きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

あてもなく独り愛媛マラソン【バイパス部分のみ】

2011-10-09 21:46:32 | 真面目な練習
「愛媛マラソンの練習ですか?頑張ってください」と走っている最中にメールをいただく。
確かにまあ、コースは走ってますが。まだ抽選結果が出ていないので、ね。

体の重さに気が滅入り、職場に一旦行ってから、近くにあるマラソンコースを走ることにする。
別名「北条バイパス」という名のこの道、土佐礼子さんのふるさとである北条地区へは、海岸沿いの旧国道、山沿いの県道、そしてこのバイパスが主なルートになる。
バイパスは、はっきり言って一番変化が少ないが、何も考えずに走るだけの時には重宝する。これは家の近所を走るときも同じである。

で、この日は、久しぶりに山行きルートを考えたものの、昨日の蜂の亡霊?が気になり(出かけるときに黒いTシャツだったこともマイナス材料となり)、結局迷ったあげくにバイパスを流すことになった次第。とにかく3時間我慢するのが目標。ネガティブな走り方です。だからこそバイパスがよかったのかも。

それでも、途中までは久々に走る山沿いの県道に未練があり、そちらの方に向かおうと思ったのだが、あいにく祭りで人が多い。こういうときはやはりバイパスか。
やはりというか、いつものようにはじめの1時間は体が重くてつらい。鼻も痛い。ストライドが伸びない。しんどすぎて時々目を閉じて時間をやり過ごす。
コース外の部分も含め、片道約13キロ。止まったのは、信号待ちと2回の水分補給、そして、一枚の写真撮影のみ。

のどかな秋の風早を感じる。遠くには鹿の島も見える。このころから少し楽になってくる。脚が上がる。ペースがゆっくりなぶん、体が順応するのも時間がかかっているのだろう。コースを走っているせいか、ランナーの姿が目につく。時々すれ違ったり追い越されたりされながら軽く会釈される。これも、愛媛マラソンの効用だと素直に思う。
結構真面目に走る。行きはキロ7分と少し、帰りは6分半から次第にペースアップして5分半まで上げる(限界というより充分!)。行って帰って、信号待ちも全部込みで3時間に2分足らず。上出来。汗をかいたが、高めの気温と速汗素材のおかげで着替えなくても大丈夫だった。

職場に戻り、仕事をする。
苦手な「装飾」にやたら時間がかかり、何でこんなこと(仕事)に3時間もかかるんだろと情けなくなるが、それでも気分は悪くなかった。
抽選結果はどうであれ、また「独り愛媛」をするのも悪くないか。

あ、まだメールの返事してない。いつもいつも亀レスで申し訳ないです。