自覚
ミックスゾーンに姿を現したコエントラン、足を引きずっていたそうです。そのコメント。
「正直に言って、このワールドカップは僕にとっては終わったのではないかと恐れている。」
「深刻な負傷だと思う、そうでないようにと願ってはいるけど。僕たちの職業ではこういうことがあり得る、不幸にして、今日それが僕の身に起きてしまった。」
「とても悲しい日だ。人生で最も悲しい日の一つ。でもこれはただ1つの試合のこと、重い敗戦ではあるけど、僕たちはまだ勝ち上がれる。」
ベンゼマ「僕はフランスのスターじゃない」
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カリム・ベンゼマは、ホンジュラス戦で2ゴールを挙げてチームを勝利に導き、ディディエ・デシャン率いるフランス代表を次のラウンド進出へと近づける輝きを見せた翌日、自身がフランス代表のリーダーだと考えられていることを、否定した。
「僕はスターじゃない。チーム無しでは、何もできない。それが基盤なんだ。」とレアル・マドリーのストライカーは、ワールドカップデビューから24時間を経て、このように話した。
「僕はフットボールをするためにフランス代表チームにいる。僕はピッチ内にいる選手、ピッチの外のことはむしろ隠していたい方だ。選手同士ではたくさん話をするけど。でもフットボール、フットボールの話だ。僕には話せない側面もあるけれど、でもフットボールならOK。僕は率直であるよう(決定力を?)求められてきた、それは当然のことだ。」
欧州予選で控えに回されていたベンゼマにしてみれば、ベンチにいることが長い目で見て良い事かどうかはわからない。しかし彼は、昨シーズンに良くない時期を過ごしたことを認めている。
「その頃控えになっていたことが、僕にとってよいことかどうかはわからない。でも、良い時期を過ごせなかったことは事実だし、僕は変化しなければなら成った。チームの中に競争があった。その頃には、僕よりも優れたアタッカーたちがいた。僕はトレーニングを続け、監督と話をした。僕が自分のベストの状態でないと最初に認めたのは僕自身だ。」
ベンゼマは、試合前にジネディーヌ・ジダンと話したことを明らかにした。レアル・マドリーでそうしているように。「試合前にジダンに会って、彼は幸運を祈ってくれた。僕を楽しませ、危機感を持たせてくれた。試合後には、祝福のメッセージを送ってくれたよ。」
ベンゼマは、この大きな大会での初ゴールを決めた。しかし彼は、ゴールへの執着は否定する。「それはない。僕が執着していたのは勝つことだった。良い状態でボールがくれば、ゴールチャンスは増えるものだ。」
ベンゼマは、現在見せられているイメージが良いものだと言うことを認識している。「イメージが良いというのは真実だ。でも今、すべてが変化している。良い状態で、もしすべてが良いまま続けば、まだレベルは上がっていくはずだ。フランスのために、幸せだよ。ここは正真正銘のファミリーだ。」
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どうしよう、何かベンゼマがものすごく頼もしくなってる……。