おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

成田山で参拝

2019-05-04 21:26:02 | 神社仏閣
 先日、江戸に出奔した際、なんとなく、京成電鉄に乗ってみたくなった。どうせ乗るならば、成田山へ行ってみようと思った。

 JR上野駅から京成上野駅まで歩く。京成上野にはスカイライナーが停まっている。キャスターを持った外国人が多い。小生は、割増運賃なしの「特急」で成田に向かった。
 車内放送は、日本語、英語、中国語、韓国語。成田国際空港が控えているので、当然といえば当然。スカイライナーには乗らずに、一般の特急で行き来する外国人観光客も多いようだ。

 成田で下車。路線は成田空港のターミナルに直結している。駅から早速表参道へ。



 途中、木造三階建ての、恐らく廃業したと思われる旅館に目を引かれた。この建物に、多くの参拝客が宿泊したのだろう。ただ、建物自体、趣がある。消防法の縛りも関わっているのかもしれない。






 表参道は、人で賑わっている。途中、明らかに外国人向けだと思うが、和服に着替えて参拝できるような「まちかどふれあい館」がある。



 そして、両替所。セルフで対応できる機器である。





 観光案内所も眺めてきた。




 成田山到着。山門から本堂方面へ。山門から入るのは初めてかもしれない。いつもは車で来ていたので、本堂の裏側の駐車場に止めていた。










 久しぶりの成田山、しっかりとお参りしてきた。
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常陸大津の御船祭

2019-05-03 20:14:59 | イベント
 今日、北茨城市大津地区で5年に一度開催される「常陸大津の御船祭」に電車で行ってきた。




 この祭りは、国指定の重要無形民俗文化財。神船と呼ばれる船を500人ほどの人力で曳き回す。かつては、実際に漁撈で使われていた木造船を使うのが習わしだったが、現在は、お祭り用に建造した木造船を使用している。この祭りのように、漁船が、海上ではなく、陸上での神輿渡御に使われるのは珍しい。また、船の下に車輪はついておらず、下に「ソロバン」と呼ばれる木枠のようなものを敷いて曳き回している。船の大きさは、全長14m、幅が約3m、重さは7tで、船上には、神輿、神職や囃子方など約50人が乗り込み揺られながら移動する。


 大津港駅で下車、シャトルバスは満車状態。小生と何人かは、約2kmの道のりを会場まで歩いた。

 まずは、鎮守の佐波波地祇神社を参拝すべく、向かった。途中、御船があった。



 神社に行くまでの道すがらには露店が並び、大勢の人であふれかえっていた。

 海岸段丘の上に神社がある。階段をひたすら上る。







 神社は、常若の思想なのか、築造して間もないようだ。




 参拝も終えたので、渇いたのどを潤すため、露店にて生ビールを購入。御船渡御が始まるまで、沿道で待機することにした。とりあえず、北茨城市役所に勤めている同級生にLineを送信し、大津港にいる旨を連絡。すると、来賓受付にいるとのことで、取り急ぎ、合ってきた。


 花火が打ちあがり、始まったようだが、小生が待機している場所からは眺めることができない。時間がかかるようだ。


 町会や職場の単位でこの祭りに参加している。ロープを曳いて船を動かしている。






 船が見えてきた。






 とても壮大な祭りである。そして、地域が一体となって盛り上がっている。「いわき」ナンバーの車も多く見受けられた。

 次に見ることができるのは、5年後である。
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博物館浴(東京国立博物館 「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」展)

2019-05-02 21:23:30 | 博物館・美術館
 東京国立博物館では、6月2日まで「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」展が開催されている。






 東寺は、平安京遷都に伴って、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立された。弘法大師空海は、823年に嵯峨天皇から東寺を賜り、真言密教の根本道場とした。今回の展覧会では、国宝、国の重要文化財などが展示されている。とりわけ、三筆の一人である弘法大師の書を目の当たりにすることができた。

 現存最古で彩色の両界曼荼羅図、大日如来を中心に、菩薩、明王などが規則的に配置されている。弘法大師が唐から持ち帰った密教法具、そして、仏像など、美術的価値が高いものとなっている。

 圧巻は、「曼荼羅の世界」。東寺の講堂に安置されている21体の立体曼荼羅のうち、国宝11体、重要文化財4体。出展されたはいなかったが大日如来を取り囲むように配置されている。

 ちなみに、帝釈天騎象像は写真撮影OK



 
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博物館浴(国立西洋美術館 「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」)

2019-05-01 20:41:00 | 博物館・美術館
 国立西洋美術館では、5月19日まで「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」が開催されている。






 ル・コルビュジェといえば、小生は、その著書「輝ける都市」にもあるように、都市計画家、あるいは、国立西洋美術館などを設計した建築家としての印象があった。しかし、以前、コルビュジェに関する展覧会を観に行ったとき、ピュリスムの画家でもあることがわかった。

 今回は、国立西洋美術館開館60周年を記念して、コルビュジェが芸術の中心地パリで「ピュリスム(純粋主義)」の運動を推進した時代に焦点をあて、絵画、建築、都市計画、出版、インテリア・デザインなど多方面にわたった約10年間の活動のなか、コルビュジエと彼の友人たちの美術作品約100点に、建築模型、出版物、映像など多数の資料を加えて展示が構成されている。


 会場は本館、普段は常設展の入り口になっているところから入場する。


 最初に建物の模型や図面が並ぶ。


















 2回会場では、絵画中心の展示(写真撮影NG)

 改めて、コルビュジェの原点がピュリスムであったことを確認するとともに、これが背景となって、都市計画の用途の純化政策に至ったのではないかと思ってしまう展覧会であった。
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