昨日、篆刻の先生が出品している書道の作品展に
行ってきました。西千葉にあるギャラリー古島
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/5e/2f027b95899a16a7220d7bd5e9dc4d37.jpg)
昨日が最終日、それも閉館ギリギリに伺った。
先生も在廊していました。書道の作品展といったら
長い掛け軸や大きな額に入っている書と思っていたら
そうではなく、入り口には木製品に書いたり焼き物に
書いてあったりで、なかなか面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/56/0931cc99d01537d2e42fd1df30090161.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/fb/01e4c5d3639f0f57a65dc634ac990a9a.jpg)
先生が説明してくれた。
先生の作品。黒い台紙に白で筆書き
目を閉じて 朝の窓辺に 立ち居れば 山ゆりの花 香り満ち来る
天地は すべて雨なり むらさきの 花びらたれて かきつばた咲く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/34/99bbefc2d20786c9bcb54b02a370943d.jpg)
「白い文字は何で書いたのですか?」と聞いたら
「ニカワを少し入れた絵の具です。絵の具だと
カスレが出ませんね」と先生。
色のついた台紙に書くのも洒落ている、
窪田空穂の句、天地をテンチと読んでしまったら
「短歌ですから、テンチではなくアメツチと読みます」と
先生苦笑い。
そりゃそうだテンチでは5・7・5にならない。
「花・・・ひら・・・なんて読むのかしら」
「花びらたれて・・・と読みます」
「そうか、短歌には濁点つけないんだ」
「つけるのもありますが、書くときはつけないですね」と
先生またまた笑う。
確かに百人一首の字札には濁点は付いていない。
変体仮名で書かれた短歌
白雪の 降りしくときは み吉野の 山下風に 花ぞ散りける
紀貫之
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7a/5afcc541f6b4aa412dec3a2085a4c632.jpg)
変体仮名、私には読めません。
「覚えてしまったら読めますよ」と先生
山頭火の句
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/f3/2c0ed02f33ff7480348ef40a6c947b12.jpg)
こちらは折本に書かれた川柳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/4a/dbdfe8c3fc8e9a7cdb46f8e9269037c0.jpg)
こうして毎日の事を書いていくのも面白い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ff/bc655002f1fa920263b780a73afa9044.jpg)
大作が並ぶ
篆書体の文字
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/89/26be75f3eb7397e5989515edd6e2efdc.jpg)
藤で編んだ額に入った書 おもしろうて やがて哀しき 鵜舟哉
「こんな額に入れて飾るのもいいでしょ?」と先生
文章もいい。
力強く書かれた「怒」今の世の中怒っているか・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/97/1b8479b47f355dc85806bf11318b7a29.jpg)
先生の篆書の刻字「寿佳気満堂」(じゅかきどうにみつ
長寿を祝い心地よい和やかな気が部屋に満ちる)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/3f/2ab1c1d29db180c979441a8e6433e41c.jpg)
「これはどうやって刻したんですか」
「小さい印に刻した文字を拡大コピーして
板に写し取り彫り、胡粉でで白く塗り、
彫ったところを赤ではみ出ないように
塗ります」と先生
「ひゃ〜細かい作業ですね。でも素敵」
先生と刻字の記念写真を撮って時間になりました。
お土産に来年のカレンダーをいただいて帰ってきました。
行ってきました。西千葉にあるギャラリー古島
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/5e/2f027b95899a16a7220d7bd5e9dc4d37.jpg)
昨日が最終日、それも閉館ギリギリに伺った。
先生も在廊していました。書道の作品展といったら
長い掛け軸や大きな額に入っている書と思っていたら
そうではなく、入り口には木製品に書いたり焼き物に
書いてあったりで、なかなか面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/33/df0bba2c7568688ac12730a07e85b64d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/56/0931cc99d01537d2e42fd1df30090161.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0e/e3236f119a1ad722c603f01942051c63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/fb/01e4c5d3639f0f57a65dc634ac990a9a.jpg)
先生が説明してくれた。
先生の作品。黒い台紙に白で筆書き
目を閉じて 朝の窓辺に 立ち居れば 山ゆりの花 香り満ち来る
天地は すべて雨なり むらさきの 花びらたれて かきつばた咲く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/5b/70337503a30aa8c03281da4f2f2061af.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/34/99bbefc2d20786c9bcb54b02a370943d.jpg)
「白い文字は何で書いたのですか?」と聞いたら
「ニカワを少し入れた絵の具です。絵の具だと
カスレが出ませんね」と先生。
色のついた台紙に書くのも洒落ている、
窪田空穂の句、天地をテンチと読んでしまったら
「短歌ですから、テンチではなくアメツチと読みます」と
先生苦笑い。
そりゃそうだテンチでは5・7・5にならない。
「花・・・ひら・・・なんて読むのかしら」
「花びらたれて・・・と読みます」
「そうか、短歌には濁点つけないんだ」
「つけるのもありますが、書くときはつけないですね」と
先生またまた笑う。
確かに百人一首の字札には濁点は付いていない。
変体仮名で書かれた短歌
白雪の 降りしくときは み吉野の 山下風に 花ぞ散りける
紀貫之
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7a/5afcc541f6b4aa412dec3a2085a4c632.jpg)
変体仮名、私には読めません。
「覚えてしまったら読めますよ」と先生
山頭火の句
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/f3/2c0ed02f33ff7480348ef40a6c947b12.jpg)
こちらは折本に書かれた川柳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/c2/3c4f812baa65bc0d73313ec80f48f2f2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/4a/dbdfe8c3fc8e9a7cdb46f8e9269037c0.jpg)
こうして毎日の事を書いていくのも面白い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/97/d2c60b1e7ba3e3002382d28e9b50cbcb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ff/bc655002f1fa920263b780a73afa9044.jpg)
大作が並ぶ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/88/35f4bd6ab3a67b40e44ee2bdf0f04dfb.jpg)
篆書体の文字
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/e0/0c95db2fec66882c1cc051fc3ba36e4b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/89/26be75f3eb7397e5989515edd6e2efdc.jpg)
藤で編んだ額に入った書 おもしろうて やがて哀しき 鵜舟哉
「こんな額に入れて飾るのもいいでしょ?」と先生
文章もいい。
力強く書かれた「怒」今の世の中怒っているか・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/ac/ab77b4d3709b1b5543c7ef689e89a6ac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/97/1b8479b47f355dc85806bf11318b7a29.jpg)
先生の篆書の刻字「寿佳気満堂」(じゅかきどうにみつ
長寿を祝い心地よい和やかな気が部屋に満ちる)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/93/63ebf4b799333dff82187f35e3a7cc2d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/3f/2ab1c1d29db180c979441a8e6433e41c.jpg)
「これはどうやって刻したんですか」
「小さい印に刻した文字を拡大コピーして
板に写し取り彫り、胡粉でで白く塗り、
彫ったところを赤ではみ出ないように
塗ります」と先生
「ひゃ〜細かい作業ですね。でも素敵」
先生と刻字の記念写真を撮って時間になりました。
お土産に来年のカレンダーをいただいて帰ってきました。