おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

いわき震災伝承みらい館

2020-08-19 20:19:40 | 博物館・美術館
 月曜日から人間ドック。いつものように、指摘事項は同じ。結果、まずは減量するしかないようだ。食生活、考えなければならない。

 今日は胃カメラ。鼻から胃カメラを入れるヤツなので、のどへの負担が少ない。小生、反射が敏感なので、すぐに「オェッ」となってしまう。鼻からやるときも、のど元から食道に入る直前当たりで、軽く「オェッ」となってしまう。看護師さんからは、体の力を抜いて、と言われるのだが、わかっているものの、やはり緊張して、体に力が入ってしまう。で、本日、脱力できる体制を発見。片腕を背中に回していると、意外と脱力できる。これから、これでやっていこう。

 ドック終了後、帰り道。5月にオープンした「いわき震災伝承みらい館」に行ってみることにした。



 この館が立地する平・薄磯地区は、南側にある豊間地区と合わせて、津波による被害者が市内で多かったところである。



 震災メモリアルの整備に向けては、被災した「豊間中学校校舎」を保存する、という案もあったが、地区住民の皆さんの意見を踏まえ、今の形になった。ちなみに、ここの館長は、小生の前任者。担当職員とは、昨年度まで職場を共にしていた。事務室をのぞいてみると館長が在席、挨拶をして、さっそく見学した。



 イントロの映像では、語り部さんたちの体験談を聴くことができる。そこから館内を巡る。基本は、地震、津波、原子力災害、復旧・復興の流れで、写真や映像による紹介である。現物は、豊間中学校3年の卒業式当日に津波被害にあった黒板、被災して修繕された豊間中学校のグランドピアノ。館長から、「ピアノは弾けないのか」と言われたが、「猫ふんじゃった、ならば・・・」。「みんな、そう言うんだ」。ピアノ演奏者を探しているようである。

 東日本大震災のみならず、令和元年東日本台風のように、あらゆる災害が押し寄せてきている。「他人事」ではなく「自分事」という気持ちを持っていき必要があるのかもしれない。
コメント
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