団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

編集での便利なツール

2018-09-18 14:22:57 | Weblog
 1冊の冊子を作成していると、いろいろなツールを使うことになる。みんなやっているだろうコピペも日常茶飯事である。
 多くはPDF文書のコピペになるが、最近のPDFは一筋縄ではいかない。一部ではあるが、コピーつまり選択ができない文書がある。コピーできたとしても、他のテキストソフトに貼り付けると、通常の文書にならず、細切れの段落になってしまい、後で整理するのにめっぽう時間がかかる。また同じ文書が繰り返されることもある。
 どうしてそうなるのかは知らないが、ほとんどメーカーのリリースの文書なんだから、ふつうのコピペができるようにしておいてほしい。
 そうなる時にどう解決するか。最近はコピーする文書を印刷し、その文書をスキャナーのOCRソフトで読み込ませる。現在はパナソニックのソフトを使っているが、印刷がきれいであれば読み取り率は高い。
 むろんしかたなくキーボードで入力することも多いが、こういうソフトに慣れると、やはり楽なほうにいく。
 最近知ったのは、音声入力方法。かつてIBMやドラゴンスビート、アミボイスなどを使ってみたが、あまりモノにならなかった。
 しかし最近はグーグルがそのサービスを提供していることを知った。グーグルクローム上でしか使えないが、ソフトのドキュメントを開き、ツールを選択し、その中の音声入力を選ぶと、可能になる。
 実際にやってみたが、無料だけに細かい設定はない。。や、改行などもできない。同音異義語も選べないが、文章を読めばそれなりの変換効率でテキストにしてくれる。訂正はあとでやればいいのだが、やはりグーグルのビッグデータがこうしたソフトに反映しているのだろう。
 有料にして、細かい設定ができるようにすれば、けっこう売れるのではないか、と思っている。このままではやはり使えないのではないか。ただ音声入力の場合は、周りが静かというのが条件で、ラジオ聴きながらというやり方は通用しない。
 結局、編集面ではテキスト入力が我々のメインの仕事。写真の変換や誌面のレイアウトはほとんどルーチンワークでやっている。なんとか楽をして作成したい、というのが人情であり、便利なツールがあれば積極的に使っていきたい。
 取材、編集で約2週間。その間はけっこう真面目にパソコンと向き合っている。終われば解放感に浸れ、それがまた楽しみであるのだ。

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