団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

トランプ大統領もっと吠えろ

2019-06-27 14:21:55 | Weblog
 トランプ大統領が日米安全保障条約の不公平性について言及して、米国が攻撃されているのに日本はテレビを見ている、と厳しいことをいっている。
 まあ、日米同盟の本質を突いた言葉で、いまさらという感もなくはないが、この時期にわざわざいっている、というところに政治性がある。
 日本にはあちこちに米軍基地があり、沖縄ではいつもトラブルの元になっている。しかし、日本人は米軍がいることによって、日本は守られている、と可愛くも信じている。
 ところが、実際にことが起こった場合に、どういう形で日本を助けるか、なんてことは何も決まっていないだろう。個々のケースは別問題だからだ。
 米軍だって被害を最小限にとどめたい。尖閣にどこかの国が侵攻しても、まず自衛隊。そして米軍は空爆、ミサイル、無人機などで対応。結局、自衛隊がもっとも損害を受ける結果になるのではないか。
 先の戦争に負けてから、日本は日米同盟の枠組みの中で、軍事・防衛は二の次、ひたすら経済発展に邁進した。結果、経済大国になったが、自らを守ろうとする気概がなくなり、独立心の希薄な民族になってしまった。アメリカは日本人の牙を抜いて、二度と歯向かうことがないようにいろいろな仕掛けをした。そして見事に成功したわけだ。
 憲法改正を何百回議論しても、憲法が宗教になってしまっている一部政党によって、まともな議論さえできない始末だ。そんな膠着状態を打破する方法はあるのだろうか。
 という視点で今回のトランプ大統領の言葉を考えると、見事に日本にとって外圧になっている。もし米軍が日本から撤退すれば、日本は自ら国を守らなければならない。そうなった時に、絵空事の憲法9条論議なんかやっていられない。具体的な国防憲法を作らなければならなくなるわけだ。
 となれば、本気の憲法改正の論議が行われる。しかもそれほど時間がない、朝鮮、中国が動かないうちに、作り上げねばならない。
 つまりトランプ発言は、日本とってまたとないチャンスなのだ。真の独立国に生まれ変わることができる。
 その唐突のトランプ発言は、ホルムズ海峡事件に端を発しているとも考えられるが、憲法改正を公約にしている安倍首相との密約があったのではないか、と勘ぐりたくもなるタイミングだ。
 あまり陰謀論は好きではないが、結局日本はいつも外圧によって国内が変わる。今回もまた外圧である。しかし、その外圧をどう国益に取り込むか、それを考えるのが政治ではないだろうか。
  
 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

家電品が次々に壊れる

2019-06-17 05:39:18 | Weblog
 わが家の家電製品が次々に壊れ出した。確かに現在のマンションに移転して、すでに30年、移転した時に設置した家電品が多いからだ。
 まず3月に冷蔵庫が壊れた。最初は庫内全体が冷えなくなったが、冷凍室はそれでももっていて、アイスクリームなどは溶けなかった。季節は春だから、まあ、いいだろう、とほっておいたが、やはり冷凍室も徐々に冷えなくなってきた。
 こりゃあ、まずい、と早速、家電店に買い求めに行った。壊れた冷蔵庫よりはちょっと大きめであったが、中身は広い。今も冷蔵庫の中はスキスキである。
 ひとつだけ良かったのは、氷が自動でできることだった。これでたっぷりの氷でお酒が飲めるようになった。心臓の関係もあって、それからウィスキーも焼酎もロックにした。
 次に、たぶんこの夏は壊れるだろうな、と思っていたのが、エアコン。これは現在のマンションに移る前に買ったもので、33年ぐらいになる。
 5月の暑さでうんざりして、この夏の猛暑を考えると、エアコンが壊れるのは命あってのものだね、と思い、フロア全体を冷やすために、14畳タイプのエアコンを買った。これはジャパネットたかたの通販にした。
 まだ使っていないが、この夏は涼しい夏になるだろう。また電気代にも期待しているが、どうだろうか。
 これで安心と思っていたら、いきなり37型のテレビが壊れた。電源のLEDが点滅し出した。音声は聞こえるが、何も映らない。
 早速、メーカーの修理部門に電話はしたら、部品の保有年限を過ぎており、もし直すとしたら、新しいテレビを買うぐらいの費用がかかります、という冷たい返事。
 買うしかないじゃないか、と、家電店にまた買いに行った。以前の液晶テレビは37型で10万円弱だった。今回は6万9600円だった。サイズは43型。4K対応である。
 こちらで設置をして、映してみると、確かにきれいで、ここ10年程度の進化はかなりなものだ。なにより周りの枠が細くなって、表面積自体は37型と同じぐらいだった。
 冷蔵庫、エアコン、テレビと次々と最新型の家電が設置された。あとは何だろう、と周りを見回すと、やはり洗濯機である。これもすでに30年以上は使っている。
 できれば、あと2~3年程度はもってほしい。そろそろ懐具合がさみしくなってきた。現在70歳。さて、次の家電品が壊れるまでに、はたして生きているだろうか。そんなことまで考えてしまう齢である。 

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

やっぱり英語はむつかしい?

2019-06-08 11:45:53 | Weblog
 カシオの電子手帳を買ったのは、ひそかに英語の勉強をしよう、と思ったからだった。この電子手帳にはNHKの中学生向けのラジオ基礎講座がインストールされており、ストーリーのある話を英会話で聴きながら勉強できるはずだった。
 朝のちょっとした時間を当てて、3ヵ月程度やってみたが、結局続かなかった。要は面白くないし、あまり頭に入らなかった。それと並行して、アマゾンなどからネットにあるキンドルの英会話本など安いものを2~3冊買ってみたものの、まったく進んでいない。
 私の英語習得の目的は、いまさらこれで就職しよう、という目論見があるわけでなく、外国映画の会話がある程度分かるようになることと、英語の歌の内容が理解できる程度、そして街中で外国人に話しかけられたらビビらないぐらいの英会話を身に着けることなのであるが、それがどの程度のレベルで実現できるのかは分からない。
 英語の勉強はむつかしいと聞いている。よくラジオでやっている宣伝は、プロゴルファーの石川遼もできたという耳で聞いて覚える勉強法。ずっと聞いていると、自然に外国人のしゃべる英語が理解できるようになるとか。
 食指は動かなかったが、要はなにをどう勉強すれば、そのレベルの英会話ができるようになるのか、ということが分からない。
 確かにあれこれと多くの勉強法があり、英会話教室に行くのもひとつの方法、いちからしっかりと勉強するのも方法であるが、ひとつの条件はあまり金をかけたくないことだ。
 だって、本当にしゃべれるようになるのか、と保証はないし、その方法が最善なのかも不明だ。暗中模索の中で、手探りで何らかの勉強法を進めなければならない。
 そんなことを考えていると、たまたまネットの広告で、酒井式のシンプルイングリッシュをアピールしていた。英語は簡単、81センテンスを覚えるだけ、と謳っており、興味深くその広告を読み、やや衝動買い的に1万6800円を払ってしまった。
 つまり、これさえ身に着ければ、なんとかなりそう、というのが購入理由になった。あれこれと浮気をせずに、1日20分集中して勉強すれば、なんとかなりそうである。
 むろん単純には信用していないし、私にそれだけの情熱があるかという自信もない。ただ何か勉強していたほうが、張り合いがあるし、成長の過程が分かることは面白いではないか。
 こんなことを無理に自分に納得させ、たぶん来週からそのテキストを使って勉強を開始することになる。触れ込みは3ヵ月である程度分かるようになるとかで、その進捗状態をこのブログで報告していきたい。
 吉か凶か、やっぱりおバカだった、なんてことにならないように願っている。 

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください

川崎殺傷事件に思う

2019-05-31 09:23:06 | Weblog
 いつの時代でも狂人はいるものだ。ある時間を経て、無差別殺人は繰り返される。それを止める方法ははっきりいってない。
 事件が起こると、あれこれと教育関係者や警察は警備を厳重に、と掛け声は高いが、それが本当に有効になるのか、だれも信じてはいない。
 阻止できないとしたら、我々は何ができるのか。結局は社会を変えていく、という迂遠な方法しかないのではないか。
 ほとんどの無差別殺人の犯人は孤独で孤立しており、疎外感があり、うちなる怒りを不特定多数の弱者に向ける。目的はない。ただ自らの状況を暴力によって変えようとする。
 こういう人間をなるべく作らないような社会にすることが、こうした事件を起こさないことに直結する。
 では、どうするのか。私にもその答えはないが、たぶんもっと人間同士が深く関わり合える社会にしていくことではないか。
 現在はネットやスマホで、その反対の方向に行っている。他人と接触しなくても、スマホがあればハッピーという人は多いだろう。それが許される社会になってしまった。
 しかし結局、人間は誰かに自分を理解してほしいし、ともに生きているという実感を求めている。そうした触れ合いや実感が、犯人たちにあれば、事件を起こさなかったのではないか、と思いたい。
 それぞれの周りにいる人間にもっと関心を持ち、関わり、お互いの問題解決のためにできることをともに考える。そうした地域社会を作っていかなければならない。
 かつてそうした社会があったのか。太平洋戦争が始まる前の昭和前期、敗戦後の昭和20年代から30年代に、そんな社会があったような気がする。
 偶然的な産物だが、いろいろな問題があったとしても、地域コミュニティは有効だった。引きこもりがいたら、きっと周りのみんなであれこれ考えて、人と混じるように促しただろう。
 現在は、これをNPOなどがやっている状況だが、それを年金生活の元気な高齢者に任せられないだろうか。ある程度の地域単位の決め事は必要になるが、役所や専門家にまかせるのではなく、お節介グループがなんらかの関与をして、地域コミュニティに参加させるように働きかける。決してあなたは孤独でない、というメッセージを送り続けることが大切だ。
 また高齢者は通学時の見守り役としてもいい。その時間になって、通学路にパラパラと高齢者がいれば、それで犯罪の歯止めの効果はある。
 70歳以上の高齢者も、こうした地域参加によって、さらに元気になれるのではないか。100歳時代を迎え、それぞれの年代の役割分担をもっと社会全体が考える必要性が生じていよう。そういう意識を持って人々が生きていけば、少しずつでも社会は変わっていくのではないか。ささやかな願いである。
 
 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

はじめてヤフオクを使った

2019-05-25 11:49:11 | Weblog
 ヤフーオークションはすっかりネットの定番になっているが、私はこれまでヤフオクを使ったことがなかった。なんとなく相対で商談するのはやっかいだな、というのがその理由であったが、よんどころない事情ではじめて取引をした。
 そもそも中古のノートパソコンを買ったら、その中のソフトにKingSOFTというのがあって、起動するとそのポータルサイトが開き、そのページ上にあれこれとウェブサイトがあり、その中にヤフオクがあった。
 なんとなくヤフオクのパソコンのページを見ていると、ソフトというカテゴリーもあって、あれこれ見ていると、Windows10のDVDやインストーラーなどもあって、正規なら1万5000円ぐらいするが、それが500円程度から買える。信用できるのだろうか、というのが心配の種だったが、その程度なら買ってもいいか、と思い始めた。
 うちのパソコンは仕事にも使っており、現在はWindows7がOSである。このサポートが来年1月に終了する。それまでに10に替える必要があるわけだ。
 そのOSには入札がなく、出品者の落札決定価格が表示され、落札すればそのまま手に入る仕組みのほうだった。価格は1000円以下で安く、送料無料だった。
 それで買ってみて、メールであれこれとオークション側から連絡があり、商品が届いたら受取連絡のメールを送れば取引終了だった。
 ところが商品が届かない。どうしたんだろう、と首を傾げていると、またメールで受取連絡の催促が来る始末だった。おかしいなあ、と送られたきたメールを下までスクロールしてみると、なんとそこにインストール方法が書かれていた。
 なあんだ、こんなところにあったのか、と納得した。送料が無料のわけで、データだけを送る、と書かれていなかったからうっかりした。
 そのデータにしたがって、7から10にアップグレードは成功した。安い買い物になったものである。
 それにしても、ヤフオクのシステムはなかなかだ。入札ではなかったから、買うのも簡単だった。後は仕事でも使うアドビのソフトも落札したが、こちらはDVDで手順書通りにインストールしたが、フォトショップは立ち上がらなかった。一緒にあるImageReadyを立ち上げ、そのファイルメニューから「フォトショップで編集」を選ぶと、ようやく立ち上がって、使えるようになった。
 正規品ではないだけに、やっかいな面もあるが、こちらも安かった。どういう仕組みで、こんな価格で出てくるのか分からないが、確かに利用価値のあるヤフオクであった。さて、次は何を買おうか、と楽しみにしている。

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

交通事故が多すぎる

2019-05-10 08:38:06 | Weblog
 交通事故が多発している。元高級官僚による池袋の事故があったばかりで、大津市で園児2人が死ぬ事故が起こった。それぞれのケースを考えると、不幸な偶然が重なった結果と思いたいが、それだけではないだろう。
 いろいろと考えられるが、事故の多くがAT車で起きていることは指摘しておきたい。今やほとんどの乗用車がAT車であるが、今の車は基本的にコンピュータ制御。運転者は運転しているつもりでも、実際はコンピュータに運転されている。そのコンピュータになんらかの不具合が生じている可能性がまったくないのか。
 筆者の経験だが、わが家のPCだって、理由もなくフリーズすることがある。最悪の場合は電源を抜いて再起動させる。これが車でもあるのではないか。メーカーも警察も立証できないが、トラブルが起こってそこから復帰したら、正常なのだからもう検証はできない。その可能性を俎上にのぼらせるべきだ。こういう問題が完全に解決されない限り、無人運転などはちゃんちゃらおかしい。
 もうひとつは、教育の問題。かつてのブログでも書いたことがあるが、交差点で信号が青になっても、左右を見て車がしっかりと止まってくれることを確認すること。これが基本だが、青になったら渡ってもいい、と教えれば、左右の確認はおろそかになる。青、すぐに飛び出す、赤になりそうで走り抜けようとする車にはねられる、という状況は当たり前すぎる。交通ルールの教え方を見直すことも必要だ。
 さらにモラルの問題もある。車は我々の周りの機器で、唯一人を殺せるものだ。うっかりすれば、人を殺す可能性があることを運転者はいつも念頭に置いていなければならない。
 近年、人々は警戒心がなくなってきた。お金につられてふらふらと見知らぬ男に会うハイティーンが目立つ。殺される、犯される、という恐れはないのだろうか。親の代からそういう警戒心をほとんど顧慮しなくなっている。昭和30年代は女性の夜道のひとり歩きを戒めたものだし、門限もあった。
 それらがすっぱり消えた。警戒心がなく人を疑うこともあまりない。それは想像力の欠如につながる。ならば、交差点に立ってここは危ない、とも思わない。車を運転して、あの車は避けてくれるだろう、と甘い期待をする。結局、自分の都合のいいように考える思考に陥っているわけだ。
 常に最悪のケースを考えよ、とはいわないが、せめて何が起こるのか程度のことを頭に入れて、行動することではないか。私は小心者だから、ホームで最前列には立たないし、工事中のビルの下を歩くときには注意するし、交差点ではいつも周りをきょろきょろ見ている。そんな気持ちで動いているが、それでも突発的な事故は避けられない。それは好運を祈るのみであろう。
 
 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。

スマートウオッチの使い心地

2019-05-03 07:58:25 | Weblog
 以前にスマートウォッチを買ったことを書いた。値段も安く便利なものなので、現在の人気商品になっている。
 購入してほぼ2ヵ月ぐらい経っているから、その使用感を書いてみようと思う。
 私のように、高血圧や心臓病の持ち主にはありがたいものである。朝起きると、スマートウォッチとスマホの電源を入れる。どちらも夜間は電源を切っている。スマートウォッチの機能に睡眠の質も表示されるが、けっこうよく寝ているから、これは使っていない。
 スマホの画面が表示されると、その中のスマートウオッチのアイコンのWearHealthtをタッチ。ソフトが立ち上がり、その中のユーザーを選択して、接続を押せば、スマートウォッチと連携が始まる。
 食事前に一度、血圧を計る。同時に脈拍もチェックできるが、脈拍は常時監視中だ。朝の血圧は低目だが、午前中はやや高くなり、午後にかけてまた低くなっていく。その信頼性だが、クリニックに行って血圧を医師に計ってもらうが、大きな差異はないから、ほぼ信頼できそう。
 そんなわけで1日に3回程度は血圧を計ることになるが、腕に巻く血圧計では面倒で、それほどまめに計るわけにはいかない。
 あとは万歩計。うちの中で歩いてもカウントされてしまうが、散歩に行くと、どのくらい歩いたかをチェックできる。カロリー消費や歩いた距離などはあまり見ない。
 スマホとの連携で便利な機能は、電話を受信すると、スマートウオッチが振動して知らせてくれる。バッグに入れて気がつかない、ということがなくなった。機能的にはショートメールの受信も知らせてくれるはずだが、振動したりしなかったり。ちょっといい加減である。
 私は1日に1回血糖値を計ることになっているが、これはこアプリ内にアラームがあって、スマホで設定すれば、その時間になればスマートウオッチが振動するから、うっかりということもなくなった。
 なんだかんだで便利に使っている。ちょっと残念なのは、ほかの腕時計をはめる機会を逸していることだ。なんとなくもったいないが、これも便利性との引き換えだろう。
 こうなると、腕時計はスマートウオッチ的なものが主流になるのではないだろうか。特に高齢者にとっては、スポーツも含めてあれこれと使える。
 私が使っているスマートウォッチはTeckEpicという名称で、価格は4980円。アマゾンで購入した。充電は磁石のついた接点とUSBで行う。
 スマートウオッチは似たようなものが溢れているから、どれがいいとネット画面で詳細に比べられない。結局、買ってみて使って、はじめていい、悪いといえる。家電量販店でもあるが、けっこう高価格のものが多い。いまのところ問題なく使っているが、やはり電池の持ちが心配である。たぶん3年程度は使えるだろう。壊れたら、また違ったスマートウオッチを使うのが楽しみだ。
 
 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

平成の終わりに思う

2019-04-24 11:31:08 | Weblog
 あと1週間で令和の時代になる。いまは平成の時代はなんであったか、と識者があれこれと語っている。多くは、どうして日本経済はここまでだめになったのか、という論点が目立つ。
 実感的には、欧米社会を範として、近づけ追い越せ、と一生懸命に働いた結果、ジャパンアズナンバーワンといわれるまでに成長した。
 しかし、その発展は日本経済のガラパゴス的成長だった。労働人口の多さ、年功序列の会社、働き過ぎ、と当時の美徳によってスケールアップした。しかし、気がついたら、バブル経済の崩壊、グローバル化の乗り遅れなどによって、経済はどんどん疲弊していった。来るべきガラパゴスの限界だった。
 それが平成の時代だった。グローバル化できなかったのも、日本の特殊性に起因している。多言語に習熟していない弱点が、世界の潮流から遅れることになった。
 経済人や学界人らも、国際社会に出て英語で丁々発止できる人は多くはなかった。しかし、世の中を変え得る学説の多くは英語で発表され、議論が戦わされ続けた。日本人がそこに関われなかったから、世界の先端技術の動きに乗り遅れてしまったわけだ。
 世界はITの時代に入っており、パソコンからネットへと進化していくが、日本企業がイニシアティブをとることはなかった。これが平成の20年ぐらいまでではないだろうか。
 ガラパゴス的に発展を遂げた自動車産業や家電、光学技術などは、その品質の高さから世界で通用し続けた。ただ中国などの国にコストで負けるようになり、見合わない産業は縮小を余儀なくされてきた。これがここ10年ぐらいの動きであろうか。
 確かに経済的には当たり前の国になってしまったが、相変わらず暮らしやすい国であることに変わりはなく、国民が幸福を享受できる社会が維持されるなら、そんな日本もいいのではないか、と思っている。
 令和になって、ひとつの区切りとなるが、平成から抱えた問題はそのまま持ち越される。最大の問題は少子化になるのだろうが、人々がこの国に生きていて良かった、と思える社会をどう継続していくか。そのための政治であってほしい。
 私は団塊の世代で、これから高齢化の元凶になる予定だ。できれば早く迎えが来てほしいものだが、こればかりは望むようになりそうもない。せめて人に迷惑をかけない生き方をできれば、と願っている。
 
 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

少子高齢化どうする

2019-04-05 08:23:37 | Weblog
 新しい元号の「令和」をめぐって喧しいが、平成から令和になって、日本社会の課題がなくなるわけではない。もっとも深刻な問題は少子高齢化だろう。
 高齢化は社会保障費の増大が災いを招くことになるが、団塊の世代が80~85歳ぐらいになるまでに、多くが亡くなっているから自然に解消していこう。要はそれまでの辛抱である。
 先日ラジオを聴いていたら、健康で70歳までの人が生きる余命は、男93歳、女99歳だとか。やっぱり100歳時代がそこに来ており、100年間の時間を考えた人生設計に切り替えていく必要はある。
 大学を出て、30歳まではボランティアに従事し、30歳ぐらいから社会に出て働き、75歳までは働くような社会通念を築き上げる必要がある。これも時間がかかる。
 しかし少子化はそんな悠長なことはいっていられない。日本の人口が目に見えて減っていくのには、まだ時間がかかるものの、確実に働く人が減っていくことが深刻で、これまでに築き上げてきた社会制度が維持できなくなる可能性がある。
 それで移民に似た制度を作って、労働人口を確保しよう、というのが為政者の狙いであろうが、それが社会に根付くまでにはまだ時間がかかるし、デメリットも表面化してこよう。
 そんなことをしている間にも、子供を多く作る夫婦は増えない。ならば、産みやすい制度を作ってやらなければならない。
 例えば、子供1人産んだら月に10万円を進呈したらどうだろうか。ベーシックインカムに似ているようではあるが、2人目も10万円、3人目も10万円とすれば、年間で360万円の子供収入が得られる。
 母親は働かなても、育児に専念できよう。父親も子供の心配なく仕事に励むことができる。小学校卒業まではこれを続け、中学から上は、徐々に支給金額を下げていく。
 教育無償化はする必要はない。あくまで日本の人口を増やすための施策だからだ。
 こんな状態になってしまったのは、核家族化が生んだ弊害だったのだが、いまさら大家族に戻れ、とはいえない。だったら産みやすい制度を作るしかあるまい。
 これも本気で考えなければならない問題で、先送りはもう許されないのではないか。平成の時代は深刻な問題を避けて通ってきた。本音は後回しで、建前ばかりできれいごとが多かった。昭和から引きずってきた問題を真正面から向き合ってこなかった。いまそのツケが令和に持ち越されることになった。
 真に令和の時代を美しくするためには、ひとつひとつ解決策を提示していくことではない。もう逃げられない。

 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。 

オレオレ詐欺の防止策

2019-03-26 10:47:43 | Weblog
 最近でも相変わらずオレオレ詐欺の被害が多い。新手の手法を考え出し、お年寄りがそのためになけなしの金を毟り取られる。
 詐欺集団はたぶん事前にターゲットを調べ尽くす。資産、現金、家族構成とあれこれ調べアタックとなるのだろう。
 防止策はいろいろといわれているが、要は金を持っているからだろう。ちょっとした老人が、何千万円という被害に遭うから、世間は唖然とする。よく持っているなあ、というのが大方の感想で、投資詐欺に似て、どこか騙されるほうが悪い、というニュアンスもありそうだ。
 しかし金がなければ踊りようがないわけで、金をなんとかすればいい。おそらく多くの高齢者はもともとの現金が手元にあって、さらに毎月の年金が入ってきて、それを遣わずに貯めてしまうわけだ。
 せいぜい子供や孫に贅沢をさせる程度で、自分ではほとんど無駄遣いはしない。そういう教育を受けてきた。じゃあ、どうして貯めているのか。それはやはり残り少ないとはいえ、自分の病気や介護が気にかかるからだ。齢をとって、惨めな思いをしたくないのは人情である。
 それなら、一定の現金を拠出することで、余生の面倒を看る制度を作ったらどうだろうか。生活するのに困らない現金は手元に置いて、あとは毎月の年金も含めて一定額をその新制度で創設された組織に提供する。その代わり、すべて無料で医療や介護が受けられる特典を作る。それは一生という保障がなければならない。
 これで安心して余生を楽しめる。余分な現金がないから、余計なことも考えないし、子供や孫もまとわりつかない。
 この拠出された現金を、増大する社会保障費に充てれば、消費税なんか必要なくなるだろう。子育て支援もたっぷりできて、少子化も解決するかもしれない。
 とにかく、ただ持っていて溜め込んでいるだけの高齢者が多過ぎる。まだ遣えば、社会の役に立つのだが、ほとんどタンス預金か金利もない銀行に預けっ放しだ。
 そうした遊んでいる金を社会に回すことが、今や喫緊の課題ではないか。100歳時代にこそ、こうした大胆な社会改革が必要であろう。憲法改正よりも優先事項になるのでは。
 
 写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。