ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

着付けプロとアマ&着物サイズ直しと更紗

2018-01-30 11:51:53 | 着物のいろは・おさらい

 

先の着付けに関するブログに

参考になるコメントありがとうございます。

すごく勉強になりました。

思うに、

ヘアなどの世界ではプロとアマの世界が明確にあり、

プロがアマにあれこれ言うことはないのに、


こと着付けに関してはいつまでもが

この手の話が尽きませんね。

プロとしての強い誇りと自覚持っている方々が

日々精進していらっしゃるのは確かで、

こういう方々には尊敬の気持ちを抱いて

おり、また

こういう方々は、教えを乞う方以外には

あれこれ口を挟まないのではないかと

思います。


しかし一方では、誰がなんのために

こういう細かいルールを作ったのか

本来ならだれでも着られるきものを

窮屈なものにしてしまったのか。

これも調べ考えてみたい。

それを知ることで、

「ああ、これでもいいんだ」と思い、

気楽に気軽に着物着る人

もっと増えてほしいです。


さて、その話題は置いといて~~。

暇暇に、着物を自分サイズにお直ししています。

きれい着付けには

自分のサイズが合っているほうがいいとは、

わかっていたのですが、

なかなか、ね。



ブルーの真綿紬です。

色は気にいっていたのですが、

初期にサイズのこともわからずゲット。


何度か処分しようと思いましたが鳥模様と

色とが気にいってそのままになっていました。

それをお直し。

着てみました。


おはしょり、長すぎますね(汗&笑)

試着でおうちきものです。


帯は木綿更紗です。

こちらも箪笥の肥やしだったのですが、

合わせてみると、結構合うなあ、と


持っているイカットはマルチカバー。

ベッドカバーにしていたものですが、

この度の菊地信子さんの更紗展で、

そうだ、あれを羽織ものにしようと

思い立った次第。

菊地さんの着物の数々を拝見してよかったのは、

それこそ自由な発想!!


洗って干してただいま制作中。

というかひたすら縫うだけだから、

すぐにできるんです。


それまでも自由、というかめちゃくちゃ

とも言われてきた紫苑ですが、

どんなものも、自分が美しいと思った

モノは着物に応用できるのだなと。

もちろんあれほど高価で貴重な布ではありませんが、

分というものがある~~。


前に羽織っていたこちらは

帯に直します。裏の布は外して先の更紗の裏に。

こちらも洗ってスタンバイ。


試しに羽織ってみたもの。


というわけで、またまた楽しみが増えた

紫苑でした。


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みなさまの補正いろいろ。

2018-01-17 18:01:24 | 着物のいろは・おさらい

 

先の

きもの「補正する?しない?」では、

みなさまから、「なるほど!」な補正法を

お寄せいただきました。

 

胸のある人、ない人、

ウエスト周りの肉付き、ある人ない人、

体型は人それぞれ、それゆえ、

「補正する?しない?」も、人それぞれ。



だれにでも合う補正はないとして、

同じような体型の方はほかの人が

どうしているのか気になる、

とても参考になりました。

独り占めするのは惜しいので、

寄せられたコメントを

アップさせていただきますね。

 

サラシ1本でブラと汗取り代わりにしています。

(冬はプットオンブラにウエスト周りだけサラシ)
若い頃とは違って脂肪が柔らかくなってきてるので
サラシで押さえてる感じです。
補正ってガッチガチにしなくていいと

思いますが、ある程度は補わないと

着崩れしやすいですよね。

 

 

 

胸のところにンドタオルをお絞りのように巻いて

晒しで抑えてます。

ヒップは段々垂れてきて

お太鼓の垂れの位置が凹むので、

ヒップパットを使ってます。

後は姿勢に気を付けてに肩甲骨を寄せて、

顎を引くようにしています。

今はこれだけ出来ますが、

八十代だと、補正は無理です。

篠田桃紅さんみたいに

グサッとカッコ良く着て見たいと思ってます。

姿勢に気を付けるだけでも着姿

変わりますよね、紫苑も実感しています)



さま、お奨めの補正下着。


 

「「自分でできるきものお手入れ」(世界文化社)

この本、とても便利です。

結城紬を自分で洗ったお話」


「~~長い晒しを広げて洗うのも干すのも、

折って巻くのも大変。

ぐるぐる巻くと、たしかに「バン!」と

着姿は決まりますが、

楚々とした雰囲気はなくなりますよね」



そこでこの女優さんたちにも人気という補正下着を

作ったそうですが、作るの大変だったとか。

拝見すると確かに~~、作るの大変そう。


 

 

私紫苑は胸もないので、この補正下着を作るより、

前にご紹介したカンタン補正下着で十分。

それ以上に、

化粧用コットンを晒にくるんだもので十分。


 これ便利です。すぐにできるし。


タオルでもいいのですが、

やはり柔らかさが違う。

ふんわりと自然。

それさえ、あまりしないのですけどね。



それからKさん、補正はこのようにします。


 「七緒」より。


胸とウエスト周り、みぞおちでですね。

 でもKさんは胸の補正する必要ないと思います。


石田節子さんの着付けのように、

最初から補正はしないという

着付けもあり、最近は補正しない方

増えてますね。


こちらはNHKBSで放送中の

「平成細雪」

皆さま、補正しっかりしています。


もう一つ、



 

映画「細雪」より。借り写真です。

 

こちらはおなじみ映画「細雪」。

こちらのほうが自然ですね。

補正少な目だと思います。

補正しなきゃいけないと思っている方、

いらっしゃるようですが、

どちらにせよ、好き好きということで、

隙のない着姿が好き、

自然が好きと、

こちらもそれぞれ、ということでした。



コメントくださった方々、

ありがとうございました。

教えていただくことの多い紫苑です。

これからもよろしくお願いします。


にもかかわらず

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きもの「補正する?しない?」、なるほどな「七緒」の特集

2018-01-06 10:38:39 | 着物のいろは・おさらい

 

年末に古書店で「七緒」を何冊かゲットしました。


お役立ち情報満載。

 

そのなかの「補正の真相」なる記事。

補正ってした方がいいんだろうか、

しなくてもいいんだろうか?と

いつまでも気になる~~。

 

 

 

で、「七緒」では、雑誌の性格もあってか、

「しない」か「してもちょっとだけ」

という方が多い。

参加者は三砂ちづるさんや

平松洋子さん、モリタマミさんなど。

 

 

 

「しない」派の意見は

① もともとくびれのない人は補正しない。

 補正すると貫禄出すぎる。

②着物に合わせて身体が変わっていくのに、

補正したら、せっかくのきっかけがなくなる。

③これはですね、胸を張って肩甲骨を下げれば

シワはできない。

そういう姿勢を維持できないので、補正をしている。

④洋服だとほっそり見えるようにするのに、

着物だとどうしてわざわざ寸胴にするの?

ウエストあったほうが自然でいいじゃない?


という意見。


「ちょっとする」派も、足りないところを

タオルなど入れるだけ、だそう。

フォーマルの場合するという方も。

 

面白かったのは、

「補正世につれ人につれ」の記事。

着物が日常着だった頃はウエストを

細く見せる着付けだったのに、

70年代に入って着付け教室ができて、

寸胴になった、というもの。

マッ、よく言われる意見ではあります。

必要以上にシワを恐れているせいかも。

 

結論としては、

「しない」派は、ウエストのくびれがあったり、

シワが寄るのが自然、というもの。

「する」派は、柔らかモノはしたほうがきれい、

というもの。

 

マイケースは夏にはしない派。

理由は暑いから。

で、冬は寒いので腰回りにタオル。

 着物を脱いでも、腹巻き代わりにそのままに

しておくことも(汗、でも温かい)。

あとみぞおちにハンカチタオルを。

これをしないと伊達締めが

きっちり締まらない。

 

手仕事の合間に補正用下着を

作ってみました。

これは最初に着付け習った先生が教えてくれたもの。

晒を二重にしてその間に補正用の綿を入れる。

超簡単にできる。



コットンがなかったので、化粧用を使いました。

 

胸の部分は、私の場合、してもしなくても

あまり変わりはないのです。

補正してもシワガ寄る~~。

補正が下手?

胸がないから?~~。なまじするとズレる(汗)

 

胸に補正しなくても、

胸を張って着付けると襟の崩れが

最小限に抑えらるなあと実感しています。

 

体型は人それぞれ違うのだから、

それを個性とするか、くずれとみるか、

ということですね。

ちなみに理想の着姿は

エレガント」で「品があって」

「色っぽく」「楽で自然」と欲張り。

そんな理想の女性として多くの人が

は若尾文子さんを。

「お~~い、若尾文子さま。女性のパーツの美しさ」

賛成!!

「あの方、補正していないのでは?」

との意見でした。

あなたはする? しない?

 

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シニア、CAN、WANT、MUSTで再起動

2017-11-26 11:48:42 | 着物のいろは・おさらい

 

 

きものにハマってというか、

手を染めてというか、

考えてみれば、10年近くの歳月が

経っています。

その間に、和裁、友禅、絞り、刺繍と

きものにまつわるさざざまなことに

手を伸ばしてきました。

手仕事・和裁

「友禅染め教室二回目は色挿し」


そのなかには、とても手に負えないものも

いくつかあり、それはそれでいい体験でした。


で、ここにきて、ガタのきたパソコン、

ときどきフレーズするパソコンじゃないけど、

私自身、ルーター抜いて入れ直して、

再起動します


先の鴨志田さんの「男きもの」じゃないけど、

きもの世界、敷居低く入り、あとは

自分の好きな方向に進む

男きものの奥深い世界ー着物の寺子屋」


きもの周りのことでも、やりたいことと

パスすることがある程度わかってきました。

好きなこと、続けられそうなことは

そこをもっと、二十年、いや三十年遅れ

かもしれませんが、深めよう、

深めるつもり、深めたいと思います。


復習と読みなおし~~。

 

 

人がある程度年を重ねて(重ねなくても?)

なにかをやりたいと思ったとき、

三つの要素が必要だそうです。

やりたいこと=WANT

それを成すためにやるべきこと=MUST

そして、これまでに培ってきたできること=CAN

この三つですね。

そして「CAN]はもうできることで、

過去にやってきたこと。

WANT]は未来。

そして、それを実現するために何をやるかが

「MUST]になります。


たとえば、料理研究家になりたいとする、

これがWANTですね。

日々家族のために食事を作る=CAN

しかし、これだけではWANTは実現できません。

そのための「MUST]は

素材の研究、新しい料理の創作、

素早く美味しく作る技術を鍛える、などなど

やること=MUSTは数多くありますね。

これをクリアしていく~~。

この「MUST」が苦にならない、

やっていて楽しい、なら「MUST」は

やら「ねばならない」ではなく、

やって楽しい、になる。

わくわくする。


今、改めて読みなおすと興味持つところが違っている!


やっていて楽しい、なら続いていく~~。


WANTとMUSTがセットになって

未来を作っていくわけです。


私自身、ぐちゃぐちゃ着付けから、

どうにか見られる程度の

着付けができるようになり、

仕事の傍ら、その一歩一歩が楽しくて

仕方がなかった。

こんな風に、ほかのことも一歩一歩、

できたらいいな、と思うようになりました。

着物に教えられたこと多いのです。


思いがけず?元気になり、

この先20年のことを考えたとき、

何か一つでも、もう少し満足できる形で、

やりたいなと思ったわけです。


これまでハードな仕事でもあり、

突っ走ってきました。

これまでにあれをやっておけば、

これをやっておけばと思わないでもないけど、

それはそれ。過去は過去。

CANを生かしつつ。

二十年、三十年遅れでも

やっていきたい。


これまで突っ走ってきた分、

逆にゆっくり、丁寧にやっていきたい。

もちろん、道半ばで、という可能性も

大きいのですが、まあ、それはそれ。

再起動するより、

ホントは新品と交換したいのですが、

そうはいかないので、

フリーズをなだめ、なだめながら、です。

ブログ更新、滞るのか、頻繁になるのか、

自分でも不明ですが、

よろしくお願いします。

皆様の励みがあったからこその

少しずつの前進でした。


応援、ありがとうございます。

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着物のいろはー刺繍半襟を襦袢に付ける

2017-11-14 10:23:53 | 着物のいろは・おさらい

 

先にアップした鹿小紋、

刺繍半襟の付け方です。

 

襟は、着物の基本中の基本で、

どの着付け教室に通っても、最初に習います。

でも、その付け方、

裏表とも両端から縫っていく方法、

中心から左右に縫っていく方法、

先に襟芯を入れる、入れないなど様々です。

 

半襟を付けるとき、一番大切なのは、

中心から衿肩あきまでのカープです。

そこにゆるみがなくできると、

着物をきたとききれい。

これからご紹介するのは、もっとも丁寧、

言葉を変えればメンドウな方法です。

慣れたら、省くところもあります。

 

① 半襟の片方の端をアイロンでかけておきます。

ここは慣れたら省いても。


アイロンをかけたほうを、長じゅばんの表側

当てます。

刺繍半襟の場合、刺繍がちょうどいい具合に

表に出るところにアイロンを。

 

 

この菊の刺繍の場合、2センチです。

無地の半襟も、このくらいがいいと思います。

なれたら、アイロンがけは省略。

 

② 半襟の中心と襦袢の背中心をあわせて、

こちらは、端から3、4センチ間隔で

ざっと縫っていきます。

表側写真は省略。

撮り忘れた。

すみません。

 

③ さて、肝心の襦袢の内側です。


襦袢を裏返して、襟幅に合わせて半襟を折ります。

このとき、私は先に襟芯を入れておきます

その理由は、襟芯に添って折ればいいので、

出来上がったときに、ぶかぶかしない、ゆるみが

少なくなるからです。

 

④ 中央に待ち針をうち、次に襟あきに待ち針を。


 

 

襟あきは背中心からおおよそ

左右13~15センチの場所です。

 背中心からは左右ともども8センチくらいの箇所。


このとき、肩あきにつけた左右の待ち針を、

おおよそ、5ミリくらい外側に付け直します

少しツレ気味にするわけです。

このツレがきれいなカープのポイントですね。

肩あきから5ミリずらした部分に待ち針を付け、

写真では、そのツレを固定するため、

その半分のところ待ち針を打っています。

 

⑤ しかし、このままできれいにならないので、

私は、待ち針を5ミリくらい外側に打つとき、

半襟全体を、半襟の外側に力を加え気味にして

つまり半襟の上側(待ち針を打っていない方)も一緒に、

芯に添わせるように少しひっぱります。

 

⑥ その上で、中心からではなく、

右側の肩あきのところから、5ミリくらいの細かい

針目で縫っていきます。

背中心からおおよそ15センチくらいの場所を

しっかり縫い付けるためです。

縫い方は、針目の見えないくけ縫いが多いのですが、

私は、襟芯にそって針目は出したまま縫います

中に入った襟芯がぶかぶかしないしないように。


 

⑦このとき半襟を少し広げながら縫います。

刺繍半襟の場合、こうすることで、着物を着たとき、

刺繍が見えやすくなります。

 

端に行くにつれ、襦袢の襟幅が広くなるわけです。

 

⑧肩あきの部分をしっかり縫ったら、

あとは3~4センチ間隔でざくざく縫っていきます。

出来上がった刺繍半襟。

幅が少しずつ広くなっています。

⑤の外側を少しひっぱる作業をしなかった場合は、

やはりゆるみが出ていますね。

 

次は、ちゃんと半襟の上を少しひっぱって

付けた場合。

こうなります。

内側にしわが少ない。

 

最初はメンドウかもしれませんが、

慣れるとカンタン。

半襟がきれいにつくと、

気持ちいいです。


書くのもメンドウだったけど、

初心者には読んでもいまひとつ理解できない

ところがあるかもしれません(笑)

勉強のためアップしています。

よろしくお願いします。

 

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着物のいろは・おさらい・刺繍半襟を洗う

2017-11-11 18:55:51 | 着物のいろは・おさらい

 

思うところあって、

「着物のいろは」基本から

おさらいしています。


 半襟関係の順番からいえば、

半襟付けなのでしょうが、

使いたい刺繍半襟を洗ったので、

それから始めます。



 

刺繍半襟は、洗うとダメになるような気がして

なかなか洗えませんが、

実際に洗ってみると

なんらダメージがでません。私の場合。


まず、菊刺繍の半襟。

真ん中に汚れがくっきり見えます。

これは

シャツの襟などの汚れを取るときの

商品を使用。


まずまず汚れが落ちました。

 

次は大好きなバラ刺繍です。

 

こちらは結構汚れがひどいまま購入して、

何度も使ったものの洗うのは初めて。

洋服用のエリ・ソデ洗いで汚れをこすりましたが、

落ちない。

そこで、絹洗い用のオブリージュ。


 

こちらの液に溶かして一時間くらい

浸けておきました。

エリ・ソデ洗い洗剤とのダブル使いです。


 

汚れは残っていますが、すっきりしたので

よし、とします。


 

刺繍の上に薄い布をかけ、

その上から蒸気アイロンをかけます。

アイロンを布に強く押し付けないように

気を付けます。




刺繍半襟、菊のほうを襦袢に付けました。


 

地味目な話題が続いています。

半襟付けなど、着物のいろは、

基本からおさらいしております。

 

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