きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

週末の顛末記

2012-06-19 21:31:03 | 徒然に2010-2013
昨日は午後の会議が終わった後、頭痛というか頭が重くなりぼうっとなる。結構きつい。気温が上がったからか、肩こりのせいか。最近体がきつくて、普段はなるべく使わないようにしている栄養ドリンクとアリナミンのお世話になることが多くなっている。睡眠不足もあるのかなと思う。

でも、久々に慰労することにした。市内のとある所に資料を届ける用事があり、閉館前に行こうとすると、いつもよりの早めに職場を出ることになる。時間的に余裕がありそうだし、今週はよく働いたし。
5キロぐらい軽くジョグすると、やや楽になる。しかし、汗の量が尋常でない。やはり体調はイマイチなのかなと思ったりする。
そういやあ夏至いつだったかと思いながら、目的地に着くと、さすがに暗くなっていた。用事を済ませ、堀端のベンチでしようかと思ったが、やはりしんどい(しんどかったら止めりゃあいいのにというのはナシ)。結局近くの駅に行き、一本買う。レジに並ぶと、儂の前のサラリーマンも買っている。まあ、この駅はやや広いからさりげなく慰労しやすいのだろう。

123円安い。
ホームで少し慌ただしくいただく。ここ2ヶ月しようと思ってもなかなかできなかったので満足する。

2ヶ月前は、確か慰労した後でどたばたした日だ。
金曜日はどちらかというといつもよりは帰りが遅くなる。何か、やれやれ明日は休みって感じで、早く帰らないとしんどいぞっていうのがないからか。この日職場を出たのは8時半前。駅まで行き、150円慰労をしようとコンビニに立ち寄る。いつもはこういう感じのセットになる。

しかし、この日はどうしてもロング缶に目が行き、悩んだ挙げ句いつもよりちょっと高い慰労セットにする。

缶を空け、もうすぐ電車が来るという頃、突然、本当に突然、自分が管理している部屋の水道の蛇口が気になる。仕事場所が変わって、慣れてなかったせいもありどうしても自信がないので引き返すことにする。この時の判断は早かった。時刻は9時半前。電車を見送る。

最終バスが来るまで後5分。不幸中の幸いとばかりに乗り込む。職場近くのバス停で降り、駆け足。よろよろする。当たり前だ。さっきもう仕事終わりモードになっていたのだからいや一本空けているのだから。
警備会社に電話し、カードキーで中に入る。8時半の時はまだ数人仕事をしていたがもうさすがに誰もいない。時刻は10時過ぎた。
部屋に入り水道を見る。水出しっぱなしではなかったので本当にほっとする。あのままもんもんと休日家にいる方が精神衛生上良くない。この時の週末は家の用事で休日出勤は難しかったから余計。とっさによく判断できた。で職場を出る。駅までのバスはない。終電はもう出た。さあどうするか。タクシーを使うのは主義ではない。
金曜日は、市内まで行けば「ナイトバス」というのが出ている筈だ。時間はとりあえずジョグで間に合いそうなので走ることにする。約7キロ。
終了モードの体を再起動させるのはなかなかきつい。ましてや一本とはいえロング缶。慰労後に走ったのはさすがに初めてである。いつもに増してふらふらよたよたになりながらゴールを目指す。
堀端の夜桜を見る。雨がぽつぽつと降る。

バス停に着く。ほどなくしてバスが来る。あまり時間的な余裕はなかった。えらい時間がかかっていた。

市内からのバス便は、家の方向には行かないので、最も近いバス停でバスを降りる。降りると結構な雨が降っていた。もう走ることはできず、とぼとぼと約2キロ歩く。傘は当然ない。コンビニで買うという発想はない。
帰宅すると、日付が変わっていた。これ結果論だが、たぶん、職場から家まで走っても30分もは違わなかった筈だ。まあそれでもこの日に限ってはバスがあって助かった。タクシーしかない時間帯ならどうだっただろう。ネットカフェで仮眠でもとるか。いろいろ考えたが割合何とかなるもんかもしれない。

バス代込みで、慰労代は少々高く付いたが、気分は悪くなかった。