きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

中華パッドに「手を出す」

2014-01-07 20:30:41 | 徒然に2014-2015
で、スマホに悪戦苦闘し1年経ったこの時期にもう1台。中華パッドである。

中華パッドの場合、やはり気分は「手を出す」という感じがする。そのままでは動かない(ちと大袈裟か)動かす知識もない。ただ、逆にいえば、思うように動くまでのごぞごぞが面白いといえば面白い。保証はないから、失敗するとぱあではあるが元々安もんなので、割り切ることはできる(粘るけど)。これスマホの時と全く同じ。
ちょっと大丈夫か自分で何とかできるんかみたいなニュアンスもあるか。危険だからギャンブルみたいだから「手を出す」のだろうか。

で、先日手を出してみた。DEOPAD-A9N。
アマゾンで送料込みで今回のマラソン用勝負靴であるナイキルナスパイダーを60%OFFで買った値段とほぼ同じ。中華パッドでもたぶんこれ以上の安値はないと思う。
アンドロイドは2.2だが、CPUはNECの1GHzデュアルコアだし、メモリも最低限の512Mある。2年半前に出たらしいので、今の主流のスペックから考えると見劣りするが、お試し的に丁度いいだろう。
さて、どこまで使えるか何ができるか。

でっかい段ボール箱に入って届く。本当に送料無料だった。

説明書は中国語と英語であるが、何となく読む。もちろん英語の方(これでも大学の第二外国語は中国語を選択していたが、全く無意味な選択だった)。

アンドロイド2.2ということで、2.3のP-01Dと似ている。ただ、だから感覚的には扱いやすいのかどうかは不明。4.0以上を使ったことがないので。

起動させたのは仕事が滅茶苦茶忙しい時期だったこともあり、数日後となった。年末年始に結構いじりまくって現在約1ヶ月経過。
まずは良かった点。
心許ないが3Gが可能らしい。つまりSIMフリーということ。SIM使えるパッドは少ないし、この値段では買えない。P-01Dより動作は重いがちゃんと使える(でも、P-01Dはテザリングできるし、こちらをいつも持ち歩いているので、SIMカードわざわざ入れなくても良かったかというのはある)。最初、設定の仕方を忘れて焦ったが、設定が終わると、普通に動いた。P-01Dよりかなり遅いが思ったより動く。遅いのに慣れればいいが、初めにさくさく動くのを使うと耐えられないかもしれない。

欠点は重いこと。動きもだが本体の方が、である。400グラムもある。同時期に検討したブツ(ASUSのNEXUS7の3Gタイプ)が280グラムだったから、かなり迷った。こちらはアウトレット一万円引きで約大枚二枚。DEOPADは送料とか考えると約1/4に近い。安さには負ける。重いのを選んだ。
欠点はほかにもいろいろあるが、デッドストックだったから充電池がかなり不安定で、一晩充電しても20%ぐらいにしかならなかったり、6時間で70%ぐらいになったりで今ひとつよくわからない。フルの状態で2時間から3時間ぐらいは持つのだろうか。画面も、充電池の不安定さそのままに、ちかちかする(本当)。大丈夫かとどきどきしながら触る。ただ充電がUSBでもできるのは有り難い(これはかなり時間かかるが)。

ファイルエクスプローラーで外部SDが認識されないとか、マーケット(グーグルプレイ)からアプリが落とせないとかいろいろあったが、バージョンアップしたり非公式マーケット使ったり、apkファイルで入れたりと、この辺は解決しつつある。最後まで手こずったのが、非公式マーケットには見あたらなかったアプリでapkに変換してもエラーが出るヤツ。やはり1MobileやTapnowにはアプリそのものが少ない。結局、アマゾン使うことで半歩前進はした。
後、突然動かなくなったり再起動したりはP-01Dよりかなり頻回である。OSのバージョンなのか、器械なのかよく分からん。

この前は、いじってもないのに突然起動しなくなり、やっぱりなあと、思いながら何度もボタンを押してリカバリモードを呼び出し、回復を試みた。が、なぜかその先にいかない。やはり中華パッドは難しいと思っていたら、なにかをおしたのがよかったのかたまたまか突然アンドロイドの画面が出てくる。数回、そういうことを繰り返し、しつこくしつこくリカバリ呼び出しながら2つのボタンを押しまくり、ふと思いついて、本体を叩くと、なんと起動した。
なんなんだ。

あと、実のところ一番良かったのは、今使っているヒップバックにぴったり収まること。

これ走るときの姿勢の矯正にもなって実に良い。
ケースは買ったがもう入れるのを止めている。ヒップバックには直に入れる。道具だねえって感じである。

また、P-01Dみたいにroot権限は取ってないが、これは検討中。プリインストールされているゲームの多さと中国語のアプリが気になるが、アンインストールはできるので、root取る必要が今のところない。中国語の簡体字?がとれないとか、あまり気にはならないが、余裕ができたらいじってみても良いかと。でも、本当の目的は、仕事で使えるようにする、だから、P-01Dの時のようにroot取ってガンガンに軽くして「道具」にするみたいなことまではしないかもしれない。
というのは、中華パッドの検討に走ったのは、この秋に続いて今年2回目。あのときは、欲しい性能が絞りきれなかったのと、種類がありすぎて途中で面倒になって断念したわけで。それが、今回は半分必要に迫られて背中を押され、購入を再度検討することに。偶然にも職場でタブレット端末を使ってどうのこうのする必要が出てきたのと、そんなに使いこなせるほど使えんし、でも職場備え付けのは、借りるの面倒だしで、練習用に自分用を買おうと思った次第。
一応仕事絡みで手を出したわけだが、結果こんな不安定なもんは使えんかも。でもいじるだけで面白い。安いから気楽でいいというのはある。ウェブを見ながら、残っている一台も、と一瞬思ったが、買ってどうするのかと我に返りやめる。そらそうだ。
タブレットも一度買っていじると、自分に本当は必要な機能とか、必要でなかった機能とかいろいろ分かる。そういう意味では安物買いだが収穫はあった。アプリをいろいろ入れて、これはいいこれは違うと「研究」できるようになった(これ一応仕事がらみ本当)。

今回SIMが使えるパッドが良い(職場のがWi-Fiのみなので)と思って探していたが、案外、外部出力の端子がないのは不便だなということも思う。でも今、ネットの輸入スマホの店で物色しているのはやはりSIMカードが入って軽いやつ。軽さについてはノートPC選ぶときと基準が変わっていない。職場はWi-Fi環境がないから、遅くてもSIM使える機能は要る訳で。加えて自分が欲しいと感じるのは、画面が大きくて軽くて安い。そんなのはないが、P-01Dが3.2インチで、DROPADが7インチ。ネット見たり写真撮ってアップしたりするには、P-01Dで十分だが、資料を読むとなると、7インチの大きさは便利だなとつくづく思う(もちろん、文を読むことはしても文を打つことはしないだろうからこの辺がスマホなんだろう)。これでもう少し軽ければもっと持ち運ぶが、と思うが、その真ん中の5インチなら、どうなんだろう。今いいなと思っているのが5インチで130グラム弱のスマホである。しかも一つの店は、rootのことまで有料で面倒を見てくれる(でも、金出して頼むようになったら「半分終わり」のような気もする何が終わりかと言われそうだが兎に角自分の中では終わりである)。

このパッドがバッテリとかもろもろの事情で使えんようになったら、というよりもっと使いこなせるようになったら今度こそはNEXUS7の3Gモデルクラスを本格的に検討しようかと。但し出せるのは大枚2枚までか。
P-01Dには結構振り回されたが、今回のDROPADにもこれから振り回されそうな気がする。

で結論としては、やはりタブレットよりノートPC、ということで、先日購入したレッツノートの話になる。続く(まだ記事書いてないが続く?)。