団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

1週間の入院生活

2018-07-14 14:31:31 | Weblog
 私の左目が、眼底出血を起こし硝子体手術が必要なことは報告したが、その手術を日帰りで受けようとしたら、専門医がよく観察したところ、けっこうの範囲で網膜剥離を起こしており、大病院で入院・手術が必要ということなった。
 そのためにまるまる1週間入院した。手術は幸いにも成功したが、眼球内にガスを入れ網膜を引っ付ける必要があり、そのためにうつ伏せ・うつ向き姿勢を5日間ぐらい余儀なくされた。寝る時は高い枕にして寝返りは打てなかった。
 つらい入院生活になったが、幸いにもガラケーからスマホに切り替えて良かった。ガラケーではワンセグのテレビ放送が見られない。別にドラマやバラエティ番組を見たいわけではなく、ニュースを見るようにしていた。
 仕事のメールも、スマホで確認できたから、これも不便は感じなかった。ただ私のデータ通信の契約は3Mで、私の好きな番組のユーチューブの『虎ノ門ニュース』を見ていたら、あれよあれよとデータがなくなっていった。本来、Wi‐Fiで観るべきであるが、病院内にそんな環境はなかった。
 もうひとつ持参して良かったのは、ワイドFM付きのICレコーダー。やはりラジオを聴くにはスマホではなく、ラジオがしっくり来る。主に文化放送の番組を聴いていた。AMが聞けなかったことが残念で、まさか次はないと思うが、AMのラジオも持っていこうと決めた。
 この入院を機会に、ダウンロードしてほったらかしておいたkindle本を読むことを優先した。そのためにモノクロ画面のkindleを持って行った。無料本がほとんどだから、けっこう読み散らかしていた。それをある程度しっかりと読もうと思っていたが、やはりまた読み散らかす羽目になった。
 ただうつ向き生活には役に立った。ベッドに腰掛け、膝上にkindleを載せ、視線を落とす姿勢を維持した。しかしこれもすぐに首が痛くなった。しかたなく今度はうつ伏せに切り替え、これを交互に行った。
 火曜日に手術して、金曜日にはきれいに張り付いています、と眼科医が言ったのにはホッとした。目薬は4種類、1日に4回、5分置きに点眼した。
 現在10日ぐらい経ったが、左目は上側にガス、真ん中はわりとクリア、下に黒っぽい水が溜まっている状態。ガスは徐々に抜け、水も少なくなっていくそうだ。
 あとは右目のレーザー治療を行い、糖尿病網膜症の出血の懸念を払拭すること。それが終われば、やっと無罪放免である。
 4月末に眼底出血して以来、鬱陶しい季節が続いた。ようやくいい季節を楽しめるようになるのだろう。

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