けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

W杯欧州プレーオフ第1戦

2013-11-16 08:22:43 | football
負傷者情報:ケディラ
イタリア代表との親善試合に出場したケディラは、ピルロとの接触プレイで膝を痛め、66分で途中交代に。ASによれば、その少し前から違和感のある様子を見せていたとのことですが……。どうもだいぶ痛がっていたようで、心配です。ケディラは検査のためにミラノ市内の病院へ。たぶんすぐにマドリーに返却されてくるでしょう。重い負傷でなければいいのですが……せっかく中盤トリデンテって調子が出てきたところだったのに。


アイスランド 0-0 モドリッチのクロアチア
前半途中まで、ウトウトしながら見てましたが…どちらも、良い試合ができた、という印象はしなかったな…その後どういう展開になったのかはわかりませんが。クロアチアはリードして試合を終えたかったでしょうが、無得点引き分け。それでも次はホームなので、まだ望みは強いと言えるのではないでしょうか。


ウクライナ 2-0 ベンゼマとバランのフランス
ベンゼマは残り20分間ほどの出場、バランはやはり欠場。そしてフランス、やってしまった…。試合自体は見ていなかったのでどういう展開だったのかはわかりませんが、せめて無失点か、あるいはせめて1点差にして終わりたかっただろうなあ……。フランス代表、あまりゴールが取れていない印象が強いんですが、次ホームで2点差をひっくり返せるのか(しかもアウェイゴールを許さずに)。崖っぷち。








クリスチアーノ、ペペ、コエントランのポルトガル 1-0 スウェーデン
スタジアムが盛り上がる中、ポルトガルが押して、押しているのに点が取れない。サイドからクロスも良く入るしCKも何度もあったんですが、スウェーデンの守備が(特に中央が)体格も良いしきっちり対応していなしているというか、ポルトガルはエリアの中での仕事には苦労している感じがしました。一方で特に前半はスウェーデンの怖い逆襲も何度かあって、当たり前ですが、気が抜けない試合。
そんな中、試合終盤にちゃんとゴールを決めてくるのが、さすがクリスチアーノ。左からのクロスに頭から飛び込むというか押し込んで、きっちり結果を出しました。そのあとにもう1つバーかポストに当たったヘディング、惜しかった…。
ぺぺはイブラヒモビッチをイラつかせつつ結局まともな仕事はほとんどさせず。捻挫はもう問題ないらしいコエントランがすごかった。ほとんどの時間うで中盤から前に上がりっぱなしで、ドリブル突破、クロス、中へ切れ込んでみたり…と左サイドを支配。スウェーデンのサイドの守備がかなり大変そうでした。コエントラン、やっぱり代表にいる方が一段よく見える…。


おまけ1:ベイルのウェールズ代表
BBCの子供のためのチャリティ「Children in Need」のマスコットキャラクターであるPudsey Bearの耳を付けるというキャンペーン……で、土曜に親善試合を控えたウェールズ代表一同は、こんな格好でトレーニングを。


おまけ2:あの頃の失敗&パンツを配った
ShortListという…何だろう、男性向けおしゃれ雑誌? ここでクリスチアーノが、ファッション+フットボールについてインタビューに答えました。というのの全文は英語で読めますので、そこからいくつかピックアップして。このインタビューが行われたのは、あのクリスチアーノブランドの下着の大広告がお披露目された日のようです。
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Q:ファッションアイコンは誰だった?
A:若い頃はスタイルにそんなに興味はなかった。良いプレイを選手を見る方に時間を割いていた。だからスポルティングリスボンにいた時は、ルイ・コスタとフィーゴを見ていたよ。僕の夢はプロフェッショナルのフットボール選手になることで、16歳でそうなれた。それで僕は幸せだ。

Q:過去のある時期には面白いスタイルをしてましたね。ふりかえって見て、「自分は何を考えてたんだ?」ということは?
A:自分が16歳とか17歳のころの写真を見ると、僕は何をしてたんだ?と言うね。髪型とかその色とか。マンチェスターにいた時は、『スパゲッティ・ヘア』で、先が黄色くて…何をやってたんだ?

Q:(下着の)モデルになった写真は、Zoolanderっぽいラインナップですが、チームメイトの反応はどうでした?
A:皆も今日これを見たんだ。全員にボクサーをプレゼントしたから。何人かは「ああ、本当にいいね。かっこいいよ」と言ってくれたよ。

Q:ベイルから何か反応は?
A:ベイルもいて、サムアップしながら「ああ、かっこいいね」って言ってくれた。彼はファンタスティックな奴だね。ファビオ・コエントランも、気に入ったと言ってくれた。ぺぺは、彼にプレゼントしたら、すぐさまそれを履いて「もっとくれなきゃ」って言ってきたんだ。

Q:皆があなたのパンツを履いているか、マドリーのロッカールームをパトロールしないといけないですね。
A:そうだね、もちろん!
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他の選手の反応が知りたい。

バランの状態

2013-11-15 07:09:22 | football
フランス代表:バランのコンディション
水曜日、木曜日と2日続けて、代表のトレーニングで別メだそうです。デシャン曰く
「膝に炎症がある。昨日(水曜)は配慮をし、今日も注意深く経過を観察した。これは、レアル・マドリーで3日間で2試合をこなしたことと関連があるものだ。」
とのこと。金曜のプレイオフ第1戦、先発と目されていましたが、微妙な状況になってきました。
マドリーでの起用方法について、デデにちくりと言われてますが、でもこれはそうだなあと思う。フランス代表のためとかどうとかではなく、復帰してから何度か膝の腫れとか炎症があったんだから、連戦を強行する危険を冒さなくても良かったのでは。結果論ですが、実際バランはここ数試合でミスが目立ってましたし。レアル・ソシエダ戦は確かにラモスがサスペンションだったけど、ナチョもいるわけで……ずっと日干しにされてますが。無理してまた離脱なんてことになったらさらに困ることになるんだし、もう少し注意深い使い方をしても良いのでは、と思います。アロンソなんてちょっとずつ時間伸ばして、と丁寧な復帰プロセスなのになあ。



マドリー:ヘセ
U-21に召集されていたはずですが、負傷ということで召集辞退となっています。負傷と言われても、レアル・ソシエダ戦は出場していないし、いったいどのタイミングでどこを負傷したのか…よくわかりません。水曜、木曜のマドリーのトレーニングでも、ピッチの上には出てきていないようです。


マドリー・ベテラノス
よくあちこちで試合しているなあ、という印象のマドリーOBチームの皆さん。モリエンテスとかデラレとか、下部チームの監督もやってたりすると、忙しいだろうと思うんですが。
14日は、世界糖尿病デーを記念して、ベテラノスとドクターチームとが対戦をしたそうです。ブトラゲーニョ、イエロ、ブージョ、サンティジャーナ、モリエンテス、デラレ…等が出場。

また、ラファエル・ゴルディージョ(ベティス下部組織出身、マドリーでもプレイ)とブトラゲーニョによって、11月17日12時から、ベニト・ビジャマリンで、ベティスOBチームとマドリーOBチームとの対戦が行われることが発表されています。これは、「がんの子供を持つ両親の会」へのチャリティが目的。


U-21:ボスニア1-6スペイン
カルバハルはフル出場、モラタは先発で70分くらいまで出てましたか。ボスニアに先制を許したものの、スペインが得点を重ね続け、大差での勝利となりました。モラタは、スペインの1点目を決めた!と思ったら、早いクロスに対してゴールに飛び込んだモラタの奥にいたボスニアの選手に当たったOGでした…確かに、ゴールが決まった後のモラタ、ストッキング上げたりしてるだけでリアクション薄いと思った…。モラタは、前半終了間際のPKを決めています。また、5点目かな、エリア内に切り込んで2つ目のPKをゲット(これはデウロフェウが蹴った)。

15人の代表

2013-11-14 07:08:09 | football
15人の代表
インターナショナルウィーク、マドリーのトップチームからは15人がそれぞれの代表に招集されていきました。ポルトガル、フランス、クロアチアはW杯出場を賭けたプレーオフが、この期間に行われます。

ポルトガル:クリスチアーノ、ペペ、コエントラン
 11月15日 ポルトガルvsスウェーデン
 11月19日 スウェーデンvsポルトガル
一番大変そうだ、と思われるのがポルトガル。ズラタンのスウェーデンとの対戦で、しかもホームが先というのが気になるところ。代表合宿に合流した後、打撲を引きずっているクリスチアーノ、筋肉に問題を抱えていたペペ、足首の捻挫から回復中のコエントラン、それぞれが全体と一緒のトレーニングができていなかったのですが、水曜のトレーニングから復帰した様子。3人とも金曜の第1戦には出場するようです。

フランス:ベンゼマ、バラン
 11月15日 ウクライナvsフランス
 11月19日 フランスvsウクライナ

クロアチア:モドリッチ
 11月15日 アイスランドvsクロアチア
 11月19日 クロアチアvsアイスランド
代表に合流したモドリッチのコメント
「今良い状態でプレイしているのは、僕が幸せで満足しているから。イングランドでも幸せでていて、それを試合で見せていた。今僕はマドリーにいて、同じようにそれを見せられている。」
(アイスランドのコンディションが、気温マイナス1度、風速が40km/h…10m/秒くらい?)「条件は彼らも同じ。過去に良いプレイができなかったことが分かっている。だから、人々が望んでいるクロアチアの試合を僕たちはしなければいけない。」
「実際、このプレーオフは僕たち次第、僕たちがどうプレイするかだ。アイスランド代表の選手を何人が知っているし、彼らはとても危険だ。シグルズソン(スパーズ、モドリッチの後継)、シグソールソン、グジョンセンのような古参も(まだ現役やってたんですね、すごい!)。彼らがグループ2位で終えたということは、それだけ良いチームということだ。」
ちなみに第1戦の主審は、クラシコで笛を吹いてPKを取れたのに取らなかったとかなんとか…のウンディアノ・マジェンコだそうで、
「僕が彼について最も経験があるね、でもうまくレフェリングしてくれるだろう。」

スペイン:カシージャス、セルヒオ・ラモス、アルベロア、シャビ・アロンソ
 11月16日:赤道ギニアvsスペイン
 11月19日:南アフリカvsスペイン
シャビ・アロンソが久々に復帰。復帰したてなんだから、親善試合に呼ばなくたって…と思うんですが…。
スペイン代表は、他のAdidas国と同様に、このタイミングで本大会で着用するユニフォームを発表。赤が濃くなったというか、黒味が増した感じです。余計な柄などは入ってないようですが、どうでしょう(ASの画像集)。でも全身真っ赤のジャージはどうだろう…デルボスケ、サンタクロースに近い。

ドイツ:ケディラ
 11月15日:イタリアvsドイツ
 11月19日:イングランドvsドイツ

ウェールズ:ベイル
 11月16日:ウェールズvsフィンランド

アルゼンチン:ディ・マリア
 11月16日:アルゼンチンvsエクアドル
 11月19日:アルゼンチンvsボスニア

スペインU-21:カルバハル、モラタ
 11月14日:ボスニアvsスペイン
 11月18日:アルバニアvsスペイン
欧州選手権の予選です。


カランカ、ミドルスブラの監督に
モウリーニョ退任後、ポジションのなかったカランカですが、イングランドチャンピオンシップ(2部相当)のミドルスブラの監督に就任が決まりました。

中盤のトリデンテ

2013-11-12 22:33:38 | football
インターナショナルウィークに入りましたが、マイペースに、レアル・ソシエダ戦後の記事の中から、中盤の「トリデンテ」たちを称賛する記事をいくつか。2日ほど過ぎてるのもありますが気になさらずに。


もう1つの流行のトリオ
モドリッチ、アロンソ、ケディラが中盤を固める
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ルカ・モドリッチがピッチを駆け巡る夜がある。そこでは彼はより背が高く、力強く、また幅広く見える。彼がボールを蹴ると、彼のチーム、特にフォワードたちが笑顔になり始める。このクロアチア人のスパイクを通じて流れるフットボールは、トリノでの試合は後半から新しい活力を吹き込む特効薬であったし、レアル・ソシエダ戦ではダイナモとなった。アシストし、コントロールし、シュートを打つ、ドリブルも忘れてはいけない。レアル・ソシエダ戦の終盤、その後の土曜の夜のことに興味が移っているサンチアゴ・ベルナベウのスタジアムを前に、モドリッチはさらなるお遊びをエリアの際でしてみせた。エリア前でのファウルを誘ったジダン風の反ルーレット。クリスチアーノが、5-1にした。
数週間にわたる実験を経て、カルロ・アンチェロッティは中盤の完ぺきなコンビネーションを見出している。モドリッチ、ロッカールームのラッキー・ルークは常にいて、トライアングルのトップに位置する。彼のコースが中盤からスタートするとしても、このシステムで彼が前へ行くことが、白の攻撃的なフットボールをより良いものにしている。3人のフォワードたちは、モドリッチが背後にいることで、十分サポートを受けている。彼がチーム内で力を伸ばしたことが直接的に不利益となって、現在ベンチにいることが常習的になった選手がいる。イスコ・アラルコンは、この秋になるまでは選手の中でもベストの存在で、ピッチサイドのウォーミングアップに出てくると、サポーターからの声援を受けていた。その後のわずかな出場時間では、良いプレイよりもボールを失うことの方が増えている。
「私はこのスターティングラインナップに満足している。しかしベンチにも、イスコやディ・マリアのように、シーズンを通じて大いにチームを助けてくれるだろう非常に優れた選手たちがいることを忘れてはいけない。」 アンチェロッティは、代わりとなる選手たちへの目的と愛情をもってそう話した。シーズンは長く、どの選手にも出場時間があるだろうと、そう考えている。これまでのところはイスコが、イタリア人監督のチームでの熾烈な競争や、モドリッチや彼と共に中盤を固める選手たちの好調な時期に苦労している。
「中盤のこの3人が、一緒になってよくやってくれている。シャビ・アロンソには我々が望むようなプレイの経験とクオリティがある。他の選手たちよりも、試合の流れを見ている。そしてケディラは、このチームにいるためのクオリティを示した。継続性をもってプレイし、チームを助けている。」と主張するカルレットは、チームをコントロールするアロンソの知恵と、ソシエダ戦でゴールを決めたドイツ人選手の日々の努力を称賛する。
ケディラは、イスコと交代して下がる際に、初めてベルナベウからのスタンディング・オベーションを受けた。イスコは、各国ナショナルチームでの予定がなく、来週(今週)マドリーに残る数少ない選手の1人だ。モドリッチは、クリスチアーノ・ロナウドらと共に、クロアチア代表としての重大な2試合に臨む。モドリッチは、自身の代表で次のW杯に出場したいのなら、驚くべきアイスランドに勝ち、地元で行われる第2戦に向けて優位を保つ必要があるだろう。
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シャビ・アロンソ、ケディラ、モドリッチ:レアル・マドリーの新たな金の「トリデンテ」
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レアル・マドリーは、今シーズンの能力にまだ磨きをかけ続けているところだが、難しいシーズンのスタート時期を経て、何人かの選手の出現によって、ふさわしいプレイレベルを見出し始めたところだ。
多くの人々が、攻撃の「BBC」について語っている。ベイル、ベンゼマ、クリスチアーノ(Bale, Benzema, Cristiano)は攻撃におけるチームの先鋒として力を強めつつあり、常に要求の高いレアル・マドリーにあって、先発11人の中で大きなウェイトを占め、ゴール量産の責任を負っている。
しかし見逃せないのは、メレンゲのチーム構成における別の「トリデンテ」が存在するということだ。やや後ろに位置し、3人の男が中盤の大きな基準として登場し、素晴らしいパフォーマンスを見せ、すべてのマドリディスモの信頼を集め始めている。
第一には、シャビ・アロンソだ。実際は、数か月にわたる負傷から最近復帰したばかりだが、このわずか数試合で、すべてのファンの心をつかんでいる。中盤での冷静さ、見事なロングパス、そして試合を創る明晰さは、かけがえのないものだ。
他方で、サミ・ケディラ。レアル・ソシエダ戦では、白のユニフォームを着た彼自身の、最高の試合の1つを見せた。破壊的な仕事での強さ、彼の隣でプレイする選手(今の布陣で言えばシャビ)を引き立てる闇の仕事では常に効果的であり、さらに必要とあれば攻撃にまで加わってドイツ代表でも生かされているシュートを見せ(土曜のベルナベウではゴールさえ決めた)、そしてスタジアムの一部から投げかけられている批判を静まらせている。
そして最後はルカ・モドリッチだ。このクロアチア人選手は、このチームを引っ張る1人として、自身を過去たるものとしている。今シーズンは、メスト・エジルの穴を埋める役割を負っている。恐れることなくそのクオリティを示し、真に豪華なパスや驚くべきトリックでベルナベウを誘惑している。効果的であり美しい。すべての生命線、スペインフットボールに馴染み、カルロ・アンチェロッティの先発イレブンでますます置き換えの利かない存在になっている。
この3人の中で、中盤における安心とほぼ完ぺきな精密さがもたらされ、重要だと見られていたアシエル・イジャラメンディやイスコ、さらには何試合にも出ていたディ・マリアをベンチに置き、さらには今シーズンの新発見と思われていたカゼミロをスタンドに追いやることになっている。
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プロフェッサーとバランスを取る人たち
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・シャビ・アロンソはマドリーの中盤の強さを取り戻している
・モドリッチとケディラは彼の傍で輝きを増す
・ポゼッション上昇、相手のゴールチャンスを減らす

カルロ・アンチェロッティが、このシーズンの主張してきたバランスには名前がある。シャビ・アロンソだ。戻ってきたシャビ・アロンソが、試合の前半でマドリーに力強さを取り戻している。まだ完全にフィットした状態ではない。ラージョ戦、トリノでのユベントス戦、そしてとくにレアル・ソシエダ戦の前半45分間。
以前にはイジャラとケディラ、モドリッチでしていたこと、たとえば試合に先発してバランスを取り、ボールを回収し、前線との間をつなぐ…それをシャビは1人でやる。3人の役割が1人に集約されることで、他の選手たちはそれぞれのサイドで輝きを増し、さらにそれぞれの機能を示すことができる。
シャビが共にいるおかげで、ケディラはボールに関する責任から解放され、ピッチを広くカバーして、相手のゴールエリアにむけてさらにプレスし、展開し、到達していくことができる。このレアル・ソシエダ戦ではゴールも決めた。そしてモドリッチも、このようにして、クリスチアーノ・ロナウドやベイル、ベンゼマと、より容易に連携している。この試合では、2度ゴールに近づいた。今シーズンに入って、これまで失われていたものだ。
最終的な結果は、シャビがいるレアル・マドリーは、中盤でより強力ということだ。相手のゴールチャンスを減らし(ソシエダは前半ゼロだった)、より試合全体をコントロールする。マドリーのポゼッションは、前半66%、試合終了時は58%だった。
試合後のアンチェロッティは、プロフェッサー・アロンソと、バランスを取るケディラとモドリッチに喜んでいた。このトリデンテは、つまり中盤の先発を意味することになる。「継続性を保つことが重要だ。この3人は異なるキャラクターを持っている。だが我々は他の選手たちともうまくプレイできるだろう。」とイタリア人監督は話し、バランスのとれたチームとしてのマドリーが見られ始めていることを喜んでいる。つまり現実的には、シャビ・アロンソが掌握するチームということだ。
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感想。
ラージョ戦の前半やユーベ戦後半、ソシエダ戦前半と、良い流れがつくれたこともあって、アロンソ-ケディラ-モドリッチでマドリーの中盤は安泰である、的な論調が主ですが、記事内でアンチェの言葉が紹介されているとおり、長いシーズンで選手のコンディションも上下し、またタイプの異なるチーム相手ではうまくいかないことも出てくるだろうし、ここでは影が薄い存在にされている選手たちがまた輝く時もくるはずで、最終的には、誰が出ても良い試合ができて大きな目標が達成できればいいな、と思います。
とはいえ、シャビ・アロンソが復帰したのはやはり大きかったですね。これは嬉しいことでもあり、一方でアロンソの去就がまだ定かではなく、マドリーに残ったとしても年齢的な点から言っても、アロンソに頼り切ったままではいけないのに…という思いも。でも誰がアロンソの代わりができるのか。イジャラに傍らで学んで成長してほしいところです。
あと、ケディラに初スタンディングオベーションというのが、感慨深いというかなんというか…。


こちらはおまけ。
信頼がカリムを後押しする
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カリム・ベンゼマの、カンプ・ノウでの試合でベンチスタートになったこととその後の「生まれ変わり」が直接関係すると見るのは簡単なことだ。このフランス人は、夢のような4試合(4ゴール3アシスト)を実現している。このため多くの人々が、クラシコにおけるアンチェロッティの「懲罰」がベンゼマを目覚めさせたこと、控えに回ることが即座に反応を引き起こすために必要だったのだと考えている。だが、これほど真実からかけ離れたものはないだろう。カリムは、アメとムチが必要なタイプの選手ではない。叱責による恐怖といったものは、彼には効果はない。
ベンゼマの絶好調を説明するいくつかの重要な要素がある。しかし一番は、アンチェロッティが示す大きな信頼であることは間違いない。ベンチに置かれたことを、ベンゼマは罰だとは考えず、監督の戦術上の決断なのだと理解した。その後の試合でベンゼマが再びポジションを得るだろうということは分かっていた。なぜなら、カルレットが彼の働きぶりに満足していると気づいていたからだ。常にはっきりそう見えているのではないが、しかしベンゼマはアンチェロッティの指示に従っている。そう、カリムにははっきりと判断がついていたのだ。
別の重要な要素は、チーム全体の向上と、人々がベンゼマの役割を認識するようになったことに関係する。カルレット(アンチェ)のマドリーのスタイルに引き込まれるほど、この9番の非常に特別な有用性にさらに感謝することになる。右サイドの攻撃に弾丸を(ベイル)加え、さらに左にも弾丸(クリスチアーノ)を加えることが、ベンゼマを、インテリジェンスがあり、連携を理解し、そして何よりも、必要な休止を入れるトップという欠かせない存在にしている。
最近ホルヘ・バルダーノがラジオで嘆いていたのは、「1人の選手に向けられるこの冷淡な評価は、もはや流行のものではない」ということだった。ベンゼマがマドリーの攻撃の最前線にいるトリデンテに組み込まれて以来、このフランス人ストライカーがどれだけ重要な存在になり得るかということがよりわかり始めているようだ。ベンゼマは変わっていない。周囲の事情が変わっただけで、才能は既にわかっていたことなのだ。
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ケディラ!!

2013-11-10 15:46:13 | football



13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 13
Real Madrid C.F. 5-1 Real Sociedad

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド×3、ベンゼマ、ケディラ!!

また完封できなかった……という点は悔しいですが、余裕のある試合ができたのは良かったと思います。前半が良くて後半はペースを落とすという、時間帯によって出来・不出来の違う試合をまたしてしまったわけですが、ま、ある程度余裕ができたら気を抜き過ぎない程度にペースを落とすというのも、長く戦っていく上では大切なことなのかもしれません。
今日はまず…ケディラ! ゴールおめでとう。遂に。これまで何度もゴール前に顔を出し続けてきたかいがありました。惜しいところまで行っては外す、慌てるというのが続けばネタにしたくもなるのですが、それをちゃんと結果にしてくれたら言うことないです。心なしか、ゴール以降さらに攻撃面で調子づいてしまった感じなのも、また頼もしい。
急きょ左ラテラルで出たアルベロア…は、右で出るより左の方がむしろキレていたような気がしなくもない…。特に攻撃オーバーラップ(使われないでオトリになったままのことも多々ありましたが)が印象深かったです。
あとはシャビ・アロンソ、すっかり完調というか、やっぱりこの選手がいないとマドリーは落ち着かない、のかな。中盤や最終ラインの選手たちにボールの出しどころを支持したり、左右のラテラルのサポートに入って相手の攻撃を止めたり、そしてサイドチェンジやゴールにつながる長い正確なパス。誰が代わりになれるというんだろう。

先制が早かったのも良かったです。ほぼ最終ライン付近のアロンソからベンゼマへ、そこからクロスがファーサイドで抜けるクリスチアーノへ。2点目は役割交代、クリスチアーノがボールを入れ、中央付近のベンゼマがゴール。3点目はクリスチアーノのボールがソシエダDFの手に当たりPKへ、4点目はカルバハルがボールを持ちあがって中へ、ベイルからケディラにわたり、ゴール。ここまでが前半で、良いペースに次々得点を畳み掛けていくことができました。前半は本当に調子良かったなあ。攻撃シーンも、ゆっくりつなぐより、カウンター的な速攻の方が効きますね。最後は後半にクリスチアーノがFKを直接決めてハットトリック。
……淡々と書いてますが、クリスチアーノ、ハットトリック。すごいです。今シーズンのリーガでは、前回のベルナベウでの試合、セビージャ戦と今節、CLガラタサライ戦、それから代表の試合でも1回。もう4回。

後半に1失点してしまいましたが(ぺぺも甘かったし、バランも簡単に離しちゃった)、余裕のある試合展開、良い流れだっただけに、交代をもっと早くしてほしかった点が不満。イスコやモラタ、残り15分程度でややだれ気味の展開では、なかなか良いところを見せるのも難しいだろうと思います。




レアル・ソシエダ戦、召集選手

2013-11-09 03:18:26 | football

国王杯、組み合わせ抽選

8日に組み合わせ抽選が行われました。既にセグンダ以下からのトーナメントが行われていて、ここからプリメーラの全チームが加わります。
マドリーは、まずはオリンピック・シャティバ……バレンシアの方にあるセグンダBのチームだそうです。勝ち上がった後の対戦等は、画像をご参照ください。
オリンピック・シャティバとの対戦は12月6~8日/12月18日前後、勝ち上がったらマラガまたはオサスナと1月8日前後/1月15日前後、さらに勝ち上がったら準々決勝が1月22日前後/29日前後、準決勝が2月5日前後/12日前後、ファイナルが4月19日、となります。


レアル・ソシエダ戦、召集選手:マルセロぉ……
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:バラン、ペペ、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:ケディラ、ベイル、シャビ・アロンソ、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ヘセ、モラタ

全部で20人。今回は、ディフェンスの召集が、少々怪しい感じになってきました。
マルセロ。金曜のトレーニング(珍しいことにベルナベウで実施)でマルセロが負傷。公式によれば、左膝の関節炎、ASでは2週間の離脱とのこと。幸いなことに、なのかどうかわかりませんが、今週末のレアル・ソシエダ戦をしのげば、インターナショナルウィークが入るので、ちょうど2週間後となるその次のリーガ(フエラでアルメリア戦)には戻ってこられる可能性があります。マルセロがいるといないとではだいぶ違うので、想定通りに、良い状態で復帰できればいいなと思います。また、先日のラージョ戦で足首を痛めたコエントランも、まだ他の選手と一緒の全体練習ができていないようで。つまり、まだ復帰できる状態ではないようです。さらにセルヒオ・ラモスのサスペンションがこの第13節で執行。ということで最終ライン、左アルベロアで右カルバハル、セントラルがぺぺとバラン、ということになるでしょうか。
……またなんで左ラテラルは同時に離脱するんだろうなあ……コエントランは、この後W杯出場権をかけたプレーオフがあるわけですが、大丈夫なのかな。普段は、それぞれの代表よりはマドリーでのことが気になりますが、プレーオフとなればそれぞれ重大事だろうし。ギリギリでも復帰できれば良いなと思います。


グラネロは、今はレアル・ソシエダの選手
ギプスコア、サン・セバスチャンの新聞での、グラネロのインタビューです。楽しみにしていたのだと思いますが、今回マドリーと対戦することはかなわず……。
(※ところどころ意味が取りづらいのは、訳が適当なのと(相変わらずですみません…)、グラネロだからです)
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Q:ラ・レアルは土曜にベルナベウでの試合に臨みますが…
A:僕がリーガに復帰してラ・レアルに加入した時、再びレアル・マドリーと対戦することになるんだとわかっていた。僕にとってそれは素晴らしい思いだった。怪我のせいでこの試合に出られなくなってしまって、シーズン後半の対戦にも出られるかどうか、見ていくことになるだろう。本当に悲しい。ベルナベウは美しいスタジアムだから。

Q:マドリーにはあなたの友人が多くいるでしょうが、彼らもあなたが出られなくて、とても残念に思うことでしょう。
A:わからないから、それは彼らに聞いてみないとね。そう、本当に残念だ。僕はあそこで、多くの人たちと本当に素晴らしい関係を築いているから。彼らにまた会えるという強い願いを抱いているんだ。ベルナベウに行くつもりでいるから。彼らがどうしているかとか、そういった話をするよ。もちろん彼らがとても良い様子だとはわかっているけれど。試合前には、彼らにとって土曜日が素晴らしい日にならないよう願うだろうけど、でもシーズンのそれ以外の日は、彼らにとって何もかもうまくいくよう願っているよ。

Q:たぶん一番話をするとしたらシャビ・アロンソですね。
A:シャビとはたくさん話をしているよ。でもそれ以外の人たちともだ。クラブのスタッフや関係者の人たちともね。多くの人たちと、良い友人関係が続いている。この試合については話していないんだ。火曜日には、僕たち両チームともチャンピオンズ・リーグの試合があった。でも確かに、これからの数日間、両チームの対戦について話をすることになるだろうね。

Q:あなたのミッションは、彼らのやる気をそぐことです。
A:彼らはもっと余裕をもって対処できるよ。僕たちは良い状態で来ているし、それを続けていきたい。土曜日のマドリーは、勝ち点を積まないで素晴らしいことをするだろう、そうして、試合が僕たちのモノになるといいと思うよ。
Q:ヘタフェのユニフォームでベルナベウで試合をした時も不思議な気分だったでしょう。
A:もちろんそうだよ。2シーズン続けてそういう機会があったけど、でも1年目の時は、レンタルの条項でプレイできなかったんだ。2シーズン目の時はプレイできたけど、めちゃくちゃな試合になった。ペペが退場して、3-2で試合が終わった。うまくできたという記憶があるよ。違いは、ヘタフェの時はベルナベウで初めて試合をする機会だったということ、そして次にそうするのは、今回ではないけれど、あそこで3シーズンを過ごし多くのものを得た後ということになるんだからね。

Q:あなたはベルナベウでは(マドリーの)ソシオですが、ラ・レアルをベルナベウに迎えた時の思い出は?
A:僕はずっとピッチの中で、ラ・レアルとの試合をたくさん見てきた。いつでも大きな敬意を受けていたね。偉大な歴史があり、誰からも敬意を受けるクラブだ。2度のリーガ制覇を含め、多くのものを手にしてきたのだから。ベルナベウでは、ラ・レアルは、クラブとしてもチームとしても、多くの敬意を受けているよ。

Q:実際的に、ゴールできる方法はあるでしょうか?
A:もちろん、この場所(サン・セバスチャン)にいたままじゃだめ、ということだね。僕たちには、いつでも勝利する手段がある。どんな試合でもね。僕たちはリーガでも最も強い中に入る、パワフルなチームだ。そしてとても競争力がある。僕たちは戦うのがとても好きだから。多くの選手やクラブ自身にとっても、特殊なシーズンになっている。強烈な多くの試合があり、それが何試合も続く。でもチームはそれに反応している。良い試合を続けて、リーガでもそこそこの位置につけているし、ここ4試合で10ポイント取れている。チャンピオンズでは、僕たちの運は起伏があるようだ。火曜日にはマンチェスター相手に引き分けた。また別の次元からきたクラブで、僕たちとは大きく異なっている。僕たちは楽観的でいるし、勝つことができると信じているよ。

Q:マドリーは、クリスチアーノとベイルで、少し怖いですが…
A:その2人は本当に強烈だ。僕がいたころから既にそうだったし、そこへやって来た会長は、マドリーを巨大なチームに作り替えることを任されていた。彼はチームをよりよくしようと投資をして、そうしている。マドリーは確かに怖いよ、でも僕たちにも強くて競争力のある戦力がいる。それに、率直に言って、どうして僕たちが勝てると思ったらいけないの?

Q:マドリー相手にゴールするためのレシピはありますか?
A:それがあるとすれば、ハゴバ(アラサテ監督)が一番よく知ってるのは間違いないね。僕はあそこでプレイした経験があるけれど、マドリーについて良く知っているのは監督だし、僕たちのチームが最終的には何よりも重要だ。僕の意見は、自分たちについて考えること、目の前にビッグチームがいると理解すること、でもラ・レアルにも、相手を痛めつけるための多くの戦力がある。

Q:あなたのことに話を戻しましょう。手術後の経過はどうですか?
A:良いよ。手術はとてもうまくいった。執刀医もラ・レアルのメディコたちも、とても喜んでいる。膝は良い感じで回復していて、予定通りだろう。回復が進み続けていくのが楽しみだ。毎日、良くなっていると感じられて、とても幸せなんだ。ほんの少しずつだけど。いつでも、もっと回復が進んで、プレイするのに近づいていると感じられることに、大きな希望を抱いているよ。

Q:まだ痛みはありますか?
A:不快感のある最大の時期は過ぎたと思っている。特に手術後がそうで、2週間は痛みがあって過ごしていた。今は脚もより快適だし、膝の可動性も増えているよ。リハビリが時には辛くて痛みがあるのは本当だ。でもそれがエリートのスポーツでのこと、辛さに耐えることが時には求められる。

Q:様々なメッセージを受け取ったことと思いますが、土曜日に会うことになる、あなたのアイドルのジダンからのものもあったそうですね。
A:ジダンのことは特別なんだけど、本当にうれしかったよ。なにしろ彼だからね。土曜には、もし彼に会える幸運があれば、ハグをしたいよ。彼は、アンチェロッティの傍らで、本当に素晴らしい仕事をしていると思っている。マドリーでは、僕のことで何もかもをひっくり返したような騒ぎになって、愛情のこもったたくさんのメッセージを送ってきてくれた。驚いたし嬉しくなってしまった、本当に幸せだったよ。マドリーでは、僕は人生の16年か17年を過ごしたから。でもラ・レアルでは、わずか3か月でも、クラブや選手、スタッフたちからあらゆるサポートがされているのを感じている…本当に素晴らしいことだよ。

Q:あなたの負傷はクラブ全体に対する打撃で、ロッカールームでは、シャクタールに敗れたことよりも大きな痛手でした。
A:僕にしてみれば、自分の膝よりも、あの夜の敗戦の方が辛いことだ。このクラブにとって、そして第一に僕にとって、生み出された大きな期待が、この負傷によって損なわれている。コントロールできない何かではある。この期待を実現できる日が来たら、それをピッチで成し遂げるんだと確信しているよ。

Q:あなたはドノスティア(サン・セバスチャン)を大好きになっていますね。ここから動くのは難しいことになるのでは……
A:かなり難しいね。フットボール選手のキャリアは、様々なことに依存しているけれど。ここは僕をひきつけてやまない街だ。なぜなら、そう、この北の地域やビスケー湾に、僕自身が本当に結びついてしまっているから。幸運にも海に面した場所に住んでいるんだけれど、これが危険なんだよ。もっと離れられなくなってしまうからね。

Q:負傷したことで、あなたのもう一つの趣味である読書に時間を利用することができているんでしょうね。
A:以前よりも時間が増えたとは思わないな。特に週末がそうだと思う。旅をするのに一番時間を使っているからね。ウィークデイは、朝から晩までリハビリに明け暮れていて、以前より忙しいくらいなんだ。

Q:このプロジェクト(レアル・ソシエダ)にこれほど深くかかわったことは、まるでシャビ・プリエトのように感じると言っていましたね。
A:その背景のことは誇張されているよ。シャビが僕の言葉ですごく嬉しく感じるとは思わないからね(笑)。いや、冗談だよ。ある場所に行くと、僕の生き方が、あらゆる行動規範と共に僕を導いて、できる限り自分を確認しようとするんだ。もしこれが、歓迎されて僕が与えられたような愛情があったら、それがこのスポーツのストーリーに加えらる。それが、自身をしっかりと確認するのに役立つものになっていくからだ。シャビの話は大げさだけれど、でも僕が言いたかったのは、僕自身が僕のこのクラブに、自分の能力の最大の部分で貢献していくということなんだ。それはある意味、当然のことだと思うよ。

Q:あなたの第一の目標は、今シーズンが終わる前に復帰することですか?
A:僕はあらゆる希望を抱いているし、ドクターたちは、もしすべてがうまくいけば、そうなるだろうと言ってくれている。チームを助けるために、できるだけ早く良い回復ができるよう、あらゆる努力を注ぐよ。

Q:第二の目標は、ラ・レアルで続けていくことでしょうか?
A:イングランドでも、僕のコンディションを心配してくれているし、彼らとは良い関係を築いている。それに大きな愛情もある。まだ決められないことだ。これ以上のレンタルについては話はしないよ、僕は専門家ではないから。でももし今日、僕がもう1シーズン続けたいかと聞くなら、そうしたいと言うよ。でもそれは、僕自身だけで済む話じゃない。夏になって、話をする時間があったら話すことになるよ。僕の方向性ははっきりしている。
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MS

2013-11-07 20:56:02 | football
セントラルの方が…
ユベントス戦後の、セルヒオ・ラモスのコメント。
「もし自分で選べるなら、セントラルの方が僕は好きだ。監督は、これ(ラテラル起用)は一時的なことだと言っていた。ユベントスがこのエリアで多く攻撃してくるからと。一時的なことだと言われたんだよ。いずれにしても、何より望むのは先発の11人になること、そこから、チームを手助けすることだ。選ぶとかいう問題じゃない。」


MSベルナベウ?
マイクロソフトのスペイン支社長であるマリー・ガラニャは、アンテナ3のインタビューで、ベルナベウのネーミングライツについて、同社がレアル・マドリーと話し合いをしていることを認めた。
「我々は、マドリーと話し合いをし、両者の立場がどこにあるのか、総括をしています。マドリーは検討を行い、彼らの合致点を見出しているところです。マイクロソフトもまた、独自の分析を行わねばなりません。我々は、彼らと素晴らしい関係を築いています。我々は、このスタジアムに命名できるよう取り組んでおり、この可能性について話し合っています。」
マイクロソフトとベルナベウは、既に2013年5月22日から、協働している。この日は、同社とレアル・マドリーの財団が、アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、エクアドル、メキシコにおけるプロジェクトのための、ラテンアメリカとカリブでの共同事業への合意署名を行った日でもあった。この合意を発表するに当たり、フロレンティーノ・ペレスは、マイクロソフトへの賞賛を示していた。「マ社は、我々の時代における、最も重要な企業の1つです。世界のリーダーであり、模範です」と彼は述べた。そして現在、同会長とクラブのゼネラル・ディレクターであるホセ・アンヘル・サンチェスは、このコンピューター会社がベルナベウのスポンサーになる可能性について、交渉を行っている。マドリーの目標は、この命名権を3500万ユーロ~5000万ユーロとすることだ。
マイクロソフトに加え、エミレーツ航空とアウディも、ベルナベウのスポンサーとなることに興味を示している。エミレーツ航空については、既にユニフォームの旨スポンサーとして、2017年までの5シーズンの契約が結ばれている。またアウディとの間には、2003年からビジネス上の関係ができあがっている。アウディ社は、チームとコーチングスタッフの乗用車を提供している。
フロレンティーノ・ペレスは、2014年に、ベルナベウのリフォームに着手したいと考えている(これは、2012年の総会で約束された)。そしてこのコストは4億ユーロとなるようだ。4つのプロジェクトが提案されているが、決議が取れたものはまだ何もない。

欧州では、それぞれのスタジアムにスポンサーがついているクラブがある。プレミアではアーセナルやシティ。ドイツでは、12チーム(ドルトムント、バイエルン、シャルケ、シュトゥットガルト、ハンブルク、フランクフルト、マインツ、アウグスブルク、レバークーゼン、ヴォルフスブルク、フライブルク、ハノーファー)。フランスでは、数か月前に、ニースがアリアンツと契約を結んだばかりだ。

1ポイントの積み上げ

2013-11-06 07:02:25 | football
2013/2014 UEFA Champions League 4
Juventus 2-2 Real Madrid

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、ベイル

ラモスが右ラテラルで起用、というサプライズが。ラテラルらしいというよりは、セントラルの人数が増えただけというくらい、上がっての仕事は少なかったように思います。後半は少し上がったりもしていたかな。左ラテラルのマルセロも同様で、とにかく今日は守備意識。上がった回数は数えるほどであったかと思います。
内容は……前半は何だったんだろう、あれ。とりあえず、感想はまた後にします。








前半で一気にゴールして後半崩れる試合、前半が目も当てられない出来で後半持ち直す試合……ま、昨シーズンもそんな試合をよく見かけたような記憶があります。この試合のように後半修正できただけ、成長の跡が見られると、ものすごく楽観的に見られなくもない…。
前半は、攻める人=前の3人、守る人=残り8人、といった感じで、見事に前後で分断してしまいました。後ろが警戒して下がり気味で、モドリッチの位置なんかも前線からは距離があってあまり仕事ができていなかったし、クリスチアーノまで下がり目にボールを取りに来たり。全体に下がり気味、マドリー側の攻撃もほとんど打つ手なしでは、攻められる場面が増えたのも仕方ないんですね。バランのファウルがPK判定取られたのはかわいそうな部分もありましたが、むしろ1失点でよく済んだというか、前半のあの出来で失点しておかないと、後半の立て直しもなかったんじゃないか、とひねくれて良い方向に受け取ってみたり。後半は持ち直し、相手のミスを突いて&個人の能力に頼む部分も大きかったですが、逆転まで持って行けたのは偉かった。ベイルは、終始良い活躍というのではなかったですが、あの速い脚の振り、剛速球のシュート。驚いた。まさに飛び道具って感じがしました。バランの2失点目は……ま、若くていきなり何もかもできるわけじゃないし、まだ相手を読むとかずるく体を当てていくとか、良い経験になったと思っておきます。

アンチェロッティは、セルヒオ・ラモスであれこれ実験したいんでしょうか。ちょっとサプライズの右ラテラル起用でした。対面で攻撃力がありフィジカルにも優れたポグバに当てる、という意図があったのかなと思います。が、これで良かったかどうかは…結局2失点してるし、ラモスで見ていて安心というのでもなかったような。直後の感想にも書きましたが、上がって攻撃に貢献する機会も少なかったように感じました。

CL第4戦、召集選手

2013-11-05 20:29:14 | football
マドリー公式の様子から見るに、遂にオレンジユニフォームのお披露目のようです。ついでに、移動と言えばいつもジャージなのに、気合いを入れるためか今回は揃いのスーツに。



CL第4戦、ユベントス戦召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:ケディラ、ベイル、シャビ・アロンソ、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ、ヘセ

コエントラン以外、全員がトリノへ。

恐怖の時間

2013-11-03 12:55:19 | football



13/14 Liga Espanola 1a division jornada 12
Rayo Vallecano 2-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:クリスチアーノ×2、ベンゼマ
画像

不測の事態がいくつかあったとはいえ、また落ち着かない試合をしてしまいました。
開始2分ほどで、1点目はモドリッチのパスを受けたクリスチアーノが1人で突破してゴール。やられたな…と思ったラージョのゴール&オフサイドの数分後に、シャビ・アロンソのパスからベイルが抜け出してアシスト、ベンゼマのカベッサで2点目。後半も開始早々に、ベイルが相手ディフェンスをかわして中へ切り込み、クリスチアーノに丁寧にパスを送って3点目。ボール支配されて攻められる機会も多いながら、カウンター等でチャンスを作って確実にゴール。まあ3-0にしたら、さすがに今日は大丈夫だろう、と思ってました。が。
何なんですかねあの崩れっぷりは。気が緩んだのもあるんだろうし、やっぱり前半から攻撃のチャンスを与えてしまっていて、上手く対処できないでいたツケが出たのか。ものすごく簡単に中盤やサイドを突破されて、ゴール間際まで攻め込まれる。サイドが危なければピボーテがサポートに行ったり、サイドにいる攻撃の選手が下がってやるとか、そういう共同作業があれば…って要するに、前線の守備が足りないんでしょうね…。ディ・マリアが右で出てる時は、よく右ラテラルのサポートをやってくれるけど、今日のディ・マリアは中央から左寄りにいることが多く…ベイルは守備はしないのか、まだ守備どころじゃないのか。カルバハルはだいぶ追いまくられて大変そうでした。カードトラブルも危惧されたためか、結局途中でアルベロアと交代に。
この交代策も、今日は思う通りにいかなかったですね。シャビ・アロンソは、やっぱり長時間無理をさせない&ユーベ戦にも使いたい、と思惑があったんでしょう、45分で交代。もう少し長くやらせても良かったと思いますが、後から入るイジャラのことを考えたら、HTからがちょうど良かったんでしょう。でもその後の崩れっぷり、ひたすら攻め込まれてボールもキープできず攻撃もできない…というのを見ると、イスコ入れたかった…(ケディラでもいいんですが、ケディラは休養だったのそうなので)。あとはヘセで前への推進力つけるとか。まさかコエントラン怪我、カルバハルいっぱいいっぱいで、ラテラルを両方とも途中交代なんて、プランになかっただろうし。
ベンゼマ、クリスチアーノ、ベイル、ディ・マリアを同時起用したかったというアンチェの試み、しかもそれで90分コンプリートしちゃいましたが、正直これは考え直した方が良いんじゃないかなあ…というのがここまでの感想。前の守備が中途半端では、中盤のピボーテが持ちこたえられないし、サイドの守備のサポートも足りない。ボールもあまりキープできない…というか、短いパスでつなぐなんての全然できなくなってましたね。前に近い辺りにイスコかモドリッチをおいて、アロンソ、ケディラ、イジャラからあと2枚ピボーテとか……。セビージャ戦、ラージョ戦と、ディフェンスの顔ぶれがだいぶ変わっていながら何ゴールも許しているのは、ディフェンスだけの問題じゃないんだろうと思いました。ああでもディフェンスもなあ……マルセロ、なんであんな場面で、軽々とヒップアタックとかするかな。攻撃はいいんだけど、守備ももうちょっとでいいから落ち着いて対処していただきたいものです。
あとディエゴ・ロペス、今日もたくさん止めてくれてありがとう。PK2つとも止められないか…とか思ったけど、その後の絶対3失点目まで行くだろうとドキドキしながら攻め立てられた怒涛の40分余り、ロペスがいてくれてよかったと何度思ったことか……お誕生日おめでとうございます。


コエントラン、謎の足首
久々の先発だったのに、前半15分ほどで、相手選手と競りながらの着地でおもいきり足首をグネってしまったコエントラン。「これは無理だろう…」と皆が思い、マルセロが準備までした…のに、なぜあれでその後30分出場できるのか、ほんとに謎です。ピッチ戻った直後に、サイド駆け上がりのダッシュとかしてたし…。
結局前半終了間際に交代、左足首の捻挫とみられているようです。日曜にも検査が行われるでしょうが、おそらくユベントス戦の帯同は難しいだろうと思います。コエントラン、大切なプレーオフも近いだろうに、無理するなって…。


背景がいかにもラージョな風景

ラージョ戦、召集選手

2013-11-02 10:33:43 | football
ラージョ戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、バラン、カルバハル、マルセロ、アルベロア、コエントラン、ナチョ
MF:ケディラ、シャビ・アロンソ、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ、ベイル
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ヘセ

セビージャ戦のをコピペしました。今回も全員召集です。
金曜のトレーニングで全体練習ができなかったバランについては、召集にこそ入っのようですであるとのこと。膝に負担をかけないようにとのことですが、それならセビージャ戦を休養でも良かったんじゃないか…。次のユーベ戦には出られるだろう、とのことですが。
またアンチェロッティは、試合前日プレスカンファレンスで、ローテーションで多少選手を入れ替えることを明言。特に、シャビ・アロンソとカルバハルは、先発の可能性が高いようです。どうせなら思い切って、モラタもヘセも先発でお願いしたいところ。ベンゼマはユーヴェ戦に向けてコンディションを整えてくれれば。
セビージャ戦で警告を受け、次節出場停止のはずだったセルヒオ・ラモスですが、ラージョ戦は出場可能とのこと。これは、ルール通りのようなスペインらしいような理由が。累積警告、退場によって次節出場停止となる場合、試合後の競技委員会が会合を開いて正式に処分を決定するわけですが、11月1日金曜が諸聖人の日で祝日なので、競技委員会を開かないことにしたそうで…。
もっとも競技委員会の代表によれば、試合中の警告等への反訴の申し立てが24時間以内に許されているのですが、それが第11節を木曜に戦って処分対象になる選手たちは間に合わなくなるからだ、とのこと。それでも、火曜水曜に試合をした選手の処分を決めるべきだろうに…などとASは書いていますが。ちなみに今回の特別措置?の対象はラモスを含めて9名。