けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

1ポイントの積み上げ

2013-11-06 07:02:25 | football
2013/2014 UEFA Champions League 4
Juventus 2-2 Real Madrid

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、ベイル

ラモスが右ラテラルで起用、というサプライズが。ラテラルらしいというよりは、セントラルの人数が増えただけというくらい、上がっての仕事は少なかったように思います。後半は少し上がったりもしていたかな。左ラテラルのマルセロも同様で、とにかく今日は守備意識。上がった回数は数えるほどであったかと思います。
内容は……前半は何だったんだろう、あれ。とりあえず、感想はまた後にします。








前半で一気にゴールして後半崩れる試合、前半が目も当てられない出来で後半持ち直す試合……ま、昨シーズンもそんな試合をよく見かけたような記憶があります。この試合のように後半修正できただけ、成長の跡が見られると、ものすごく楽観的に見られなくもない…。
前半は、攻める人=前の3人、守る人=残り8人、といった感じで、見事に前後で分断してしまいました。後ろが警戒して下がり気味で、モドリッチの位置なんかも前線からは距離があってあまり仕事ができていなかったし、クリスチアーノまで下がり目にボールを取りに来たり。全体に下がり気味、マドリー側の攻撃もほとんど打つ手なしでは、攻められる場面が増えたのも仕方ないんですね。バランのファウルがPK判定取られたのはかわいそうな部分もありましたが、むしろ1失点でよく済んだというか、前半のあの出来で失点しておかないと、後半の立て直しもなかったんじゃないか、とひねくれて良い方向に受け取ってみたり。後半は持ち直し、相手のミスを突いて&個人の能力に頼む部分も大きかったですが、逆転まで持って行けたのは偉かった。ベイルは、終始良い活躍というのではなかったですが、あの速い脚の振り、剛速球のシュート。驚いた。まさに飛び道具って感じがしました。バランの2失点目は……ま、若くていきなり何もかもできるわけじゃないし、まだ相手を読むとかずるく体を当てていくとか、良い経験になったと思っておきます。

アンチェロッティは、セルヒオ・ラモスであれこれ実験したいんでしょうか。ちょっとサプライズの右ラテラル起用でした。対面で攻撃力がありフィジカルにも優れたポグバに当てる、という意図があったのかなと思います。が、これで良かったかどうかは…結局2失点してるし、ラモスで見ていて安心というのでもなかったような。直後の感想にも書きましたが、上がって攻撃に貢献する機会も少なかったように感じました。