いまさらですが、宣教師館から鬼子母神コースのコーディをアップしておきます。
まずは、友人たちのコーディから。
いつもはシックな紬系の多い方ですが、
その日は珍しく赤紫の麻の葉模様に、絞りの紅葉が入った凝ったお品。
帯は紺の紅型でございます。
白と緑を背景に紫が映えていますわ。
白大島に暗い緑系の帯。
ヘア飾りがキュートです。
そして、君はもういいよ、と言われそうですが一応。
写真では赤・オレンジ系に見えますが、実際は朽ち葉色という落ち着いた訪問着でございます。
クリスマスにちなんだところは、
この麦の模様でございます。
麦は豊穣を表しますが、新約聖書には次のような言葉があります。
「一粒の麦もし死なずば、ただひとつにてあらん。死なば多くの実を結ぶべし」
その意味は、「一粒の麦も死ななければ一粒のままだが、死ねば多くの実を結ぶ」
つまり、自分が死ぬことによって多くの人が救われる」という自己犠牲の尊さを表すことばですね。
私はキリスト教信者ではありませんが、クリスマスのときには、少し敬虔な気持ちになります。
クリスマスは、もともと再生という意味があるんですね。
帯・ピンクと緑の有栖川が可愛い
帯揚げ・ベージュ・山吹染めわけ絞り。
帯留・天使のブローチ
帯締め・赤と紺のリバーシブル(これは便利)
半襟は自分で作ったビーズ刺繍。
ヘアは、かもじの代わりにヘアピースを半分にカットしたものを使い
ボリュームをだしています。
以上、長いあいだ、宣教師館から鬼子母神、コーディの旅までお付き合いくださった方、ありがとうございました。
宣教師館から安産、子育ての鬼子母神への道のり~~。
うーん、これって再生への道のりだったのかも。
家に帰ったわたくしは、出かける前より、イイ自分に生まれ変わっているかも~~。
誰もそういってくれないけど==。
本日はクリスマス・イブです。
皆さま、よいクリスマスを!
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