けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

夏の土曜日

2014-06-01 09:02:41 | football
ポルトガルサッカー協会より、ペペ、クリスチアーノのコンディション
「ぺぺとクリスチアーノ・ロナウドの2名は、31日土曜にMRI検査を受け、経過が良好であることがわかった。」とのこと。


泥んこレース
まだバカンスに飛び立ってはいないらしいアルベロアは、土曜日、イジャラメンディと撮ったこんな画像をツイート。


マドリードで行われたアスレチックレースのようなものに参加したようです。走ったり、ロープ登攀したり、泥の中で匍匐前進とか……。MARCAに動画ありの記事も。
泥んこレース画像後の、アルベロアとシャビ・アロンソ、ナチョのやりとりがちょっとおかしかったです。アルベロアの画像に、アロンソから「ナチョは?」とレスがつき、アルベロアが「ナチョも出場するはずだったのに、今日の午後に結婚式で、未来の奥さんが彼を行かせてくれなかったんだ。」、「かわいそうに、奥さんの尻に敷かれるのはこれが最初じゃないだろう、結婚前だけど。がんばれナチョ。」とレス。そこにアロンソが「ハグを…」とレスしたところで、ナチョから「2人ともふざけないでよ、本当に大切な日なんだし、この約束は逃せないんだから」と突っ込みが……


ナチョおめでとう
ということで同日夜、ナチョが結婚式を挙げました。おめでとうございます。
チームからは、昼間に泥まみれだったアルベロアとイジャラメンディも含め、イスコやモラタ、カルバハル、ヘススも出席。






ディ・マリアの長いインタビュー
5月29日付のMARCAのインタビュー。長くてなかなか終わらず、まだ途中ですが。
---------------------------------
Q:ファイナルから後、どれくらい寝られましたか?
A:ほんのちょっと、ほとんど寝てないよ。ファイナルの後は、まず夜はパーティだったし、次の日はうちの子が早く起きちゃって、それから日曜はベルナベウでのパーティで、それからアルゼンチンへ移動して……でも、本当にうれしい。起こったことすべてに、本当に満足しているよ。そして今はロサリオにいて、代表にいく前に、家族と数日の休みを取ることができている。

Q:フットボール選手として最高の夜だったのでは?
A:そうだね、どんな選手でもそうありたいと願うような、望んだタイトルを勝ち取ることができた、夢のような夜だった。カップを掲げ、MOMとして名前を呼ばれたのは、これ以上ない素晴らしいものだった。

Q:2点目をあなたが決められたのではと思ったりは?
A:そうだね、試合の後にテレビを見て、自分がやったプレイを見て、もしあれが入っていたらレアル・マドリーの歴史に残るゴールだっただろうなと思うよ。でも、ベイルが決めたとしても歴史的なこと。ゴールシーンを繰り返し見るたびに、僕を本当に幸せな気持ちにさせてくれるんだ。

Q:何か記念として取っておいたものはありますか?
A:そうだね、ユニフォームやTシャツを。僕たちが歴史を成し遂げたということ、それを自分だけの博物館のためにね。

Q:いつ喜びの気持ちがわきましたか?
A:レフェリーが試合終了のホイッスルを吹いた時は、僕は膝をついて泣いていた。そして、神が僕に与えてくれたすべての御業に、こんなにも重要なこのタイトルを勝ち取れますようにと試合前に願っていたすべてのことに、感謝をささげた。お祝いをしている時も本当に素晴らしいものだったけれど、試合終了のホイッスルの瞬間に比べられるものはないよ。その気持ち、涙の衝動は、すべて内面のものだ。

Q:終了間際にチョロ(シメオネ)を止めなければいけませんでしたね。何て言ったのですか?
A:素晴らしいシーズンを送ってきたのに、最後にこんな揉めたりすることはない、と彼に言った。あんな揉め事を起こしたりするのはばかげてる、ってね。彼らには大変だったと思う。ほとんどチャンピオンになりかけていたのに、最後でそれが逃げて行った。それが彼らには打撃になったし、ああいう展開になった。彼にとって良くないことを止めたかったんだ。

Q:このシーズンの間、走ることを止めませんでしたね。ファイナルで延長戦にまでなって、どこからあんなガソリン(スタミナ)を持ってきたのでしょう?
A:アドレナリン、強い意欲、常に強い気持ちを…ユニフォームを着ればいつでも、僕はそのためにすべてを尽くす。何か言いたいなら言えばいいし、何か僕を批判したいなら批判していればいい。僕が、95%とか99%でいくことは絶対ない、常に100%だ。こういうふうにしていれば、最後には報いがあるものだよ。

Q:今シーズンのディ・マリアは成長しましたか?
A:僕はすごく成長した、アンチェロッティのおかげでね。いくつかのポジションでプレイするチャンスを僕にくれたんだ。サイドでも、インサイドでもね。フットボール選手として、それから人間としても成長したよ。もちろん、悪い時でも僕を支え、僕の傍にいてくれた仲間たちにも感謝している。

Q:あなた自身とチームに何点をつけますか?
A:チームには10点だよ。チームは素晴らしいスペクタクルなシーズンを送った。すべてをピッチに出していった。僕たちはリーガを逃してしまった。それは、チャンピオンズ・リーグのファイナルのことを思い、考えていたからだと思う。他のチームメイトの場合はどうかわからないけど、でも僕たちはリーガをおろそかにしてしまった。それでも、僕たちはとても重要な2冠を達成した。自分では点をつけたくないな。良いシーズンだったよ。シーズンの終わりにそのことを考えれば、コパを獲り、チャンピオンズを獲り、ファイナルでMOMになった。すごいシーズンだ。

Q:あなたのキャリアでベストでは?
A:そうだね、レアル・マドリーではそのとおりだ。ベンフィカでも、同じようにとても素晴らしいシーズンがあった。本当に幸せだよ。

Q:この成功に、アンチェロッティはどんな役割を果たしていますか?
A:彼は、マドリーから問題ごとを取り除き、僕たちを選手としてそっとしておいてくれる。いつでも選手たちやマスコミ、クラブとの関係を平穏に保とうとする。みんなを幸福にするんだ。彼は素晴らしいことを成し遂げた。皆にプレイさせようと、出場時間の少ない選手にもチャンスを与えようと努めていた。
彼は非常にうまく仕事をしたよ。彼にとって素晴らしいシーズンだったと思う。特に、マドリーのような、こんなにも重要で難しいクラブでの1年目だったんだから。僕にしてみれば、彼は本当に素晴らしい監督。昨シーズンにはなかったような、素晴らしい成果を僕から引き出してくれた。サベージャ(アルゼンチン代表監督)と共に、僕が一番好きな監督だ。

Q:ミステルは、あなたにとって最悪のことが起きた時期にも、あなたを守ってくれました。彼は何か言いましたか?(観客に向かってアレなジェスチャーをした、とマスコミが叩きまくっていたころ)
A:何も言わないで、プレイするだけの信頼を僕に寄せてくれた。世界中が僕を批判していたのに、僕を先発から使ってくれた。彼が寄せてくれた信頼というのは、僕自身を、そして僕のコンディションを信じてくれたこと。そしてチームが必要としているものを与えられるだろうと、信頼してくれたということ。僕の献身性、守ること、攻撃すること、走ること、すべてを尽くすこと…。僕は、何よりも先発の座を掴めるように、身を尽くしていた。

Q:アンチェロッティからのメッセージで基盤となるものは?
A:彼はとてもポジティブな人間で、勝利することだけを考え、それを僕たちに伝える。試合前には僕たちを勇気づけ、僕たちは行ける、一つになれる、と言ってくれる。彼の言葉はどれも基盤となるものだ。

Q:ある時期には、マドリーから出ていくことになると思っていたのでは?
A:多くのことが言われていた。すべてをこのクラブに尽くそうとしているときに、トッテナムに行くのではとか残るのではとか言われていると、考えすぎてしまったり、痛手となるものだ。こういうのは選手にとって大変な時期だし、やり過ごすのは難しいもの。僕は落ち着いていた。自分がマドリーで続けていきたいと思っていることを、わかっていた。
昨年の夏に監督と話をして、僕は残りたいと伝え、彼はイエスと言った。そして僕を心にとどめてくれた。それからは、僕次第だった。物事は上手くいった。僕は良い決断をしてここに残り、ヨーロッパのチャンピオンになったんだ。

Q:それでは、来シーズンについてもう決めましたか?
A:ノー。僕はとても落ち着いていて、今はただワールドカップのことを考えている。昨夜の24時まではマドリーのことを考えていたけれど、そこからはアルゼンチン代表のことを考えている。僕は良い時期にいると思う。マドリーについてどうなるか見ていくことになるだろう。彼らが続けていくことを望んでいるか、あるいはクラブを離れるか。

Q:あなたの立場は?
A:僕は満足しているよ。素晴らしいシーズンを送ったし、みんなが僕のことを認めてくれて、いつでもサポートしてくれた。でも、残りたいとか続けていきたいと思っても、時にはそうできないこともある。なぜなら、クラブが他の選手のことを考えるかもしれないし、何か補強をしたり、選手を売る必要が出てくるかもしれないから。それで誰かが出て行かなければならなくなる。でも、僕は幸せでいるよ。

(つづく)
---------------------------------