13/14 Liga Espanola 1a division jornada 12
Rayo Vallecano 2-3 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:クリスチアーノ×2、ベンゼマ
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不測の事態がいくつかあったとはいえ、また落ち着かない試合をしてしまいました。
開始2分ほどで、1点目はモドリッチのパスを受けたクリスチアーノが1人で突破してゴール。やられたな…と思ったラージョのゴール&オフサイドの数分後に、シャビ・アロンソのパスからベイルが抜け出してアシスト、ベンゼマのカベッサで2点目。後半も開始早々に、ベイルが相手ディフェンスをかわして中へ切り込み、クリスチアーノに丁寧にパスを送って3点目。ボール支配されて攻められる機会も多いながら、カウンター等でチャンスを作って確実にゴール。まあ3-0にしたら、さすがに今日は大丈夫だろう、と思ってました。が。
何なんですかねあの崩れっぷりは。気が緩んだのもあるんだろうし、やっぱり前半から攻撃のチャンスを与えてしまっていて、上手く対処できないでいたツケが出たのか。ものすごく簡単に中盤やサイドを突破されて、ゴール間際まで攻め込まれる。サイドが危なければピボーテがサポートに行ったり、サイドにいる攻撃の選手が下がってやるとか、そういう共同作業があれば…って要するに、前線の守備が足りないんでしょうね…。ディ・マリアが右で出てる時は、よく右ラテラルのサポートをやってくれるけど、今日のディ・マリアは中央から左寄りにいることが多く…ベイルは守備はしないのか、まだ守備どころじゃないのか。カルバハルはだいぶ追いまくられて大変そうでした。カードトラブルも危惧されたためか、結局途中でアルベロアと交代に。
この交代策も、今日は思う通りにいかなかったですね。シャビ・アロンソは、やっぱり長時間無理をさせない&ユーベ戦にも使いたい、と思惑があったんでしょう、45分で交代。もう少し長くやらせても良かったと思いますが、後から入るイジャラのことを考えたら、HTからがちょうど良かったんでしょう。でもその後の崩れっぷり、ひたすら攻め込まれてボールもキープできず攻撃もできない…というのを見ると、イスコ入れたかった…(ケディラでもいいんですが、ケディラは休養だったのそうなので)。あとはヘセで前への推進力つけるとか。まさかコエントラン怪我、カルバハルいっぱいいっぱいで、ラテラルを両方とも途中交代なんて、プランになかっただろうし。
ベンゼマ、クリスチアーノ、ベイル、ディ・マリアを同時起用したかったというアンチェの試み、しかもそれで90分コンプリートしちゃいましたが、正直これは考え直した方が良いんじゃないかなあ…というのがここまでの感想。前の守備が中途半端では、中盤のピボーテが持ちこたえられないし、サイドの守備のサポートも足りない。ボールもあまりキープできない…というか、短いパスでつなぐなんての全然できなくなってましたね。前に近い辺りにイスコかモドリッチをおいて、アロンソ、ケディラ、イジャラからあと2枚ピボーテとか……。セビージャ戦、ラージョ戦と、ディフェンスの顔ぶれがだいぶ変わっていながら何ゴールも許しているのは、ディフェンスだけの問題じゃないんだろうと思いました。ああでもディフェンスもなあ……マルセロ、なんであんな場面で、軽々とヒップアタックとかするかな。攻撃はいいんだけど、守備ももうちょっとでいいから落ち着いて対処していただきたいものです。
あとディエゴ・ロペス、今日もたくさん止めてくれてありがとう。PK2つとも止められないか…とか思ったけど、その後の絶対3失点目まで行くだろうとドキドキしながら攻め立てられた怒涛の40分余り、ロペスがいてくれてよかったと何度思ったことか……お誕生日おめでとうございます。
コエントラン、謎の足首
久々の先発だったのに、前半15分ほどで、相手選手と競りながらの着地でおもいきり足首をグネってしまったコエントラン。「これは無理だろう…」と皆が思い、マルセロが準備までした…のに、なぜあれでその後30分出場できるのか、ほんとに謎です。ピッチ戻った直後に、サイド駆け上がりのダッシュとかしてたし…。
結局前半終了間際に交代、左足首の捻挫とみられているようです。日曜にも検査が行われるでしょうが、おそらくユベントス戦の帯同は難しいだろうと思います。コエントラン、大切なプレーオフも近いだろうに、無理するなって…。
背景がいかにもラージョな風景