干潟に着くと、潮はもうだいぶ引いていた。
ここに来るまでに十五分。三時きっかりに出発と言ったが、本当は三時より十分過ぎていた。干潟を歩き始めるのが三時なのがベストだとすると、すでに三十分近くの遅れ。
まぁまぁ、ちっちゃいことは気にしない。
干潟には三本の川が流れそそいでいる。・・・二本だったかな?
マレー川とヒナイ川と・・・二本だったかな?
何にしろ、引ききらない水路と、川は渡って行かなければならない。
干潟に入って、例の防水シューズをビーチサンダルに履き替える。靴紐をまとめてシューズを持ち、水の中にバシャバシャと入っていく。
ここに来るまでに十五分。三時きっかりに出発と言ったが、本当は三時より十分過ぎていた。干潟を歩き始めるのが三時なのがベストだとすると、すでに三十分近くの遅れ。
まぁまぁ、ちっちゃいことは気にしない。
干潟には三本の川が流れそそいでいる。・・・二本だったかな?
マレー川とヒナイ川と・・・二本だったかな?
何にしろ、引ききらない水路と、川は渡って行かなければならない。
干潟に入って、例の防水シューズをビーチサンダルに履き替える。靴紐をまとめてシューズを持ち、水の中にバシャバシャと入っていく。
数日前の探検が未遂に終わったのは、引き潮のタイミングを見誤ったため。潮が満ちれば、広い干潟は海水で埋め尽くされる。そうなったら、腰よりも深い海を延々と歩かなければならない。
干潮を挟んで前後二時間。これが探検可能な時間の目安。
数日前の探検未遂の時、前回同様、マングローブの林の入り口がなかなか見つけられなかった。これは致命的。滝の上まで登るということは、前回よりも時間がかかるということ。戻る頃には潮が満ちてる。
今回は反省を活かした。入り口も見つけてある。干潮は午後五時。きっちり三時に出発した。
キャンプ場は小高い丘の上にはある。急な坂道を軽快に下りていく。道の両サイドは手付かずの自然。
体長60センチはありそうな大コウモリが二匹、その表情が分かるくらいの距離で頭上を横切っていく。ニヤリと笑っているような気がした。
「コウモリは不吉だっけ?吉だっけ?・・・たぶん吉だな」
悪魔城探検のような気分になる。
干潮を挟んで前後二時間。これが探検可能な時間の目安。
数日前の探検未遂の時、前回同様、マングローブの林の入り口がなかなか見つけられなかった。これは致命的。滝の上まで登るということは、前回よりも時間がかかるということ。戻る頃には潮が満ちてる。
今回は反省を活かした。入り口も見つけてある。干潮は午後五時。きっちり三時に出発した。
キャンプ場は小高い丘の上にはある。急な坂道を軽快に下りていく。道の両サイドは手付かずの自然。
体長60センチはありそうな大コウモリが二匹、その表情が分かるくらいの距離で頭上を横切っていく。ニヤリと笑っているような気がした。
「コウモリは不吉だっけ?吉だっけ?・・・たぶん吉だな」
悪魔城探検のような気分になる。
旅には忘れモノが付き物だというのは、僕が良くする話だ。忘れモノというのは、実際の物ではない。例えば、行き逃した場所。
そこに忘れモノがあるということは、そこに忘れモノを取りに行かなければならない。つまり、また行かねばならないということになる。
そういう意味で、あえて忘れモノを置いて来るということも、良くあったりするのだ。
今回のイリオモテ昼寝旅。イリオモテ縦走なんてアイデアもあった。が、単独での縦走は禁止されているので早々にあきらめた。
でも、探検はしたい。ジャングルに入りたい。・・・あっ。
前回のイリオモテ、ピナイサーラの滝ツアーを覚えている人はいるだろうか?
ガイドを頼んでべらぼうな金額を取られるのを嫌って、単独でマングローブの森へと突入し、迷宮を彷徨ったあの話だ。
なんとか滝へはたどり着いた。ジャングルを抜けた瞬間に目の前に広がった景色、その滝の壮大さは今も記憶の中に鮮やかに残っている。これは世界で一番素敵な滝だ!と感嘆した。
空腹は最高のスパイスである。と言うように、過酷さはその素晴らしさを何倍にも増してくれる。
その時の忘れ物がある。滝壺までは言ったが、滝の上には登っていない。
ぜひ、今回は滝の上からジャングルやマングローブの林を見下ろしてみたいものだ。
一度行った道だ。気をつけるポイントも薄っすらと覚えているさ。なんてことはない。チャチャチャッと行って帰ってくるよ。
そんな気分で、リュックの中にナイフとカッパとカッパえびせんを入れて、出かけたのであった。
カッパとカッパえびせん・・・ぷぷぷ。
待ってろよ。ピナイサーラ!s
写真の犬は、キャンプ場にいる犬。多い時は四匹くらいいる。可愛いがよく吠える。強烈に吠えまくる。 誰彼構わず、飛びかかる。
さっき、ふくらはぎを噛まれたから、ガオッと唸ったら、ゴメンだワンと言っていた。
番犬としては立派に育ってるな。
そこに忘れモノがあるということは、そこに忘れモノを取りに行かなければならない。つまり、また行かねばならないということになる。
そういう意味で、あえて忘れモノを置いて来るということも、良くあったりするのだ。
今回のイリオモテ昼寝旅。イリオモテ縦走なんてアイデアもあった。が、単独での縦走は禁止されているので早々にあきらめた。
でも、探検はしたい。ジャングルに入りたい。・・・あっ。
前回のイリオモテ、ピナイサーラの滝ツアーを覚えている人はいるだろうか?
ガイドを頼んでべらぼうな金額を取られるのを嫌って、単独でマングローブの森へと突入し、迷宮を彷徨ったあの話だ。
なんとか滝へはたどり着いた。ジャングルを抜けた瞬間に目の前に広がった景色、その滝の壮大さは今も記憶の中に鮮やかに残っている。これは世界で一番素敵な滝だ!と感嘆した。
空腹は最高のスパイスである。と言うように、過酷さはその素晴らしさを何倍にも増してくれる。
その時の忘れ物がある。滝壺までは言ったが、滝の上には登っていない。
ぜひ、今回は滝の上からジャングルやマングローブの林を見下ろしてみたいものだ。
一度行った道だ。気をつけるポイントも薄っすらと覚えているさ。なんてことはない。チャチャチャッと行って帰ってくるよ。
そんな気分で、リュックの中にナイフとカッパとカッパえびせんを入れて、出かけたのであった。
カッパとカッパえびせん・・・ぷぷぷ。
待ってろよ。ピナイサーラ!s
写真の犬は、キャンプ場にいる犬。多い時は四匹くらいいる。可愛いがよく吠える。強烈に吠えまくる。 誰彼構わず、飛びかかる。
さっき、ふくらはぎを噛まれたから、ガオッと唸ったら、ゴメンだワンと言っていた。
番犬としては立派に育ってるな。
雨が降ってきた。
こっちの雨はもう、これでもかってくらいに降るから面白い。
夏のスコールは短くザザッと降るが、冬は違うみたいだ。基本的に一月二月は雨が多いのだが、梅雨の雨のように、シトシトと降り続くのではない。
ザザー。パラパラ。ザザー。ポツポツ。ザザー。ピチピチ。ザザー。ピタ。ザザー。ウィーンガチャ。ザザー。ガォー。ザザー。ピヨピヨ。ザザー。パラリラパラリラ。ザザー。やぁ元気かい?・・・ってな具合なのだ。
タイミングが合わなければずぶ濡れになるが、上手くやれば大して濡れないで済んだりもする。
タープの下のサマーベッドに寝転んで、雨を眺めて過ごすのも悪くない。まるで雨宿りをしているかのような、日常の瞬間。
さぁ、なんの話を聞かせてあげようか?
昨日書けなかった、ジャングル探検の話にしようかな。
こっちの雨はもう、これでもかってくらいに降るから面白い。
夏のスコールは短くザザッと降るが、冬は違うみたいだ。基本的に一月二月は雨が多いのだが、梅雨の雨のように、シトシトと降り続くのではない。
ザザー。パラパラ。ザザー。ポツポツ。ザザー。ピチピチ。ザザー。ピタ。ザザー。ウィーンガチャ。ザザー。ガォー。ザザー。ピヨピヨ。ザザー。パラリラパラリラ。ザザー。やぁ元気かい?・・・ってな具合なのだ。
タイミングが合わなければずぶ濡れになるが、上手くやれば大して濡れないで済んだりもする。
タープの下のサマーベッドに寝転んで、雨を眺めて過ごすのも悪くない。まるで雨宿りをしているかのような、日常の瞬間。
さぁ、なんの話を聞かせてあげようか?
昨日書けなかった、ジャングル探検の話にしようかな。
沖縄そば・・・を使って焼きそば。袋にはイリオモテそばと書いてある。まぁ、中身は一緒だろう。
旅も終盤、調味料の持ち合わせも少なくなった。塩と塩コショウで味付け。塩と塩コショウの、塩が被ってるΣ(・□・;)。塩分の摂取は控えめにね。
これに、梅ちりめんのふりかけをかけて食べる。
なかなかのものでした。
沖縄そばが半分余ってしまった。さて、どうすっかなぁ。
旅も終盤、調味料の持ち合わせも少なくなった。塩と塩コショウで味付け。塩と塩コショウの、塩が被ってるΣ(・□・;)。塩分の摂取は控えめにね。
これに、梅ちりめんのふりかけをかけて食べる。
なかなかのものでした。
沖縄そばが半分余ってしまった。さて、どうすっかなぁ。
大いなる魂の声を理解するのは難しい。
昨日はジャングル探検記を書こうと想いながら眠ってしまった。
まだまだやりたいことはたくさんあるが、今日は静かに穏やかに過ごそうと想う。
空は曇り空。太陽がどこらへんにあるのかが、辛うじて分かるくらいの曇り空。
風は強め。木々や草葉が揺れる。これは風のメロディだ。風の歌が聞こえる。
もうすぐ雨が降るだろう。まるで打楽器のように、すべての物を打ち様々な音を奏でる。それは雨のリズムだ。きっともうすぐ、シンフォニックな雨が降る。
時折、この島で生活をする人々の音が聞こえる。急ぎ足で往く人はいない。元来のゆっくりとしたペースで物事を運んでいく。急がないように努めているのは、僕ぐらいだ。スローなビートがここにある。不規則でスローなビートが、こにはある。
グッドモーニング、グレートソウル。
僕のか傍らに、横たわるサウンド。
君の周りに、あふれてるサウンド。
今日はちょっと眠たげな君、今日も泣かないようにね。
昨日はジャングル探検記を書こうと想いながら眠ってしまった。
まだまだやりたいことはたくさんあるが、今日は静かに穏やかに過ごそうと想う。
空は曇り空。太陽がどこらへんにあるのかが、辛うじて分かるくらいの曇り空。
風は強め。木々や草葉が揺れる。これは風のメロディだ。風の歌が聞こえる。
もうすぐ雨が降るだろう。まるで打楽器のように、すべての物を打ち様々な音を奏でる。それは雨のリズムだ。きっともうすぐ、シンフォニックな雨が降る。
時折、この島で生活をする人々の音が聞こえる。急ぎ足で往く人はいない。元来のゆっくりとしたペースで物事を運んでいく。急がないように努めているのは、僕ぐらいだ。スローなビートがここにある。不規則でスローなビートが、こにはある。
グッドモーニング、グレートソウル。
僕のか傍らに、横たわるサウンド。
君の周りに、あふれてるサウンド。
今日はちょっと眠たげな君、今日も泣かないようにね。
とにかく快適な居住空間。
テントとタープ。このキャンプ場。
テントは、誕生日プレゼントにもらった一張羅。両手足を伸ばして寝ても余りある広さ。
テントの入り口にタープを併設。雨が降って来ても、濡れることはない。
その他諸々、キャンプ場の備品を独り占め。雨が降っても、サマーベッドに寝転んで本が読める。ギターも弾ける。
タープの下にテーブルを入れてあるから、調理も出来る。
着替えも上着も、サマーベッドに乗せてある。言わばクローゼット。テントの中ではなく、外にある。
焚き火台は少し離れた場所に。火の粉でテントやタープが溶けたら大変だからね。
薪は無限にある。火柱が上がるほど燃やしても、大丈夫。そんなには燃やさないけど。
焚き火台もたくさんあるから、一つで焚き火。ガンガン燃やして炭を作る。もう一つの焚き火台を七輪代わりに使って、炭火焼肉なんてのもやったりする。
キッチンにはフライパン、鍋、炊飯器まである。トースターもあればいいのに・・・とは、思ってても言わない。
誰かさんが残していった調味料などもある。
焚き火台の横にハンモック。タープの向こう、海側に星見台。
冷蔵庫もある。1リットルの牛乳なんかも買っておける。朝はカフェ・オ・レorロイヤルミルクティなどを入れられる。
シャワーはちゃんと熱いお湯が出る。コンセントもあるから、ドライヤーもOK。持ってないけど。
このキャンプ場、海側と山側、二つのゾーンに分かれている。それぞれに星見台もあるし、ハンモックもある。
キャンプ場に着いた時、冬は北風が強いから、テントは山側に張りなさいと強く勧められた。
でも、危険を承知で海側に張った。それだけは譲れない選択だった。
確かに天候は最悪だった。雨と風、テントが揺れる。歪む。タープがバタつく。グニャリと歪む。
ありったけのロープ・・・40メートル分を使って、風の対策を施す。
今回はタープに二本のポールを使っている。初めての試み。無論雨対策。タープ下は広い方がいい。
荷物の軽減のために、新兵器として特別に小さく収納できるポールをゲットした。組み立てると150センチと200センチになる。
ロープの数と張りを調整し続けて、なんとか強風に耐え切った初日。二日目も嵐。三日目の朝、新品の200センチポールが・・・グニャリと曲がってしまっていた。真ん中からグニャリと・・・。こうなったらもう、コンパクトには収納できない。実質一日半しか持たなかったことになる。ポール一本6000円・・・。
突風を受ける度に、曲がりを増していくポール。このままでは潰れる。200センチを150センチに縮めて、曲がった箇所への負荷を軽減。なんとか突風にも耐えられるまでになってくれた。
最初からそうすれば良かったのだが、こればっかりは使ってみないと分からない。
快適過ぎる居住空間、ここに来て早九日。
快適過ぎて、もう、自分の家みたいだ。
今日は星が見えない。明日から天気は下り坂。もう星は見れなそうだ。でも・・・十分過ぎるほど、満天の星空に包まれて過ごした日々。
わかるだろ?
ほんの少しセンチメンタルだ。日々は確実に過ぎていく。
それを実感できるのもまた、幸せなことなんだけどね。
テントとタープ。このキャンプ場。
テントは、誕生日プレゼントにもらった一張羅。両手足を伸ばして寝ても余りある広さ。
テントの入り口にタープを併設。雨が降って来ても、濡れることはない。
その他諸々、キャンプ場の備品を独り占め。雨が降っても、サマーベッドに寝転んで本が読める。ギターも弾ける。
タープの下にテーブルを入れてあるから、調理も出来る。
着替えも上着も、サマーベッドに乗せてある。言わばクローゼット。テントの中ではなく、外にある。
焚き火台は少し離れた場所に。火の粉でテントやタープが溶けたら大変だからね。
薪は無限にある。火柱が上がるほど燃やしても、大丈夫。そんなには燃やさないけど。
焚き火台もたくさんあるから、一つで焚き火。ガンガン燃やして炭を作る。もう一つの焚き火台を七輪代わりに使って、炭火焼肉なんてのもやったりする。
キッチンにはフライパン、鍋、炊飯器まである。トースターもあればいいのに・・・とは、思ってても言わない。
誰かさんが残していった調味料などもある。
焚き火台の横にハンモック。タープの向こう、海側に星見台。
冷蔵庫もある。1リットルの牛乳なんかも買っておける。朝はカフェ・オ・レorロイヤルミルクティなどを入れられる。
シャワーはちゃんと熱いお湯が出る。コンセントもあるから、ドライヤーもOK。持ってないけど。
このキャンプ場、海側と山側、二つのゾーンに分かれている。それぞれに星見台もあるし、ハンモックもある。
キャンプ場に着いた時、冬は北風が強いから、テントは山側に張りなさいと強く勧められた。
でも、危険を承知で海側に張った。それだけは譲れない選択だった。
確かに天候は最悪だった。雨と風、テントが揺れる。歪む。タープがバタつく。グニャリと歪む。
ありったけのロープ・・・40メートル分を使って、風の対策を施す。
今回はタープに二本のポールを使っている。初めての試み。無論雨対策。タープ下は広い方がいい。
荷物の軽減のために、新兵器として特別に小さく収納できるポールをゲットした。組み立てると150センチと200センチになる。
ロープの数と張りを調整し続けて、なんとか強風に耐え切った初日。二日目も嵐。三日目の朝、新品の200センチポールが・・・グニャリと曲がってしまっていた。真ん中からグニャリと・・・。こうなったらもう、コンパクトには収納できない。実質一日半しか持たなかったことになる。ポール一本6000円・・・。
突風を受ける度に、曲がりを増していくポール。このままでは潰れる。200センチを150センチに縮めて、曲がった箇所への負荷を軽減。なんとか突風にも耐えられるまでになってくれた。
最初からそうすれば良かったのだが、こればっかりは使ってみないと分からない。
快適過ぎる居住空間、ここに来て早九日。
快適過ぎて、もう、自分の家みたいだ。
今日は星が見えない。明日から天気は下り坂。もう星は見れなそうだ。でも・・・十分過ぎるほど、満天の星空に包まれて過ごした日々。
わかるだろ?
ほんの少しセンチメンタルだ。日々は確実に過ぎていく。
それを実感できるのもまた、幸せなことなんだけどね。
例によって、ハンモックに寝転んでいる。
本は傍らに。ただ目を閉じて陽射しを浴びている。
時折風が吹き抜ける。潮の香りを運んで来る。
この感覚はなんだ?
ひどく気持ちがいい。
この感覚はなんだ?
空が揺れている。
一分一秒を大切にしたいと想った。
これはかけがえのない瞬間だ。
本は傍らに。ただ目を閉じて陽射しを浴びている。
時折風が吹き抜ける。潮の香りを運んで来る。
この感覚はなんだ?
ひどく気持ちがいい。
この感覚はなんだ?
空が揺れている。
一分一秒を大切にしたいと想った。
これはかけがえのない瞬間だ。
君が寂しがってるといけないから
サンゴのカケラを少し拾った
泣き出しそうな君の涙がポロリと零れたらいけないから
サンゴのカケラを少し拾った
波に洗われてシャラシャラと音を立てるサンゴのカケラ
生まれた場所を想ってシャラシャラと音を立てるサンゴのカケラ
寂しさは嬉しさのためにある
悲しさは喜びのためにある
君が寂しがってるといけないから
サンゴのカケラを少し拾った
耳に当てるとシャラシャラと
君の笑い声が聞こえた気がした
サンゴのカケラを少し拾った
泣き出しそうな君の涙がポロリと零れたらいけないから
サンゴのカケラを少し拾った
波に洗われてシャラシャラと音を立てるサンゴのカケラ
生まれた場所を想ってシャラシャラと音を立てるサンゴのカケラ
寂しさは嬉しさのためにある
悲しさは喜びのためにある
君が寂しがってるといけないから
サンゴのカケラを少し拾った
耳に当てるとシャラシャラと
君の笑い声が聞こえた気がした
ちっちゃな波の音が聞こえる。誰もいない。
ほんの小さな波の音しか聞こえない。この世界には僕一人しかいない。
星砂の浜。
おみやげを少し拾った。
サンゴの欠片も少し拾った。
白い貝殻も少し拾った。
南の果ての石ころもちょっと拾った。
また星の砂?・・・とか言わない。
世界は少しずつ、姿を変えているのだから。
静かだ・・・今は風の音も聞こえない。
ほんの小さな波の音しか聞こえない。この世界には僕一人しかいない。
星砂の浜。
おみやげを少し拾った。
サンゴの欠片も少し拾った。
白い貝殻も少し拾った。
南の果ての石ころもちょっと拾った。
また星の砂?・・・とか言わない。
世界は少しずつ、姿を変えているのだから。
静かだ・・・今は風の音も聞こえない。
「何もするな」「しても無駄だ」と言われ続けているような気分の中で、何でもしようとして無駄骨に終わる・・・結果、何もない一日ってやつを過ごす毎日。
さりげなく挑んでいるつもりでも、見透かされてしまうんだね。大いなる魂の存在と運命の流れってやつを肌で感じる毎日だ。うん、かなり大袈裟だ。
時間ってものが・・・時間ってものだけが万人に平等に与えられたものである。
そうだとするならば・・・この時間の使い方は、あまりにも無駄で、あまりにも無頓着で・・・なんて素敵なんだろう。
時々僕は、無茶でマヌケな自分が嫌になるが・・・時々僕は、無謀で突拍子もない自分を褒めてあげたくなる。
グッドモーニング、雲の切れ間の太陽。
「人生の荒波と凪の繰り返しの中を、まぁまぁ上手にすり抜けているじゃないか」
さりげなく挑んでいるつもりでも、見透かされてしまうんだね。大いなる魂の存在と運命の流れってやつを肌で感じる毎日だ。うん、かなり大袈裟だ。
時間ってものが・・・時間ってものだけが万人に平等に与えられたものである。
そうだとするならば・・・この時間の使い方は、あまりにも無駄で、あまりにも無頓着で・・・なんて素敵なんだろう。
時々僕は、無茶でマヌケな自分が嫌になるが・・・時々僕は、無謀で突拍子もない自分を褒めてあげたくなる。
グッドモーニング、雲の切れ間の太陽。
「人生の荒波と凪の繰り返しの中を、まぁまぁ上手にすり抜けているじゃないか」
そんな訳で、ママチャリライダー奮闘記はこれにて終了。
お付き合い、ありがとう。
イリオモテは、午後からずっと雨が降ってる。
ザーザー降ったり、しとしと降ったり。ポツポツ降ったり。。。
今後も悪天候が続くらしい。
帰る日には、晴れて欲しい。晴れがダメなら、せめて曇り。雨は嫌だ。雨の中テントをしまうのは嫌なのだ。
みんな、祈ったらいいと思うよ。祈りましょうよ。祈ってね。
お付き合い、ありがとう。
イリオモテは、午後からずっと雨が降ってる。
ザーザー降ったり、しとしと降ったり。ポツポツ降ったり。。。
今後も悪天候が続くらしい。
帰る日には、晴れて欲しい。晴れがダメなら、せめて曇り。雨は嫌だ。雨の中テントをしまうのは嫌なのだ。
みんな、祈ったらいいと思うよ。祈りましょうよ。祈ってね。
パンクもせずに、部品も外れずに、サビだらけのクソボロいママチャリ、よく頑張ってくれました。オレの次に頑張った。
往復40キロ。6時間。何よりも坂が多かった。恐ろしいくらいの坂だった。
なんとか日暮れまでには帰って来れた。
素敵な夕陽の出迎えを受けながら無事帰還。
次はイリオモテ全道を歩いてみたいなぁ・・・と、すかさず想い始めている・・・誰かさん。
もうやめて欲しいよなぁ・・・そういうの。
またやっちゃうんだろうなぁ・・・嫌だなぁ。
往復40キロ。6時間。何よりも坂が多かった。恐ろしいくらいの坂だった。
なんとか日暮れまでには帰って来れた。
素敵な夕陽の出迎えを受けながら無事帰還。
次はイリオモテ全道を歩いてみたいなぁ・・・と、すかさず想い始めている・・・誰かさん。
もうやめて欲しいよなぁ・・・そういうの。
またやっちゃうんだろうなぁ・・・嫌だなぁ。