団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

スマートウォッチを買った

2019-02-27 11:39:36 | Weblog
 ガラケーからスマホに切り替えても、スマホで見るのはメールの確認程度。あまり役に立ってないなあ、と思っていた。何かもっと有効な活用方法はないものだろうか、と常々考えていた。
 そんな時に、スマートウォッチをアマゾンのセールで3000円ちょっとで売っていることが分かって、衝動買いに近い形で購入した。
 スマホにアプリをダウンロードして、スマホと連携して使うものだが、スマートウォッチは情報機器になっており、心拍、血圧、運動量、カロリー消費、睡眠の質などを知ることができる。
 私は心臓が悪く、心拍の常時モニターはありがたく、血圧もチェックしなければならないわけで、腕時計でそれができれば手軽でいいと判断した。
 ただ3000円のスマートウォッチは造りがちゃちで、腕時計としては満足できるものではなかった。買ったばかりで使わなくなるのも癪だが、やはり腕時計は人の目にも触れるものだから、もうちょっと見栄えのいい新しいものを買おう、とまたネットのスマートウォッチをあれこれと見ていた。
 わずか2000円程度高くなるだけで、けっこう良さそうなスマートウォッチが並んでいた。そこで再度買ったものは、画面の切り替えの中に、アナログの3針表示があるものだった。
ふだんはその表示にしておいて、情報を確認したい時は、画面を替えればいい。
 昨日、うちに届いたばかりで、まだ使い切ってはいないが、だいたいの機能は理解した。ネット上であまり評判の良くないアプリのWearHealthを無事にダウンロードして使えるようになっいる。
 これでようやくスマホを買った上等な理由ができた。やはりスマホはアプリあってこそなんだなあ、と今さながら痛感した。
 そのスマートウォッチの情報は、ステップ、消費カロリー、歩行距離、ランニングやサッカー、ウォーキングなどが選べるスポーツモード、心拍数、血圧、睡眠、スマホの着信シグナル、タイマーなど。スマホ側でアラームの設定もできる。
 便利なものである。これでふつうの腕時計がいらなくなってしまった。常時はめて、これらの情報を有効に活用しようと思っている。
 昨晩、睡眠をチェックするために、寝る時も装着した。どんな仕組みになっているか分からないが、深い睡眠4時間、浅い睡眠3時間と表示があり、起きた回数は3回。頻尿が収まっているものの、日によっては2~3回は起きる。
 これが分かってどうってことはないが、なんとなく満足感は大きい。まあ、何より心拍と血圧は、けっこう頻繁にチェックすることになるだろう。ただ血圧は医療機器ではないいから、全幅の信頼は置けない。一応の目安である。

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

頻尿との闘い

2019-02-12 13:32:52 | Weblog
 新聞を開けば、ノコギリヤシの宣伝が目立つ。BSのテレビでは、尿漏れパンツのコマーシャルが多い。
 つまり頻尿の悩みを解決しよう、と手を差し伸べているわけだが、私の場合もかなりひどい頻尿に悩まされていた。就寝時に1時間~1時間半ぐらいで、トイレで起きる。とても寝てられるものではない。
 多少日によってその頻度に違いがあるもの、その原因は分からない。約1ヵ月ぐらい辛抱していて、たまらず行きつけの内科医に相談した。
 たぶん前立腺が肥大して尿道を圧迫しているのでしょう、という診断で、タムスロシンOD錠を処方してくれた。効能書きでは前立腺肥大による排尿障害というわけで、飲み始めた
 最初はあまり効かなかった。1週間も経った頃、ドラッグストアでノコギリヤシを見て、一緒に飲んでみよう、と思い、これも飲み始めた。また前立腺のツボはへそ下指5本分のところにあるということで、指圧を始めた。
 ほぼ2ヵ月ぐらい経過した頃から、徐々に就寝中の小便の回数が減ってきた。ほほお、効いてきたかあ、と思うものの、何が効いているのかよく分からない。
 しかたがないから、ずっと同じように飲んでおり、ほぼ夜中に起きることはなくなった。明け方には排尿するが、また寝てしまう。ぐっすりと寝られるものだなあ、と感心している始末である。
 頻尿という定義は、夜中に1回でも起きればそれに該当するそうで、睡眠中はホルモンが分泌され、排尿は抑えられるという。
 だから1晩に1回以上行ったら、頻尿なのであり、治療する必要があるわけだ。いずれ薬やサプリを止めて、様子をみようと思うが、再発するとたまらないね。
 買ってみてはじめて気が付いたことだが、ノコギリヤシは育毛にも効果があるとか。そんな気配はさらさらないが、ひそかに期待している。バカだねえ。

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

Kindle本の愉しみ

2019-01-23 11:18:53 | Weblog
 電子書籍といえば、アマゾンのKindle本がその代表となろう。以下はちょっと宣伝臭くなるが、Kindleならではの愉しみがあることを記したい。
 すべての本が電子書籍になるわけではないが、最近は印刷の本と同時的に電子書籍も用意されるケースも多い。印刷本よりちょっと安く、ネットでダウンロードできるから、重くなる印刷本を持ち歩く面倒さはなくなるのが、電子書籍のメリットであるだろう。
 私はハードはモノクロ画面のKindleとカラーのタブレットのFireを持っていて、両方にダウンロードする。雑誌やカラーページのある書籍はFireを使うが、多くはKindleで読んでいる。
 もうひとつのメリットは、多くの電子書籍もそうであるが、戦前の大家の作品がほとんど無料である。青空文庫から転用している例が多いが、作家の短編集などはほとんど全作品が網羅されて、アマゾンだと99円で販売している。
 私は推理物が好きで、江戸川乱歩、ポー、コナン・ドイルなどをダウンロードし、交互に読み耽っている。乱歩を読んだら、次はドイルという具合だ。
 また文学では、谷崎潤一郎は25作品。泉鏡花188作品、日本と世界の名作名著100選なども入れており、まあ、読了するのはいつのことか分からない。
 多少高い作品もあるが、これが1冊のKindleに収まっている。これは便利で、読むものには困らない。よくジャンパネットたかたが電子辞書で50万円相当ぐらいの170コンテンツのことを訴えているが、それて同じ感覚である。
 たまには前述のように『日本国紀』のような時流に乗った印刷作品も読むが、多くは電子書籍である。アマゾンのKindleページを見ているのも、なかなか楽しい。
 読む予定はないが、ダウンロードしたい作品はいっぱい。どんなKindleが掲載されているか興味深いが、ただ無料本などの検索は使い勝手が悪い。感覚的には本屋でぼんやり書棚を見ているのに近い。
 確かに出版不況であるが、絶版になったり本が入手できない状況がある中で、電子書籍なら復活するにも、さほどのコストはかからない。印刷か電子書籍かという二者択一的な考えでなく、両方のいいところをしっかり自分の読書に取り入れていくことが大切なことではないか。
 ちょっと真面目になってしまったが、印刷にしろ電子書籍にしろ、本とは一生の付き合いになるであろう。

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

百田尚樹『日本国紀』の読後感

2019-01-05 10:35:23 | Weblog
 百田直樹の『日本国紀』を読了した。日本通史を約500ページでまとめた単行本で、大東亜戦争以降の現代史にけっこうなページを割いている。
 たぶん作者がもっとも書きたかったのはこの時期で、さらにGHQの占領政策によっていかに日本が歪められたか、そしてその禍根が現代までつながっていることであろう。
 私はネット番組の『虎ノ門ニュース』をよく観るが、その中で作者は、アメリカの歴史教育の目的はアメリカを好きになること、と知って驚き、日本の歴史教科書のなんとつまらないことか、と嘆き、その悲憤が執筆の源動力になった、と述べている。
 基本的には事実に基づいているものの、百田史観が散りばめられている。それは学者が書いた歴史本ではなく、やはり作家がものした日本通史だからだ。
 現在55万部の大ヒットになっているから、多くの人々に受け入れられた。それが悔しいのか、左系の方々は批判や非難で喧しい。
 百田尚樹が書けば当然、右翼的な本とみられる。作者はベストセラー作家の顔とともに、保守系の論客としての顔もあり、そうなるのは当たり前であろう。安倍首相が購入した本にこれが含まれていることで、中国が右翼的だ、と攻撃するニュースを見て笑ってしまった。
 ともあれあちこちでヒステリックな反応があるのは必然で、出版界にとっては1800円の本がこれだけ売れたことがビッグニュースになろう。つまり保守論調の本は売れる、ということで、今年はこうした傾向の本が増えそうだ。
 内容的には、さほどの目新しさはない。通史として読むには日本の歴史の入門書として格好の本ではあるが、あくまで百田史観として読むべきであろう。
 大東亜戦争以降の記述は、左系や中道の方々で、こうした内容に触れて来なかった人々は面食らう面もありそう。産経新聞などはいつも主張している記事ではあるが、そうした見方を載せないメディアを読んでいれば、きわめて新鮮なんだが、反発が出るのもしかたがない。
 大切なことは、歴史はいろいろな見方や解釈があることで、これまでは主流の左系の学者が牛耳ってきて、戦前を暗黒社会とみるレッテル、GHQ占領政策の礼賛、GHQが作った憲法九条の神格化などなど、一面的な歴史を多くの国民は押し付けられてきた。それに風穴を開けるには十分な内容であろう。
 筆者としては一読することをお勧めしたいが、もし立ち読みするなら、大東亜戦争以降のページを繰るだけでも価値があるといえよう。

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

血糖値ダウンに成功

2018-12-23 12:03:50 | Weblog
 長年、糖尿病には苦しめられてきた。今年は網膜剥離を患い、1週間入院した。これも過去に高血糖値を長い期間、放置してきた報いだった。毛細血管がぼろぼろなのであろう。
 ところが最近になって、血糖値がみるみる低くなってきた。1ヵ月ぐらいまえに昼に丸ごと糖質のチキンラーメンを食し、2時間後に血糖値を計ると260だった。直近で同じものを食べ、やはり血糖値を計ると179だった。
 もちろん食べる前の血糖値は計っていないから、どれだけの上昇値だったのかは分からないが、明らかに低くなっている。
 最近は200を超えることがなく、かといって低血糖の症状もなく、空腹時が100ぐらいで、食事2時間後で高くて180ぐらいで推移している。ちょっと前なら楽々200を超えていた。
 その理由は本当かどうか分からないが、少し前に放送されたNHKの「ためしてガッテン」の中で紹介されたスロー・スクワット。仙台のクリニックで実際に患者に施術されている運動で、10~15秒ぐらいかけてゆっくりと両足を曲げるのを繰り返す。これを10回、コツは膝が前に曲がらないようにすること。お尻は当然後に突き出すスタイルになるが、それによってふだん使わない筋肉が鍛えられる。これがいいらしい。10回を1回として、休みながら30回やるのが推奨されているが、私は毎朝10回やっている。詳しくは「ためしてガッテン」のアーカイブをご覧になってほしい。
 血糖値が下がった理由はこれしか思い当たらない。多少飲む薬も変わっているが、糖尿病薬は一緒。食事もほとんど以前と変わらない。
 前回の血液検査で改善の数値が見られたが、直近では血糖値は143だったが、HgA1cが5.4であった。健常人そのものの数値だ。ついでに腎臓のクレアチニンは0.98だった。これも1.0以下なら問題なし。
 血液がらみで急に健康になっている。近いうちに通っている糖尿病内科に、インスリンや薬の見直しはできないか、と相談してみようと思っている。
 私は意外とやってみよう、と思うと長続きするタイプだ。腎臓マッサージはもう2年近く続いている。これが腎臓に良かったのかどうか分からないが、夏ごろにはまだクレアチニンは1.2以上だった。これが0.98である。
 やはりやっていることに効果があり、しっかりと手応えがあると、やり甲斐がある。糖尿病が改善傾向なら、もうひとつの病気である心臓がおかしくなり、来年早々カテーテル検査を受けることになった。この齢になると、病気からは逃れられないものである。

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

現場では英語を共通語に

2018-12-12 14:05:05 | Weblog
 入管法が改正され、来年からドッと外国人労働者が入国し、周りで働き始める。そうした現場と関係なければ、それほど周りの風景は変わらないが、いろいろと問題も起き始めるだろう。
 そうした否定的な話は別にして、これを機会に、外国人労働者が働く現場では英語を共通語にしたらどうだろうか。もちろん日本人も現場では英語でコミュニケーションする。そうすれば、外国人労働者の日本語を覚える苦労を軽減できるのではないか。
 日本人もこれを機会に、英語を覚えるいいチャンスになる。実際、中高生の期間6年も英語を学んできて、会話ひとつできない。卒業して2~3年もすれば忘れてしまう。なんのための勉強かといえば、受験か勉強しなければ卒業できないから。社会に出て役に立つのは、英語を必要としている職場で働く以外はあまりない。
 そんな状況が長年の間放置されてきた。小学生から英語の科目が増えているそうだが、同じようなものである。
 それなら、来年以降37万人ともいわれる外国人が来日するし、現在働いている外国人労働者は100万人以上。これからますます増えていくだろう。つまり必要としている現場ではますます外国人に頼るようになる。
 ならば、これをプラスに転じる施策が必要で、取りあえず各業界の現場で英語がふつうに使える環境を整える。当初は不便で使いにくいこともあろうが、現場の専門用語から入っていけば、けっこう馴染んでいくものである。
 それがある程度、浸透していけば、ようやく日本人が英語を使いこなせる環境ができるのではないか。むろん日本語を大切にしなければならない。その教育は徹底して行っていかなければならないが、英語もまた身近な言葉として親近感が出てこよう。
 私はもう70歳で現場とは縁はないが、密かにジャパネットたかたから電子辞書を買った。あれこれと調べたいこともあるが、おおもとは中のコンテンツにNHKラジオ基礎英語が収録されていたから。ラジオ英会話もあったが、勉強しよう、という大げさなものでなく、英語にもうちょっと親しもうと思ったから。やり始めたら、病気になって中断。元気に戻ってそろそろ再開しようと思っている。 

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。

病気がドッとやってきた

2018-11-25 11:15:03 | Weblog
 ブログの更新が遅れたのは、体調が悪かったから。この11月は病気がドッとやってきた月だった。
 まず10月30日の夜に痰が鳴って寝むれなくなった。翌朝、耳鼻咽喉科を受診。以前にもやったことがある症状で、薬をもらって飲んでみたが、その日の夜も痰が鳴って寝むれない。しかたなく近所の内科を受診。風邪もあって、あれこれとまた薬を処方された。
 結局5日間ほぼ不眠だった。それが済んだら、心臓の調子がおかしくなった。長い距離を息が切れて歩けなくなった。今度は循環器内科を受診。心不全と肺炎というご託宣だった。
 心不全で足がむくんで、靴を履くのにつらく、夜は夜で、痰鳴りは終わっていたが、理由も分からなく、ほぼ1時間おきの頻尿になって、また眠れなくなった。
 内科に受診すると、前立腺肥大との診察。尿道への圧迫を和らげる薬をもらって、飲み続けている。
 その間、体調が戻らず、薬剤師だった親父が勧めてくれたエビオスを服用。もうひとつは便通をよくしよう、とビオフェルミンを飲み始めた。
 ビオフェルミンは薬ではなく、乳酸菌の錠剤。大腸や小腸に届き、整腸作用がある。エビオスは1回10錠も服用するから、これを朝だけにして、ビオフェルミンは昼と夜寝る前に飲むようにしている。寝る前に一緒に、便に水分を含ませる効果のある酸化マグネシウムを1錠だけ飲んでいる。
 こんなあんばいで、ほぼ体調は戻り、食欲もあるのだが、まだ夜間頻尿からは脱していない。最悪期は脱しているが、それでも2~3時間おきにトイレに行く。まったくやっかいなものである。
 あれこれ考えると、これらも加齢の症状である。ただ11月の時期にドッと病気がまとめてやってきた印象だ。
 そんな中で仕事はなんとかこなしたが、やっぱりこの齢になると、体調を良好に保つことがいかにも難しい。以前は当たり前であったことが、そうではなくなってくる。なんとかならない齢なのである。
 ついでに、20年近く通った総合病院から近所のクリニックに転院した。心臓が悪かった時に、総合病院に行くことができなかった。こんなこともこれから増えると思い、タクシーでも行ける近所のクリニックに変更した。期せずしてかかりつけ医の発想になったわけだ。ひとつは循環器内科、もうひとつは糖尿病内科。この2つあれば十分である。

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

身障者の水増し雇用

2018-10-24 10:31:24 | Weblog
 官公庁で身障者雇用の水増しが糾弾されている。近眼の人も身障者にカウントされている、という呆れた実態も明らかになっている。
 今後は改善されるにしても、どうしてそうなってしまったのか、という報道がほとんどない。最初に雇用者の数字ありきで、各役所にその数を割り振って、仕事は終わり、という感覚だったのだろう。
 もともと押し付けの政策なのだから、どの役所も歓迎していないことだった。実際、どの程度の身障者かによって異なることだが、受け入れる準備のないところに、1人の身障者が入ってくれば、仕事は遅滞するし周りは面倒なことに巻き込まれる。
 それを承知で、というより、しっかりしたリサーチをして、受け入れ態勢を作ってやってきたのか、ということが問われるわけだ。
 たまたまこの問題が浮上した時に、身障者のそばにいる人が述懐していた。例えば車椅子の人を雇うとする。その人がうちから勤め先まで来る手段はあるのか。誰かが手伝うことができるのか。勤め先まで来て、中に入って、誰が案内するのか。バリアフリーになっているか。机に着き、さて、仕事をどう進めるのか。それを考える管理者はいるのか。
 すべていちから準備をしなければならない。身障者といってひと括りにはできない。みんなそれぞれの不便な症状が違うわけで、それぞれに対応しなければならない。  
 そこまで考えて施行されたのだろうか。だから数字合わせで終わってしまったのだろう。
現実的な解決策としては、各勤め先で同じような障害のある身障者を一定数集めて、そこで仕事をしてもらうことではないか。車椅子の人、腕の不自由な人、目の悪い人、と同じ障害を持っているなら、それに見合ったこなせる仕事を割り振ることができる。
 しかしすべて身障者という括りでみると、ものが見えなくなってくるのではないか。現在でも身障者として働いている人は多いが、もう一度、彼らの本音を聞いて、できることから改善を進めていくことが、こうした問題を解決する道につながる。所詮、健常者が考えるとこのザマであるが、表沙汰になったことで、これから良くなるのであろう。
 
写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。

最近身体良いこと

2018-10-14 11:26:00 | Weblog
 私もいろいろな病気を持っているが、それでも原因が分からない、という問題を抱えていた。それは階段を上り終えて、ちょっと経つと座り込みたくなるような疲労感に襲われることだった。
 うちのマンションの部屋は2階で、ドアの前に階段がある。その2階まで上るだけで、その疲労感が襲う。もちろんすぐに治るのだが、ずっと原因が分からなかった。
 私は現在、総合病院の心臓内科、血液内科、糖尿病内科、そして眼科クリニックにかかっている。血液内科の処方薬はハイドレアという白血病の治療薬で、私の場合は真性多血症の治療に使っている。要はほっておくと、血が濃くなる病気で、ドロドロ血を治す薬だ。
 白血球、血小板は通常より少し高いが、赤血球だけが極端に低く、貧血になっている。直近の診療で、立ち眩みがすると訴えると、採血した血から医者は鉄分の分析を行って、鉄分がかなり低いことが分かった。
 それで鉄剤が処方され、飲み始めて約1ヵ月。みるみると立ち眩みがなくなり、なんと階段も楽々と上れるようになった。
 この4年間ぐらい、齢だからしかたがない、とあきらめていた身体の不調が一気になくなってしまった。つまり鉄分不足が原因だったのだ。
 ハイドレアで血を薄くして、鉄分でまた赤血球を正常に働かせる、という身体の中で喧嘩しているような状況ではあるが、治ってホッとしている。貧血気味で疲労しやすい方は、鉄分不足を疑ってみるのもいいようだ。
 その鉄剤を飲むようになって、すっかり便が黒くなった。これは副作用の一種でしかたがないが、便秘は解消されている。
 私は心臓手術後、固い便で悩まされてきたが、ここ最近では順調な便通である。それというのは、何かの番組で「おからパウダー」が腸にいいことを知って、ネットで購入して現在、ヨーグルトや味噌汁にスプーン1杯の量を入れている。値段は安い。500g500円、1キロを購入して、たぶん半年は使えるだろう。
 このおからパウダーを飲む前は、下剤の役割があるデルデル茶や酸化マグネシウムなどを飲んでいたが、いまは止めている。このおからパウダーだけで充分である。
 ただ腎臓のためもあって、水だけは量的に多く摂っている。こんなところが最近の
身体に良いことだった。読者の方の参考になれば幸いである。明日、70歳の誕生日を迎える。いつまで健康でいられるかの自信はないが、身体が持つまで生きるしかない、という心境である。

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

笑っちゃう軽減税率

2018-10-07 10:31:21 | Weblog
 軽減税率の問題が浮上している。訳が分からないのはコンビニの軽減税率。買ってそのまま持って帰れば8%の軽減税率。店内のイートインコーナーで食すれば、10%の新しい税率が適用される。
 この矛盾はすでにあれこれ指摘されているが、持ち帰るつもりで買ったが、気が変わって店内の席に着き飲むか食べるかした。その場合、店員がチェックして違反だと指摘するのだろうか。コンビニは売るのが精一杯で、そんな余裕がない。
 もうひとつのケースは、イートインもあるが、店外にベンチを置いてある店もある。そこで食べたらどうなるのか。店を一歩出たら、持ち帰るわけだから、これは8%ということになる。
 うちの近所にヨーカドーのショッピングモールがあるが、中のマクドナルドには椅子席があるが、ここで食べれば10%。マックの前に広いラウンジがあり、ここで食べれば持ち帰りで8%なのだろうか。同じヨーカードー店内で目と鼻の先で、8%と10%が分かれるわけだ。
 出店している外食の店はどうなのだろう。ラウンドで食べさせる形式になっており、外食店の中ではなく、ヨーカドーの店内であるから持ち帰りが適用されるのか。
 現場の混乱は必至だろう。財務省の頭の固い役人が辻褄合わせに考えた愚策なのだが、もっとざっくりと食料品・日用雑貨はオール据え置きにすればいい。外食の場合は、1人3000円以上か5000円以上程度の消費に対して10%を適用すればいいのだ。
 となると多くの飲み屋はニッキュッパセールをやるだろう。それがビジネスというものである。
 新聞はすでに軽減税率適用と決まっている。だから最近、ほとんど軽減税率の記事はない。寝た子を起こしたくない、という態度に終始している。野党も民主党時代に3党合意に参画しており、反対の声はか細い。
 しかし実施前に、参院選がある。軽減税率が争点になり、自民党が負ければ、消費税増税にストップがかかるかもしれない。しかし争点になるのかどうか。有権者の力で争点にしなければならないのではないか。
 私は消費税そのものがおかしいと思っている。その商品が回る間にもいろいろな税金がかけられており、最後に買ってまた税金である。多重課税構造になっている。
 まあ、現実的な施策として、軽減税率を作るとしたら、食料品・日用雑貨は5%に下げ、他の商品を10%にすれば、すっきりする。新聞なんか10%でも十分ではないか。
 もし増税実施で景気が悪くなり、結局全体の税収が減れば、元も子もない。その責任は誰がとるのだろう。結局、安倍政権退陣につながろう。憲法改正がまた遠のくわけで、消費増税は無期限延期がふさわしい。

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。