『ランボー ラスト・ブラッド』の二本をイオンシネマ筑紫野で観ました。
 これ以上ない!ってぐらいワンデーフリーパスポートを利用する機会でした。
 『ランボー ラスト・ブラッド』の前売り券をコンビニで購入してさえいなければ…。
 そんな夢のようなパイポートが発売されているなんて映画館に着くまで夢にも思ってなかったです。

 でもおかしいなぁ、自分はイオンシネマのメール会員になっているんだけど、ワンデーフリーパスポートのことを告知するメールは送られてきてないと思うけど?
 まぁシネコンから送られてくるメールなんて隅々までは目を通さないけどね。

 というわけでワンデーフリーパスポートを利用する一回目の機会は見事に逃してしまったわけです。
 では二回目の機会があるかというとないわけではないのですよ。
 今週末公開される『透明人間』と来週末公開される『ライド・ライク・ア・ガール』はどちらも観に行くつもりで、かつどちらも前売り券は購入していないので、来週二本観るようにすればワンデーフリーパスポートを利用できないことはないのです。
 しかしそれもちょっと問題があって、来週二本観れるかどうかは確定していません。

 ワンデーフリーパスポート、夢のようなパスポートだとは思いますが、夢は夢のまま終わってしまうかもしれません。
 ワンデーフリーパスポートは7月限定のサービスです。
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2020年劇場鑑賞映画一覧(6月末時点)。

2020-07-06 23:47:20 | 新作映画
 毎年劇場で観賞した映画は3ケ月ごとにまとめ記事を書いているのですが、今年はコロナの影響もあってまとめ記事を書くのがだいぶ遅れました。
 すでにDVDになっている作品もあるかと思います。
 レンタルの際、参考になれば幸いです。

1.『ゾンビ -日本初公開復元版-』、1/4、シアター・シエマにて鑑賞
 お気に入り度★★★、お薦め度★★★

2.『フォードvsフェラーリ』、1/11、Tジョイ久留米にて鑑賞
にて鑑賞
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★

3.『パラサイト 半地下の家族』、1/11、Tジョイ久留米にて鑑賞
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

4.『シライサン』、1/11、Tジョイ久留米にて鑑賞
にて鑑賞
 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆

5.『ペット・セメタリー』、1/18、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞
 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆

6.『エクストリーム・ジョブ』、1/18、KBCシネマにて鑑賞
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

7.『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』、2/1、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

8.『ジョジョ・ラビット』、2/2、Tジョイ久留米にて鑑賞
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆

9.『サヨナラまでの30分』、2/8、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞
 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★☆

10.『1917 命をかけた伝令』、2/15、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★

11.『ミッドサマー』
、2/22、中洲大洋劇場にて鑑賞
 お気に入り度★★★、お薦め度★★☆

12. 『スケアリーストーリーズ 怖い本』、3/1、Tジョイ久留米にて鑑賞
 お気に入り度★★★、お薦め度★★★

13.『黒い司法 0%からの奇跡』、3/1、Tジョイ久留米にて鑑賞
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★

14.『初恋』、3/1、Tジョイ久留米にて鑑賞
 お気に入り度★★☆、お薦め度★★☆

15.『劇場版 おいしい給食 Final Battle』、3/7、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★☆

16.『ムルゲ 王朝の怪物』、5/23、ユナイテッド・シネマ福岡ももちにて鑑賞
にて鑑賞
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★

17.『ブラッド・ショット』、6/6、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞
にて鑑賞
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★☆

 ★は五つで満点、☆は★の半分です。

 *2007年劇場鑑賞映画一覧

 *2008年劇場鑑賞映画一覧

 *2009年劇場鑑賞映画一覧

 *2010年劇場鑑賞映画一覧

 *2011年劇場鑑賞映画一覧

 *2012年劇場鑑賞映画一覧

 *2013年劇場鑑賞映画一覧

 *2014年劇場鑑賞映画一覧

 *2015年劇場鑑賞映画一覧

 *2016年劇場鑑賞映画一覧

 *2017年劇場鑑賞映画一覧

 *2018年劇場鑑賞映画一覧

 *2019年劇場鑑賞映画一覧
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お話が非常に乱暴だった『ランボー ラスト・ブラッド」。

2020-07-05 21:37:31 | 新作映画
 エイドリアン・グランバーグ監督、シルベスター・スタローン主演、『ランボー ラスト・ブラッド』、7/4、イオンシネマ筑紫野で観賞。2020年19本目。

 何ていうか、映画の専門学校の生徒が卒業制作作品のために書いたような、ランボーな、いや乱暴な脚本でしたね。
 どこら辺が乱暴だったか。
 ランボーの養女であるガブリエルが自分たちの前からいなくなった実の父親に会いにメキシコに行くのですが、その手引きをするのが彼女の知り合いのジゼルという女なのです。
 このジゼルがもう頭の先からつま先まで胡散臭いことこの上なくて、いったいガブリエルは彼女のどこら辺を信用して父親捜しなどという極めてプライベートでデリケートな依頼をしたのだろう、と疑問に思わずにはいられませんでした。
 それでジゼルは「アンタの父親はこのアパートの二階だよ」ぐらいの案内しかしないのですが、そもそも彼女がどうやってガブリエルの父親を見つけ出したのか、一切説明はないのです。
 街で偶然見つけたのか、それとも見かけによらずFBI並みの捜査能力を有しているのか、それとも豚並みの嗅覚があって匂いで見つけ出したのか。

 実父に邪険に扱われたガブリエルはジゼルの誘いで怪しげなクラブに飲みに行き、挙句人身売買組織にさらわれてしまいます。
 ガブリエルを取り戻すべく、単身ランボーはメキシコに乗り込み、紆余曲折の末、ガブリエルを見つけ出します。
 ランボーがメキシコに乗り込むのはまぁいいんですよ。
 メキシコは入国は難しくないと聞くので。
 問題は出国ですよね。
 瀕死のガブリエルを連れてどうやってメキシコを出国するんだろうと思っていたら、ランボーは国境を隔てるフェンスにトラックごと突っ込んで国境を越えてしまうのです。
 そんな方法で国境って越えられちゃうんだ、と唖然としたのは言うまでもありません。

 でも国境を超えるシーンがあるだけマシなんですよ。
 ランボーに弟を殺された人身売買組織のボスが自ら復讐をするべく、ボス自身が部下たちを引き連れてアメリカに乗り込んでくるのです。
 ほとんど軍隊と言っていい一団がどうやって国境を越えるのだろうと思っていたら、何と!国境を超えるシーンはありませんでした。
 メキシコを出発して、次のシーンではランボーの自宅のあるアリゾナに到着していました。笑。
 たぶん彼らの車にはワープ機能か、ステルス機能が搭載されていたのでしょう。

 ランボーは人身売買組織一行を自宅周辺の地下に掘った迷路のごとき通路で殲滅するのですが、そもそもランボーがなぜ地下通路を構築していたかというと「ジョンおじさんは穴掘りが好きな変人だから」という説明しかないのです。
 そっか、穴掘りが好きな変人だったらあれだけ長大な地下通路を構築しても不思議はないよね、って納得出来るか!
 もうちょっと別の理由が欲しかったです。

 まぁそんな感じで脚本はひどかったですが、見所がまったくないというわけではなく、地下通路での殲滅シーンは観ていてそれなりに楽しめました。
 とはいえ、殺人トラップを楽しむというのであれば、『ワナオトコ』の方が罠の一つ一つに創意工夫が凝らされていてはるかに楽しめますけどね。

 お気に入り度★★☆、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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ヴィジュアルが序盤にピークだった『アンチグラビティ』。

2020-07-04 23:47:45 | 新作映画
 ニキータ・アルグノフ監督、リナル・ムハメトフ主演、『アンチグラビティ』、7/4、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2020年18本目。

 イオンシネマ限定公開の『アンチグラビティ』を観てきました。
 いや、本当に公式サイトの劇場情報を見ると見事にイオンシネマの名前しかなくて何だか笑っちゃいます。
 以前はイオンシネマって家族向けの作品だけを上映するシネコンというイメージがあったのですが、『アンチグラビティ』や『ブラッドショット』のようなB級SF映画を上映してもらえるのであればその認識を改めなければいけませんね。
 出来ればもっとマニアックな映画も上映してもらいたいなぁ。笑。

 さて、自分はB級SF映画が好きなのですが、B級SF映画なら何でも無条件で受け入れられるわけではなくて、他の作品にはない何かがないとあまり高くは評価できないわけです。
 本作で言えばその何かはヴィジュアルになるかと思います。
 確かに本作のヴィジュアルは序盤「スゲェ!」と思わせるだけのものはあります。
 天空に機関車が浮いていたり、空から高層ビルが伸びていたり、見ていて飽きることはありません。
 しかし、、、ヴィジュアルのピークがその序盤なんですよね。
 ヴィジュアルは序盤を過ぎると尻すぼみになり、あとはこの世界はどうして作られたのかという謎ときに物語は移行します。
 それは正直つまらなかったかな。
 
 公式サイトでは、本作を指して『インセプション』を彷彿させると引き合いに出していて、確かにそれもわからないでもないのですが、自分は主人公が都市を自在に作り出せることなどからアレックス・プロヤス監督の『ダークシティ』を思い出しました。
 『ダークシティ』では最後の最後にドン!とヴィジュアル的な山場があるんですよね。
 おぉ!という驚きがあり、いつまでも強い印象が残ります。
 それに対して『アンチグラビティ』は何となく謎が解かれて物語は幕を閉じます。
 続きがあるような、ないような、あまり上手い幕引きには思えません。

 まぁそれでも観る価値がないということはないので、時間がある方は観に行っても損はしないでしょう。
 お近くにイオンシネマがあれば、ですが。笑。
 
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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はなやかな…。

2020-07-03 23:02:53 | 日常
 仏間に華やかなユリの花が飾ってありました。

   

 ちょっと見たことがないぐらいの大輪のユリだったので、どこの花屋で買ってきたの?とお袋に訊ねたら、お袋はこう答えました。

 うちの庭に咲いてたユリだけど?

 え?って思いましたよ。
 家庭菜園ならぬ家庭花園で、こんな立派なユリの花が育つなんて思ってもみませんでしたから。
 それだけお袋が愛情込めて花々を育てているということなのでしょう。

 自分はといえばたまに休みの日に土いじりをちょつと手伝うぐらいで、何の花が咲いているのか、気にしたこともありませんでした。
 これからはもう少し休みの日の手伝いを増やそうかな。
 もう少しだけ…。 
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蚊についての不思議。

2020-07-02 23:56:45 | 日常
 蚊について不思議に思うことがあります。
 それは夜明け前の四時五時に刺されることです。
 四時五時に刺されるからといって四時五時に蚊が部屋に侵入してきた、とは考えにくいです。
 自分は窓やドアを開けっぱなしで寝ているわけではないからです。
 つまり就寝する12時ごろにはすでに部屋の中に蚊の奴はいたってことですよね。
 まだ明るいうちに蚊が襲ってこないというのはわかります。
 明るいうちは撃退される可能性が高いことを本能的に察知しているのかもしれません。
 しかしなぜ明かりを消した後すぐに襲ってこないのかがわからない。
 あの小さな頭の中で人間を襲うのは奴らが寝静まってから、出来れば四、五時間待ってからの方がいいぞ、とでも考えているのでしょうか。
 だとしたら蚊には相当な知能がある、ということになります。
 出来ればそんなふうには考えたくないですね。
 だってもしそうだったらいろんな意味で怖いですから…。

 まぁいつまでも蚊の脅威に怯えるわけにもいかないので今年の夏は新兵器を購入しました。
 それが何かというと「蚊帳」です。
 今の若い人ってどれぐらい知っているのかな、顔っていうのは網目素材で出来たテントみたいな奴ですね。
 それを天井から吊るしてその中で寝るというわけです。
 先代の知恵って奴ですが、今でもホームセンターなどでは売っていて、それを購入したのです。

   

 使う前は蚊帳なんて寝苦しいんじゃないかと思っていたのですが、そんなことはなく、睡眠自体は(蚊に襲われなくなったこともあって)快適です。
 ただ、寝るときは以前はただ布団に入るだけでよかったのが、蚊帳の中に潜り込まなきゃいけないので大変です。
 あと一回よろめいて蚊帳を掴み、天井から蚊帳を吊っていたヒンジが抜けたことがありました。
 それが要注意です。

 まぁでも快適な睡眠には何事も代えがたいですよね。
 ただ、蚊との睡眠戦争に勝利した今でもなぜ蚊が四時五時に襲ってくるのかは不思議なのですが…。
 
 
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