きもののときの写真の撮り方、
いろいろ学んでいる方もいると思いますが、
特に着始めの頃は
「どんな風にするんだろう」と悩みます。
私もその一人で、着始めの頃は洋服のときと
同じでいいわ、同じのほうがカッコいいわと
ばかりに跳んだり跳ねたり。
で、まあ、ご注意いただいたり~~。
きもの写真についてご質問というか
疑問をいただきました。
参考になるので、
ブログのほうにアップさせていただきます。
「お写真を見ていて一つ気になってしまったのですが、
立ち姿の時に何故前で手を
組まれるのでしょう?
紫苑さんだけでなく、
最近は接客業の方やテレビなどでも、
まるで強制されているかのように
皆さん前で手を組まれていますよね。
そして組んだままお辞儀をされる。
私はあれを見るととても気持ち悪いのですが、
私が変なのでしょうか?」
こういう写真ですね。
確かに、デパートやCA(キャビンアテンダント)
の方など、もっと両手を上にして、
そのまま水平にして、お辞儀をしますよね。
着物写真では、手のやり場に困ることあります。
いまさら「ピース」でもないし。
私は、手を前で組むやり方は、
ここで教えていただきました。
一般的には、
「これがきれいに見える」とのことでした。
加えて、私は帯周りの整え方が下手だったので、
アラを隠すためにも、ちょうどいいなと
私だけでは頼りないので、ほかの方の写真を。
前で手を組んいますね。
このやり方は、どこでどんな風に出来上がったのかは
浅学にしてわかりませんが、
マナー教室などで教えるのでしょうか。
私はきものでのお辞儀は、
前で手は組みませんけど。
能では膝辺りに手を置きます。
お辞儀のときも、そのまま頭を下げる。
バッグを持ったときには、私はこんな風になります。
この両手を組む写真、最近はぐっと減りました。
シナを作っている写真は別にして、
こういうほうが自然でいいかなと
思いはじめています。
今回改めて調べたところ、
こんな写真を見つけました。
借り写真です。
「この形はどこから来たの?」
「こんなポーズを考えだしたのは誰ですか?」
と本文にあります。
そしてユーチューブなどでは、
「両手を組む形のお辞儀の仕方」が
いいと載っているものも。
どちらが正しいのか、
あるいは正解はないのかは、
これもわかりませんが、
思うに、どんなことでも、「自分が気持ち悪い」
と感じたら、「これが正しい方法」と教えられても
拒否していいと思います。
まっ、仕事で強制される場合は
あえて異議を唱えるかどうかは、
ご自分の判断で。
きもののマナーやしきたりにしても、
「変!」「おかしい」「もういいのでは?」と
いうことたくさんありますよね。
特に写真なんて、プロのモデルでは
ないのだから、自分が楽しくて、
これがいい、きれいかもと思えば、
それでいいわけですよね。
きものって、しきたりもマナーも着付けも
もっと柔軟で、着る人の都合によって、
どんどん変わってきたとモノの本にはあります。
逆に今現代のほうが「しきたり」などに
捉えられているのは、
それこそ、なぜでしょう。
この疑問コメントで、写真の撮られ方のこと
だけではなく、
ほかのことも考えるきっかけになりました。
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