この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

私の支持政党は…。

2021-10-21 20:22:02 | 戯言
 政治を熱く語れる人が羨ましいです。
 それだけ日本政府、そして日本の政治家に期するものがあるってことでしょうからね。
 自分なんて誰が総理大臣になったところで、どの政党が政権を取ったところで日本という国は変わらないだろう、なんて思ってますから、政治にも、選挙にも、さして興味を持てないのです。
 でも選挙は欠かさず行ってますよ。
 それはまぁ日本国民の義務みたいなものだと考えているので、興味がないからといって棄権できるものではないと思うからです。
 前述の通り、政治にも、選挙にも、興味がありません。
 当然特定の支持政党もありません。
 唯一支持するものがあるとすれば二大政党制です。
 やっぱり、一党に権力が集中するのはよくないですよ。
 与党が力を持ちすぎて、それでプラスになることがあるとは思えません。
 失政、失策が即政権交代に繋がるようなパワーバランスが望ましい、と考えています。

 アメリカという国を特に好きになったことはないですし、憧れたりすることもないですが、あの国の二大政党制はいいですよね。
 四年に一度の大統領選挙も、非常にスリリングで、先が読めず、目が離せません。
 それに比べて自民党の総裁選のどーでもいい感と言ったら…。
 どーでもいいと思っているのは自分だけかもしれませんが、実際自民党の総裁選って国民の総意とは別の、永田町の論理で決まりますからね。
 どーでもいいとでも思わなければやってられません。

 何だか思いがけず熱くなってしまいました。
 やっぱり政治というものは語ると熱を帯びるものなのかもしれません。

 衆議院議員総選挙の投票日は10月31日ですが、その日は旅行に出て家にいないので、今度の土曜日、23日に期日前投票に行こうかと思っています。
 さて、誰に、どの党に、投票しようかな?
 といっても二大政党制を支持する自分は必然的に野党に投票することになるのですが。。。
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今回の大分旅行で行こうと思っているところ。

2021-10-20 23:34:38 | 旅行
 10月30、31日は大分に行きます。
 メインの目的は津波戸山ツアーですが、わざわざ大分まで泊りがけで行ったのに山に登ってそれで終わり、というのはちょっと寂しいのでプチ観光もする予定です。
 大分のすごいところは、というかこの場合は、主に別府・湯布院なんですが、毎年のように遊びに行っているにもかかわらず(今年は2月にも行きました)、まだ行きたい観光スポットのすべてに行ったわけではない、ということです(これまで行った大分のお薦め観光スポットに関してはこちら)。
 さすがに行き尽くした感もありますが、今回の旅行で行こうと思っているのはまず【幸徳観音】です。
 幸徳観音、名前だけ聞くと何だか御利益がありそうですが、特に観音像があるわけでもなく、「幸徳(ゆきのり)」という名前の人が建てた社があるだけなのだそうです。
 その社がちょっとすごいらしいので行ってみるつもりです。

 続いて行こうと思っているのが別府三大秘湯の一つ【鶴の湯】です。
 別府三大秘湯は他にへびん湯と鍋山の湯があるのですが、へびん湯は訪問済みで、鍋山の湯は閉鎖中らしいので、鶴の湯で三大秘湯制覇ってことになりますね(ならないよ)。
 鶴の湯は混浴なので素敵な出会いにも期待です(ねーよ)。

 時間があれば【大分香りの博物館】に行ってみようかと思っています。
 これまで行く機会は何度かあったのですが、なかなかタイミングが合わなくて…。
 今回はどうかなぁ?

 後は帰りに日田にある【ごうや亭】に寄って、「マロングラッセ」ならぬ「しいたけグラッセ」というお菓子をお土産に買いたいです。

 今回の大分旅行で行こうと思っているところは以上です。
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続・自らの記録を打ち破れ!

2021-10-19 22:28:36 | 新作映画
 自分の劇場映画鑑賞本数の年間記録は2013年と2019年の61本でした。
 今年は10月19日現在、49本観ているので、残り2ヶ月と10日間で13本劇場で映画を観れば新記録となるのですが、ちょっと難しいかなって気がします。
 とりあえず年内に公開予定の観に行こうと思っている映画、気になる映画をざっと挙げてみます。

 まず10/29公開予定の『ハロウィンKILLS』

 11/5公開予定の『アンテベラム』『エターナルズ』

 11/12公開予定の『マリグナント 凶暴な悪夢』

 11/26公開予定の『ダーク・アンド・ウィケッド』

 12/3公開予定の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 』。

 12/10公開予定の『ラストナイト・イン・ソーホー』

 12/17公開予定の『マトリックス レザレクションズ』

 12/24公開予定の『キングスマン:ファースト・エージェント』

 この8本はまず観に行くと思うけれど、さらに5本となると厳しい気がします。
 もちろんネットでの評価が意外に高くて観に行く気になったり、何かのついでに観たりする映画もありますけどね。
 あれ、そう考えると13本って楽にクリア出来る数字なのかな…。
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自らの記録を打ち破れ!

2021-10-18 21:26:06 | 新作映画
 先週の土曜日は結局『キャンディマン』を観に行きませんでした。
 『最後の決闘裁判』、『DUNE/デューン 砂の惑星』と3時間近い大作映画を立て続けに観た後で、場所を移動し、それからもう一本映画を観る、というのはさすがに自殺行為のような気がしたのです。
 『キャンディマン』、ネットでの評判もそこまで高くないようだし、映画館で観なくてもいいかなって思ってます。

 ただ、『キャンディマン』を観ていたら、2021年の劇場鑑賞映画本数が50本だったんですよね。
 10月のうちに大台の50本というのはかなりのハイペースだと思います(50本目は観に行きませんでしたが)。
 自分の劇場鑑賞本数の年間記録が何本だったのか、覚えていなかったので改めて調べ直してみました。

 まず2020年の劇場鑑賞本数は33本。
 コロナの影響でしょうけれど(途中映画館が閉館してましたしね)、少ないですね。
 ちなみにこの年のベストムービーは『サヨナラまでの30分』です。

 続いて2019年は61本。
 そっか、一昨年は61本も観てたんだ。
 60本を超えると多いな、と思いますね。
 一年間は52週しかないのだし。
 この年のベストムービーは『マロ―ボーン家の掟』です。

 2018年は50本ちょうどです。
 これぐらいが自分のペースなんじゃないかって気がしますね。
 ベストムービーは『パディントン2』です。

 2017年は53本、ベストムービーは『女神の見えざる手』です。
 それにしてもベストムービーの嗜好がバラバラすぎて我ながら笑ってしまいます。

 2016年は42本、ベストムービーは『エクス・マキナ』です。
 本当に嗜好がバラバラ。笑。

 2015年は47本、ベストムービーは『プリデスティネーション』です。
 大好きな映画ですが、未だにタイトルが正確には覚えきれません。

 2014年は47本、ベストムービーは『キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー』。
 50本を超えるようになったのは2017年からなのかな。

 2013年は61本でした。
 50本、とっくに超えてました。
 ベストムービーは『きっと、うまくいく』です。

 2012年は48本、ベストムービーは『沙漠でサーモンフィッシング』です。
 でも今思うと、なぜこの作品をここまで高く評価したのか、よく覚えていません。

 2011年は46本、ベストムービーは『ミッション8ミニッツ』です。
 
 とりあえず10年遡ってみましたが、自分の劇場鑑賞映画本数の年間記録は61本のようです。
 果たしてこの記録を抜けるのかどうか、、、ちょっと難しいかなって気がします。
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正直よくわからなかった『DUNE/デューン 砂の惑星』。

2021-10-17 21:13:18 | 新作映画
 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演、『DUNE/デューン 砂の惑星』、10/16、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2021年49本目。

 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品を初めて観たのは『灼熱の魂』でした。
 衝撃的な結末の作品ですが、その結末を成り立たせるためにはかなり無理目なお膳立てが必要で、見せ方の上手さには感心するものの、正直ピンとくるものはなかったですね。
 見せ方の上手さには感心するが、ピンとくるものはないのは長く続き、『プリズナーズ』、『ボーダーライン』、『メッセージ』、『ブレードランナー2049』、すべてそうでした。
 はっきり言ってドゥニ・ヴィルヌーヴ監督とは合わないんだと思います。
 合わないということがわかっているなら見なければいいようなものですが、話題性や世間的な評判に釣られてつい観に行ってしまうのです。
 我ながら懲りないというか。
 そして『DUNE/デューン 砂の惑星』も例外ではありませんでした。

 合わないと言えば『DUNE/デューン 砂の惑星』の世界観自体合わなかったですね。
 合わないというか、よくわからなかったというか。
 惑星デューンを制した者は全宇宙を支配するのだそうです(公式サイトにそう書いてある)。
 そしてハルコンネン家は長くデューンを支配してきました。
 するとハルコンネン家が全宇宙を支配していることになるのかというとそういうわけではなさそうです。
 この時点でもう自分にはよくわかりません。
 結局惑星デューンを制した者が全宇宙を支配するの?しないの?
 はっきりしてよ!と言いたくなります。

 はっきりしてよ!と言いたくなるのは主人公のボールと父であるレト伯爵と母であるレディ・ジェシカの関係性もですね。
 公式サイトの人物紹介にはレト伯爵はレディ・ジェシカの夫と書いてあります。
 でも作中レト伯爵がレディ・ジェシカに対して「そなたをめとるべきだった」みたいな台詞を口にしているんですよ。
 この時代の結婚制度が現代とは違うのか、それとも何かしら事情があって二人は正式な夫婦ではないのか、本当にはっきりして欲しいです。

 本作は二部作の第一部らしいのですが、第二部を観に行くかどうかはわかりません。
 と言いつつ、自分のことだから話題性に引っ張られて観に行くのだろうけれど。。。
 っていうか、本当に第二部は製作されるんですかね?
 今のままではちょっと厳しいような気がするな…。

 お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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現代においても通ずる教訓を与えてくれる『最後の決闘裁判』。

2021-10-16 21:38:34 | 新作映画
 リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演、『最後の決闘裁判』、10/16、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2021年48本目。

 リドリー・スコット監督、御年83歳!
 80歳を超えてなおこれほどパワフルで緻密な歴史劇を作り出すとはまずそのことに驚きです。
 しかもすでに次回作『ハウス・オブ・リッチ』の日本での公開が年明けに控えているという、まさに不死身かよ、と言いたくなるクリエイターぶり。
 年を取ったことを言い訳にするのも控えなければ、と自戒せずにはいられません。

 本作は14世紀のフランスで起きた暴行事件と、その決着をつけるための決闘裁判を描いた作品です。
 物語は主人公である騎士ジャン・ド・カルージュと、その妻であり、暴行事件の被害者であるマグリット、そしてジャンの旧友であり、暴行事件の加害者であるジャック・ル・クリの三人の視点で語られます。
 複数の視点で物語が語られることから、黒澤明の『羅生門』を思い出す人が多いようですが、「羅生門」では各登場人物の言い分がまったく違っていたのに対し、本作では基本的に(細かな差異はあるものの)三人の証言に矛盾はありません。
 ただ印象や捉え方が違うように描かれているのです。
 ジャックの視点では彼の行いは合意の上のものであり、彼に非はないように描かれ、一方マグリットの視点ではジャックの行いは強姦以外の何物でもなく、彼女は哀れな被害者のように見えます。
 一見するとマグリットの述べていることが真実のように思えます。
 しかし、マグリットは夜中に仕事をしているジャックの元を訪れ、関係を持っているんですよね。
 それが事実であるとすると、ジャックは悪辣な強姦男ではなく、むしろ嵌められた、と見ることも出来ます。
 正直自分にはどちらが正しいのかはわかりません。
 夜中にマグリットがジャックの元を訪れている以上、ジャックは無実なのではないか、と思うのですが、そう断言出来るほどの自信はないのです。

 ただ、最終的にどちらが正しいのかは「決闘裁判」という特殊な裁判によって決められます。
 命を賭した決闘で勝利を収めた方が正義の称号を与えられるのです。
 恐ろしいことだと思いましたが、それは今でも継承されていますよね。
 正しい方が勝利するのではなく、勝利した方が正しい。
 まず戦争がそうだし、小さな争いごともそういう面があることは否定出来ないのではないでしょうか。
 本作は歴史劇ですが、現代においても通ずる教訓を与えてくれると思います。

 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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一緒にいて疲れる人、汝の名は?

2021-10-15 23:28:52 | 戯言
 今日もネットの記事についてです。

 【「一緒にいて疲れる人」とはどんな人? その8つの特徴】

 まずその8つの特徴を抜き出しますね。
1、相手から与えてもらおうとする
2、結果や相手の反応を気にしすぎる
3、自分を良く見せようとがんばる
4、自分の誤りを認めず、他人の誤りに厳しい
5、人の意図を悪くゆがめて解釈する
6、自分はつねに正しいと思っている
7、イヤなことや問題ばかりに目がいく
8、目立つと嫌われると思っている

 公言して憚らないことですが、自分にはリアルでは友だちがいません。
 なぜなのかな、と思ったりすることもありますが、一言で言えば、自分と一緒にいても楽しくないから、疲れるから、でしょうね。
 だとしたら、上述の8つの特徴に該当するものが多いはずなのですが、、、うん、多いかもしれない。笑。

 まず、1、相手から与えてもらおうとする、ですが、これははっきりありますね。
 自分は何かを与えてくれる人としか付き合いたくありません。
 でもこの場合の何か、というのは別に金銭や商品ではなく、優しさだったり、ユーモアだったり、知識だったり、自分に何かしらプラスになるもの、ですよ。
 逆に自分にマイナスの影響面しかない人と付き合える人っているのかなぁって思いますけれど。

 次に2、結果や相手の反応を気にしすぎる、ですが、これも気にはしますよ。
 でも半ば以上諦めてもいます。
 例えば自分は昔小説を書いていたんですよね(『そしてブライアンはいなくなった』)。
 自分で言うのもなんですが、自分で書いたとは思えないぐらい良い出来だと思うのですが、この作品を積極的に良い、と評価してくれた人は皆無です。
 自分で良いと思えるものを書いて、それを評価してくれる人がいないのだから、自分は小説を書いても無駄なんだな、と思って、小説を書くのを止めました。
 今でも頭の中でお話を作ることはありますが、それはもう純粋に自分が楽しむだけのもので、文章化することはおそらくもうないですね。

 3、自分を良く見せようとがんばる、というのもあるっちゃありますが、そもそもこれって悪いことなんですかね?
 よくわからないけれど。

 4はないと思いたい(でも他人はそうは思ってないかもしれない)。
 自分の間違いについての考えは、間違いは誰にでもある、です。
 なので自分が間違えていたなと思ったら、あっさりと認めるようにしているつもりですし、また他人の間違いを一々指摘するようなことは(面倒なので)したくありません。

 5ですが、他人の意図を敢えて歪んで解釈する人なんていないと思います。
 自然に解釈しているつもりで、それが誤っていることはあると思いますが。

 6、自分はつねに正しいと思っている、ですが、これって4と同じ、ですよね。
 誤りは誰にでもあります。

 7、イヤなことや問題ばかりに目がいく、ですが、これはめちゃめちゃありますね。
 物事を悲観的に考えることに関しては人に負けない自信があります。笑。

 8ですが、目立つと嫌われると思ってはいません。
 そもそも自分はもう何をやったところで目立つことはないだろうと思っています(何かしら犯罪でもしない限り)。
 目立てる人が羨ましいです。

 まぁこんなところかな。
 誰と一緒にいたら疲れるかって、そりゃ言うまでもなく、自分自身です。
 生き方を変えられればいいんでしょうが、それも難しいです。
コメント (8)
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180分は長すぎる。

2021-10-14 20:53:02 | 旧作映画
 個人的に不思議だな、と思うことがあって、例えば「地面」って「土地の表面」のことなのに振り仮名をつけると「ぢめん」ではなく「じめん」なんですよね。
 どこから湧いて出たんだ、その「じ」は…。
 と思うけれど、不思議に思わない人は思わないのかもしれません。
 一応調べたら答えはありました(こちら)。
 でも納得出来るような、出来ないような、モヤモヤした気分になりました。

 もっとどうでもいいことでいえば、映画の鑑賞料金が均一なのも不思議と言えば不思議です。
 だって二時間の映画も三時間の映画も鑑賞料金が同じ1800円っておかしくありません?
 たいがいのサービスって五割時間が長くなれば五割料金が高くなるものですけどね。

 なぜそんな疑問を持ったかというと今週末観に行く予定の映画がことごとく長尺だからです。
 『DUNE/ デューン 砂の惑星』170分、『最後の決闘裁判』165分、『燃えよ剣』165分、『キャンディマン』105分。
 あれ、一つだけ仲間外れがありますね。笑。

 個人的に映画は二時間以内に収めて欲しいと思っています。
 なぜ二時間以内に収めて欲しいのか?
 理由は単純、人の膀胱の大きさって無限ではなく、尿意を我慢出来る時間の平均はそれぐらいではないか、と思うからです。
 
 とはいえ、二時間以内に収めて欲しいというのはあくまでこちらの希望であって、それを超えるのは絶対に不可だというつもりはありません。
 二時間をはるかに超え、観客に尋常じゃない時間、尿意を我慢させたとしても、それに見合うだけの面白さがあれば構わない、と思っています。
 長尺の映画といってパッと思い出すのが『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズですね。
 シリーズ三作目の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』に至っては上映時間が驚異の201分!
 長い、長すぎる、けれどそれだけ面白さが『ロード・オブ・ザ・リング』にはありました。

 ただ、自分がこれまで劇場で観た映画の中で一番長尺だった作品は『ロード・オブ・ザ・リング』ではありません。
 では何かというとエドワード・ヤン監督の『クーリンチェ少年殺人事件』で、その上映時間は236分、ほぼ4時間です。
 この4時間、確か途中休憩がなかったような気がする…。
 よく尿意を我慢出来たな、と変なところで感心します。
 正直に言えば面白かったという記憶はあまりないのです。
 でも4時間という上映時間の長さを感じなかったな。
 4時間を長いと思わせないだけでもすごい映画なのかもしれません。

 236分に比べたら、165分も170分も大したことないね。
 よし、週末は頑張って映画を観るぞ!(映画鑑賞って頑張ってやることじゃないだろ。。)。
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日本人の読解力の低下が深刻。

2021-10-13 22:27:27 | 戯言
 日本人の読解力の低下が深刻なのだそうです(こちら)。
 件の記事から例題をそのまま引用しますね。

 Aの身長は150cm
 Bの身長は155cm
 Cの身長は160cm
 Dの身長は165cm
 Eの身長は170cm
 この5人の中で、Cの次に背が高い人は?

 という問題で、Bと答えた人が41.6%であるのに対してDと答えた人が46%だったそうです(正解はB)。
 この結果をもって日本人の読解力が低下していると筆者は主張したいようですが、この例題って読解力がどうこうというより。日本語って難しいね、という類いの問題であって、この一事で日本人の読解力が低下しているとは言えないと思います。

 ただし、それとは別に自分は日本人の読解力が確かに低下している、と思っています。
 口では相手のことを『嫌い』と言っているけど本当は好き、みたいな描写が、今は通じないのだそうです(こちら)。
 言葉を額面通りに受け取る人が増えているということは以前から感じていました。
 「私は無実だ!」と叫んでいる人が無実だとは限らないし、「妻とは別れる。一緒に暮らそう」といった男が本気で妻と別れようと思っているのかどうかはわかりません。
 それが当たり前だと思うのですが、言葉を額面通りに受け取る人は案外多いのです。

 同様に言葉の意味を深く考えない人もまた多い気がします。
 『マーターズ』というホラー映画がよく難解だ、といわれるのですが、自分はそうは思っていません。
 物語の終盤、死後の世界の存在を探る組織の首領であるマドモアゼルが拳銃自殺するのですが、その理由がわからないという人を多く見かけます。
 彼女は死ぬ直前、従者に向かって「疑いなさい」という言葉を発しています。
 「疑いなさい」と言ったということは彼女自身が疑っていることに他なりません。
 自分自身が疑ってないのに、他人に対して「疑え」というのはおかしいからです。
 では彼女は何を疑っていたのか?
 この場合文脈から「死後の世界(の存在)」であることがわかります。
 それ以外の目的語はちょっと考えられません。
 ではなぜ死後の世界の存在を探る組織の首領である彼女がそれを疑うようになったかというと、、、といった具合に与えられたヒントを一つ一つ丁寧に拾って考察していけば、『マーターズ』がどのような物語なのか、掴むのはそれほど難しくはない、と思うのです。
 ただ、『マーターズ』の場合、残酷描写がきつすぎるので、そのことが冷静な思考の妨げになっているのかもしれないですけどね。笑。

 読解力というのは文字通り「読み解く力」のことです。
 本質を見抜く力と言い換えてもよいでしょう。
 それは一朝一夕で身に付くものではありません。
 そのためにはより多くの物語に接する必要があります。
 それもただ表面的に物語を追うだけでなく、登場人物一人一人の心情に留意して物語を読んでいく、そうして初めて読み解く力は養えるのではないでしょうか。
 かくいう自分にそれが身に付いているかどうかは定かではありませんが。笑。
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コミュニケーション能力の低いことにかけては自信があります。

2021-10-12 22:07:55 | 戯言
 コミュニケーション能力の低いことにかけては自信があります。

 今から二年ほど前、自分は福岡のローカルな映画サークルに所属していました。
 『ゴーストランドの惨劇』というホラー映画を観て、すごくよかったのですが、ただ暴力描写がきつかったので、そのサークルのLINEのグループチャットに「『ゴーストランドの惨劇』、すごくよかったです。でも暴力描写がハンパないのでそういったものが苦手な人は注意して下さい」と書き込んだんですよね。
 そしたらある人から、「ネタバレになるような書き込みはやめてください」とクレームをつけられました。
 結末について書いたわけでもない、展開に触れてもいない、ただ暴力描写がハンパない、って書いただけなのにそれがネタバレになるの???
 すごく納得いかなかったです。
 でもサークル内の空気はネタバレになるような書き込みをする方が悪い、みたいになって、最終的にサークル内であったことを外部に漏らすことは控えてくださいとサークルに残留するための条件を出されて、そんな条件は飲めない、と思ってそのサークルをやめました。
 だってその条件を飲んだら、上述のクレームの件も人に話してはいけない、ブログに書いてはいけないってことになりますからね。
 そんな条件は飲めないです。

 でも時々、コミュニケーション能力が高い人ならもっと上手く立ち回れたのかな、って思うことはあります。
 多いんですよ、こういうこと。
 今までいろんなサークルに所属してきましたが、気が付くと孤立していて、しかも振り返ってみても反省点が見つからない。
 まぁ自分は悪くないって思いこみたいだけなのかもしれません。

 そんなコミュニケーション能力が低い自分ですが、自分と同様にコミュニケーション能力が低い人から相談を持ち掛けられることがあります。
 その人はとあるブログに新規で訪問し、挨拶のコメントをしたそうなのですが、無視され、直後そのブログはコメントが承認制になったのだそうです。
 そのことについてどう思うか、といった内容でした。

 どう思うか、だって?
 いい気分ではないですよ。
 だってその人はうちのブログにはもう一年以上はコメントをしてないですからね。
 にもかかわらずその人は別のブログにはコメントしていて、それでトラブルになり、その件で自分にメールで意見を求めてくるんです。
 いい気分にはなれないです。

 正直に返信しました。

 あなたのコメントの内容に問題があったわけではなく、あなたがコメントしたことでブログ主さんが自分には新規の訪問者を相手にする余裕がないということに気づいて、それでコメントを承認制にしたのでしょう。
 でもそういった相談はもっと親しい人にしてはどうですか?
 あなたは自分と距離を縮めるような努力をしましたか?

 要約するとこんな感じのの返信をしました。
 間違ったことは言ってないつもりですが、ストレート過ぎるかもしれないとは思いました。

 というかそれ以前にメールで受けた相談の内容を、名前を伏せているとはいえ、ブログにさらすのはどうか、って話ですよね。
 マナー的には褒められたものではないということはわかります。

 ただ自分も、うちのブログには一年以上コメントをしていないくせに他所のブログにはコメントをして、それでトラブルになってメールで相談してくる相手にモヤモヤとした気持ちになる自分は人として器が小さいのではないか、ということを誰かに相談したかったのです。
 コメントを無視するなんて最低ですよねとか、コメントを承認制にするのはどうかと思いますといった、もっと相手の望むであろう返信をするべきではなかったか。

 コミュニケーション能力の高い人はこんなことで悩んだりはしないのでしょうね、きっと。
コメント (6)
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