団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

お医者さんもいろいろ

2017-02-02 11:07:31 | Weblog
 私は現在、5人の医者の世話になっている。最近、前歯が抜けて歯医者も加わったが、総合病院で心臓内科、血液内科、糖尿病内科に通い、1年に1回、心臓外科で検査を受け、眼科にも行っている。
 それだけの医者にかかると、お医者さんもいろいろだなあ、と思う。心臓内科の先生は若い男性で、あまり癖がないが慎重居士である。ある時、便が固いといったら、すぐに検便。どこからか出血しているのかもしれない、と思ったのだろう。あまり質問もせず、坦々と診る
 血液内科は女医さん。血液検査の結果から、薬の効き具合を計る。私の病気は赤血球が濃くなる病気だが、その先生は警戒心が強く、ちょっとした警告をする。以前に急に血液が濃くなることがあるかもしれませんから薬をしっかり飲んでください、ある時は胃で出血することがあると便が黒くなります、とこちらが聞かないことまでいう。
 糖尿病内科も女医さん。快活な先生だが、割と新し物好きで、ちょっと尿酸値が高かったら、下げる薬を処方された。新しい薬だったが、こちらは副作用の発疹が出て、すぐに止めた。次の検査まで薬を飲まなかったが、数字は下がった。また直近で、1日4回打っていたインスリンの注射が朝と昼は錠剤に、夜は即効型と持続型混合のインスリン1回注射に変わった。いずれも最近の薬と注射らしい。気は楽になるが、どう血糖値が変化するか気にかかる。
 眼科は駅前にあるが、この先生は一言が多いタイプだ。はっきりと患者に言わずに、口の中でぶつぶつ気になることを言っている。このまま行くだろうかなあ、ああ、出血している、とか、気分が良くないことばかり。最近ではいずれレーザーになるでしょうね、と言っている。患者が明るい気分になって帰させようという気があまりない。
 医は仁術であるが、こういう人はあまり開業医には向かないのではないか。近所の歯医者さんは女房が一度かかって、ブリッジを9 回も矯正して懲りた。私は近いだけの理由でかかっているが、寡黙な先生の半面、助手の太った奥さんが先生に代わっておしゃべり。それでもっているのだろうか。
 というわけで、薬代を加えれば医療費もばかにならない。先生方は多士済々で、呼ばれるまでの無為な時間をそんなことを考えながら待っている次第である。

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