ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日・木・夜9時)、
武井咲さんのきものが素敵で、
つい見てしまいます。
松本清張原作のこのドラマ、米倉涼子さんなどで
何度かドラマ化されているのですが、
じっくり拝見するのは初めて。
というのは、今回のきもの、
すごくわたくし好みなのです。
最初に、おっ、すごいと思ったのは、
朝顔刺繍の、この帯。
帯留めも可愛いけど、
お太鼓がまたすごい。
もう全体に朝顔の刺繍!
これにハマって見ていると、
またまた可愛い、金魚帯。
水の流れを表したきものに。
帯どめもまた小粒で素敵。
赤と白の帯揚げ、か。なるほど。
で、お太鼓はといえば~~。
残念ながら全体は映っていなかったのですが、
黒と赤い金魚の共存。
こういうきものドラマは、お太鼓まで
写してほしいものです。
芭蕉のきものも素敵。
着付けも、襟はそれほど抜かず、
品があります。
お太鼓は~~、
~~大きい。
垂れも、人差し指の長さより長い、と思う。
舞妓さんや芸妓さんのきもののお太鼓も
大き目ですね。
玄人さんはこういうお太鼓なのでしょうか。
向かって
左側は料亭の仲居さんのお太鼓。右はママ。
明らかに違います。
こういう芸の細かさも行き届いています。
武井さんは時代劇にもよく出演しているので、
きもの着慣れていますね。
着姿の動きもきれい。
この豪華なきもので、お酒をかけられたり、
ナイフで刺されたり~~。
もっとやって、どんどんやってって気持ちも。
高級きものの少し乱暴な扱い、
気持ちいい。
訪問着は萩の刺繍、だと思う。
刺繍関係多いのも見ごたえがあります。
で、このきものをチョイスしたのはどなただろうと、
クレジットを見ると、
「秋月洋子」とあります。
「おでかけ着物コーディネイト帖」(小学館)
などで、きもの好きにはすっかりおなじみですね。
こちらでも、
ほかのスタイリストの方々は、調べると
洋服のほうですので、
きものは秋月さんのチョイス&着付けかな?
今回のきもの、先のドラマに比べると
色や柄がシックなのだそうです。
夏きもの、というのも珍しい。
普通の人でも十分に着れますね。
はい、お値段は別にして。
朝顔刺繍など、お太鼓少し小さめにして
着てみたいわあ~~。
眼福です。
江口のりこさんや内藤理沙さんなどの
脇の女優さんもよくて、
結構ハマりそうです。
しかし、こういう生き方、
疲れるだろうなあ。
ということで
華やかきもののご紹介でした。
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