団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

東京で感染者100人超

2020-07-02 14:13:07 | Weblog
 緊急事態宣言の解除後、はじめて東京で100人を超える感染者があった。ここのところ50人以上が続いていて、徐々に増え始めている。
 しかし、最近の数字は、新宿や池袋の夜の街で、感染者がいそうな店に行って、PCR検査をしているのだから、増えて当たり前という面もある。
 これまでの感染者数のカウントは、新型コロナウイルスの症状がある、といって、医者や保健所に行って、検査をやって陽性になった人に限られていたわけで、当然症状のある人が対象になっていた。
 ところが最近は、保健所かなにか知らないが、夜の街に行って、発症していない人にも検査をやって、陽性チェックをしているわけだ。それなら増えるはずだ。
 陽性率が高い夜の街をターゲットにするのは理解できるが、なぜか一定の感染者数を維持しよう、という意図が感じられる。
 発症した人だけをカウントするのが本来のやり方ではないか。危機意識を煽り、第2波を待つ、という考えなのだろうか。
 それにしても、どうしてこんなに夜の街で働く人たちに感染が広がっているのだろうか。シャンパンのラッパ飲みとか、濃厚接触とか、3密とか、いろいろな理由が考えられるのだが、なんとなく納得いかない。
 いったいこういう人たちは、いつから感染していたのだろうか。今から2週間前でもなく、下手したら3月か4月には、もう感染していたのではないか。そこに客が出入りして、客にも感染が広がっていった、というのがパターンか。
 問題はやはり、その感染の原因をもっとはっきりさせることだろう。夜の街といっても、その商売の内容はいろいろだ。その共通する何かを発見することが、関係者の仕事ではないかと思う。
 新型コロナウイルスであれこれの記事を読んでいると、飛沫感染は全体の1割程度で、ほとんど無視してもいいレベル。屋外でうつることはまずないらしい。バカのひとつ覚えのようにマスクをしていればいい、というものではない。
 大半は屋内の接触感染で、密着しておしゃべりや飲む食うをやると、一面に飛沫が飛び、その飛沫が付着した料理を食べ、テーブルにも触り、その手で口や目を触り、そこからも感染するわけだ。
 これまでの感染例で、そういうことが分かってきた。なにより注意すべきは、会食で、もうひとつは外出したら手にウイルスが付着する、と当たり前に思うことで、そこから手洗いの励行がいわれる。
 たぶんこのまま感染者が一本調子で増えることはないと思うが、減っては困る、という一群の人々もいるわけだ。感染者の実態を見極め、なにに用心すべきか、と我々は考えていればいいのではないか。
 なお私は6月9日に定額給付金が入金された。女房とで20万円である。女房にすぐ10万円を分け、自分の10万円を何に遣おうか、とまだ悩んでいる。やはり遣ってはじめて意味のある金になるのだろうが、不思議に欲しいものがない。これが現在の消費の実態であろう。 

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最近ネットで買って良かったもの

2020-06-26 12:58:21 | Weblog
 コロナ禍で外出も思うようにできないが、それだけ時間があって、ネットを見る時間が多くなっている。
 ネットで買って良かったな、と思ったものを記してみよう。直近では、レノボのパソコンの電源がいきなり入らなくなった。たぶん電源ユニットの故障だろうが、それを取り換える面倒はやめて、中古のパソコンを買った。
 NECのメイトのミニパソコン。Corei5でSSD128GBの性能で、ちょっと古いが起動には約20秒程度かかるが、使い勝手はいい。
 こんなこともあるか、と思って、インストールするアプリは、インストーラーのまま別のメモリーに保存しており、これをコピーして展開するだけで、楽に使えるようになった。
 まあ、中古だから、いつまで無事に使えるかどうかは不明だが、やはりパソコンは消耗品と思っていたほうがいい。
 仕事で使っているのはDELLのやはりミニパソコンで、ひとつのモニターで、2つのキーボード、マウスを使いわけていたが、ある時、USBのスウィッチャーがあることが分かり、1台のキーボード、1つのマウスで切り替えられるようにした。モニターの切り替えは以前からしていたが、これでデスク上がすいぶんすっきりした。
 このスウィッチャーの値段が1800円弱だった。安いもので、早く知っていれば、いちいち二つのキーボード、マウスを使いわけることはなかった。
 私は髭剃りには、シェーバーを使うのが嫌いで、これまでずっとカミソリを使ってきた。嫌う理由はシェーバーの刃の部分の肌の触れるところに自分の臭いが付くことだ。最近は水洗いできるものが出ているが、その臭いがあると、朝からげんなりしてしまう。
 だからずっとカミソリを使っているが、カミソリ本体よりも替え刃が高い。これがビジネスモデルだからしかたがないが、そこでネットで安い替え刃を買おう、とあれこれ見ていたら、刃の切れ味を復活させる砥ぎプレートがあった。シェービングクリームをつけて、剃る方向とは反対に刃を密着させて砥ぐ方式だ。
 痛いなあ、と思っていた刃を、これで試してみたら、しっかりとまた剃れるようになった。新しい刃なら、たぶんこれまでの3倍は使えるようになりそうで、経済的である。
 最近ではネットで買ったものはそのくらいで、定期的に買っているものは、DHCのサプリ、朝食時に食べる高野豆腐、南高梅、会社の封筒など。私はあまりネットでの買い物には失敗していない。
 レビューなどを読むと、思惑と違ってけっこうあきらめている人も多い。やはりネットの買い物はリスクが付きまとうものの、ある程度正体がはっきりとしているものは、ネットでの購入で十分だ。
 最近は自宅に届けてもらうのではなく、コンビニ受け取りにすることが多い。気を遣う必要がないからだが、モノによってはそうできないケースもある。
 それにしても、便利な時代になったものである。コロナ禍でなくても、ネットショッピングはもっと広がっていこう。ただまがい物を見抜く目は必要であろう。とれはリアルのショッピングでも同じことで、買うときはいつも焦らない、と肝に銘じている。

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トレイが危ない

2020-06-02 11:38:07 | Weblog
 これだけ新型コロナウイルスの感染防止に人々が懸命に努力しているのに、なかなかゼロにならない。どうしてだろう、と思ってしまう。
 居酒屋などが商売をはじめ、3密状態を作り出している、というなら納得もできるが、まだ始まったばかりだ。
 あれこれと思い当たる節を考えると、どうもトイレが怪しいのではないか。特に個室のほう。
 男の小便はたいていは朝顔に向けてだから、オープンの立ち位置だ。風通しをよくしておけば、あまり問題はないだろうが、問題は個室。
 男でも女でも、トイレに入る。用を足して、そのままで水を流すだろう。その途端に、便器に溜まった便や尿が、個室の中に飛び散るわけだ。
 むろん、壁にも付着するし、便座にもつくが、その飛沫が一定時間、個室内に浮遊している。徐々に落ちてくるが、落ち切る前に、次の人が入る。
 となれば、入った人のあちこちにウイルスが付着する。マスクをしていても、顔や服にも付くから、ウイルスから逃れられない。個室だから、換気にも限界があろう。
 トイレを出てから、一定時間待て、なんていう話はないから、我慢できない人はどんどん入る。ここから感染が広がっているのではないか。
 唯一の防止法は、蓋を閉めて水を流す。これを守れ、というのもこれからでは難しい。それなら、誰かが入って出たら、本来ならいちいち消毒しなければならないが、そんな面倒なこともやってられない。せめて消毒剤を噴霧する程度になろうが、そうしたことをやっている、という話は聞かない。
 なんでも、屋台船でコロナウイルスが発生した時に、あとで調べたら、トイレの床にもっともウイルスが多かった、という報告もある。
 どんな店に入ってもいいが、トレイは気をつけなければならない。こうした注意を、もっと専門家会議も提言してほしいものだ。
 またこれまでの実績から、どうしたところが感染しやすいのか。3密だけでなく、具体的な業態や状況を説明してほしいものだ。
 それなら、そういうところで注意すればいい。このままいったら40万人感染なんて、脅しばかりでなく、実際的な感染防止を明確に指示してほしい。
 このままいけば、たぶん2波は秋以降。ただ第1波よりは、規模は小さいのが通例とか。ここを乗り切れば、なんとか収束に向かっていこう。 

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こんな時期に風邪ひいた

2020-05-25 11:37:53 | Weblog
 ギクッとした。昼間仕事で外出して順調にこなし、帰って来てふつうに食事をして寝る段になる前に、最近では検温することになっている。
 36.8度もあった。ふだんは36度前後が平熱でちょっと高いかな、と思って床に就いた。朝方、咳が出て喉に痰が詰まる感じがあった。
 起きて、早速体温を計った。昨夜より高い37.1度あった。風邪か、まさかコロナか、と思いを巡らせた。
 この時期に、新型コロナウイルスに罹患すれば、行動が制限され、あれこれとやっかいなことが起こる。
 とにかく風邪をこじらせないこと、と肝に命じ、以前読んだ中部大学の武田邦彦教授の風邪の対処法を実践してみよう、と決めた。
 朝食は、いつも食べているヨーグルトと野菜の組み合わせを最小限にした。昼は牛乳をコップ1杯。夕食はご飯半分と鮭の塩焼き。昼間は布団でひたすら身体を横にした。
 武田説によれば、風邪で熱が出るのは、免疫細胞がウイルスと闘っているから。だから解熱剤などで、熱を落とすのは良くないとか。熱は上がるままにまかせ、食事は消化のいいものを最小限食す。それは消化にはエネルギーが費消され、免疫細胞の働きを低下させるから。そして随時、水を飲むこと。
 身体を横にするのは、心臓の負担を軽くするため。立っていれば、血液は身長分の高低差をめぐるわけで、心臓に負荷がかかる。
 以上のことを実践した。寝る前の体温は相変わらず37.1度だったが、翌朝、体温を計ったら、35.8度まで下がっていた。体調は回復した。
 やっぱり効いたんだ、と武田説に納得した。風邪になって、熱が出れば、たいていの場合は風邪薬、解熱剤を飲む。そうした薬は、風邪をこじらせる原因になるかもしれない。
 以上のことは、わりと昔から言われていることで、なんとなく聞いていたが、信用はしていなかった。言い伝え、というのはやはり理由があるのであろう。
 どこでうつったのはまったく心当たりはないが、考えてみると、ひょっとしたら新型コロナウイルスで、軽い症状で済んで、体内に抗体ができたのかもしれない、とも思うが、コロナはこんなやわなウイルスではあるまい、と思う。敵を侮るなかれ、である。
もうじき緊急事態宣言解除である。ふつうの日常が迫ってきている。あと少しの辛抱である。

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第2波は来るのか

2020-05-17 12:27:13 | Weblog
 新型コロナウイルスについては、あれこれと研究され、その実態がようやく分かってきたが、日本人の感染者と死者がなぜ少ないか、というのが、世界から注目されている。
 実際は、PCR検査か抗原検査をすれば、陽性者つまり感染者はもっと多くなるに違いないが、それでも死者数は欧米諸国と比べても段違いに少ない。
 その理由はいろいろと推測されているが、納得できる答えはなさそうだ。日本人にその理由がないとしたら、ウイルス側にあるのだろうか。
 新型コロナウイルスは欧米人に強く、アジア人には弱い、という特性があるのかもしれない。なぜなら武漢研究所から漏れた中国製だから。
 とまあ、これは悪い冗談だが、生活習慣の違う人種ごとの違いもないわけではない。もっと明確なのは、その地域性。やはりコロナウイルスは風邪のウイルスなのだから、寒さや乾燥の中で毒性を高めるわけで、昨年の11月から流行り出し、日本でのピークは4月半ば。その時期での感染は2~3週間前だから、3月のお彼岸の連休と下旬にかけての各種のイベントの中で広がったのだろう。
 だから4月に入ってから、緊急事態宣言が発出されても、徐々に減ってきているのが実情。ウイルスの毒性が弱まっているとも考えられる。これから日本は梅雨、高温多湿とウイルスにとっては嫌いな環境が到来する。しかし南半球辺りはこれから冬。きっとまたぶり返す可能性は否定できない。 
 というわけで、第2波を警戒する声が強いが、たぶん第2波は秋以降になるのではないか。しかも、感染対策はそれぞれの業態で徹底して行われており、油断がなければ、現在のまま推移していく可能性は高い。
 いろいろな規制があるが、県をまたいでの移動の自粛というのは、よく分からない。それを声高にいわないと、人との接触が多くなる、という警戒感からか。
 つまりわあわあと危機を煽っているにしても、だいたいウイルスの感染源は分かってきたのだから、それを重点的に注意することに移行すべき時ではないか。
 以前にも書いたが、飛沫感染にしても接触感染にしても、もっとも感染しやすいパターンは3密下の大勢の飲み会やイベント。大半はここからクラスターが起こっている。
 ふつうの日常では、ほとんど感染しないのではないか。となれば、誰が感染しているかの特定を急がなければならない。PCR検査、抗原検査、抗体検査をフル活用して、感染の実態を解明すべき時に来ている。
 それを秋以降の第2波が来るまでに、終えなければならない。そして無発症の感染者が分かれば、行動自粛、他人との接触を皆無にする必要があろう。そうやって初めて元の生活に戻れるわけだ。
 結局、そうやって抑え込んでいくしかないが、そうこうしているうちに有効な薬やワクチンが出てくることだろう。
 結局、人々が危機感を持って行動するしかない。気の緩みではなく、感染防止対策の守るべきことを守るに徹する生活を送る必要があろう。

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終息は見えてきたか

2020-05-07 15:26:01 | Weblog
 大阪モデルが話題になっている。それを発表した吉村知事に西村金融再生相が噛みついている。立場の違いだろうが、メディアは嬉々として取り上げている。
 とはいえ、大阪がそういう数字を出すということは、そろそろ終息が見えてきた、という証左だ。東京の小池知事も数字を出したいのだろうが、東京はまだ上がったり下がったりして、感染者数が不安定だから、もう少し時間がかかりそうだ。
 それよりも、新型コロナウイルスが蔓延してから、2ヵ月以上が経っている。それでも、まだ3密といっている。本来の3密は、密閉、密集、密接の3つが重ならないように、という趣旨だったが、ぞれぞれの密がひとり歩きして、すべてダメになってしまった。
 いわば過剰反応で、自粛警察などと極端な正義の押し付けまで出始めている。自主的に守ることこそが大切なことである。
 この3密でいいたいことは、これまでの感染データを分析して、感染源はどこだったのかを、もっと精密に調べたらいいのではないか。
 例えばいま話題になっているパチンコ店。パチンコ店で感染した人は、いったい何人いたのだろうか。クラスターは発生したのだろうか。
 とんとそうした情報はない。またジョギングでも2m以上離れて走ろう、マスクも着用しよう、といっているが、このランニングで感染した人がいるとは寡聞にして知るところではない。
 こういう例が数多あるのではないか。たぶん3密の典型である居酒屋などは、やっぱり感染防止対策を徹底してやって、開店にはこぎつけることができるだろう。カラオケボックスもまたしかりであるが、これまでの感染源のデータから、もっと業種別の対応を考えるべきときに来ていると思う。
 それが現在も十把一絡げである。専門家会議は、相変わらず3密の継続、人との接触の8割減などといっているが、もうそういう段階ではあるまい。
 ウイルスの正体もほぼ分かり、感染源のデータもしっかりと把握されるようになったはずだ。そうしたデータを生かして、もっと生活に即した業種別・業態別の感染防止を提案するべきであろう。
 専門家会議ができなければ、それをカバーするのは政治の責任である。言葉の違い云々でやりあっている場合ではない。
 ようやく解除された公園、図書館、美術館、博物館、劇場などは、最初から自粛要請の対象にすべきではなかった場所だ。ウイルスが分からない時期だったからしかたがないが、もう出入り自由が当たり前だ。
 ただ図書館などは、人が取った書籍を他の人が触る可能性があり、手の消毒は継続しなければならないだろう。
 最近では、飛沫感染よりも、手についたウイルスが口、鼻、目から体内に入る確率が高い、と指摘されている。そういう可能性を排除して、元の生活に戻れるように工夫したいものである。その指針こそが政治に求められている。
 
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そろそろ限界なのではないか

2020-04-30 11:04:07 | Weblog
 感染拡大防止のための自粛もそろそろ限界に来ているのではないか。とにかく自粛を守らない人は非国民扱いだし、3密に対しても過剰反応だ。
 屋外で多少の人数になっても、感染の恐れはほぼないのではないか。風は吹いているし、日光がウイルスを殺してくれる。
 それが、こっちに来るなである。パチンコ店だって、ふつうならさほど混雑はしておらず、煙草を喫う人が多いから、換気もしっかりしている。人の間を空ければ、それほどの心配もあるまいと思う。しかし開店している店が少ないから、そこに集中して感染拡大の原因を作っている始末だ。
 ほとんどの中小業者は、3月4月と休んで、これで5月も休業になっては、破産、廃業の憂き目になることは必至。
 政府は専門家の意見を聞いて、緊急事態宣言の延長も考慮に入れている。この専門家は感染症の学者で商売人ではない。明日が見えない商売の痛みは分からないだろう。
 東京は徐々に感染者が減ってきている。地域によって、ある程度の凹凸があるが、その感染者数を考慮して、そろそろ緊急事態宣言を撤回し、各自治体に判断を任せたらどうだろうか。
 そのために、感染防止のための徹底したガイドラインを設けることだ。居酒屋などは、換気を徹底させ、客の席を空けるようにして、入出時は手の消毒をして、さらに入店時には検温をすることなど。このように各業種で決めて、5月6日以降、自粛の解除を行ったらどうだろうか。
 そうすれば、経済の停滞は最小限度で止められるし、商売が回り出せば、世の中が明るくなり、元気も出てこよう。
 問題は、そうやって果たして感染拡大が止められるかどうかだが、やってみるしかあるまい。専門家は反対するかもしれないが、金が回らなくなって、自殺者が増えることだって考えられる。
 給付金、補助金などなど、いろいろな名目があるとはいえ、いったいいつ支給されるのか。それまでもつのか、という大問題がある。
 今のままでは、先の明るさが見えない。せめていついつまで辛抱すれば、元の生活に戻れるという見通しこそが、すべての国民が待ち焦がれていることではないか。
 自粛解除は、やってみるしかない。その結果、また感染者が増えれば、再調整することではないか。政府が呼び掛け、国民の覚悟を強いて、やってみるしかない。まさに非常時なのである。

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いったいどこからうつるんだ

2020-04-23 10:58:07 | Weblog
 専門者会議が感染しないための10ルールを発表している。小池都知事はスーパーの来店の新しいルールを指示している。
 これだけ国民がいろいろと協力して、感染を拡大させないように努力しているのだが、なかなか劇的に減ってこない。その焦りが、こうした新しいルール作りになっているのだろう。
 そのルールが適切かどうかは素人の私では判断できないが、新型コロナウイルスに関してのさまざまな意見を聞いていると、やはり飛沫感染よりも接触汚染のほうが大きいのではないか。
 飛沫感染なら、換気によってウイルスは吹き飛んでしまう。多少の密集でも、さほどの問題はあるまい。外出自粛というのは、あまり意味がなくなってしまう。接触汚染なら、8割削減の効果はさほどでもなくなろう。
 接触感染は、例えばドアのノブを感染者が触る。ノブにウイルスが付着する。金属の表面では長生きするらしい。
 そのノブを無菌者が握る。手に付く。その手で顔を触る、目、鼻、口からウイルスが体内に入る。増殖すれば陽性になってしまう。
 この接触汚染のことをあまりいわない。もっぱら3密が中心になっている。人との関係は、食事時には黙って食し、終わってからマスクをつけて会話をする。そういう関係が好ましいそうだ。
 院内感染が依然と減らない、というのも、接触感染ではないか。クルーズ船で自衛隊から感染者が出なかった理由は、たぶんマスクや手袋の装着の徹底で、接触感染が起こらなかったと考えられる。
 ここに来ても、依然として感染者の割合が分からない。ただ累計の感染者数や死者数を発表しているだけ。
 今朝のニュースで、慶応大学が症状のない一般の患者の67名をPCR検査して、陽性は4名、6%だったと聞いた。
 100人で5~6人が感染していることになるわけだ。それだけ感染が広がっており、街中では手であちこちを触ってしまうだろう。触った場所は、以前に感染者が触っていないとも限らない。だから帰ったら、手をよく洗う所以である。
 新しい10ルールを守りつつ、接触感染のことも大きく取り上げれば、もっと感染者は減っていくのではないか。とにかく薬、ワクチンの開発が待たれるものである。
 
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モノからヒトにうつるらしい

2020-04-15 13:45:50 | Weblog
 私は中部大学の武田邦彦先生のユーチューブをよく見ているが、最近注目すべきコメントがあった。
 先生によれば、自粛していない時期と現在を比べると、感染者が急増している。つまり自粛はあまり効果がない、と結論。その理由を、ヒトからヒトにうつる以上に、モノからヒトがもっとも多いのではないか、と警告している。
 ヒトからヒトはたぶん2~3割ぐらいで、ほかはモノからヒトが多いとか。例えばトイレに入って排尿か排便をして水で流せば、個室内にパァーとウイルスが拡散しよう。それが浮遊している間に、次の人が入ってくれば、感染の確率は格段に高まる。
 トイレのドアのノブもそうだし、ウイルスが付着している手で触ったモノは、当分の間ウイルスは生き続ける。
 同一のビルの中でクラスターが起きた、という報道があったが、人との交流はあったかもしれないが、エレベーターやトイレが感染源になった可能性は高い。
 となると、何を用心すればいいのだろうか。やはり他人が触ったモノには、なるべく触らないようにして、トイレなども自分のうち以外は使うのは止めるようにするのだろうか。
 スーパーで気になるのは、買い物かごの取手やキャリーカートの持ち手。多くの客は店に入る時に、消毒液で手を除菌しているが、実際は店から出る時に使うべきであろう。
 そうした目で見ると、やはり感染しないための行動を変えなければならない。電車の中でも、吊皮やポールを握るのは、ちょっと危ないが、電車内での感染はあまり起きていないから、マスクが有効に作用しているのではないか。
 加えて、やはり手洗いの徹底となるのだろう。洋服などにも付着している可能性はあるが、風通しのいいところに吊るしておけば、ウイルスの効力は低下していくとか。
 メディアの報道は、コロナウイルスの感染者の累計の人数をずっと伝えているが、それならずっと増え続けていくのは当たり前だ。
 危機感をあおるのはいいが、それよりもその数から治癒して退院した人数を引いたらどうか。現在、実際に入院している患者数なら、増減を繰り返し実態が把握しやすくなろう。
 ともあれ、行動自粛をして、モノに触れるのに注意していれば、感染者数は減少に転じていくのではないか。そう期待しつつ見守りたいものだ。
 
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新型コロナウイルス猖獗

2020-04-12 11:28:04 | Weblog
  とうとう日本もここまで来たか、という感慨が強い。毎日、感染者の数が更新されている。あれこれ考えると、やはり本当のことをいってこなかったツケをいま払っているわけだ。
 それは、ある時期から一定程度の感染者が周りに増え始め、それを放置していた結果ではないか。ある時期とは特定できないが、3月のはじめころであろう。この時期、まだ海外からの帰国者は入れ放題だし、外国からの入国も武漢ぐらいで、ほとんどフリーだった。
 彼らの中に、たぶん多くの感染者がいたのだろう。むろん陽性ではあっても、自覚症状はなく発症はしていない。だから動き回り、いろいろな人と接触した。
 そういう状況があって、多くの日本人にも感染したろう。この時点でも、まだPCR検査をやっていなかった。態勢が整っていないこともあるが、政府にまだ緊張感がなかった。
 実際、日本は外国と比べ、感染者数も少なく死者はもっと少ない。だから油断をしていたのだろう。3月の3連休以降、気が緩み、あちこちで人との接触が起こったから、現在の急増に結びついている。それでも大した数ではない。
 一説では、わが国では1万人罹患したとして、発症する人は約2割で2000人。その中で重症化する人は5%。100人である。多くは高齢者で持病のある方。
 症状のない感染者の8割の人が動き回れば、どんどん感染は広がっていく。ようやくそのことが分かって、緊急事態宣言になったわけだ。
 軽症の人は、2~3日程度高熱が続くぐらいで、深刻な事態にはならないらしいが、人との接触は当分避けなければならない。
 いろいろなメディアを見ていると、新型コロナウイルスは空気感染はせず、多くは人からの飛沫感染でうつるようだ。人から発せられる飛沫をそばの人が吸い込んで発症する。マイクロ飛沫というのがあって、一定時間空気中に漂い、保菌者がその場所から離れても、浮遊していることが多い。
 ただこのマイクロ飛沫は換気によって飛んで行ってしまう。密閉を避ける換気が重要なことで、密集と密接は前記のことで納得がいこう。
 国は人との接触を8割減らせといっている。まあ、8割といわずとも接触を極力抑え込むことが国民の責務になっている。
 以前のブログで、私はマスクをしない、と書いたが、さすがこうなると戸外ではしないが、スーパーなどに入る時にはマスクをつける。自らの防御策である。
 早く収まってほしいが、コロナ禍後の世界はどうなっているのだろうか。
 
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