おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その270

2015-12-21 20:38:26 | 
 早いもので、2015年も2週間を切った。あっという間の1年。年齢と共に、徐々に月日の流れが速くなってきているようだ。先週金曜日は内科に行って診察、次回の胃カメラ、だいたいの日程を決めてきた。今日は整形外科、肩胛骨の間、背骨付近が痛む。この季節、ヘルニアにはつらい時期だ。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、JR総武線・小岩。ディープな世界が広がっていそうだ。類氏は未知の部分があるとのこと。
 まずは、まち歩き。類氏は注文品を取りに来た。「ペン工房 キリタ」、ボールペンの工房で、大手に部品もおろしている。オリジナルの高級ペンは、名入れができる。量産部門とオリジナル部門、類氏の注文は、オリジナル。ロゴ「酒場放浪記」を彫り込んでもらった。このボールペン、「ケイファー」は4,212円。これで何を書くのだろうか。

 暗がりになり、やきとりの赤提灯発見。「菊乃家本店」へ。昭和31年創業。入口を入ると、やたらカウンターが長い。どうやら、もつ焼きが看板のようだ。長いカウンターの奥にはテーブル席、2階にも宴会席がある。かなりでかい店だ。
 メニューを見ながら、まずは「酎ハイ(320円)」、「お通し(160円)」はおでん、最初の肴は「レバーニンニク焼(440円)」、これはレバー焼き3串分をニンニクタレでいただく。釣り人の御常連が入店。本日はアジが大漁。釣りたてのアジをいただくことになった。ちなみに、ここの女将、釣り雑誌に掲載されるほどの釣り名人とのこと。アジ刺が出来るまで、レバー焼きを酎ハイで流し込む。ニンニクはレバーの引き立て役。お次は観音崎のアジ。こうなると日本酒。新潟の地酒「菊水 辛口(740円)」アジ刺は、コリコリで甘い。日本酒と合う。次は、女将が釣った「白キス天ぷら(580円)」、こだわりのほどは白身のあっさりに薄衣、爽やかな感じ。類氏は、右手にマイ箸、左手におちょこ。そして、奥の御常連に御挨拶。鍋は「かわはぎちり鍋(800円)」、釣り名人の女将、魚の旨い時期を知っている。冬のかわはぎ、脂がのっている。「かわはぎ刺(480円)」は肝醤油でいただく。〆なのか、「ひれ酒(600円)」をいただく。香ばしさが伝わってきた。

 明日は職場の忘年会、フグを食せるとのこと。小生も差し入れで「緑川 緑 雪洞づくり」を持って行く。水曜日は江戸に博物館浴、呑みすぎに注意しよう。
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呑兵衛たちの月9 その269

2015-12-14 22:05:26 | 
 金曜日の酒宴、少し呑みすぎたようで、土曜日は休肝日とした。炭酸水とお茶で誤魔化しながら我慢した。そんなわけで、日曜日は早々に目を覚ましてしまい、早めに水を汲みに遠野町・折松へ。帰りに「酒のいしかわ」に立ち寄り、毎年購入している「夢箱」を予約してきた。12月30日に引き渡してもらえる。昨年末は「久保田 萬寿」が目玉。今年は何が入っているか楽しみだ。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、JR西日暮里。谷根千近くのディープなエリアだ。
 諏訪神社を抜けると富士見坂。以前、マンション建設で富士山が見えなくなると景観問題が起きたところと思われる。細い道が続く。いい街並みだ。おしゃれなカフェにはスイス国旗、「シャレー スイス ミニ」へ。オーナーはスイス人。類氏はスイス料理を堪能。「ラクレットコース」は3,800円。コースだけあって、テーブルに皿が並ぶ。これを食して、夜の酒場、大丈夫だろうか。このコース、チーズは自分で焼くようだ。チーズを溶かして、秘伝のスパイスをかけていただく。フォンデュのような感じだ。こうなれば白ワイン。既に類氏は手配済みだ。

 暗がりになり、ちょっと呂律が怪しい。2本目のロケか。「串道楽」に入店。
 カウンターに座して、先ずは、日本酒飲み比べセット(900円)を注文。おちょこに5種類出される。ちなみに、高知アンテナショップの類氏セレクションは4種類で900円。そのうち、1杯はいい酒を出してくれる。
 お通しは「とろろにウズラの卵」(350円)、これを先に胃袋に入れておく。セットは、福島の「奥の松」、三重の「道灌」、新潟の「久保田 千寿」、石川の「菊姫」、新潟の「越州参乃」の5酒。
 店の大将は築地に通っており、御常連から、「串」の名はついているが刺身が旨いということをリサーチ。「活オコゼ刺」(850円)と「活ウマヅラ刺」(820円)をいただく。ウマヅラは甘みがあり、オコゼは世界の人に解ってほしい味、とは類氏談。
 御常連から「参乃越州」をいただき、肴は「〆サバ」(770円)酒で流し込む。
 「金目鯛カブト煮」(780円)には、岐阜の「白川郷 純米にごり酒ボトル」(2,800円)が合う。

 今週で年に4度のお祭り第3回目が終了。忘年会の季節となる。職場の忘年会は22日。幹事によれば、フグを食せるようだ。ただ、23日には江戸に行きたいので、ほどほどにしておこう。江戸では博物館浴。そして、高知アンテナショップ訪問はお約束である。そうそう、セロの楽譜も探さなければならない。ガード下に立ち寄る時間、あるかなぁ?
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「第二阿房列車」 内田 百著

2015-12-13 20:49:48 | 旅行
 「第一阿房列車」に引き続き、「第二阿房列車」を読んだ。

  

 今回、百鬼園先生は、「ヒマラヤ山系君」と新潟、横手。八代に行った。

 新潟に行くとき、急行列車は快適。

 「余りに快適なので、乗っていて色色の事を思う。大きな、飛んでもない大きなソナタを、この急行列車が走りながら演奏している。線路が東京から新潟に跨る巨大な楽器の弦である。清水隧道のある清水峠はその弦を支えた駒である。雄渾無比な旋律を奏しながら走っていく。レールの切れ目を刻む音にアクセントがある。・・・」

 列車の中で聴く音が伝わってくるようだ。

 そして、陸軍教授時代の行。
 仙台出張であったが、どうしても京都に行きたい百鬼園先生、東京に戻らず京都に行く方法を考える。

 「それで鉄道地図を按じて、道順を研究した。仙台から常磐線で平へ出る。平から磐越東線で郡山に出て、磐越西線を通って、新潟に行く。・・・右の順路で京都に行くとしても、もっと倹約することが出来た。常磐線の平なぞへ行かないで、東北本線の郡山から磐越西線に乗ることにすればいい。仙台から平へ出て郡山へ行くのは三角形の二辺であり、すぐに郡山へ行けば、その一辺ですむ。・・・・それを知っていながら平へ出たのは、一日の内に、太平洋岸の平から、日本海岸の新潟へ出て見たかったのと、もう一つには、その少し前に開通した磐越東線と云う新線路を通りたかったからである。」

 百鬼園先生は、平で乗り換えをしていた。大正時代だが。大正時代の平は、常磐炭坑の関係で東北の大阪などといわれていた時期だ。勧業博覧会も開かれている。

 そして、百鬼園先生が乗り鉄である行。

 「汽車が好きだから乗りに来て乗っているのであって、心地、走り工合、窓の外の景色等が一一気になって、目なぞつぶっていられない。・・・・何でもなくても、時時の旅行の走り出しに見馴れた家並みや道路や立ち樹が、すっすっと窓外を辷って行く趣きは、矢張り目を離すことが出来ない。だから、眠い事は解っているけど、眠たくても眠るわけにはいかない。」

 二巻まで読んで、百鬼園先生は、阿房列車で横手と八代には複数回行っているようである。

 三巻に乗り換え完了。
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片付けしてたら、小学生時代の財産発見(国鉄の切符と特急の写真)

2015-12-08 21:41:50 | 雑感
 片付けをしていたら、押し入れの奥からアルバム発見。

 時刻表が愛読書だった小学生時代、その時に集めた切符(改札で「無効」の判子を押してもらった)と特急の写真。切符は、親にも協力してもらった。アルバムにしたのは記憶していたが、発見。若干、埃まみれになっていた。

 先ずは、「特急みちのく」。上野・青森間、常磐線経由の特急。東北新幹線開通あたりで廃止になった。確か、車両は電車B寝台に出来る配置で「みちのく」は、座席バージョンで走っていた。ちなみに、同型車両で「寝台特急ゆうづる」があった。(「ゆうづる」は、A寝台がある電気機関車バージョンもあったが、それは当時の平駅に停車はするものの、乗降できなかった)

  

  

  

 東京・宇野(岡山県)間を走っていた「寝台特急 瀬戸」の切符。親にもらった。宇野からは「宇高連絡船」というのがあって、高松まで連絡船があった。今は、橋が架かったので「サンライズ瀬戸」かな。「サンライズ瀬戸」は、現存天守巡り・四国編に行くときに乗車予定。

  

 次は、上野・盛岡間「特急 やまびこ」の切符。今は、東北新幹線。

  

 続いて、写真。
 「特急 つばさ」は、奥羽本線経由で上野・秋田間。当時は電化されていなかったのか、ディーゼル車両の特急だ。

  

 「特急(L特急) ひばり」、東北本線経由、上野・仙台。

  

 「特急 やまばと」は、確か、上野・山形を走っていたような気がする。

  

 「特急 はつかり」は、東北本線経由、上野・青森だったような・・・。それ以前は、常磐線経由の「はつかり」もあり、平駅にも停車していた。

  

 そして、常磐線「L特急 ひたち」

  

  

 見つけたアルバム、ついつい、手を休めて眺めてしまった。
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呑兵衛たちの月9 その268

2015-12-07 22:04:43 | 
 昨日から、頸の付け根から肩胛骨にかけて、痛みあり、頸をまげるのがつらい。そして、頸椎ヘルニアが原因の右手のしびれは痛みに変わってきた。寒さが影響しているのか。でも、昼休みは散歩をした。歩いていると、頸に響いてきたので、ショートカット。明日、こんな状態だったら、診てもらってからリハビリをしよう。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日はJR日暮里。再開発前は、駄菓子屋が沢山あった記憶がある。今は、舎人ライナーも開通し、再開発も進み、がらっと変貌。ただ、谷中銀座商店街は変わらない。観光客は多いが。
 まち歩きは、日暮里駅から谷中方面、下御隠殿橋からJRを眺める。通称「トレインミュージアム」といわれている場所。新幹線をはじめ、20種類の電車を観ることができる。そして、荒川区立第三小学校へ。「夕焼け小焼け」の碑、作詞した中村雨紅が、ここで教員をしていた。今日は、文化的なまち歩き。

 黄昏時、駅前に戻った類氏は、創業40年、「いづみや 日暮里店」へ。本店は大宮で、以前、類氏は放浪している。店に入ると、2列のカウンターに小上がり。まずは、御常連が呑んでいるホッピー。黒ホッピーセット・400円。そして、御常連と乾杯。紙に書かれたお品書きは、良い具合にすすけている。肴は、肉どうふ・300円、ハムポテト・350円。肉どうふは、御常連から七味唐辛子を手渡される。熱いそうだ。ハムポテト、ポテトは良いあんばいの塩味。ちなみに、類氏、マイ箸使用。
 類氏は、御常連が呑む「梅割焼酎・210円」に注目。注文した。梅割の味は濃い。見るからに分かる。続けて「マグロブツの山かけ・570円」、トロロは濃いようだ。そうなると日本酒、姫路の酒「名城 新酒しぼりたて原酒・300円」をもっきりでいただく。
 店の内装を確認しながら、いつの間にか「玉子焼き・300円」、甘い玉子焼きではなく、ほどよい塩味、恐らく、醤油も入っているかも知れない。呑むには良い味かも知れない。

 今週末は、酒宴がある。JR常磐線・草野駅近く。いわき(平)方面の終電は21:50。ぜったいこれには乗れるようにしたい(ものだ)。
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