きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

道後温泉考

2017-10-24 08:24:22 | 近場の異邦人
撮り貯めていた画像が沢山あったので、四方田を。

9月に道後温泉別館飛鳥乃湯泉というのができたらしく。まあいずれとは思うが(行けるんかいな)、それより何より、国体終わってからの本館の工事がいよいよ、ということになったということではないかと。
何でも耐震補強工事をしなければならないらしく、約7年間で、事業費は約26億円という報道もある。観光にも打撃なので部分営業もするらしい。まだどうなるか決まったという話は聞いていない。

別に贔屓にしていつもいつも入っているわけではないが、愛媛マラソンで無料券貰ったときとかは入っていたし、道後で呑み会があるときは、行く手前に建物眺めてほっと一息つくのも良い感じのとこである。そういう意味で、観光地、というよりお手軽に異邦人気分になれる。
これまでも何度か紹介したが、以下、2014年12月と2016年2月の画像から。


「千と千尋」はここがモデルなのか、それとも湯原なのか両説あってはっきりしないが、なるほどねと思わせる重厚な造りである。歴史を感じる。表も裏も風情がある。休みの時は、ここまで走って来て近くのコンビニで麦を買い、裏の近くにある休憩所で一本空けたりしたときもあった。建物を眺めるというのは、確かに好きである。走っていても、海やら山やら川やらを楽しむ一方で、その近くにある建物には必ず目がいく。新しい建物でも充分面白いし、廃墟になってしまった建物にも興味がわく。そこに人が住んだというか、人が作ったという跡を確かめることが好きなんだろうと思う。

階下の神の湯にしかにしか入ったことはないが、お金を払えば、霊の湯(たまのゆ)とか違う湯にも入れるらしいしプラスで寛ぎのコースとかそういうのもOKらしい。だいたい30分もあれば満足して出るので、2時間ぐらい居座るスーパー銭湯とは楽しみ方が全く違う。観光客は多いが地元の方もそこそこいる。そういうところも何か落ち着くんだろうと思う。

ただまあ、「バリアフリー」で検索掛けても情報が入ってこない。どうなんやろ。どうも椿の湯にスロープがあるぐらいで、道後温泉本館も飛鳥乃温泉も、利用には程遠いのが現実ではなかろうか。
耐震工事のついでに何とかならんのか。


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