goo

gooメール有料化


ちょっと前からgooメール無料版提供終了、有料版一本化の案内がきています。

最初は「げ!またか。。。」

またか、というのは、以前auでブログ&メールをやってて、(gooも同時にやってたけども)、そこが無くなるからデータを保存したりで大変だった(というよりめんどくさかった)記憶があるので。
ブログのデータ保存は大して手間じゃなかったけども、メールの保存がめんどくさかった。。。。

全部受信箱に入っていたら楽なんだけども、いろいろフォルダに振り分けちゃってあると自動でいっぺんに移行ってのができなくてね、、結局時間をみて1個1個のメールをgooのほうに転送したりしてたのですねえ。


けっこう時間かかって、auのPCメールサービス提供のお知らせが来てからわりと最近までやってました。
だからgooがメール無料版提供終了と聞いて「げーまた?」と思ったの。
でも有料版は続くというので、ほ。。。。

ってのは、gooのほうは「わたしは有料版を使っていたから、『メール有料化の案内』が来ても関係ない」と思っていました。

でも、「このメールは無料版ご利用の方に送信しております」というメールがあまりにも頻繁に来るので、おかしいなあと思って調べてみたら、、、

ワタクシの入っていたブログフォト月額500円は、なんとブログカスタマイズ云々が有料で、メールは無料版ということらしい。。。
で、アドバンスパッケージのほうが料金は下回るけれども(そして機能は若干ブログフォトより制限はあるけれども)メールもブログも有料だという、えええええ????そ、そうなの?????

高いほうがなんでも無制限というわけではないんですなあ。


そういうわけで、さっそくブログアドバンスに変更。

おっかなびっくりで、一応CSSデータとかHTMLデータをPCに保存してから変更しましたが、
いきなり全部消えたりせず、そのまま、移行してました。やれやれ。


まあね。
絶対に無くならないようなメールサービスを利用していれば一番楽なんですけども、、、
その無くならないようなタイプのメールサービスと、わたしは相性が悪いんですよ。。
PC購入したばかりのころに設定して、しかもよくわかってなかったから、暗証番号とかセキュリティの設定とか、もう忘れちゃってさあ。
自分でメール見たくてもはじかれちゃって見られないのよ・笑
それを全部解除したくとも、とにかく、、、一歩も入れないからお手上げ。

普段使ってないからいいけども、こういう使っているメールサービスが提供終了というときには、一旦データを保管する場所にちと困りますね。。。






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

the best of... Mr.Mister その2


昔々、1985年の暮れに発売され1986年に大ヒットしたMr.Misterの Kyrieという曲がありました。
『キリエ』はオリジナルアルバムでは『Welcome to The Real World』に収録されていますが、
あの当時MTVやラジオで流れていたシングル盤は、フェイドアウトで終わるアルバムバージョンと違って、
♪Kyrie Eleison, down the road that I must travel♪
というサビのコーラスでバシっと終わるものでした。


このKyrieのシングルバージョンを探している人、意外に多くて嬉しかったので、前日収録されているアルバムをご紹介いたしました。→こちら;the best of... Mr.Mister 

今日はそのパート2。

というわけで、ここから先は例によって、Mr.Misterファン以外にはなにがなんだかさっぱりだよな、な内容です。(というかいつもわけのわからん文章ですけども。。。)


で。。。。。。
Mr.Misterというバンドは命短くて(涙)、ライヴ盤やベスト盤だのが、彼らが現役中は制作されていなくて(最後のアルバムに至ってはお蔵入りし、2010年まで陽の目を見ることはありませんでした)ファンに残されたのは3枚のオリジナルアルバムとシングルレコードのみ

当時シングル盤までそろえていた人はいいですけども、まあ、わたしみたいにお金のあんまりない学生はアルバムを買ったり借りたりしていたことと思います。わたしの場合はシングルバージョンはラジオやMTVの映像で録ったものを聴いていました。

ですので、そうですねー、その後数年は、「キリエ」や「イズイットラヴ」のシングル盤、「イスイットラヴ」の12インチ盤なんかは、CDで欲しいなあなんて思っていましたねぇ。仕方ないのでカセットで我慢していました。

ベスト盤やコンピレーションアルバムは解散後やたらめったら出ました。
しっかしですねー、本人達が制作に関わってるとかならともかく、4枚目のアルバムを出すのを拒否し契約更新をしてくれなかったレコード会社が勝手に作ったベスト盤てのも癪にさわるというか、、、ふがー!ぷんすか!!!
まあファンとしては面白くないってのと、

もともと私自身がオリジナルアルバムを全て持っている場合はよほどじゃない限りベスト盤は買わないタイプだったので(そこらへんは割とテケトーなんですよ)、仕方ないかなーなんて諦めていました。

ですが、懇意にしている楽器/レコード/CDショップの方が「Mr.Misterのベスト、音が綺麗になってるよ。パトリックやケヴィン・キーレンやジョージ・ギッツが制作に混じっているから買ってみたら」と薦めてくれまして。
あげくに『キリエはシングルバージョン』『幻の4枚目の曲も入ってるよ』の言葉でコロリ。。。。。

ふ。。ファンなんてこんなもんさね、ちょろいもんよ。。。。


しょせんレコード会社の思うつぼよ。。。。



わたしはほんとにずぼらなので、リマスター化されたもの全部を聴いてませんから、どの盤がどういう音なのかわかりませんが、確かに、、、確かに音は綺麗です。

ライナーの解説(英文だけど)は簡潔ながらも丁寧で心がほっこりする文章だし、パトリックの制作メモノートも「へえええ!」だったり「涙うるうる。。」だったりで、(←そこらへんはファンだから妙に泣ける)
何よりも久々にガツンと耳に届くシングルバージョンの「キリエ」!!!!うひょー!やっぱ、いいなあ。うっとり。


そういうわけで、もうずいぶん前に出たベスト盤で、ファンの人はたいてい持ってるような気もしてたので、
敢えて取り上げてはいなかったんですが、
前述のように「キリエ シングルバージョン」で検索でこられる方がちらほらいらっしゃるので、


昔好きだった、最近また聞きたくなった人
それからひょっとして「初めて聴いたけど気になる」という人

のためにも、このベスト盤、、おすすめいたします!




Best of
1. Broken Wings
2. Is It Love
3. Stand And Deliver
4. Hunters Of The Night
5. Run To Her
6. Something Real (Inside Me/Inside You)
7. Kyrie (シングルバージョン)
8. Black/White
9. The Border
10. Talk The Talk
11. Healing Waters
12. Waiting In My Dreams (未発売 ※当時。現在はリチャードのレーベルから出ている「Pull」収録)
 
Buddha 2001年





囲み線の中の英字は、元Mr.Misterで現在はキングクリムゾンほかいろいろなバンドで活躍しているパトリックの解説です。

Mr. Mister - Broken Wings ( Live )


Notes from the Drumstool by Pat Mastelotto
Broken Wings
I first heard this when i arrived at Richard's old La Canada house for a writing session.
He had almost completed the whole some since we had left the day before.
Steve helped with the bridge but this is mostly Rich and John Lang at their best.
If you listen closely in the second verse you can hear strange low thumping because we recorded this as a full band, with vocal, as a way to audition our co-producer Paul DeVilliers.
Later we decided to hold the snare drum off till the bridge, so what you hear is my leakage into the vocal track on all the lines that Richard did not punch in .(and Rich usually replaced very little since he is a true first take guy).

パトリックが「スラッグも手伝ったけれども、ほんとにこれはリッチとジョンの最高傑作」と語る「ブロウクン・ウィングス」。
Mr.Misterの初めてのビルボードNo.1獲得曲で1986年の年間シングルチャート5位。
この曲はヴォーカル録りも少しやり直したそうですが、それは非常にめずらしいことのようで「普段はリッチはほとんど一発録りのタイプ」と述べています。
確かに歌い手さんの多くが「一番最初のテイクが一番いい」と言います。
リチャードもソングス・フロム・ザ・スケッチブックのライナーで述べています。
「いちばん最初のスペシャルな瞬間を再現することは不可能」
the first burst of energy and excitement tends to create an indelible vibe. How can you reproduce something that just spontaneously happened? Oh sure, you can go back and try to duplicate it, but many times it falls short.


映像はまだNo1獲得前の、シングルカットされた当初の頃のTV出演時ですね。


Mr.Mister - Is It Love (Live in Tokyo, 1986)

来日公演の際の『Is it Love』


Is it love
This one came together at the band's "beach pad" down in Laguna.
For a long time it was called "Dancing in Heaven" untill we heard another song with that name.
It also had a much different bridge untill, with recording nearly completed, Paul DeVillieers said "this section sucks" and took Steve aside to create something new.
What they did that afternoon we dubbed "Spartacus" for its epic intensity, then Farris and I redid our parts and we had a stomping track.
This was planned to be the first single but at the last minute, after we had already made a video for "Is it love," "Broken Wings" got the go ahead.


PVはこちら

「ほぼ録音が終わった時点でプロデューサーのポールが『このセクションはサックスが必要だ!』というのでスラッグが新たに作った。自分とスティーヴは『スパルタクス』みたいな壮健な強い音作りのためにいろいろやり直した」とパトリックが語る『イズ・イット・ラヴ』

わたしも大大大だ~~~~い好きです。これは、歌も好きですが、トータルの楽曲として大好き。
あのリズム・パターン、、、音作り、、、リチャードとスラッグの声、、、全てにうっとり。

世の中の不思議、、、、、、ポップでキャッチーなメロディーのキリエはまだしも、あの暗い響きの「ブロウクン・ウィングス」がどういうわけかシングルカット第一弾で、しかも彼ら最大のヒット曲なわけです。
後にMr.Misterについて語られる際に「シングヒット性抜群の好ナンバー。これこそ本来一番売れるべき曲のはず」と、よく言われましたし、
「実はこれが一番好き」そういう声も多いですね。
もともとのタイトルが“Dancing in Heaven”だったことや、この曲が一番初めにシングルカットされるはずだったということを、このパトリックのライナーで知りました。そうか、やっぱり、、セオリーどおりにいけば、これが最初に出るはずだったんだねぇ。
しかし、そうじゃーないのが、不思議で、だからこそ人生面白いわけですよね!

そのスラッグのサックスや、リズムセクションやギターサウンドがより長く楽しめるダンスミックスはこちら


Mr. Mister live on The Late Show (1988)


Stand And Deliver
When we toured with Tina Turner, Tina would occasionally drop into our dressing room and make suggestions and often asked Rich and Steve, "When will you boys write me a 'Kyrie'?"
Well this was it!
But I guess Tina didn't like it enough to record so we did.


「ティナ・ターナーとのツアー中、彼女はよく我々の楽屋にきていたが、リッチとスラッグに『へい、ボーイズ!キリエみたいな曲を書いてよ』と頼んでいた」、それで出来たのがこの『スタンド・アンド・デリヴァー』
結局ティナは歌わなくてMr.Misterの曲として3rdアルバム『Go on...』に収録され、シングルとしてもリリースされました。この曲はルー・ダイアモンド・フィリップスの映画の中でも使われています。
PVはこちらで、ルーや若いアンディ・ガルシアなどを見ることが出来ます。

それにしても。ティナが歌ったらどうなっていたでしょう。
すっごくパンチが効いててかっこいい仕上がりになったと思いますね。


Mr Mister- Hunters of the night


Hunters Of The Night
We played this one at my audition, the day "Pages" became four-piece band. I must admit I never related to this song...I am a Hunter? I think not.


「我々はこの曲をオーディションで演奏した。この日『ペイジズ』は4ピース・バンドになった」という、Mr.Misterのデビューシングル『ハンター・オブ・ザ・ナイト』

結局、バンド名はリチャードとスラッグのやってた『ペイジズ』続行はなしで、まっさらのバンドとしてスタート。
あ、そうそう、バンド名の名付け親は、、パトリックなんですよ♪
結成初期の頃、冗談でお互いのことを『Mr.that』とか『Mr.this』なんて呼び合ってて、そこからパトリックがつけたそうです。 一応こそっと加えておきます。。。



Mr. Mister - 04 - Run to her (HQ audio)


シングル盤キリエのB面がこの『ラン・トゥ・ハー』
Run To Her
I think this was Richard's torch song for his wife Linda.
Always fun to play live because of its openness, but sometimes if I was homesick these lyrics would bring me to tears on stage. Incidentally, the assistant engineer was a young up-and-comer named Tchad Blake(now known for his work with Soul Coughing, Susanne Vega, Elvis Costello, Randy Newman and many others).

リチャードのファルセットによるスローナンバーで、アルバム「ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド」の中では唯一ミディアムテンポの曲。
「私はこの曲はリチャードが彼の妻のリンダに捧げた曲だと思う。
ライヴステージではいつも開放的で楽しんでいるが、時にホームシックに陥る時もあって、この曲の歌詞で泣いてしまうこともある。ちなみに当時新人だった若いチャド・ブレイク(!!!!!!)がアシスタント・エンジニアだった」
だそうです。
わたしが例によって、このこと、というかリンダのための歌だという部分をお友達のゆうとぴ子ちゃんに手紙で(その頃はメールより手紙、でした・笑)知らせたら「あんた今さら何ゆうとるん????普通ラブソングっつったらワイフか恋人のために作るやんけ!何年ファンやってるん????」と怒られました。。。。
まあわたし、、、、照れくさいので、バラードとかラヴソングって、、はいまあ、後回しなんですよ。すんません。



Mr. Mister "Something Real" - Live at the Ritz


Something Real(Inside Me/ Inside You)
This was written just after started to tour supporting the Real World record.
It was stunning live and by the all accounts should have vibrated radio, but by the time it was released 18 months later things had changed.
RCA had been bought by NBC, G.E., then BMG and it seemed the label had no interest in us anymore.

「ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド』ツアー開始直後に書かれた曲で(ツアーでもセットリストに入っていました)見事なライヴだとラジオでも評判だった。
しかし18ヵ月後にこの曲がシングルとしてリリースされた頃には全てが変わっていた。
RCAはNBCに買収され、BMGもNBCも我々への関心はなかったようだ。」

パトリックはほかの媒体でのインタビューで「デビュー時やリアル・ワールドの頃のRCAのトップはMr.Misterのことをものすごく愛してくれていた。」 とも述べていますが、やはりレコード会社と上手くいかないということは、アーティストにとっては死活問題ですよね。(この点、、、、、メガワイドで売れなくなったウェストコースト系のアーティストとの契約をばんばん打ち切っていたコロンビアが、ケニー・ロギンスだけは、、、売れても売れなくても、契約を続けてくれたのは、会社の誰かが頑張ってくれたんだろうなあ。)

上に貼った映像はちょうど「ブロウクン・ウィングス」が2週続けてNo.1を獲得した直後のNYリッツでのライヴで、バンドが上り調子でキラキラ輝きはじめた時期の映像です。
わたしもこのライヴが大好きで、映像も音声もヘビロテです。
この曲は日本では矢沢永吉の曲のイメージかもしれませんが、アメリカでは映画「Young Blood」のサントラ曲として知られています。





Mr. Mister - Kyrie


Kyrie-from my DGM diarythurs Oct 19,2000-11:55pm
Here I am in retarded Radisson Miyako Hotel.
Around 1983, I stayed for a gig opening for Adam Ant with Mr.mister.
That day Rich and Steve popped into my room to play a song they had just started putting together for Al Jarrou and asked me to put a beat box pattern together for it(yep I kept a beatbox around for my entertainment).
What they had was sort of Latin/Baked Potato jazz...but what I heard was more Zeppelin.
After I altered the attitude that track took a left turn and was never given to Al.
"Kyrie," a number one record for the Misters a few years later.


Mr. Mister - MTV Spring break - Live - 07 - Kyrie


Mr.Mister二度目のNo.1獲得曲で1986年の年間シングルチャート9位。
この年の年間トップ10に2曲入っているのはMr.Misterのみでした。
「アダム・アントのオープニングギグをつとめる為にツアーに帯同していたとき、滞在先のホテルの部屋にリッチとスラッグがやってきて作った曲」である『キリエ』
以前も書きましたが、このときテンポを決めかねていたそうですが、原曲はラテンやジャズテイストのような、
パットにとっては「もっとこう、ツェッペリンみたいに」で、一体どんなキリエだったのか興味ありますね。
そしてまた興味深いのは「アル・ジャロウ」のために書こうとしていたこと。
結局、この曲はパットが提案したテンポに変わって、アルには渡さず、2年後にMr.Misterのアルバムに収録され、やがてシングルカットされます。
アコースティックバージョンのキリエはリチャード本人が歌っているので聴いたことありますが、はてさて、アルが歌ったら、、、ジャズやフュージョン、AORテイストになっていたのでしょうか?

Mr.Mister-Black/White. (hi-tech aor)


Black/White
Farris started this one at a rehearsal in "the Alley" in North Hollywood.
It was generally our set opener and featured another strange drum overdub-the "barking snare"-a gaffer taped Kleenex box tapped softly with my finger and then run through DeVilliers' tricks and made to sound big as a house.


「スティーヴ・ファリスのノース・ハリウッドの“路上”リハーサルで(ほんとにほんとの路上ライヴなのか、「the Alley」というライヴハウスなのかは謎)始まった曲。
マスキングテープや粘着テープで指を巻いて(!!!!!!)アタックした「咆哮のようなスネアドラム」(どんなんやっちゅうねん)などのオーバーダブは、ポール・デヴィリアース(共同プロデューサー)の魔法でビッグなハウスサウンドっぽい音になった」
・・・・という、ラジオ局などに配られるプロモーション用のシングル『ブラック/ホワイト』。
ライヴのオープニング曲として定番でした。
この曲のライター・クレジットはメンバー4人とジョン・ラングです。

上の映像の写真は、スティーヴの感じでお分かりかと思いますが、88年頃。
ここで取り上げているbest of... Mr.Misterというベスト盤のライナーの写真もこの頃のものです。
(中の写真は例によって、裸足が好きな誰かさんがいたりします)



Mr. Mister "The Border"


The Border
Simple beauty, another of Richard and John's wonders.
Sad that it also seemed to point towards an end for the band..."We, we must go on..."

「シンプルで美しい、リッチとジョンの作ったもう一つの奇跡。
哀しいことに、すでにこの曲はバンドの終わりを予言しているかのよう、、..."We, we must go on..."」

3枚目のGo on...のラスト収録曲ですが、このようなべスト盤の中でもひときわ輝くとても美しい曲なので、2枚目のアルバムや、ヒット曲2曲しか知らない人にも是非聴いて欲しいです。
4ピースバンドの原点回帰の名曲で、今でもこれが一番好きというファンがいます。
泣けますね。




MR. MISTER Talk the Talk (Album Radio Re-Mix) promo


Talk the Talk
This song was one of three on the demo cassette I was sent before my audition; it seemed to indicate the change in direction for the "Pages"band. We played this song better live than we go it on record.


「バンドのオーディションの前に贈られてきたデモカセット3曲の中のひとつだったけれど、これは『ペイジズ』というバンドの方向転換を示しているように感じた。」という『トーク・ザ・トーク』
どうも、、パトリックにとっては『ペイジズ』に加入するためのオーディションというとらえ方だったようですね。

Mr. Mister "Healing Waters"


Healing Waters
Written at "Leeds rehearsal room 3."
It was common practice for the band to jam while John Lang shuffled words in front of Rich. This song, like others, was wrapped up quickly that afternoon and later blossomed in the studio when we added Bill Champlin, Phil Perry and the Watte Choir.

「いつものように、ジョン・ラングとリッチの言葉のシャッフルから始まった、バンドのジャムセッションでよくあるパターンの曲作りだけれども。ある日の昼下がり、ビル・チャンプリン、フィリップ・ベリー、ワッテ・コーラスが加えられると、ほかの曲と同じようにスタジオで花開いた。」
という『ヒーリング・ウォーターズ』はグラミー賞ノミネート曲で、ユーロ圏でリリースされたシングルです。
(ゴスペル・コーラスが壮大でかっこいい曲ですが、ライヴでは普通にスティーヴとスラッグとリチャードの3人で歌ってます。)


Waiting In My Dreams
One of the first tracks we recorded for Pull; later we set it aside since to us it sounded too much like "Broken Wings". Then after RCA dropped the band and we shopped for another label I heard Irv Azoff said "sound great like Peter Gabriel or Don Henley...but it's not Gabriel or Henley and I can't sell it."


幻だった4枚目のアルバム『Pull』収録のWaiting In My Dreams
オフィシャルページで試聴できます

「アルバム『プル』のためにレコーディングされた最初のトラックのひとつ;我々にとってはあまりにも「ブロウクン・ウィングス」のようなタイプのサウンドだったので、これはひとまず保留にした。
その後、RCAがバンドを見放した後、我々は別のレーベルに話を持ちかけたりした、アーヴ・エイゾフは『ピータ・ガブリエルやドン・ヘンリーのような偉大な音…。しかしこれはガブリエルでもヘンリーでもない、販売は出来ない』と言った」


まあ。うむ。会社には会社の考えもあるでしょう。

わたしが言えるのは、Mr.Misterの4枚目『Pull』は大傑作だということ。
わたしの好きな音作りそのものです。バンドが続いていたらもっと進化したかと思うと残念です。
(ポップソングではないけども。)


最後にまたまたパトリックの言葉を引用させていただきます。。。。

Personally, I think the music on PULL is the Mister's best work and the missing link in my journey from pop music to that of the avant-garde hipsters, even though I never saw those two sides of the same coin; I think many of the Mister's fans always understood and embraced that.
Still to this day I've never worked with singers the quality of Rich and Steve



音楽(洋楽) ブログランキングへ


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

R is for “Trevor Rabin”!!!!



Rはトレヴァー・ラビンのR!!!!
Make it Easy by Yes


ライヴで♪じゃーじゃじゃっじゃじゃ!!!!♪のロンリーハートをやる時に
必ずイントロ部分が演奏されていた「メイク・イット・イージー」
これはその全曲版でトレヴァー・レイビンがリードヴォーカルです


もれなくこのイントロがついてくる「ロンリーハート」はこちら

トレヴァー・ホーンのコンサートでのイエス版ドリーム・チームのシネマ~メイクイットイージー(イントロ)~ロンリーハート 「メイク・イット・イージー」は4分44秒当たりです
わたしがこのイエスの部分をヘビロテしてたらうちの母はあらF1???って。違うから!
この曲はイエス再結成の1983年に至る前、クリス・スクワイア、アラン・ホワイト、トレヴァー・レイビンの3人で(後にトニー・ケイが合流)バンド『シネマ』が結成されたとき、最初の頃に作られた作品。
イエスのアルバムには1991年のボックスセット『イエスイヤーズ』に収録されていますが、後に2004年と2009年のイエスの作品リマスターの際に、『ロンリーハート』のボーナストラックとしても収録されました。




Trevor Rabinは1954年、南アフリカ共和国ヨハネスブルグ生まれのギタリスト、シンガーソングライター、キーボーディスト、ベーシスト、コンポーザー。ユダヤ系。
好きな現代の作曲家はバーナード・ハーマン。クラシックではシェーンベルクが大好きで、あとはブラームス、ベートーヴェン、シベリウス、エルガー、チャイコフスキーからも影響を受けたそうです。
好きなギタリストはジミ・ヘンドリクス、スティーヴ・ムーア、ジェフ・ベック、ジョン・マクラフリン。
奥さんのシェリー・メイとの間に生まれたライアンは現在ドラマーとしてオルナタティヴ系のバンド「Grouplove」在籍。

トレヴァーのお父さんはヨハネスブルグシンフォニーオケのヴァイオリニスト、お母さんはピアニストで女優で、幼い頃から自然と音楽に親しみ、ピアノを習い、ギターに転び、、という典型的な音楽一家の男の子パターン。
南アフリカ時代にバンド「ラビット」でデビューし、イギリスに渡ってソロアルバムを3枚リリース。
その後イエスの再結成に加わり、83年から94年までギタリスト&ヴォーカリストとして参加。
イエス脱退後はソロ活動より、、映画音学作曲家として大活躍しています。ロサンゼルス在住。
ミュージシャン・トレヴァーが恋しい数年でしたが、2012年に23年ぶりのソロアルバムをリリースしました♪



初めて買ったイエスのレコード 「90125」(ロンリー・ハート)
ロンリー・ハート
1. ロンリー・ハート 2. ホールド・オン 3. イット・キャン・ハプン
4. 変革 5. シネマ 6. リーヴ・イット
7. アワ・ソング 8. シティ・オブ・ラヴ 9. ハーツ

10. リーヴ・イット(シングル・リミックス)* Bonus Track
11. メイク・イット・イージー* Bonus Track
12. イット・キャン・ハプン(シネマ・ヴァージョン)* Bonus Track
13. イッツ・オーヴァー* Bonus Track
14. ロンリー・ハート(エクステンデッド・リミックス)* Bonus Track
15. リーヴ・イット(ア・カペラ・ヴァージョン)* Bonus Track
ワーナーミュージック・ジャパン 2004年リマスター盤
オリジナルは1983年

わたしが買ったときは9曲目までしか入っていなかったのですが、リマスター化の際にメイクイットイージーが全編入っているのが楽しみでCDで買いなおしました。

イエスの再結成前夜  トレヴァー・レイビンのデモ・トラック集
主に90125収録曲ですが、ビッグ・ジェネレーターの曲やほかの曲も入っています。 
 Torevor Rabin 『90124』
90124
1. Hold On 2. Changes 3. Moving In
4. Would You Feel My Love? 5. Where will you be? 6. Owner of A Lonely Heart
7. Walls 8. Promenade 9. Love will find a way 10. Miracle Of Life
11. Cinema
Voiceprint UK 2003年

「90125」と聞き比べるのも面白いです。
本家に比べて、ロック色が強かったり、「泣きのギターメロ」だったり、面白いです。
わたしはトレヴァーが大好きなので、トレヴァーが一人で歌ってるのはもちろん嬉しいんですが、、、
それにしても。
90124を聴くとバンド『シネマ』のメンバーがジョン・アンダーソンを必要としたのがよくわかります。


CINEMA - It's Over (previously unissued)

バンド『CINEMA』としての未発表曲
「ロンリーハート」のリマスター盤収録

Yes - Leave it (official video)

シングルカットされた『リーヴ・イット』
リマスター盤にはこの曲のア・カペラ バージョンも追加されました。





わたしがトレヴァーを知ったのは1983年イエス再結成アルバム「ロンリー・ハート」でした。
例のごとく、、、フォリナーだのボストンだののように『ファンの人はずっと待ってて大変だよなあ』などと他人事のように思いつつ。
また、フォリナーのとあるジャケットみたいに「ずっと待ってて、このシンプルすぎるジャケットって・・・」なんて思ったりしましたが、でも音を聴いて「うわわーーーーーー!!!!!かっちょいい!!!!」でした。

アルバムを手に入れる前にシングルの「ロンリーハート」をラジオで聴いたり、プロモ映像を見たりはしていましたが、トレヴァーのトの字もよくわかっていませんでした。
元「ラビット」の南アフリカ共和国出身の凄腕ギタリストが加入した、そうはちらりと聞いていても、何せ当時中学生のワタクシ、そうそう情報を追いきれるわけではなく。
アルバムのライナーの写真だって特別かっこいいとは思わなかったし、なんとなくトレヴァーは他の人より若そうだとは感じていたものの、大人たちが聴いきた歴史のあるバンド「イエス」=おっさんず 彼らのサウンドに酔いしれていました。



愛聴盤『ビッグ・ジェネレーター』
Big Generator
1. Rhythm Of Love  2. Big Generator  3. Shoot High Aim Low
4. Almost Like Love  5. Love Will Find A Way  6. Final Eyes
7. I'm Running  8. Holy Lamb
Atco 1987年


『ビッグ・ジェネレーター』の頃にはそれまでのイエスの作品を聴いたり、『ロンリーハート』はアホみたいに聴きまくり、プログレのイエスもロンリーハートも両方いいじゃ~ん、と夢中だったんですが、、、
「ラヴ・ウィル・ファインド・ア・ウェイ」のビデオでトレヴァーってかっこいいんだと気がつきまして。(←遅い・・・・)
で、いろいろライヴ映像なんかも見て、白(天使ジョン)に対しての黒というか影っぷりに酔いしれ(白と黒の対比。ザ・王道!)、
あのいかにもロックギタリスト的なぎゅい~んな弾き方と音色に酔ったものでした。

それまであんまりかっこいい華のあるロック・ギタリストに免疫がなかったせいもあります。
リック・スプリングフィールドくらいじゃないかなあ。
あとはある程度年齢のいった素敵なおじさまギタリストしか見たことなくてですね。
それに彼らはカリスマというか、もはや伝説になってたというか。


まあ当時(今も)好きになったギタリスト、キース・スコットは笑顔と声にやられてたから論外(きちんとギタリストとして認識したのはかなり後になってから)、
デリンジャーもちゃんと聴くようになったときはおっさん化してたし、おっさん化しててもなにせ見かけはキュート・パペットだし、
ほかに好きだったのがなんせルークとスティーヴだからなあ。(←何気に失礼な書き方。でもほんとに好きなんだよ。。。。)
ポール・ワークターはこれまたかなり変わってたしなあ。
この人のギター好きだなあと思ってても、ジェイ・グレイドン、マイケル・ランドー、ジェームス・ハラーやバズ・フェイトンなんかはアルバムでしか聴いたことなくて、目で見たこともなかったし。
元々が基本、太鼓やベースのリズム隊のほうに目が行くので、ぎゅい~~~ん、ばばーーーーーん!ってギターは後回し。ギタリストが歌ってると、歌のほうメインに脳にはインプットされてるし。
(そしてヴィジュアル的には「髭クマ」「金剛力士像」タイプに弱いってのがあって)


それに当時、ぎゅいーーーーんはキース・エマーソンのオルガンで満たされていたという。

そんなこんなでぎゅいーーーーーん、ばばばばばーん、じゃじゃじゃじゃーん、というエレキギターサウンド的な欲求も満たしてくれ、
キャッチーな歌ものが得意な彼の曲作りにはまり、
さらに彼のサウンドを表現するのは「イエス」であり、天使(キャラも声も天使)ジョン・アンダーソンという最高の楽器が歌ってて、、、、


これでトレヴァーを嫌いになれってのは、無理。。。

90125を受け入れ難い昔からのファンにしたって、トレヴァーが嫌いってわけじゃないだろうし。

イエスの長いバンド歴の中で、トレヴァーの加入ほどいろいろ言われたことは無いと思うんですが、
わたしも、トレヴァーのいた時期のイエスってのはちょっとカラーが違うとはわかっています。


でもジョンは「シネマ」のデモテープを気に入って、イエスに合流しました。
「やっぱり俺のやりたいのと違う」と思ってまた出ていっちゃうまで約5年、わたしにとって、トレヴァーの声の上をはわわ~~~~~んと歌うジョンの声が大好きでした。
クリス、アラン、トニーのコーラスも最高で、、、、。

トレヴァーがいなかったら、たぶんイエスの再結成はなかったかもしれないし、あっても、もっと遅かったと思う。
(妖精ちゃんスティーヴがなにしろエイジアで成功してたしねえ)
そしてあの最初の2枚、ロンリー・ハートとビッグ・ジェネレイターの5年間、アメリカに拠点を置いてたあの時期があったからこそ、その後のイエスの原点回帰?じゃないですけども、自分達のやりたい方向性がはっきりしたのだと思うんですよ。

トレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズがメンバーとして参加したアルバム『ドラマ』を「ジョンじゃないから云々」
トレヴァー・レイビンの曲を「イエスのこれまでのサウンドじゃない云々」
ジェフがメンバーとして、ホーンがプロデュースして、ジョンじゃない人が歌った『フライ・フロム・ヒア』を「ジョンじゃない、リックじゃない、トニーじゃない云々」で
『イエスじゃない』って断固拒否するのは、それはその人の自由だけども、、、、
そうなってくるとそういう人には
バンド「イエス」が好きなのか、
自分が抱いているこう「あってほしいイエス」が好きなのか、
どっちなのかなあ。

『ドラマ』や『ロンリー・ハート』や『ビッグ・ジェネレーター』ってそんなに駄目かなあ?
アルバム自体を聴いて、「ここが高駄目だ」という意見は「ああ、そういう見方があるんだな」と自分とは感じ方が違う意見にうなずいたり、いや、やっぱりいいと思うよ、って反論したりしますが、
単に『イエスじゃないんだ』みたいないわれ方だと??????って思っちゃうのですよねぇ。
生理的に受け付けない、嫌いだ、ってのはいいんですが、
「イエスじゃない」って言われても、、、、。


イエスのサウンドって、イエスのメンバーが演奏して歌っているからイエスのサウンドだと思うんですが、、、
イエスって、なんでもありのバンドだとわたしは思います。
(だって、ジョンのある種節操の無いというか、あの自由な精神がね、自分のそのときやりたいことを追い求め、なんでもかんでもやってたじゃんよ。。。)





それにね。
ロックだキャッチーだプログレじゃないといろいろ言われましたが、、、、
トレヴァーが2003年に出したデモ・トラック集『90124』聴くと。

90125はまさしくイエスの音ですよ!!!!!
Trevor Rabin- "Owner Of A Lonely Heart" 90124 2003

「90124」の「ロンリーハート」はけっこう明るい曲

90124の音が純然たるポップ・ロックに対して、90125のあの音はどうですか!
爽やかコーラスとキャッチーな歌にだまされちゃいけない。
しれっと、、、変なことやってますからね。さすがイエスですよ。

Trevor Rabin- "Promenade" 90124 2003

もひとつ「90124」から
ムソルグスキーの展覧会の絵から『プロムナード』

やりたかったんだね!アルバムに入れたかったんだね!! 知ってたぜ!!!
やっぱりムソルグスキーの曲っていいですよねぇ。
もしもトレヴァーのアレンジで全曲聴けたらなあ。
ELPの巨大な(そしてど派手な)壁が立ちはだかってるけど、いつかやってほしいなあ。






Trevor Rabin-Something to hold on to.


How to play Yes' Owner of a Lonely Heart Solo

トレヴァーのマスタークラスビデオから
「ロンリーハート」のソロのあたり

Best Trevor Rabin Live Guitar Solos



Trevor Rabin - Getting To Know You Better

ラビット時代とかぶってるのかそれともラビット解散後?1978年南アフリカ共和国在住時にリリースした
トレヴァー初めてのソロアルバムから
アルバム1曲目のGetting To Know You Better


ファーストソロアルバム 『Getting To Know You Better 』
Trevor Rabin
1. "Getting to Know You Better" 2. "Finding Me a Way Back Home" 3. "All I Want Is Your Love"
4. "Live a Bit" 5. "Fantasy" 6. "Stay With Me" 7. "Red Desert"
8. "Painted Picture" 9. "Love Life"
One Way Records Inc 2003年再発売
オリジナルは南アフリカで1978年



Trevor Rabin Heard you cry wolf

ソロ3作目『ウルフ』から Heard you cry wolf


Wolf
1. Open Ended 2. Heard You Cry Wolf 3. Do Ya Do Ya Want Me
4. Stop Turn 5. Lost In 6. Looking For A Lady - (Wolfman)
7. Pain 8. Take Me To A Party 9. She's Easy
10. Long Island
Voiceprint 1981年

トレヴァーは南アフリカ共和国を出て、イギリスでソロアルバム3枚をリリースします。
ただ南アフリカ共和国出身者は、当時南アフリカのアパルトヘイト政策への対抗措置などで仕事をする上で苦労していました。
トレヴァーがマルチプレーヤーなのは、まあ普通に自分で何でも出来ちゃったというのと、イギリスではコネクションがろくになかったというのもあるのでしょうが、そういう反アパルトヘイト政策という面での制約もあったのかもしれません。1、2枚目はほんとにマルチでした。
しかしこの3枚目はトレヴァーのミュージシャンとしての実力が認識されたのか、ジャック・ブルース(b)、モ・フォスター(b)、マンフレッド・マン(k)、ラビット(k)、サイモン・フィリップス(dr)、クリス・トンプソン(vo) ら豪華絢爛ゲストが参加しています。

このあとのアルバムのためのデモを聴いたクリス・スクワイヤ(とアラン・ホワイト)がトレヴァーを気に入って、一緒にやらないかと誘ったのが幻のバンド「シネマ」です。

シネマのプロジェクトにトニー・ケイが加わり、トレヴァー・ホーンがプロデューサーとして参加することになり(「ウルフ」を気に入ったとかなんとかどこかで聞いた)、、、そしてそこにジョンが合流して『イエス再結成』に至るわけです。


トレヴァーはイエスに83年から94年まで参加。オリジナルアルバム4枚とライヴアルバム1枚にしっかりと足跡を残しました。
彼のラビット時代~ソロ、イエス時代~イエス脱退後から現在のディスコグラフィーはこちら

Armageddon Trailer Score (Trevor Rabin)

トレヴァーはイエス脱退後はコンポーザーとしての活躍のほうが多いのですが、
これはその中でも初期に手がけたメジャー大作映画『アルマゲドン』


映画を観に行ったのは大好きなウィリアム・フィシュナーが(例のごとくやなヤローの役で)出ていたからですが、
映画のラスト近くもどういうわけかビルの出番が多くてニヤニヤしてて、(ま、嬉しいけどさー。嫌な役が多いから、出番だけは増やしてくれてありがたかった)ぼんやりクレジット見てたらTrevor Rabinと出てきて椅子から転げ落ちそうになりました。
「は~~~~~~?」って。
パンフレット確認しちゃったもんね。(これもビルのために買ったんだけどね)


Trevor Rabin Documentary

ラビット時代のアイドル風なトレヴァーの貴重な映像がちらり


そんな感じで、映画音楽作曲家として成功街道まっしぐらのトレヴァーに接してきたここ数年。
まあ基本的にメジャー作品ばかりなので、映画を見なくともサントラを入手しやすいというありがたさ。
ありがたい反面さみしくもあり。

途中の「90124」やらトレヴァー・ホーンのコンサートでのドリームチーム・イエスぐらいでしかギタリストやエレクトリック・バンドでのトレヴァーには出会えませんでしたが、ほんとにほんとにもう諦めていたときに出ました!
Trevor Rabin - Anerley Road

いかすサラバンド。泣けるー。カッコイイ!

Jacaranda
23年ぶりのソロアルバム!!!!!おかえりトレヴァー!!!!
Jacaranda
1 Spider Boogie
2 Market Street
3 Anerley Road (Tal Winkenfeld gest)
4 Through The Tunnel
5 The Branch Office
6 Rescue (Liz Konstasntin gest)
7 Killarney 1 & 2
8 Storks Bill Geranium Waltz
9 Me And My Boy
10 Freethought
11 Zoo Lake
12 Gazania
Varese Fontana 2012年


トレヴァーはマルチ・プレーヤーでほぼ自分でやっちゃう人ですが、これまでのアルバム同様ドラム以外全部自分でやってます。
ドラムはリチャードの友人で名ドラマーとして有名な(変人としても有名)ヴィニー・カリウタと息子さんのライアン・レイビン。
またゲストとしてAnerley Road はジェフ・ベック・バンドのベーシスト、タル・ウィルケンフェルドが、
Rescueはリズ・コンスタンティンがヴォーカルで参加しています。

トレヴァーのヴォーカルはなくて(ちと残念だが)ジャズ、フュージョン、プログレ風、ヒステリックロック風、クラシックよりなもの、、いろいろな音楽が楽しめて、トレヴァーのサウンドが好きな人にはたまらないアルバムです。

タイトルのJACARANDAは、、、母国南アフリカへの思いをこめてなのか、単に好きな花の名前なのかわからないのですが、、、
わたしはついつい『ビッグ・ジェネレーター』の中の『アイム・ランニング』を思い出しました。
歌詞の最初のほうにJacarandaが出てくるんですよね~。

I'm Running by Yes

ビッグ・ジェネレーターの中の隠れ名曲というか、難曲(これ演奏するの難しい!)というか珍曲。
いいですよ~。
ラテンプログレっていうのかなあ。
ライヴなんかだと、もう、馬鹿じゃないの?ってくらい、みんな好きにやってました。

この曲から最後の『ホーリー・ラム』への流れが好きでした。。。

『ビッグ・ジェネレーター』は出来上がるまで難産で時間がかかりすぎた分まとまりを欠いているのは否めません。
トレヴァー・ホーンは途中で降りちゃうしねえ。(あとはトレヴァー・レイビンがプロデュースを引き継ぐ形に)
いい曲いっぱい入ってるんだけども「イエスの作品」としてのこれといった売り、、、ポイントがぼけちゃってるんですよね。
1個1個はいい曲なんだけども、ひとつのアルバムに収めるには詰め込みすぎな気がします。
大好きなアルバムだけに(ある意味ロンリーハートより好きかもしれないです)、こうなっちゃったのは切ない。

ただまあ、そんな中でも、シングルヒットになった楽曲はおいといて。
「アイム・ランニング」のぶっ飛び具合と「ホーリーラム」の天使ちゃんがあるのはこのアルバムにとって救いだと思います。
「アイム・ランニング」が好きな人は多いはず。


たぶん今の年齢のトレヴァーがプロデュースしたら、ビッグ・ジェネレーターは名盤になってたんじゃないかな、なんて感じます。あのときのトレヴァーおそらくイエスをバンドとして継続するほうに必死だったと思うので。
それでもあの爆発しちゃった「ビッグジェネレーター」と、あの2枚のアルバムの頃のイエスは、わたしの中では一番身近でリアルタイムの、愛しい『イエス』サウンドでした。




音楽(洋楽) ブログランキングへ


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Mr.Mister~the best of...~


何日か前に「Mr.Mister キリエ シングルバージョン」のキーワードで来られた方がいたのですが、
(さっき気づいた・・・遅いよ・・・)
わたしが持ってるのはこれです↓↓↓↓


Best of
1. Broken Wings
2. Is It Love
3. Stand And Deliver
4. Hunters Of The Night
5. Run To Her
6. Something Real (Inside Me/Inside You)
7. Kyrie (シングルバージョン)
8. Black/White
9. The Border
10. Talk The Talk
11. Healing Waters
12. Waiting In My Dreams (未発売 ※当時。現在はリチャードのレーベルから出ている「Pull」収録)
 
Buddha 2001年

輸入盤でしたが、ジョージ・ギッツ、ケヴィン・キーレン、それからパトリックがプロダクションアシスタントに加わってるのと、音がいいよと楽器店の方に教えてもらって購入しました。
ドラマーのパトリックの解説の入ったライナーノート(10ページ)も魅力のひとつです。
歌詞カードは入っていませんが、各曲の初出・収録アルバム・品番・チャートデータ付。
解説はJeremy Holiday
製作メモはPatrick Mastelotto

フェイドアウトで終わらないシングルバージョン
mr mister - kyrie (hq)


同じ写真を使ったジャケットのこっち↓↓↓↓はアルバムバージョンですのでご注意。
タイトルも似てるけど別物です。
ただし曲の数は多いです。
これは別に買うつもりはなかったんですが、、、
(基本的にオリジナルアルバムが手元にあればベスト盤は買わない)
ブック某で200円ワゴンに入っていて(涙)置いて帰れなくなり、買っちまったという。。。
(中古だったからか?もともと廉価版だからなのか?わかりませんが、そっけないぺラッとしたライナーのみで歌詞カードとかはなかったです。)

The Best of Mr. Mister
1. Broken Wings
2. Hunters Of The Night
3. Black/White
4. Kyrie (アルバムバージョン)
5. Is It Love
6. Uniform Of Youth
7. Stand And Deliver
8. Healing Waters
9. Something Real
10. The Tube
11. Control
12. Watching The World
13. Power Over Me
14. Man Of A Thousand Dances
15. Run To Her
16. Welcome To The Real World
RCA Victor Europe 2003年


音楽(洋楽) ブログランキングへ




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Y is for “YES”!!!!


YはイエスのY!!!!!
ワタクシのイエスとの出会いはこれ
『ロンリー・ハート』
Yes - Owner of a Lonely Heart - Live 1984.wmv


ジャージャジャッジャジャ!!!!!

何度も触れていますが、ワタクシは遅れてきたイエスのファンでして、1983年の『90125』(ロンリー・ハート)でイエスに堕ちました



わたしの周りのイエスが好きだった先輩方(まあようは2、3歳年上の人たち)はだいたい好意的だったんですが根っからの『プログレファン』っぽい人たち(もうちょっと大人)からは「これはプログレではない!」「イエスじゃない!」とさんざんな言われよう
でもね、そういう声も、確かに、、わかるんですよ。。。。
(しかし、、、なんだかんだいって、このアルバムはイエスの作品の中で最も売れ、唯一のビルボード1位獲得作品でございます!!!!)


うちの親はですねー。なんでもかんでも聴いててジャンルによるこだわりとか、スタイルの変遷とか、全然こだわらない人たちでしたので、「ロンリーハート」もいいんじゃない?みたいな感じでした。
父や母にとっては70年代や80年代の音楽は余裕を持って楽しむもので、彼らがほんとに入れあげていたのは50'sや60'sだったと思います。


しかしイエスについて書くのは大変です。
あのメンバーチェンジのすさまじさ。。。。(ウィキ参照;日本語ページ 英語ページ
キングクリムゾンもすごいけども、クリムゾンは記事に書けるほどは聴き込んでいない。(むしろパットが参加してからのほうが聴いている)
イエスは大好きだし、、エイジア、ELPときたら、書かないわけにはいかない。
トレヴァー・ホーンのこと書いたときも先延ばしにしたし。
とりあえず、もう書いてしまおう!と思います。



初めて買ったイエスのアルバム 「90125」(ロンリー・ハート)
ロンリー・ハート
1. ロンリー・ハート 2. ホールド・オン 3. イット・キャン・ハプン
4. 変革 5. シネマ 6. リーヴ・イット
7. アワ・ソング 8. シティ・オブ・ラヴ 9. ハーツ

10. リーヴ・イット(シングル・リミックス)* Bonus Track
11. メイク・イット・イージー* Bonus Track
12. イット・キャン・ハプン(シネマ・ヴァージョン)* Bonus Track
13. イッツ・オーヴァー* Bonus Track
14. ロンリー・ハート(エクステンデッド・リミックス)* Bonus Track
15. リーヴ・イット(ア・カペラ・ヴァージョン)* Bonus Track
ワーナーミュージック・ジャパン 2004年リマスター盤
オリジナルは1983年





リアルタイムで接した「90125」と「ビッグ・ジェネレイター」は大好きです。

そしてこの時期は、イエスにしてはめずらしく(苦笑)5年間メンバー不動でした。

だからわたしにとっては一番身近な「イエス」は
クリス・スクワイア/ベース、ヴォーカル;金剛力士像
アラン・ホワイト/ドラムス
トレヴァー・レイビン/ギター、ヴォーカル、キーボード
トニー・ケイ/キーボード
ジョン・アンダーソン/リード・ヴォーカル;妖精もしくは天使
という5人+トレヴァー・ホーン(プロデューサー)

あとは
クリス・スクワイア
ジョン・アンダーソン
スティーヴ・ハウ/ギター;妖精ちゃん
リック・ウェイクマン/キーボード
アラン・ホワイト

もしくは一瞬でしたが
クリス・スクワイア
スティーヴ・ハウ
アラン・ホワイト
トレヴァー・ホーン /リード・ヴォーカル
ジェフ・ダウンズ/(キーボード
というのも好き

それからビリー・シャーウッドですかね~♪

Yes- Trevor Horn Concert 2004 (HQ)

特別編成チームイエスによる『シネマ~メイクイットイージー~ロンリーハート』
そういうわけで、2004年のトレヴァー・ホーンのトリビュートコンサートは
わたしにとってはドリームチームでした
金剛力士像、妖精ちゃん、ジェフ、トレヴァー、アラン・ホワイトという・・・
うっとりですよ
(これにジョン・アンダーソンがいれば最高だったねえ)


Yes - Changes

か、、かっこいい、、、、


Yes / 1984 Germany - 03 It Can Happen

かっけー!!!!(涙←泣くことはないんだが)

後に友人のゆうとぴ子ちゃんからは
「あんたが好きなのは、トレヴァー・ホーンの作る音とトレヴァー・レイビンのギターにすぎない」
とビシっと言われましたが、まあ、たぶんそれ、当たっているようないないような。

でも妖精or天使ジョン・アンダーソンのあの声とトレヴァーの組合せが好きなんですよ。

いくらトレヴァーが好きでも(ジョンはわたしにとっては少し繊細なのですが)、
あの魅惑的なジョンの声と芸術性があってこそのマジックなんだと思います。

「It Can Happen 」のシネマ組オンリーによるバージョンを聴きましたが、、、、
やはりジョンの歌声があってこそだと再確認しました




これも愛聴盤『ビッグ・ジェネレーター』
Big Generator
1. Rhythm Of Love  2. Big Generator  3. Shoot High Aim Low
4. Almost Like Love  5. Love Will Find A Way  6. Final Eyes
7. I'm Running  8. Holy Lamb
Atco 1987年



1987年 『リズム・オブ・ラヴ』
Yes-Rhythm Of Love



『ラヴ・ウィル・ファインド・アウェイ』
YES - Love will find a way - 1987


イエスのPVではこのPVが一番好きです

『ビッグ・ジェネレーター』
Yes - Big Generator


1988年のライヴ
トレヴァー・レイビンのこういう音がたまらなく好き


「ロンリー・ハート」も「ビッグ・ジェネレイター」も大好きですし、この二つが優れた作品であることには間違いありません。

ただ、ジョン・アンダーソンのやりたい音楽とはかなり隔たっていたと思います。
ポップ、キャッチー、ロックを否定するわけではないけれども、ジョンがそれまで自分ではとってこなかった表現なわけで。
それを復帰してからの5年間、ちゃんとこなしてきたのは大人だと思います。
よく5年間歌ってくれたと。
だからその後の分裂はすごくわかる。

トレヴァー・レイビンは若くて才能あふれていてクリスの信頼も厚かったし、
彼の得意なキャッチーな歌ものは83年の「ロンリーハート」から入った世代は大好きだと思うのですが、
昔からジョンの芸術性を愛してきた人が
「やいこら、トレヴァー!こんな歌をジョンに歌わせて」という気になっても不思議じゃないです。


遅れてきたイエスファン
過去をさかのぼる、の巻


物心ついたときに家にあったカセットで馴染みがあるのは
「究極」、「トーマト」、「ドラマ」の3つ
でもちゃんとアルバムとして聴いてたわけではなく、流れていたのを受動的に聴いてただけで、
「90125」からさかのぼるかたちで聴き始めて「ああああああ、これは聴いたことあるねえ」みたいな感じでした。

レンタルでその当時出ていた全部(ロンリーハートより前のもの)を聴きましたが、『危機』 『こわれもの』は素晴らしいと感動しましたね。
でもそれよりも大好きになったのは『サード・アルバム』でした。


やっとイエスに追いついた、、と思ったら、バンド分裂時代を迎えます。
バンド2分裂時代とか、再統合とか、あんまりよくわかっていないんですが、(赤川次郎の著作なみにカオスです)
後期イエスではビリー・シャーウッドが好きですね♪
ビリーについては今回は割愛。でないと文字数オーバーしそうですので。。。



サード・アルバム

1. ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス  2. クラップ
3. スターシップ・トゥルーパーライフ・シーカーディシルージョンワーム
4. アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープルユア・ムーヴオール・グッド・ピープル
5. ア・ヴェンチャー 6. パペチュアル・チェンジ

7. ユア・ムーヴ(シングル・ヴァージョン)* Bonus Track
8. スターシップ・トゥルーパー(シングル・ヴァージョン)*Bonus Track
9. クラップ(スタジオ・ヴァージョン)*Bonus Track
クリエーター情報なし
ワーナーミュージック・ジャパン 2009年リマスター盤 
オリジナルは1971年



メンバーはジョン・アンダーソン(Vo)、クリス・スクワイア(B)、スティーヴ・ハウ(G)、トニー・ケイ(Key)、ビル・ブラッフォード(Dr)
ピー^ター・バンクスが脱退しスティーヴ・ハウが加入して初めてのレコード
Yes-Starship Trooper 1973

『スターシップ・トルーパー』
はじめてこの曲を聴いたのは、90125イエスのメンバーの時期でした。
イエス・サード・アルバムで一番好きな曲です



究極

1. 究極 2. 世紀の曲り角 3. パラレルは宝
4. 不思議なお話を
5. 悟りの境地

6. モントルーズ・テーマ* Bonus Track
7. ヴェヴェイ* Bonus Track
8. アメイジング・グレース* Bonus Track
9. 究極(リハーサル)* Bonus Track
10. パラレルは宝(リハーサル)* Bonus Track
11. 世紀の曲り角(リハーサル)* Bonus Track
12. イースタン・ナンバーズ([悟りの境地」アーリー・ヴァージョン* Bonus Track
ワーナーミュージック・ジャパン 2009年リマスター盤
オリジナルは1977年発売

Yes - Awaken (live Glasgow 1977)

『悟りの境地』
スタジオアルバムとしては8枚目、イエス通算10枚目のアルバム『究極』収録

Yes - Awaken (Symphonic Live 2003)

こちらは2003年のライヴ


Yes - Wonderous Stories (1977)

『不思議なお話を』
ジョンってほんとに天使だなあ
わたしがクリスを知ったときは既に金剛力士像みたいになりつつあり、現在はどこぞの雷神みたいですが、
そりゃ彼だって若い頃はあるのよね


『トーマト』の後、イエスの通産11枚目のアルバム(スタジオアルバムとしては9作目)の『ドラマ』
ドラマ
1. マシーン・メシア 2. 白い車 3. 夢の出来事
4. レンズの中へ 5. 光を越えて 6. 光陰矢の如し
7. レンズの中へ(アイ・アム・ア・カメラ)(シングル・ヴァージョン)
8. 光を越えて(シングル・ヴァージョン)
9. ゴー・スルー・ディス

10. ソング・No.4* Bonus Track
11. 光陰矢の如し(トラッキング・セッション)* Bonus Track
12. 白い車(トラッキング・セッション)* Bonus Track
13. ダンシング・スルー・ザ・ライト* Bonus Track
14. ゴールデン・エイジ* Bonus Track
15. イン・ザ・タワー* Bonus Track
16. フレンド・オブ・ア・フレンド* Bonus Track
ワーナーミュージック・ジャパン 2009年リマスター盤
オリジナルは1980年


メンバー:トレヴァー・ホーン(Vo)、クリス・スクワイア(B)、スティーヴ・ハウ(G)、ジェフリー・ダウンズ(Key)、アラン・ホワイト(Dr)

リード・ヴォーカルのジョン・アンダーソンとキーボードのリック・ウェイクマン脱退という危機に際し、
当時「ラジオスターの悲劇」がヒットしていたバグルス(トレヴァー・ホーンとジェフ)を丸ごと吸収しちゃうという力技をやってのけたという。。。。
そんな無茶ぶり、ファンにはたして受け入れられるはずもなく、あまり成功はしなかったですが、失敗というわけでもなく。
わたしこの作品好きですよ~。

2011年の『フライ・フロム・ヒア』とともに、イエス(名義)の作品としてはジョン・アンダーソンのヴォーカルが皆無の作品でめずらしいという意味でも貴重。


Yes - Machine Messiah

ドラマの中で大好きな「マシン・メサイア」!!!


音楽(洋楽) ブログランキングへ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

E is for “Emerson, Lake & Palmer”


本日は昨日のエイジアでも触れたエマーソン・レイク・アンド・パーマーです。

遅れてきたイエスのファン
→ロンリーハートで好きになったらあれはプログレじゃないと批判され、
商業ロックと文句つけられたエイジアも好き→これまたプログレじゃないと批判され、
親が聴いてたプログレも好き→だってみんないいんだよー!


イエス、エイジア、そして大事な大事なエマーソン・レイク・アンド・パーマー。
この3つのバンドについて書くのはなかなかややこしいんですが、、、、
まあ人がなんと言おうとロンリーハート以降のイエスもエイジアもELPも好きでござるよ!!!



Eはエマーソン、レイク&パーマーのE!!!!
Emerson, Lake & Palmer - Fanfare For the Common Man


ELP 「市民のためのファンファーレ」
小学校低学年の頃はエマーソン・レイクという人とカール・パーマーという2人だと思っていました、すいません。
アーロン・コープランドの「市民のためのファンファーレ」をアレンジしたもの
アルバム『Works 1』1977年収録
前回のエイジアでも書きましたが、
ファンファーレ的なものにめっぽう弱いワタクシ→これとか



ELP(EL&P)は
キース・エマーソン/キーボード、飛び道具担当 (元ザ・ナイス)
グレッグ・レイク/ヴォーカル&ベースときどきギター (元キング・クリムゾン)
カール・パーマー/ドラムス (元アトミック・ルースター)
の3人による、イギリス、プログレ界のスーパーバンドです。


というか、、、超音楽馬鹿というか、、オタクっちゅうか(こらこら)
壮大なる音楽馬鹿だと思う(※誉めてます)


飛び道具担当 キース・エマーソン
ELP / The Great Gates of Kiev / 1974 California Jam


子供の頃、もしこういうのを先に見ていたら
「楽器を乱暴に扱うなんて」とか「ガム噛んでる」とか思っていたのかな?

ヴォーカル&べース&ギター グレッグ・レイク
Moonchild - King Crimson


なかなかコンパクトな映像がないのでキング・クリムゾンの「ムーンチャイルド」で



ドラムス&パーカッション カール・パーマー
Emerson, Lake & Palmer - Toccata


40年、銅鑼(と鐘)を愛し続けるカールさん





グレッグ・レイクはELPとしてもエイジアとしても(アル中でクビというか1年休まされていたジョン・ウェットンの代わりに日本公演に参加)来日しています。
ジョンより音域がやや低いものの、歌の上手さはジョンより上だと言われています。
(急なピンチヒッターで、ASIA IN ASIAツアーのしょっぱなが日本公演だったので、プロンプター・カンペを見ながら日本のステージをこなしたそうです。)

まー、エイジアは、、、やはりジョン・ウェットンが一番しっくりきますし、
グレッグ・レイクはELPが一番似合うと。そう思うんですが。。。。
。。。ぶっちゃけ、正直なところわたしはイエスもエイジアもELPも全部一緒に聴いてます





Emerson, Lake & Palmer: Take A Pebble (1970)

「タルカス」や「悪の経典」もいいんですが、ファーストアルバム収録曲が好きなんです。
こちらはバッハのニ声のインベンションを聴くことができる『石をとれ』
まあ、、、ずいぶんはっちゃけたバッハですが・・・・
グレッグ・レイクはわたしの脳内では『吟遊詩人』に変換されています


Pictures At An Exhibition - Emerson, Lake & Palmer

ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」をプログレアレンジ
こういう壮大なるオタクっぷりというか音楽馬鹿っぷりがたまらなく好きなのです

バーバヤガやキエフの大門もいいですが(基本仰々しく騒がしいのが好き)
途中でのグレッグ・レイクのアコースティクギターとお歌がこれまたいいのです
キースが派手なだけに・・・・

このライヴ映像は当時の流行なのか、サイケ映像が加えられていてそこはちょっと残念。

「キエフの大門」は今ではピアノ独奏→ELP→ラヴェル版→
の順で好きですが、ELPのはわたしが「ここだけはピアノじゃないと」ってところをピアノと鐘でやっててくれるので好きなんですよ~。

Emerson, Lake Palmer Mussorgsky Pictures At An Exhibition

その中のプロムナード部分をちょびっと抜粋したもの
展覧会の絵のヴォーカル部分と、レイクさんときどきギター、を愛でる映像


Emerson Lake and Palmer Nutrocker

スケートや体操でも良く使われますね
チャイコフスキーの『くるみ割り人形』から「行進曲」を
B. Bumble & The Stingersがアレンジしたものを
さらにELPがアレンジした『ナットロッカー』
みなさん、どうですか?この愛すべきお姿
楽しそうでしょ

こういう演奏風景が、、、
わたしが子供のときに憧れたYAMAHAの上級生や先生達の演奏スタイルに重なり
大好きになっていきました





Emerson, Lake, Palmer - Peter Gunn Theme.mpg

ヘンリー・マンシーニの名曲「ピーター・ガン」もほら!
しかしこれ、、、マンシーニって、天才!



Emerson Lake & Palmer - Tarkus

今も変わらぬ壮大なる音楽馬鹿っぷり
『タルカス』


エマーソン、レイク&パーマーがデビュー年の1970年12月ロンドン、ライシアムで行った伝説的なコンサートの模様。
さらにベルギーのTV番組"POP SHOP"から未発表の映像を5曲追加
日本盤と輸入盤
展覧会の絵 [DVD]
1. プロムナード
2. こびと
3. プロムナード
4. 賢人
5. 古城
6. ブルース・ヴァリエイション
7. プロムナード
8. バーバ・ヤーガの小屋
9. バーバ・ヤーガの呪い
10. バーバ・ヤーガの小屋
11. キエフの大門

12. 石をとれ
13. ナイフ・エッジ
14. ロンド
ヤマハミュージックアンドビジュアルズ

Pictures at an Exhibition [DVD] [Import]
1) Promenade
2) The Gnome
3) Promenade
4) The Sage
5) The Old Castle
6) Blues Variation
7) Promenade
8) The Hut Of Baba Yaga
9) The Curse Of Baba Yaga
10) The Hut Of Baba Yaga
11) The Great Gates Of Kiev
12) Take A Pebble
13) Knife Edge
14) Rondo
Bonus: Pop Shop 1971
1) Interview
2) Rondo
3) Nutrocker
4) Take A Pebble
5) Knife Edge
6) Blues Jam / Nutrocker
Eagle Rock Ent



80's世代としては、、、ロンリーハート、ビッグ・ジェネレーターからのイエス→エイジア→その前のイエスという流れで聴いていました。


ELPのアルバムは『展覧会の絵』のレコードと、あとは1~3枚目のアルバムはカセットにダビングしたものが家にあってこれは勝手に流れていたのを聴いていたってのと、『展覧会の絵』は自分でもよくかけて「遊んで」いました。
、、、幼稚園の頃の大好きな遊び「指揮者ごっこ」で使っていたレコードのひとつにELPの『展覧会の絵』があったんですが、もちろんそのときはELPなどとは知らずにかけて遊んでいました。
指揮者ごっこに使っていいレコードは「クラシック」と「映画音楽」に決まっていたんだと思うのですが(たぶん)
その中にELPの『展覧会の絵』もあったんです。なぜか。(ちなみにラヴェルのほうとムソルグスキーのほうは使った記憶はないです。)


YAMAHA、、それも九州時代ではなく、豊橋のときですね、小学生になっていたから。
当時のお教室の先生はそうとう自由な人で、ジャンルにとらわれずいいものはなんでもかんでも見せてくれました。
ELPのクラシック曲をアレンジしたものも、その流れで聴かせてくれたのでしょう。
ある日、、なんだったのかなー、何かの空き時間でしょうが、ELPのビデオを見せてくれたのです。
(今思うにたぶんモントリオールかカリフォルニアのライヴだと思うんですが・・・サイケ映像は無かったし)
先生としては曲を聴かせたつもりでしょうが、ワタクシは何よりも彼らの演奏姿が強烈に印象に残って!!
特に印象的だったのはキースのオルガンプレイではなく、カールのドラムでした。

それからはたと、、、これはうちにあるアレ???アレなんじゃないか????と『展覧会の絵』を思い出して、先生に「この曲聞いたことある!」って言ったんだよねー。
(先生はそりゃ、有名な曲だから、聴いた事あるんでしょ、と思われたんじゃなかろうか。
しかし違うのだ!わたしが言ったのは、、、ELPのほうだったんだよーーーー。)



それからお次は名古屋に引っ越して、小学校での部活動では器楽部というのに入っていました。
人数の関係上、なんでもかんでもやって、いろんな楽器を触りましたが、
それでも主に担当していたのはパーカション、木琴、鉄琴、アコーディオン。
マーチングバンド形態をとるときは、小太鼓かトリプル、ベルリラでした。
それで学校でカール・パーマーの真似をしたら、ちょっと先生に苦い顔をされた。。。。
だっていいお手本に思えたんだよ。レギュラーグリップだし。


『展覧会の絵』のレコードを遊びに使ってよかったのは、、これはたまたま家にレコードが2枚あったからだと後に判明。父と母が別々に買ったんだと。だから一枚は遊び用に提供してくれたわけです。

さすがに小学生~中学生になると、レコードの大切さがわかり、カセットテープで聴くようになりました。
あとは、自分がいつかピアノでムソルグスキーの原曲を弾きたいと思うようになってからは、あんまり聴かなくなりましたね。聴きすぎると、そのテンポにはまっちゃいそうで、聴かないようにしていました。


プログレは両親が聴いていて、自然と好きではあったんですが、ELPワールドに入っていったのは、最初はプログレというのはわかっておらず、アンサンブルやってる彼らの雰囲気とか、クラシックのカバーが好きで入っていったんです。なんでしょうか、わたしの中では、、、インストバンドっていうか、、、でもザ・スクエア、カシオペア、ウェザーリポート、サンボーンとは違うような気がしつつも、ジャズとかフュージョンの人たちって感じでロックバンドだとは特に思ってもいませんでした。



ELPは1970年デビュー、1980年に解散を発表しましたが、75・76年は活動休止でしたし、77年のワークスのツアー以降はアルバムリリースのみでした。ですので実質バンド形態での活動は1970~1974年と77年でした。
その後エマーソンとレイクで活動したり、他の人と組んでの活動もありましたが、2010年に一夜限りの再結成ライヴを行いこれにはカールも参加しました。




わたしが持ってるのはライヴ盤は『展覧会の絵』
アルバムは1~4枚目とワークス1です。(ほかのライヴ盤やベストは聴いたのもあるし、ノータッチのものもあります。)

1stアルバム『エマーソン・レイク・アンド・パーマー』
Emerson Lake & Palmer
1. Clotho  2. Lachesis  3. Atropos
4. The Barbarian  5. Take A Pebble  6. Knife-Edge
7. The Three Fates  8. Tank  9. Lucky Man
Sony UK 1970年

大好きなアルバムです!
『展覧会の絵』は家にレコードがあるので、DVD化されたときにそちらを買いました。
この1stアルバムはカセットが家にあったのですが、我慢できずに高校生のときにさんざん迷って「まずは1枚目から!」って思って買いました。だから一番好きなのかな~。
バルトークの曲使ってるからなのかも。
ほかにヤナーチェク、バッハもあり。



2ndアルバム『タルカス』
Tarkus
1. Tarkus: Eruption/Stones of Years/Iconolast/Mass/Manticore/The Battlefield/Aquatarkus
2. Jeremy Bender
3. Bitches Crystal
4. Only Way (Hymn)
5. Infinite Space (Conclusion)
6. Time and a Place
7. Are You Ready Eddy?
Sony UK 1971年

A面が『タルカス』組曲
これもすごいアルバム。。。。こちらもバッハが効果的に使われています。

プログレとして意識したのは中学のときにレコード屋さんで彼らのアルバムジャケットを見てからです。
(家にあったレコードは『展覧会の絵』で、あとは全部カセットだった)
「これは、、、、、ジャズとかフュージョンではない!?もしかして???クリムゾン宮殿とかあっち系???」てな具合でして
『タルカス』と『頭脳改革』を見てなんとなく自分の思い違いに気づくのでした。
(このときはグレッグ・レイクがキング・クリムゾンにいたことは全然知らなかった)



3rd 『トリロジー』
Trilogy
1. The Endless Enigma (Part One)  2. Fugue  3. The Endless Enigma (Part Two)
4. From The Beginning  5. The Sheriff  6. Hoedown
7. Trilogy  8. Living Sin  9. Abaddon's Bolero
10. Hoedown
Sony UK 1972年

地味ですがこちらも大好きなアルバム。
コープランドのホウダウンとか使われています



4枚目で最高傑作と呼び声高い『Brain Salad Surgery/恐怖の頭脳改革 』
恐怖の頭脳改革 デラックス・エディション
1. Jerusalem
2. Toccata
3. Still... You Turn Me On
4. Benny The Bouncer
5. "Karn Evil 9 1St Impression, Part I"
6. "Karn Evil 9 1st Impression, Part 2"
7. Karn Evil 9 2nd Impression
8. Karn Evil 9 3rd Impression
9. Brain Salad Surgery
10. When The Apple Blossoms Bloom In The Windmills Of Your Mind I'll Be Your Valentine
11. Excerpts From Brain Salad Surgery
12. i. Karn Evil 9 1st Impression
13. ii. Karn Evil 9 2nd Impression
14. iii. Still... You Turn Me On
15. iv. Toccata
16. v. Jerusalem
17. vi. Karn Evil 9 3rd Impression
18. vii. Benny The Bouncer
19. viii. Karn Evil 9 1st Impression
20. ix. Benny The Bouncer
ビクターエンタテインメント 1973年
バリー、ヒナステラなどを見つけられます。
これは家になかったので、中学のときに友達から、正確には友達のお兄さんから借りてダビングしました。
Emerson Lake & Palmer rehearsing Karn Evil 9 (2)

「悪の経典 9」のリハーサル風景

Emerson, Lake & Palmer - Karn Evil 9


Emerson Lake & Palmer - Karn Evil 9 2nd Impression

どれかひとつって選べないんだけども、、、2ndインプレッションかなあ、やはり。


Works 1
ディスク:1
1. Piano Concerto No 1
2. Lend Your Love To Me Tonight
3. C'est La Vie
4. Hallowed Be Thy Name
5. Nobody Loves You Like I Do
6. Closer To Believing
ディスク:2
1. The Enemy God Dances With The Black Spirits
2. L.A. Nights
3. New Orleans
4. Two Part Invention In D Minor
5. Food For Your Soul
6. Tank
7. Fanfare For The Common Man
8. Pirates
9. Tank
10. The Enemy God Dances With The Black Spirits
11. Nutrocker
Atlantic / Wea 1977年

ヒナステラ本人も大絶賛したピアノ協奏曲の編曲が圧巻です。
ワークス1も2も、根っからのファンからすると「違う」らしいのですが(ただし、ピアノ協奏曲とコープランドの「市民のファンファーレ」は除く)
わたし、、このアルバム大好きです。
たしかに、初期のとんがりっぷりは無いかもしれませんが、プレーヤーとしての円熟味でしょうか、、、
演奏面では初期4部作、ワークスの前のアルバムより、さらに進化していて最高の水準だと思います。
あとはプロコフィエフやバッハの曲のカバーってのも、、、個人的にはツボ。


それにしても。
ELPやピーターがいた頃のジェネシスとか地球に落ちてきた頃のデヴィッド・ボウイとかキング・クリムゾン聴いてるとですね、「エイジア」も「ジャーニー」も、ほんとに親切なバンドだと思いますね!!!!!
あの聴きやすさはどうよ?!素晴らしいですよ!

わたしは欲張りだから聴きやすい人たちもとんがってる人たちも両方大好きです。



音楽(洋楽) ブログランキングへ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

A is for “Asia”!!!!

 

AはエイジアのA!!!!
Asia - Don't Cry [HQ]


2ndアルバムからのヒット作「ドント・クライ」
キャッチーでポップでイントロがドラマチック
わたしが最初に好きになったのがこの曲!


数年後EUROPEなるバンドが出てきたとき、
そちらは「ユーロプ」ではなくはたまた「エウローパ」でもなく「ヨーロッパ」と呼び、
ASIAは「アジア」ではなく「エイジア」
そこが不思議の国ニッポンでござるよ



Asia Only time will tell

プログレ、、、ブリティッシュというよりアメリカンプログレ???
ファンファーレ的なものに弱いワタクシには直球
もはや曲の中身はどうでもいい、、とは言いませんが、イントロだけで満足


Asia Heat Of The Moment

程よくポップでいい曲ですが、、
昔からどうしても、「ラジオスターの悲劇」に聴こえちゃうの・笑


Geoffrey Downs - Video Killed The Radio Star

ほら!
これはジェフのみのバージョン。名曲だねえ。



Asia - The Smile Has Left Your Eyes [1983]

ええええ!そこで終わっちゃうの???ダニエルの運命は??
と思ったら、、、、、
というPVが懐かしい。徐々に盛り上がる展開がいかにも、な哀愁バラード




プログレッシヴロックの有名スターが結成したイギリスのバンド、エイジア。
オリジナルメンバー
ジョン・ウェットン;ベース&ヴォーカル、元キング・クリムゾンなど
スティーヴ・ハウ;ギター、元イエス
カール・パーマー;ドラムス、元エマーソン・レイク・アンド・パーマー
ジェフリー・ダウンズ;キーボード、元バグルス、イエス

その後のメンバーチェンジは、イエスほどではないものの、まあ、変動がかなりあります。
2006年にオリジナルメンバーがそろってライヴ活動を始動、2008年に再びこの4人でアルバムをリリース。2013年はまたまたスティーヴが抜けましたが、現在も活動中。
(公式には一度も脱退していないジェフがずーーーーっとエイジアを継続し、その次に長いのがカール・パーマー。)

これぞプログレ!ってのを求めていたマニアックなファンの過度な期待があってか
(そりゃキング・クリムゾン、イエス、ELPの面子だから)
エイジアのサウンドは「商業ロック」「産業ロック」という批判もありました。
しかし1stアルバムも2ndアルバムもとても売れました。
特に1stアルバムはビルボードの売上で9週連続No.1を獲得。
ラジオでも、、渋谷陽一さんなんかは、このいかにもな売れセンの楽曲が気に入らなかったんでしょうね、
ほんとに「嫌そうに」曲を紹介してかけていました(苦笑)


音楽性についてはそういった辛口批評もありましたが、楽曲の数々はとれもクオリティが高いです。


わたしは80's世代なので、イエス@ロンリーハート、エイジアから聴き始め、キングクリムゾンやそれ以前のイエスは家にあって親がガンガンかけていたものの、きちっと聴いたのは後からで、いわゆる遅れてきた「イエス」ファン。
ですからエイジア、全く無抵抗にすとーーーーーんと、好きでした。



ジョン・ウェットンの声がなんとも素晴らしいんです。
歌が上手いかどうかじゃなく、何しろ、あの哀愁あるお声が素敵で。
別に歌うベーシストに弱いから、、ってんじゃないです。
(最初はベーシストって知らなかったし)
ピアノ習ってる人的には、キーボードにも目が行きますが、ジェフは大好きだったので、もうメロメロ。
妖精ちゃんスティーヴ・ハウもいるし。


それとは別に、カール・パーマーの在籍していたELP、こちらはリアルタイムで、、、と言ったらおかしいですが、まあ親がガンガンかけていたのもあるのですが、自分でも好きでした。
幼稚園時代の一番好きだった遊びに「指揮者ごっこ」(レコードをかけながら指揮の真似をする。すごく楽しいんですよ。小学校に入ったら、お友達の中で誰もこれをやる人がいなくて、自然にやらなくなった。)がありますが、ELPでもよくやっていました。(クラシックの原曲ってのが多かったから)
それから、YAMAHAに通いだしてからは「聴く」「見る」ほうでも夢中でした。
ELPについてはまた次回。


とにかくわたしにとってはエイジアに対する期待をあえて上げるならば「カール・パーマーがいる!!!!」程度。
ジョンの声が素敵で、曲がわかりやすくてコンパクトで(クリムゾンやELPの曲はとにかく長い・苦笑)、スティーヴ・ハウもジェフもいるし、なんてったってみんな上手だし、好きです、はい。



ASIA - Tomorrow The World / Ride Easy (Live, November 7th 2012

2013シーズンからはまた抜けちゃいましたが、2006~2012年はオリジナル・メンバーの再集結で、
妖精ちゃんスティーヴ・ハウが参加していました。

メンバーチェンジを繰り返していた時期のアルバムもクオリティが高くおすすめですが、
やっぱりこの4人が「エイジア」だよなあと思います。


Carl Palmer - Incredible Drum Solo

ひたすらカールさんを愛でるための映像
いかすドラムソロです。
レギュラー・グリップの神!40年銅鑼を愛し続けてきた男
もはや何の曲かわからないくらい(わかるけども・笑)やりたい放題
スティーヴさん、別に寝ていません。(妖精のサークルに入り込んでるわけでもありません)ちゃんと弾いてます。


John Wetton & Robby Krieger All You Need Is Love

以前ご紹介した「アビー・ロード トリビュート トゥ・ザ・ビートルズ」のなかの
ジョン・ウェットン&ロビー・クリーガーによる「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ」
こちらはひたすらジョンの良い声を愛でる。。。。

Asia in Asia / 07 Geoff Downes Solo

ジェフさんを愛で(以下略)

(Asia in Asia ツアーはグレッグ・レイクがピンチヒッターのヴォーカル&ベースで参加していたそうですが、ジョンの声を聴きたかった人には気の毒だったかもしれませんが、これはこれでかなり貴重な。。。
いいなあ、当時行けた人)


30周年記念エディション(いろんな特典つき)や国内版もありますが、これは輸入盤
エイジアの記念すべき1stアルバム 『詠時間~時へのロマン~』
Asia
1. Heat Of The Moment (Album Version)  2. Only Time Will Tell (Album Version)
3. Sole Survivor (Album Version)   4. One Step Closer
5. Time Again  6. Wildest Dreams (Album Version)
7. Without You  8. Cutting It Fine 9. Here Comes The Feeling
Geffen 1982年

いいアルバムだよねえ。素晴らしいですよ。これはほんと大傑作!




2ndアルバム『アルファ』 エイジアの中で一番好きな作品です。 
Alpha
1.Don’ t Cry  2.The Smile Has Left Your Eyes 3.Never In A Million Years   
4.My Own Time ( I’ll Do what I Want ) 5.The Heat Goes On  6.Eye To Eye 
7.The Last To Know   8.True Colors   9.Midnight Sun   
10.Open Your Eyes  
Geffen Gold Line Sp. 1983年

彼らの作品の中ではじめて借りたアルバム『アルファ』。そして後に一番最初にCDで買いなおした作品です。
それだけ愛着あります。



スティーヴ・ハウ脱退後の3rdアルバム『アストラ』 ギターはマンディ・メイヤー
Astra
1. Go 2. Voice Of America 3. Hard On Me
4. Wishing 5. Countdown To Zero 6. Love Now Til Eternity
7. Too Late 8. Suspicion 9. Rock And Roll Dream
10. After The War
Mca Special Products 1985年

妖精ちゃんは自由なので、まあ、いなくなるだろうなとは思っていました。(スティーヴはやっぱ、イエスでしょう!!!!)個人的にはイエスもエイジアも両方やってくれるのが一番嬉しいぞと。
好きなのは『アルファ』、そして今は『フェニックス』ですが、、、、
バンド「エイジア」としての最高傑作というか、ひとつの到達点はこの『アストラ』と次の『アクア』だと思います。

でも『アストラ』ではスティーヴが抜け、『アクア』ではジョンが抜けています。
『アストラ』がセールスがふるわず、失意のうちにジョン・ウェットンは脱退しちゃうのです。

2006年のオリジナルメンバーでの再結成、2008年の『フェニックス』製作までのあいだ、ジェフが主体となって『アクア』含めて何枚もアルバムが作られています。
そのどれもがとてもクオリティの高い作品で、参加ミュージシャンも豪華ですが、、、、(「オーラ」が好み)
わたしにとってはエイジアじゃない、、かな?
ジェフが大好きだから、聴くけれども、なんとなく自分にとってはジェフのソロワークス、、というとらえ方です。

とはいえ、、、2006年のオリジナル・メンバーでの再結成はうれしかった反面、1989年から2006年のエイジアのヴォーカルを担当してくれたジョン・ペインには失礼千万じゃないかとドキドキ。。。。。。頭を下げるしかない。
自分の好きで辞めておいて、また戻ってきて、それまでいてくれた人を追い出すのって、、、どどどどどうなのよー?って思うんですけども。。。。
ジョン・ペインはその後『ASIA フューチャリング ジョン・ペイン』として活動。エイジアの初期の作品から全ての楽曲を演奏する権利を得ています。←そりゃ当然の権利だと思うよ!


エイジアの音楽性に対する「産業ロック」「商業ロック」という、軽んじた意見については「ちゃんと聴いてよ!」って胸を張って言えますが、こと、このオリジナルメンバーの再集結にあたっての「わがまま」については、ひたすらゴメンナサイしかありません。。。。とほほ。


音楽(洋楽) ブログランキングへ


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十三夜に似合う曲


今日から10月ですね!
昨日の棚卸はきつかったですが、今日は休日なので、やれやれです。。。

8月いっぱいでよその支店に異動された社員の方のあとを引き継ぐ形で、9月から静岡のイベントカレンダーを作成しているのですが(発注に役立てるため)、10月っていったら、、お月見・体育の日・ハロウィン。

先月の中秋の名月はほんとにほんとの満月で(ここ数年は満月とどんぴしゃでしたが、このあとはしばらく満月と重なる日はないらしいです。晴れてて良かったよー。)、
台風一過ということもあり、素晴らしいお月さまでした。


今年の十三夜、栗名月は10月17日だそうです。
今月もいいお月見ができると嬉しいのですが、はてさて?



宇宙的なものへの憧れは強いものの(松本零士とSFの影響)、はてさて理科系の成績はというと、うううううむ。
全般的に、式が微妙。モル濃度とか、地震波関係とか、、、、あはは。

それでも物理も地学も化学も生物も好きでした。
好きと得意は必ずしも一致しませんが、嫌いじゃなかったなあ。


以前も書いたんだったかな、、わたしの好きな本で「暦の科学」っていうのがあるんですが、(冬はこれをお風呂で読んで半身浴して、汗だらだらかくんです)読むたびに「暦って、宇宙って、すばらしー」と思うし、月や天体の運行にうっとりし、、、、でもね、こんなに読んでるのにかかわらず、白道の19年の周期とか、歳差運動とか、閏年の仕組みとか、、、ちゃんと母親に説明できない・笑
うちの家族は何かに感動すると、自分の中で秘めておくよりは、家族で分かち合いたいタイプ。
だから、こういう本とか読んでも「すごいんだよー!」って、言いたいんだけど、、上手く説明できない。
ようはきちんと理解できてないんでしょう。。。。(だめじゃん)



先月のお月見のときは月にちなんだ曲を気ままに選んでみましたが、今月は星屑のイメージで。。。。

まずは 大好きな、喜多朗サウンドから

喜多郎 1000年女王 サウンドトラック~ プロメシューム
La Princesa de los Mil Años/Queen Millennia O.S.T. - Puromesyume



何度かブログで言及してきた、『星屑のエンジェルクイーン』が主題歌だった、劇場版1000年女王の中の曲です。

「1000年女王」はテーマは同じでもTV版・漫画版・劇場版と少しずつ異なります。
それまでの松本零士作品のように、漫画がある程度以前からあって映像化されたのではなく、
わりと並行する形で製作されていたのですが(劇場版はもちろんテレビよりあとですが)、
そのため敢えて「全部違ったものにしよう!」と思ったそうです。
わたしは漫画版が一番好きなのですが、劇場版も捨てがたいのは、、、
喜多朗のあの音楽による魅力が大きいです。


同じく プロローグ&スペースクイーン
La Princesa de los Mil Años/Queen Millennia O.S.T. - Prologue/Space Queen



わたしが運動会で使ったのはどっちだったんだろう?「スペースクイーン」のほうだったのかなあ。
小5か小6のときだったのですが、、、5,6年生女子が合同で喜多朗の1000年女王の曲で演技したんですよ。
マスゲームっていうのかなあ?
でもあんまり行進とかの動きはなくて、運動場に寝っ転がって、土だらけになりながらの、演技。

男子が組立体操をやってて、女子はこっちだったのよね。

5年生だったのかなー。

6年生のときは組立体操を女子もやったんだったかな?あれ?それはうちらが卒業してからだったか?

何しろワタクシね、転勤やら学区に新しい学校ができたりやらで、あちこち行ってたから、記憶がブツ切れなんですよねー。

名古屋市千種区見付小(元東山小学校分校)出身者でどの曲だったか覚えてる人いたら教えてください。


わたしが所持しているレコードはこちら
映画のサウンドトラックですが、エンディングロールのデラの歌は入っていません。
(だから当時はサントラとデラのシングルと両方買いました)
喜多朗が拠点をアメリカに移した際、レコードの版権の多くがGeffenになって、アメリカではCD化されています。
こちら ;Kitaro ‎– Millennia
(もろシルクロード的ジャケットで、なんのサントラなのかわからん・苦笑)
現在は廃盤で日本盤もUS版も高値で取引されていますが、US版の中古ならそうでもない、、かな。まだ良心的な値段だと思います。
『星空のエンジェルクイーン』はデラのアルバムで聴けるので、それは救いです。



小泉今日子 「迷宮のアンドローラ」

「スターダストメモリー」ではなく、ワタクシはこちらが好きです!
キョンキョンの曲で一番好き



星屑のステージ THE CHECKERS

売野&芹澤コンビの大傑作!素晴らしい。。。チェッカーズ最高!



THE ALFEE STARSHIP-光を求めて-

櫻井さん素敵~!!!坂崎さん大好き~!!!高見沢さん妖精ちゃん~!!!
レンズマンの主題歌でした。
「星空の下のディスタンス」もありますが、こちらが大好きなの



THE RENAISSANCE
1. 孤独の美学 2. 愛の鼓動 3. 真夜中を突っ走れ!
4. 二人のSEASON 試聴する 5. 星空のディスタンス (long version) 6. GATE OF HEAVEN
7. 鋼鉄の巨人 8. NOBODY KNOWS ME 9. STARSHIP -光を求めて-
10. 永遠の詩
ポニーキャニオン オリジナルは1984年発売



1984年かー。中1のときですか、ええと、わたしは9月から三重県津市の中学校へ移ったのですが、
8月までは名古屋市にいて、そのときのお友達にダビングしてもらったのを、部活から帰って聴いてた思い出があります。だから、このアルバムは7月か8月に発売だったと思います。
お友達はお姉ちゃんがいて、お姉ちゃんがものすごい『アル中』さんでした。
アルフィーのファンをアル中というとか、The ALFEEのつづりとか、RENAISSANCEのつづりとか、このときに覚えたんだよなあ。
懐かしい!
アルフィーの作品全てを聴き込んでいるわけではないのですが、でも、これが一番好きなアルバムかな。


1986Omega Tribe - Cosmic Love

カルロスの歌ではこれがお気に入り
ユーミンの歌を歌ったときもよかったけど、、、
やっぱり、スーパーチャンスや1000%のころのキラキラさには叶わない。
まあ、、、、コズミックって言葉に弱いだけ?





河合奈保子の『 十六夜物語』も好きでした。(動画はなくなっちゃったー)
河合奈保子は「ハーフムーンセレナーデ」もいいのですが、
歌詞にも十三夜が出てくるこちらを

実は彼女がこの曲を歌うまでワタクシは十三夜が「いざよい」と読むのだと信じてました。
さん→ざ、、、と思い込んでたのか、、、満ちるか欠けるか迷っているってのも、
15日の前の13日で、、、、、いざよってるのよーーーーって
何を考えたのか、そう勘違いしてたんですよね。
お恥ずかしい。


Star Wars Flashmob auf dem Wallrafplatz | WDR Rundfunkorchester | ARD

なんでわたしの周りの人はみんなしてハンソロが好きなんだろう。。。くそう。。。。。
わたしはルーク派です♪
主役はルーク・スカイウォーカーだ!



Li Chengjiang 李成江 (CHN) - 2002 Salt Lake City, Figure Skating, Men's Free Skate

スターウォーズといったらですね

スケオタですいません・笑

もういまだに、リーくんですよ。「チェンジャン・ジャイヨー!!!!」何度叫んだか。 

ちゃっちゃっちゃらら、ちゃっちゃっちゃらら、ちゃっちゃっちゃらら、ちゃっちゃちゃらら、、、、ちゃっちゃっちゃらら!
(あー、長野を思い出すなあ!
パーフェクトじゃないのにガッツポーズをしたあのフリー!!!!
ええええええ????って思ったけど、 まあ、リーくんだから、許せる・笑
全体的にあの男子シングルはショートが神のような演技続出でしたね。
予選→ショート→フリーとあって、ショートが一番すごかったもの)

およ?
たけしくんやプルシェンコもうつってますがな。
このときは、、プルシェンコがこけたのが大騒ぎでしたよね。
プルシェンコも人間だったのねー、と我々、ため息つきました。
アタクシはリョーのほうが好きでしたが、でもリョーよりもプルシェンコよりも、

アプトとクリムキンが好きだった!

スケオタといえば、成ちゃん&木原くん、五輪出場権はゲットできませんでしたね。
最初に組むと聞いたときは、「どう考えてもネーベルホルンで枠ゲットは非現実的、ソチのあとを狙うのが現実的」だと頭ではわかっていたものの、その後の木原くんの頑張りや仕上がり具合を見ていて、
『ええええ?もしかしたら、いけちゃう???』なんてすごく期待が膨らんじゃっていました。
ファンて勝手よね~。
でも、ほんとに短期間でこんなにペアとして出来上がっていて、これからが楽しみです。
五輪団体戦には出られますし、このあと、GPシリーズやほかの選手権大会があります!
引き続き大注目&応援です!頑張れ~~~~!



音楽(洋楽) ブログランキングへ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
   次ページ »