けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

それでも開幕する

2007-08-24 12:41:52 | football
なんかこう、スペイン紙お得意のコラージュなんじゃないかって感じがしますが、きちんとベルナベウのお披露目も会見もしましたので正真正銘マドリーの選手です。


ロッベンが笑っている


TVEのニュースのスポーツコーナーでお披露目の様子を見ました。
Ivan Gabriel Heinze。TVEのアナウンサーによると、エインセは「ヘインセ」と発音されてました。母音の前のHは発音しないんだと思っていた。Hala Madridは「あら、マドリー」ですから。名前の時は違うんでしょうか。
アルゼンチン人選手が来ると、その選手のルーツが個人的には気になります。イタリア系とかドイツ系とかそういうのではなく、大きく分けて「ボカ派」と「リーベル派」。サビオラはリーベル派、ガゴはボカ派でイグアインはリーベル派。もっともリーベル派、ボカ派といっても、選手同士の仲が悪いわけではないと思いますが。若年世代の代表が充実しているせいか、アルゼンチン人選手たちはクラブを超えて仲が良いようです。リケルメはアイマールと親友(というかアイマールが舎弟っぽい)ですし、マドリーのトレーニングでもサビオラとガゴはよく一緒に話しているようですし。さて、ではエインセ(世間一般に倣いエインセで行きます)のルーツは……ニュウェルスでした。うち(=モナコ)のベルナルディと一緒か~。
ところでこのエインセ、私が知っているのはパリ・サンジェルマン時代からですが、ネットで経歴を調べてみてちょっとびっくり。97/98シーズンからヨーロッパに来ているんですね。バジャドリ、スポルティング・リスボン、バジャドリ、そして01/02シーズンからPSGへ、04/05シーズンからManUへ。長いなあ。いずれにしてもアルゼンチン人ですから、リーガに馴染むのにそう問題はないと勝手に思っています。

で、ロッベン。
リバプール対チェルシーの試合結果をこのブログで書いた時、スコアの下に「主演男優賞:ロッベン」と書き添えてあるのを見つけました。リーガではプレミアよりお芝居はしやすいかもしれません…よそのクラブの皆さん、お気をつけて。
そのロッベンは、昨日のお披露目でスペイン語でスピーチをしました。もちろんカンニングペーパーありですけど、Jugadorがジュガドールになっていたくらいでなかなか良い出来。ひょっとしたら既に勉強してたのかもしれません。この後はファン・ニステルローイがいざと言う時に役立つスペイン語を教えます。例えばHijo de p***とか。
傍から見ていると無節操な補強にしか見えないのですが、ベルナベウに集まったマドリディスタはロッベンのパフォーマンスに大歓声を送っていました。お約束のビッグネームの獲得がないと物足りない体質になっているのかもしれません。


こんなままでリーガの開幕を迎えます。土曜日はデルビ・マドリー。誰が出るんでしょうか。試みにこんなものを作ってみました。



左ばっかり…。ロビーニョが右に回ったりするんでしょうね。