この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

180分は長すぎる。

2021-10-14 20:53:02 | 旧作映画
 個人的に不思議だな、と思うことがあって、例えば「地面」って「土地の表面」のことなのに振り仮名をつけると「ぢめん」ではなく「じめん」なんですよね。
 どこから湧いて出たんだ、その「じ」は…。
 と思うけれど、不思議に思わない人は思わないのかもしれません。
 一応調べたら答えはありました(こちら)。
 でも納得出来るような、出来ないような、モヤモヤした気分になりました。

 もっとどうでもいいことでいえば、映画の鑑賞料金が均一なのも不思議と言えば不思議です。
 だって二時間の映画も三時間の映画も鑑賞料金が同じ1800円っておかしくありません?
 たいがいのサービスって五割時間が長くなれば五割料金が高くなるものですけどね。

 なぜそんな疑問を持ったかというと今週末観に行く予定の映画がことごとく長尺だからです。
 『DUNE/ デューン 砂の惑星』170分、『最後の決闘裁判』165分、『燃えよ剣』165分、『キャンディマン』105分。
 あれ、一つだけ仲間外れがありますね。笑。

 個人的に映画は二時間以内に収めて欲しいと思っています。
 なぜ二時間以内に収めて欲しいのか?
 理由は単純、人の膀胱の大きさって無限ではなく、尿意を我慢出来る時間の平均はそれぐらいではないか、と思うからです。
 
 とはいえ、二時間以内に収めて欲しいというのはあくまでこちらの希望であって、それを超えるのは絶対に不可だというつもりはありません。
 二時間をはるかに超え、観客に尋常じゃない時間、尿意を我慢させたとしても、それに見合うだけの面白さがあれば構わない、と思っています。
 長尺の映画といってパッと思い出すのが『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズですね。
 シリーズ三作目の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』に至っては上映時間が驚異の201分!
 長い、長すぎる、けれどそれだけ面白さが『ロード・オブ・ザ・リング』にはありました。

 ただ、自分がこれまで劇場で観た映画の中で一番長尺だった作品は『ロード・オブ・ザ・リング』ではありません。
 では何かというとエドワード・ヤン監督の『クーリンチェ少年殺人事件』で、その上映時間は236分、ほぼ4時間です。
 この4時間、確か途中休憩がなかったような気がする…。
 よく尿意を我慢出来たな、と変なところで感心します。
 正直に言えば面白かったという記憶はあまりないのです。
 でも4時間という上映時間の長さを感じなかったな。
 4時間を長いと思わせないだけでもすごい映画なのかもしれません。

 236分に比べたら、165分も170分も大したことないね。
 よし、週末は頑張って映画を観るぞ!(映画鑑賞って頑張ってやることじゃないだろ。。)。
コメント (2)
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