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お江戸散策

2011-11-13 22:28:07 | 博物館・美術館
 お江戸にはせ参じたときには、無駄な時間はない。今回も、博物館巡りを行った。

 上野駅を降り、上野の森へ。東京文化会館脇を歩くと右手に国立西洋博物館。気になる看板が、「ゴヤ展」だ。この日は、東京国立博物館の「法然と親鸞」を観ようと心に決めてきたのだが、「ゴヤ」という文字に心hがときめいてしまった。しかしここは初心貫徹、歩みを早めて国博へ。今、上野公園は工事をしている。噴水のところだ。柵に囲まれて集う場所は少なくなってしまっている。改修後が楽しみである。
 横断歩道を渡り、チケット売り場へ。入り口から一気に平成館へ向かう。

  

 法然は「念仏を唱えれば救われる」として浄土宗を開いた。親鸞はその弟子で、浄土真宗の宗祖。専修念仏の思想は受け入れられず、法然は四国へ、親鸞は越後へ流される。その後、親鸞は関東で布教活動をし、笠間あたりにいろいろと痕跡があるそうだ。
 
 足早に見学して表へ、昨年12月に行ったときには銀杏の黄葉が綺麗だった。今年は、まだ時期が早いようだ。

  

 上野駅に戻る道すがら、上野公園内に野口英世像を発見。こんなもんがあったんだ。

  

 一仕事終え、現在特別公開中の徳川家霊廟を参拝に増上寺へ。

    

 前回は公開前に増上寺を参拝したので、この機会は逃せない。

    

 お江効果なのか、閉館間際ではあったが人は出ていた。戦前は国宝の秀忠霊廟などあったそうだが戦災で消失してしまったそうだ。その写真が飾られていた。拝観料500円で、記念品として絵はがきと昔の地図がついてくる。昔の地図を見ると、増上寺の勢いを観ることができる。たしか、将軍の霊廟はそれぞれ調査され、遺骸は荼毘に付され、現在の霊廟に改葬されている。秀忠とお江も今は合祀されている。

 上野寛永寺の徳川家霊廟も是非みたいものである。公開するときはあるのだろうか。寛永寺のHPを追いかけていきたい。

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