ルネのデビュー25周年記念に、クリスマス・ベストとして”MES NOELS D'ENFANT ”も発売されました。
このCDに収録されている曲の中から今回紹介いたしますのは、ルネが日本語と仏語で歌った「ホワイト・クリスマス」です。
過去ログでもふれたとおり、ルネが第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を受賞した後、世界に向けての活動を意識して録音されたもののようです。この他にもイタリア語で「アヴェ・マリア」、スペイン語で「ジングル・ベル」を歌っています。
ルネの声は、変声前の黄金期ともいえる13~14歳のころのもので、日本での発売も考えていたのだと思うのですが、日本で発売されたルネの4曲入りクリスマス・ベスト・ヒットに収録されたのは、カナダで2枚目に発売されたアルバム”AVE MARIA”の中からでした。何故日本語で歌いながら、日本での発売に至らなかったのか、今となっては分かりませんが、カナダのシャンタルさんの音楽サイトbebo-musicographiesimardでお聴きいただきたいと思います。
http://www.bebo.com/Profile.jsp?MemberId=2591195085
※ なお、直接アルバムにリンクすると、アクセスできないことがありますので、上記のURLから、トップ・ページ(All)の”50-MES NOELS D'ENFANT”をクリックしてお聴きいただければと思います。”White Christmas”は22番です。
さて、「ホワイト・クリスマス」の歌詞ですが、仏語バージョン”Noel Blanc”については次回取り上げ、今回は、日本語詞を紹介いたします。
ホワイト・クリスマス
夢に見る ホワイト・クリスマス
窓近く揺する梢 光
ソリの鈴聴く 楽しき夢
夢に見る ホワイト・クリスマス
過去の想い出は
若き日の優しき
清らかなクリスマスの夢
これが私の聴き取りによる、ルネが歌っている「ホワイト・クリスマス」の日本語詞です。
過去ログ「クリスマス・トゥリー」のコメント欄で、この歌詞について盛り上がっていたのですが、歌詞カードが無いため、ルネの日本語の発音が聴き取りにくいところが不明です。
1番の『ソリの鈴聴く 楽しき夢』の部分の『ソリの鈴聴く』は、私にはどうしても『すぎるすずひく』→『過ぎる鈴引く』に聞こえました。しかし、momoさんのご指摘どおり英語のオリジナル歌詞から考えると、『ソリの鈴聴く』の方が正しいのではないかと思い、この歌詞にしてみました。また、しゃむねこさん情報では、『いと楽しき夢』で、ルネは『いく』と発音しているのではないかということです。
2番目の歌詞では、『過去の想い出は』の『かこ』は『かご』と発音されています。『加護』とか『籠』ではないと思うのですが、どうなのでしょう? また、『清らかな夢』は、『きょらかな』と発音されていて、聴き取りにくいです。
みなさんは、どう聴き取りましたか? 「私にはこう聞こえる!」、または、この歌詞の正確な歌詞をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非情報をお寄せいただきたいと思います。
「ホワイト・クリスマス」の日本語訳や日本語詞はたくさんあって、ルネのファースト・コンサートに参加した山下達郎氏の訳詞によるものもありますが、視聴では最初の部分までしか聴くことはできませんでした。ここでは、英語のオリジナル歌詞と一緒に、和訳された2つの歌詞も紹介いたします。なお、「ホワイト・クリスマス」の歌詞について、面白い情報がありましたので、それも紹介いたします。
White Christmas (Berlin)
I'm dreaming of a White Christmas
Just like the ones I used to know
Where the tree tops glisten
And kiddies* listen to hear sleigh bells in the snow
I'm dreaming of a White Christmas
With every Christmas card I write
May your days be merry and bright
And may all your Christmases be white
いくつかのクリスマスアルバムには、White Christmasだけ「著作権の関係で」と歌詞を掲載していないものがあります。
実は、「ホワイト・クリスマス」は翻訳するのに大変厳しい許可が必要だったそうなのですが、実際はそれどころではなく、そもそも作詞者のアーヴィング・バーリン氏が「自分の作品が他者作品と混載されることも認めていなかった」そうなのです。結局、バーリン氏の死後数年経った90年代半ば、著作権管理を引き継いだ遺族により、ようやく混載が認められるようになったのだそうです。恐らく翻訳に寛容になったのも、同じ時期なんでしょう。
♪日本語訳♪
『夢見るは、ホワイトXマス
昔見たような、
木の枝はひかり、
子供たちが聴く
雪の中のソリのベル、
夢見るは、ホワイトXマス、
カードには、僕が書く、
君の日々が、メリー&ブライト
全てのクリスマスが、ビー・ホワイト』
『ゆめみるは ホワイトクリスマス
なつかし過ぎし日
ゆきにかがやく
木々のこずえ そりのすずのね
ゆめみるは ホワイトクリスマス
おくるクリスマスカードには
たのしき日こそ
さちあれ クリスマスのよる』
このCDに収録されている曲の中から今回紹介いたしますのは、ルネが日本語と仏語で歌った「ホワイト・クリスマス」です。
過去ログでもふれたとおり、ルネが第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を受賞した後、世界に向けての活動を意識して録音されたもののようです。この他にもイタリア語で「アヴェ・マリア」、スペイン語で「ジングル・ベル」を歌っています。
ルネの声は、変声前の黄金期ともいえる13~14歳のころのもので、日本での発売も考えていたのだと思うのですが、日本で発売されたルネの4曲入りクリスマス・ベスト・ヒットに収録されたのは、カナダで2枚目に発売されたアルバム”AVE MARIA”の中からでした。何故日本語で歌いながら、日本での発売に至らなかったのか、今となっては分かりませんが、カナダのシャンタルさんの音楽サイトbebo-musicographiesimardでお聴きいただきたいと思います。
http://www.bebo.com/Profile.jsp?MemberId=2591195085
※ なお、直接アルバムにリンクすると、アクセスできないことがありますので、上記のURLから、トップ・ページ(All)の”50-MES NOELS D'ENFANT”をクリックしてお聴きいただければと思います。”White Christmas”は22番です。
さて、「ホワイト・クリスマス」の歌詞ですが、仏語バージョン”Noel Blanc”については次回取り上げ、今回は、日本語詞を紹介いたします。
ホワイト・クリスマス
夢に見る ホワイト・クリスマス
窓近く揺する梢 光
ソリの鈴聴く 楽しき夢
夢に見る ホワイト・クリスマス
過去の想い出は
若き日の優しき
清らかなクリスマスの夢
これが私の聴き取りによる、ルネが歌っている「ホワイト・クリスマス」の日本語詞です。
過去ログ「クリスマス・トゥリー」のコメント欄で、この歌詞について盛り上がっていたのですが、歌詞カードが無いため、ルネの日本語の発音が聴き取りにくいところが不明です。
1番の『ソリの鈴聴く 楽しき夢』の部分の『ソリの鈴聴く』は、私にはどうしても『すぎるすずひく』→『過ぎる鈴引く』に聞こえました。しかし、momoさんのご指摘どおり英語のオリジナル歌詞から考えると、『ソリの鈴聴く』の方が正しいのではないかと思い、この歌詞にしてみました。また、しゃむねこさん情報では、『いと楽しき夢』で、ルネは『いく』と発音しているのではないかということです。
2番目の歌詞では、『過去の想い出は』の『かこ』は『かご』と発音されています。『加護』とか『籠』ではないと思うのですが、どうなのでしょう? また、『清らかな夢』は、『きょらかな』と発音されていて、聴き取りにくいです。
みなさんは、どう聴き取りましたか? 「私にはこう聞こえる!」、または、この歌詞の正確な歌詞をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非情報をお寄せいただきたいと思います。
「ホワイト・クリスマス」の日本語訳や日本語詞はたくさんあって、ルネのファースト・コンサートに参加した山下達郎氏の訳詞によるものもありますが、視聴では最初の部分までしか聴くことはできませんでした。ここでは、英語のオリジナル歌詞と一緒に、和訳された2つの歌詞も紹介いたします。なお、「ホワイト・クリスマス」の歌詞について、面白い情報がありましたので、それも紹介いたします。
White Christmas (Berlin)
I'm dreaming of a White Christmas
Just like the ones I used to know
Where the tree tops glisten
And kiddies* listen to hear sleigh bells in the snow
I'm dreaming of a White Christmas
With every Christmas card I write
May your days be merry and bright
And may all your Christmases be white
いくつかのクリスマスアルバムには、White Christmasだけ「著作権の関係で」と歌詞を掲載していないものがあります。
実は、「ホワイト・クリスマス」は翻訳するのに大変厳しい許可が必要だったそうなのですが、実際はそれどころではなく、そもそも作詞者のアーヴィング・バーリン氏が「自分の作品が他者作品と混載されることも認めていなかった」そうなのです。結局、バーリン氏の死後数年経った90年代半ば、著作権管理を引き継いだ遺族により、ようやく混載が認められるようになったのだそうです。恐らく翻訳に寛容になったのも、同じ時期なんでしょう。
♪日本語訳♪
『夢見るは、ホワイトXマス
昔見たような、
木の枝はひかり、
子供たちが聴く
雪の中のソリのベル、
夢見るは、ホワイトXマス、
カードには、僕が書く、
君の日々が、メリー&ブライト
全てのクリスマスが、ビー・ホワイト』
『ゆめみるは ホワイトクリスマス
なつかし過ぎし日
ゆきにかがやく
木々のこずえ そりのすずのね
ゆめみるは ホワイトクリスマス
おくるクリスマスカードには
たのしき日こそ
さちあれ クリスマスのよる』