月夜はうれしい

ってあまんきみこだったか。

昨晩、Ｍ市の温泉で有名な地のそれまたよく知られた地ビールで有名なところで講習会の講師の先生のおもてなしをする。先生は、儂の大学の先輩に当たる方。穏和な表情と語り口は学生時代にお会いしていた時と変わらない。

昼は先生の講義だった。分かりやすくて真剣にメモを取った。体調が下降線をたどっていたのにもかかわらず、２０キロ走って講習会に出たが、会場の暖房と外の冷え込みのギャップに完全に体が狂い、熱が出たのか顔が真っ赤になって恥ずかしいことこの上なかった。体も本調子にはほど遠い。食欲がないので、昼休みと飲み会までは会場の大学構内にある購買や図書館で時間をつぶす。

新しい購買は、珍しくて気が紛れたが、体調はまだまだ見通したたたずの状態だった。

でも、おもてなし、なので。

話をしながら仕事に対する自分のネガティブさを再認識しつつも、体がだるいので落ち込む余裕もなく地ビールをくいくいといただく。４種類きっちり飲む。同じテーブルの関係者も飲む。体調が関係しているのか、自然とほどよい加減で量をセーブする。とはいえやはりしんどい。帰りは挨拶もそこそこに終電に間に合うようにダッシュする。
無事に終電に乗り、駅から家までの帰り道でふと空を見上げるとそういえばと思い出した。

月食。
完全に隠れる一歩手前だった。


帰るとこれも飲み会のヨメさんはまだ帰ってなかった。わんこたちが「ごはんはっ？」と寄ってきたので分かった。ごはんをやり、熱い風呂に入り、ポカリを１リットルのみ、カイロを貼ってダウンジャケットを着て寝る。
１時間後、トイレに起きる。
２時間後、ものすごい汗をかく。楽になる。
６時間後、まだ症状は残っているが昨日ほどしんどくはなくなった。

自分でも莫迦じゃないかと思うが、たぶんどれもこれも体調不良故にパスすると後々後悔するので。まあもっとひどくなるかもしれませんが、それはそれ。
とりあえず、用件を無事にやり過ごせたから、な。よかったなと。

完全に悪くなる一歩手前ぐらいなら、少し我慢すればそのうちに・・・と思うのだけど。
早く治らんかな。泊まり勤務でこじらせんようにしよ。