きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

陶街道~啄木、詠み人知らず

2012-06-10 21:19:09 | 近場の異邦人
ジャーニーランというには、やや距離が短いが、まあ日帰り旅行という言葉もあるぐらいだからいいか。

このコースは、多分2年前の春ぐらいに走った記憶がある。やたら遠かった気がする。
陶器で有名なT町から山越えでI市に抜ける道は地図で見れば2本あり、こちらはちょっと山の方へ抜ける。

この橋を渡ると、陶芸どころに入る。

雰囲気が窯元という感じになる(本当か?)。
で、最近できた坂村真民館。入らず表だけ。

有名な?花開くの文言。

いっぱいいっぱい頑張って、で後は祈るだけっていうぐらい頑張らないかんなあ。

窯元が割合集中しているこの辺りは、こんな看板もよく目にする。陶器が良い感じ。

とある窯元。

建物もこだわっているなという気がする。多くの窯元はご自由にどうぞという感じであるが、儂はちょっと敷居が高いなあ。

これはとある蔵元。呑むと大変なことになるので寄らずに行く。本当はこういうのも敷居が高い気がする。

山道に入る。青と黄色の花がきれいだ。

次第に高度を増す。ここからは、いつもに増してよたよた行く。

ぐるぐると山道を回り、ようやく峠前。左に行くと障子山。後で地図を見たらかなり遠い。

で峠通過。前回来たときよりそう距離は感じなかったが。

ここからは、下る。遠くに集落が見える。

棚田には田植えの跡。

ここで水分補給。

この日は30度近くまで上がった。クエン酸がしみた。さらに下る。延々と下る。上りより長い気がする。

啄木の句らしい。そういえば前回も見たなと。

今回、特にしみたのがこれ。誰の歌だろう。

芸術は創りあげるものだし、創りあげるというのはやっぱすごい。ただ、創り上げたものをみて、いろいろと考えることは儂にはできる。それでいいのかなと思う。

大正11年と碑には記されている。古の道である。

陽炎。みえないか。

ようやくJRを越える。ここからは国道を下る。

ただ、すき。それでいいんだ理由はいらねえ。こういうの、すき。

遠くに海が見えるところまで来た。鈍行がとことこ去っていく。


国道から海側の道に入り、思わぬところで、100円自販機を発見し、いつもの栄養炭酸を購入。

飲んだ直後駅に続く通りに出る。なんだこれだったらもう少し我慢して麦酒にすればよかったと思ったが後の祭り。食おうと思っていたアイスも気分じゃないし。でももう走る気にはならないので、一番近くの駅までで終了。電車に乗る。

今年初めて冷房が効いていたので、あわてて車両を変える。
ところで、駅に続く道って、こんな名前だったか?


で、今回のルート。

距離感はそう感じなかったが、あまりにゆっくり走りすぎたかな。