『月の女王』1冊目のノートから要約と抜粋
第一章 邂逅
主人公は地味で真面目で目立つことが大嫌いな<斉藤香>。高校三年生。
香の誕生日の翌朝、派手な金髪にアイスブルーの瞳の<クリス=ライアン>という少年が話しかけてきた。
向かいのマンションに引っ越してきて、同じ高校の一年生に編入するという。
目立つことが嫌いな香は冷たく対応するが、クリスはめげずに付きまとってくる。
同じ日、<辻白龍>という美形の男子生徒が同じクラスに転入してくる。
「斉藤さんの近くの席にしてください」という白龍。香とは遠い親戚だという。クリスも同じく遠い親戚らしい。
クラスの女子にやっかまれて辟易する香。
クリスと白龍に「4人集まったら説明する」「僕たちはあなたを守るためにきた」と言われ、実は自分は国際犯罪組織の麻薬の取引現場でも見てしまって、高校生スパイの4人が守ってくれるということか、と一人勝手に解釈し納得する。
6時間目の授業中、香はふと昨晩の夢を思い出す。左の手の甲の中央から金色の光が出ていて、それを覆う自分の皮をはがせば、自分は変われる・・・という思いにとらわれ、ベリベリとはがしていく。しかし途中で「変わりたくない!」という思いが強くなり、目を覚ました・・・という夢。
放課後、今度は<長谷川広樹>に声をかけられる。広樹は校内で知らない人はいないというほどの有名人。女子生徒から絶大な人気を誇っている。
「一緒に帰ろう」と声をかけられ、4人の中の一人なのか?と思ったがそうではない様子。
無理に香を連れだそうとした広樹の前にクリスと白龍が現れる。クリスが広樹に攻撃をしかけようとしたが、白龍が「彼は『こちら側』ですよ」と止める。
3人がもめている隙に、話題の中心である香はさっさとその場を逃げ出した。
親友の夕子と一緒に帰ろうとした香だが、広樹のとりまきの女子達につかまってしまう。
罵詈雑言を投げかけられ、じっと我慢していたが、夕子のことを悪く言われ、プツンッと切れる。
↓↓↓
「私のことだけならまだ許せる。黙ってきいてることもできる。だけど・・・・・・」
カッと香を取りまく空気が白く光った。驚いて女の子達が飛び離れる。見えない炎に包まれながら、香は両腕をふりあげた。
「だけど、夕子を悪くいうのは許さない!!」
ビリビリビリビリッ。紙を破るような音。香の左手に閃光が・・・・・・!
「ちょ・・・・・・な、なに?!」
「ゆるさない!!」
まぶしい光が地面にたたきつけられた!
↑↑↑
夕子に知らされ、現場にかけつけるクリス・白龍・広樹。直径2m深さ1mほどの穴が掘られている。その周りに香と女の子たちが倒れていた。
女の子たちは広樹に連れて帰らせ、穴は「大地の力」を持つクリスが簡単にふさいだ。
校門を出たところで、香に見えない「手」がおそいかかってくる。クリスと白龍で対応しようとしたが、香に危険が及びそうで力を使うことができない。
そこへ褐色の肌をもつ青年<アーサー・ジョセフ・ビギンズ>が現れ助けてくれる。彼が3人目であった。
「ニホンゴ、シツキまえからベンキョウします」(4か月前から勉強しています、の意)だそうで、片言の日本語しか話せない。
香のことを「ヒメ」と呼ぶアーサーにドキドキする香。
香が帰宅すると、珍しく母が家にいた。
「何か変わったことは?」と聞かれ、「外国人がきた」と答えると、母が明らかに動揺。
「・・・とうとう、時がきたのね・・・」とつぶやく母。
ここまでがノート1の内容でした。
こんな調子で8冊分書いていこうかな、と思います。はい。
第一章 邂逅
主人公は地味で真面目で目立つことが大嫌いな<斉藤香>。高校三年生。
香の誕生日の翌朝、派手な金髪にアイスブルーの瞳の<クリス=ライアン>という少年が話しかけてきた。
向かいのマンションに引っ越してきて、同じ高校の一年生に編入するという。
目立つことが嫌いな香は冷たく対応するが、クリスはめげずに付きまとってくる。
同じ日、<辻白龍>という美形の男子生徒が同じクラスに転入してくる。
「斉藤さんの近くの席にしてください」という白龍。香とは遠い親戚だという。クリスも同じく遠い親戚らしい。
クラスの女子にやっかまれて辟易する香。
クリスと白龍に「4人集まったら説明する」「僕たちはあなたを守るためにきた」と言われ、実は自分は国際犯罪組織の麻薬の取引現場でも見てしまって、高校生スパイの4人が守ってくれるということか、と一人勝手に解釈し納得する。
6時間目の授業中、香はふと昨晩の夢を思い出す。左の手の甲の中央から金色の光が出ていて、それを覆う自分の皮をはがせば、自分は変われる・・・という思いにとらわれ、ベリベリとはがしていく。しかし途中で「変わりたくない!」という思いが強くなり、目を覚ました・・・という夢。
放課後、今度は<長谷川広樹>に声をかけられる。広樹は校内で知らない人はいないというほどの有名人。女子生徒から絶大な人気を誇っている。
「一緒に帰ろう」と声をかけられ、4人の中の一人なのか?と思ったがそうではない様子。
無理に香を連れだそうとした広樹の前にクリスと白龍が現れる。クリスが広樹に攻撃をしかけようとしたが、白龍が「彼は『こちら側』ですよ」と止める。
3人がもめている隙に、話題の中心である香はさっさとその場を逃げ出した。
親友の夕子と一緒に帰ろうとした香だが、広樹のとりまきの女子達につかまってしまう。
罵詈雑言を投げかけられ、じっと我慢していたが、夕子のことを悪く言われ、プツンッと切れる。
↓↓↓
「私のことだけならまだ許せる。黙ってきいてることもできる。だけど・・・・・・」
カッと香を取りまく空気が白く光った。驚いて女の子達が飛び離れる。見えない炎に包まれながら、香は両腕をふりあげた。
「だけど、夕子を悪くいうのは許さない!!」
ビリビリビリビリッ。紙を破るような音。香の左手に閃光が・・・・・・!
「ちょ・・・・・・な、なに?!」
「ゆるさない!!」
まぶしい光が地面にたたきつけられた!
↑↑↑
夕子に知らされ、現場にかけつけるクリス・白龍・広樹。直径2m深さ1mほどの穴が掘られている。その周りに香と女の子たちが倒れていた。
女の子たちは広樹に連れて帰らせ、穴は「大地の力」を持つクリスが簡単にふさいだ。
校門を出たところで、香に見えない「手」がおそいかかってくる。クリスと白龍で対応しようとしたが、香に危険が及びそうで力を使うことができない。
そこへ褐色の肌をもつ青年<アーサー・ジョセフ・ビギンズ>が現れ助けてくれる。彼が3人目であった。
「ニホンゴ、シツキまえからベンキョウします」(4か月前から勉強しています、の意)だそうで、片言の日本語しか話せない。
香のことを「ヒメ」と呼ぶアーサーにドキドキする香。
香が帰宅すると、珍しく母が家にいた。
「何か変わったことは?」と聞かれ、「外国人がきた」と答えると、母が明らかに動揺。
「・・・とうとう、時がきたのね・・・」とつぶやく母。
ここまでがノート1の内容でした。
こんな調子で8冊分書いていこうかな、と思います。はい。